事務担当者・管理者研修会

2016 年 11 月 11-12 日(金-土)・兵庫県
事務担当者・管理者研修会
この研修は、法人・事業所における日頃の事務処理の悩みや、運営・経営における課題の解決・改善を目的としてい
ます。言うまでもなく、正確で着実な運営・経営、実務を行なうことが、事業の発展や実践をゆたかにし、障害の
ある人の権利を守る砦となります。しかし、社会福祉法や障害者総合支援法、介護保険法の改正など、事業所をと
りまく社会情勢を正しく把握し見抜く力を身につけることも、事務担当者・管理者に求められています。この二つを
備えている、きょうされんならではの本研修です。ふるってご参加ください。
■日程 11 月 11 日(金)
10:00 受付
10:30-12:00 情勢・基調報告
13:00-17:00 コース別研修
1コース
2コース
3コース
4コース
複式簿記入門
NPO 法人会計
社会福祉法人会計基準(新会計基準)の実務
財務分析・財務規律と社福法改正問題
17:30 交流会
11 月 12 日(土) 9:00-16:00 コース別研修 16:00 終了
■定員:110 人
■受付締切:11 月 1 日(火)
■主催・問合せ:きょうされん TEL:03-5937-2444
■企画:経営管理部会・事務小委員会
■会場:姫路商工会議所 〒670-8505 兵庫県姫路市下寺町 43 TEL :079-222-6001
アクセス:姫路商工会議所ホームページ参照
1コース 複式簿記入門
講師:柴坂真弓
具谷裕司(経営管理部会)
複式簿記未経験の方・初心の方、基礎から学習を希望される方にお勧めします。日々の処理は会計ソフトを使っ
ているからできているけれど、
「会計の仕組みがわからない…」方も、3 枚複写伝票を仕訳け、集計していく中で理
解ができるようになっていきます。管理者、サービス管理責任者等の方々も、ぜひご参加ください。
【研修内容】 ・会計処理の基本ルール学習 ・複式簿記の原則と仕訳のルール学習
・例題に基づく仕訳演習、元帳の作成 ・月次試算表・決算試算表の作成
【持参いただくもの】電卓、筆記用具
・決算書の作成
2コース NPO 法人会計 講師:中尾さゆりさん(税理士)
NPO 法人の方を対象に、NPO 法人会計基準と就労支援事業会計基準、社会福祉法人会計基準との相違点を学びま
す。自分たちが準拠する会計基準の考え方について確認し、
「どうしてこういう処理をするのか?」について理解を
深め、自信をもって日々の会計業務・決算業務ができるようになることを目指します。
【研修内容】
・NPO 法人会計基準と就労支援事業会計基準、社会福祉法人会計基準との相違点
・NPO 法人会計基準・就労支援事業会計基準に準拠した財務諸表を作るための日々の会計処理
・決算書作成のポイント
【持参いただくもの】定款、前年度の決算書(活動計算書、貸借対照表、財務諸表の注記、財産目録)
電卓、筆記用具
3コース 社会福祉法人会計基準(新会計基準)の実務
講師:柳秀胤(経営管理部会)
社会福祉法人制度改革の中で、一部の大規模社会福祉法人に公認会計士又は監査法人の監査が義務づけられよう
としています。この監査導入に関しては、膨大な社会的コストが生じることが予想され、社会福祉法人に新たな負
担を求めるものとなります。また会計士による監査がすべて万能であるとも思えません。
しかしながら、今後も会計の公正さはもとより、正確で迅速な処理を追求しなくてはならないことは間違いあり
ません。今回の監査義務は、小規模法人に適用されるものではありませんが、経理事務の現場には、これまで以上
の努力が求められます。
今回の研修は、会計監査をテーマにおこないます。公認会計協会のチェックリスト等を読み込みながら、社会福
祉法人会計の詳細をご説明します、また、グループ討議を中心とした情報交換・情勢分析をおこないます。
【対象者】
① 社会福祉法人会計(新基準)で決算をしたが、その内容に疑問や不安をお持ちの方。
② 社会福祉法人会計の理解をさらに深めたい方。
③ 法人会計監査の一層の充実をはかりたい方。
【確認事項】
①研修内容は、これまでの「新会計基準」研修の内容・テキストと重複する部分があります。
