出荷体制の見直しによる生産者の負担軽減&品質向上(PDF:128KB)

普及現地情報
発信年月日:平成 28 年(2016 年) 7 月 26 日
所 属 名:東近江農産普及課東部
番
号:D16005
部 門 分 類:160(果樹)
発 信 者 名:三溝
出荷体制見直しによる生産者の負担軽減&品質向上
7 月 14 日に、JA 湖東主催で、湖東いちじく生産出荷組合の出荷前会議が開催されました。
今年度は、現地研修会を含めて 2 回開催され、当課からは作業管理を中心に指導してき
ましたが、今回の会議では、18 日の週から始まる収穫にあわせて、収穫調整時間の確保を
促すために、昨年変更した出荷体制を継続するよう提案しました。
※ 湖東いちじく生産出荷組合では、一昨年まで朝採り(午前 3 時頃から収穫)朝出荷の
体制をとってきましたが、午前中に収穫して、いったん JA 湖東で保冷した後、夕方市
場へ出荷する体制に変更されました
今までの出荷体制では、生産者の負担が大きく、選果する時間も限られるため品質が低
下するという問題が発生していました。しかし、会議に出席いただいた株式会社オーミ青
果の担当者からは、
「昨年度から出荷体制を見直したことで、品質が格段に良くなった」と
いう評価をいただきました。
今後は、引き続き高品質なイチジクが出荷されるよう支援しながら、生産者の負担が少
ない出荷体制となったことを PR し、生産者の拡大による生産出荷量の増大を図ります。
6 月の現地研修会
出荷前会議