(一社)大学女性協会主催 2016「めげないわたし」養成講座Ⅱ 第4回 講座 被害者支援NPO団体の取り組み: 「性暴力被害の実態と支援 ~ともに生きる社会を求めて~」 『日本に蔓延してしまっている「暴力」「差別」「貧困」「偏見」について考えずにはいられませ ん。~~~人身取引は、日本だけでなく、すべての国や社会が抱えている問題の縮図。この問題か ら目を背けることは、未来を失うことになるのではないでしょうか。(被害者の)中には幼い少年・ 少女もいます。彼らに気づくことができない、無関心な社会にはしたくない。すぐそこで苦しむ人 たちに手を差し伸べられる日本社会にしたい。』(ライトハウス代表 藤原志帆子氏、HP 掲載より) 期日 2016 年 9 月 17 日(土) 14:00~16:30 会場 津田塾大学同窓会 会議室 (JR 千駄ヶ谷駅前) ◆「女性と子どもの未来:日本の現状と課題 」 戒能 民江 氏 ◆「“ライトハウス”の取り組み ~ 女性や子どもの笑を守りたい ~ 」 金尻 カズナ 氏 ◆「“ChildFund Japan”の取り組み ~すべての子どもに開かれた未来を~」 細井 なな 氏 参加費(資料代含む):第4回講座のみ(スポット受講)一般2,000円、学生1,000円 主催:(一社)大学女性協会 http://www.jauw.org FAX:03-3358-2889 e-mail:[email protected] 主幹:女性エンパワーメント委員会、協力:国際ネットワーク委員会、東京支部 発題報告者プロフィール 戒能 民江 氏 お茶の水女子大学名誉教授、ジェンダー法学者、専門は女性に対する暴力研究 女性と人権全国ネットワーク共同代表、性暴力禁止法をつくろうネットワーク共同代表 2002 年、 「ドメスティック・バイオレンス」で第 22 回山川菊栄賞授賞。2006 年、人身売買 禁止ネットワークの法制定運動・社会啓発運動に対して第 1 回平塚らいてう賞授賞 「夫(恋人)からの暴力」調査研究会メンバーとして、1992 年、日本ではじめての DV 実態 調査を実施。厚生労働省婦人保護事業検討会座長などを歴任。 女性や困難を抱える当事者の人権を守る法制度の確立や、ジェンダーに基づく暴力の根絶、 当事者の人権向上を「政治課題として可視化する」ことなどに一貫して取り組んできた。 「DV 防止とこれからの被害当事者支援」 (編著)、 「危機をのりこえる女たち」 (編著)、 「ドメスティ ック・バイオレンス」 (単著)など著書、論文、研究書、調査研究報告書多数。 金尻 カズナ 氏 ECPAT/STOP 子ども買春の会(ECPATの日本活動拠点)運営委員 PAPS(「ポルノ被害と性暴力を考える会」)相談員 NPO法人 人身取引被害者サポートセンター「ライトハウス」被害者支援チーフ 2003 年より、ポルノ被害の深刻さを社会に訴えるために社会活動を始め、セクシュアリティ をめぐるさまざまな問題について取り組む。その中で、多くの女性や子どもたち、時には男性で すら性産業によって心身に深い傷を負いながらも被害を訴えることができない現状に直面。2009 年から、研究者・市民活動家・福祉施設職員などによって結成された「ポルノ被害と性暴力を考 える会(PAPS)」にて 、2015 年からNPO 法人「人身取引被害者サポートセンターライトハウス」 の被害者支援チーフとして、人身取引被害者の支援活動に従事している。 細井 なな 氏 特定非営利活動法人 チャイルド・ファンド・ジャパン事務局次長/支援事業部部長 ODA実施機関の職員を経て2004年11月からチャイルド・ファンド・ジャパンの前身である基督 教児童福祉会国際精神里親運動部(CCWA)の活動に参加。 チャイルド・ファンド・ジャパン: 1975年より、アジアを中心に貧困の中で暮らす子どもの 健やかな成長、家族と地域の自立を目指した活動を推進。活動をとおして人と人とが出会い、お 互いに理解を深め、つながることを大切にしている。 「すべての子どもに開かれた未来を約束す る国際社会の形成」というビジョン(目標) 、 「生かし生かされる国際協力を通じて子どもの権利 を守る」というミッション(使命)に基づいて活動している。
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