②質問も歓迎いたします。可能な限り、事前にお知らせください。
③以上の内容はあくまでも予定であり、当日の参加者の状況により内容・時間配分等を変更する場合があります。
【持参いただくもの】以下の決算資料(コピー)
(ア) 法人全体:貸借対照表及び内訳表(注記を含む)、事業活動計算書及び内訳表、資金収支計算書及び内訳表)、
財産目録
(イ) 拠 点:貸借対照表(注記を含む)、事業活動計算書、資金収支計算書、固定資産管理台帳。
(ウ) 就労支援事業別事業活動明細書、製造原価明細書、販管費明細書、就労支援事業明細書(当該施設のみ)。
※1 拠点の決算資料は、任意の 1 拠点のみで可。
4コース 財務分析・財務規律と社福法改正問題 講師:皿海みつる(経営管理部会)
本研修開催時には社会福祉法改正にともなう各種政省令が明らかにされ、
「社会福祉充実残額」の積算方法や「充
実計画書」提出への諸準備が要請されます。この過程で、いかに法人理念に沿った事業の見通しと法改正の要請と
の整合が図られるかということが、各法人の切実な課題として浮上することになります。
また、社会福祉事業は、
「非営利原則で最大の効用」が発揮される分野でありながら、営利事業とのイコールフッ
ティングの全面化が急速にすすんでいます。こうした流れが社福法人のみならず NPO 法人、医療法人をはじめとす
る、生存権、基本的人権を支える事業体の経営に大きな矛盾を生じさせるものとなりつつあります。
4コースでは、財務管理・分析で必要となる事業計画・法人経営を、諸制度改変の動きに無為に翻弄されることな
く的確な対応を行うために、その前提となる、必要な知識、分析手法、視点について学習します。
【対象者】
・施設長、事務長および法人事務職員等、または経営管理にかかる理事・役職員等。
・背景となる社会福祉法の動向に重点を置いたものとなるため、主に社会福祉法人関係者を中心とする内容とな
ります。
(非営利を広義のテーマとして他法人格の方の参加は可)
【研修内容】
①新会計基準移行処理における到達・課題・・・対応法人の事例・経験等の紹介とともに
②2015 年度決算書による個別財務分析・・・非営利会計原則と企業会計原則との根本的な違いを踏まえて
③社会福祉充実残額の積算(※NPO法人等は準じた方法にて参考値を算出)
④「充実計画」
、中長期事業計画の考え方 ~この間の公益法人制度改革等の事例から~
⑤新自由主義の要請する「ガバナンス・透明性」ではなく、地域の社会資源の担い手としての経営・財務管理
⑥規模、種別に基づくグループワークと質疑応答
【ご持参いただくもの】法人全体の貸借対照表、事業活動計算書、資金収支計算書、固定資産台帳(重要)
電卓、筆記用具類
交 流 会
11 日(金)17:30~
会場:姫路商工会議所内
事務担当職員、事業管理者ならではの日頃の悩みや情報交換など、交流を深めましょう。
お申込みにあたって
費用
キャンセル
宿泊
個人情報の
取り扱いに
ついて
申込書をご覧ください。
◎ 11 月 1 日 (火 )ま で 全 額 返 金
×11 月 2 日 (水 )以 降 返 金 不 可
①アパホテル姫路駅北
〒 670-0926 兵 庫 県 姫 路 市 東 駅 前 町 98 TEL:079 -284-4111
JR 姫 路 駅 中 央 改 札 口 か ら 北 口 を 出 て 徒 歩 5 分
②ホテルウィングインターナショナル姫路
〒 670-0921 兵 庫 県 姫 路 市 綿 町 132 TEL :079 -287-2111
JR 姫 路 駅 よ り 徒 歩 7 分
* 部 屋 数 な ら び に 禁 煙 ・喫 煙 部 屋 数 に つ き ま し て は 限 り が あ る 為 、
申込順とさせていただきます。あらかじめご了承ください。
参加申込書に記載いただいた個人情報は、事務局において本研修
会運営に必要な範囲内で使用させていただきます(受付、費用の
入 金 管 理 、宿 泊 施 設 へ の 名 簿 提 出 な ど )。ま た 、参 加 者 同 士 の 交 流
にご活用いただくため、参加申込書の記載内容をもとに参加者名
簿を作成し、当日配布いたします。