金相場 - 三菱UFJモルガン・スタンレー証券

2016 年 9 月 14 日
投
資
情
報
部
エ
ク
イ
テ
ィ
リ
サ
ー
チ
転
載
レ
ポ
ー
ト
テクニカル分析 / マンスリー
宮田レポート(マンスリー)
2016 年 9 月号
コモディティ
(原油相場):WTI 原油先物のターゲットは 62-76 ドル。
しかし当面は 40-49
ドルで推移か
(金相場):米金利上昇に伴い当面は 1300 ドル割れも
米国株
S&P500・ダウ平均の上昇第 5 波はまだ終わっていないとみられるが、
当面は調整局面が想定される
米国長期金利
米 10 年長期金利は年内に 2%に達しておかしくない
日本長期金利
JGB10 年金利は近いうちにプラス圏に浮上する可能性がある。長期的に
は、債券優位から株式優位へという「グレート・ローテーション」が想定
される
ドル/円
75 日 MA ブレイクなるか
ユーロ/ドル
2015 年からの三角保ち合いが、さらなるユーロ下落を暗示
ユーロ/円
26 週 MA が強弱の分かれ目
日経平均・TOPIX
・日経平均は短期調整を経て「上値のカベ」・17250 円ブレイクへ
・年末にかけて年初来高値を更新も
巻末に重要な注意事項を記載していますので、ご参照下さい。
宮田 直彦
チーフ・テクニカルアナリスト
エクイティリサーチ転載レポート
本資料に関するお問合せは、
三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券
の最寄の店舗までご連絡ください。
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
コモディティ
(WTI 原油先物価格)
先々のターゲットは 62-76 ドル
WTI は 2 月以来、(C)-4 波のリバウンド局面が進行中とみている。(C)-4 波のパター
ンとしては、トライアングルを想定している(トライアングルの出現頻度は、4 波の
位置においてもっとも高い)。
リバウンドの上値メドとして妥当な水準は、まずは 62.58 ドル(2015 年 5 月高値、レ
ッサーディグリー第 iv 波高値)付近である。しかし、62 ドル処というのは通過点に過
ぎない可能性がある。過去 1 年以上に及ぶ逆ヘッド・アンド・ショルダーズを前提
とすれば、先々で 76 ドル辺りまでの上昇ポテンシャルがある。
当面、40-49 ドルで推移か
ここからのサポートとしては 200 日 MA(現在 40.85 ドル処)が強そうだが、
その一方、
49 ドル処には強い抵抗が感じられる。2015 年 5 月高値からの上値抵抗線が、重しと
なっているようだ。当面は、40-49 ドルのレンジ内で、もみ合う動きとなるかもしれ
ない。
しかし、49 ドルを抜くと、WTI はネックライン(52 ドル処)を試す局面を迎えよう。
図表 1:長期ロードマップ
160
図表 2:逆ヘッド・アンド・ショルダーズ
(ドル/バレル)
(ドル/バレル)
70
2018-19年までの
波動展開イメージ
140
(B)
120
2
65
i
1
iv
cA
a
C E4
10/9
50.92
(A)
b
B D
3
WTI原油先物価格 週足
42.03
'15/3/18
5
30
(C)
25
26.05
'16/2/11
(月/日)
2010
2011
2012
2013
2014
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
2015
2016
2017
2018
b 200日MA
39.19
8/3
37.75
8/24
35
v
20
2009
a
6/9
51.67 8/19
48.75
45
40
iii
40
ネックライン
50
'15/5/6
62.58
60
2
WTI原油先物価格
日足
55
80
-20
2008
iV
60
ii
100
0
'15/5/6
62.58
118日
V3
120日
20
03/02 04/28 06/24 08/20 10/16 12/14 02/11 04/11 06/07 08/03
出所: Bloomberg より MUMSS 作成
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
(NY 金先物価格)
方向感に乏しい動きが続いている
金先物価格は、7 月 6 日に約 1 年 4 ヵ月ぶり高値・1375 ドルを付けた。そこから 2
ヵ月が経ったが、依然として方向感に乏しい動きが続いている。
2011-15 年の下落に対する 38.2%戻り水準・1380 ドルが、レジスタンスとしての存在
感をさらに強めており、それを抜くまでにはまだ時間が必要かもしれない。むしろ、
当面の金価格は下押しする可能性がある。
米長期金利上昇に伴い 1300 ドル割れも
金先物価格は 9 月 7 日から 9 日まで 3 日続落したが、これは米長期金利の上昇が影
響していると思われる(米長期金利は 9 月 7 日から 3 日続伸している)。
金利が上昇する局面では、金利も何も産まない金への買いは手控えられやすい。米
長期金利の上昇は当面続くとみられるが、そうであれば、金への下押し圧力は強ま
ろう。そのようななか、金先物価格は今後 1300 ドル割れとなってもおかしくない。
図表 3:黄金分割の節目が存在感を強めている
2000
図表 4:当面は下落基調が続く可能性
1410
(ドル/ トロイオンス)
'11/9/6
1921
1900
1390
1800
(ドル/トロイオンス)
7/6
1575.45
b
1370
1700
黄金分割の節目
が存在感を
強めている
1600
1500
9/6
1352.80
x
1350
1330
1380 (38.2%)
1400
8/2
1367.68
米長期金利上昇を
受けて金は下落
?
1310
1300
1200
1310.85
7/21
a
c
1302.57
9/1
1290
1100
1000
2011
NY金先物価格 (週足)
2012
2013
2014
NY金先物価格 (日足)
1046
'15/12/3
2015
2016
1270
2017
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
出所: Bloomberg より MUMSS 作成
3
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
米国株式
米利上げ警戒感から米国株は急落
9 月 9 日の米国株式相場は、早期利上げに対する警戒感から急落。S&P500・ダウ平
均は、Brexit で混乱した 6 月下旬以来の大幅安となった。
200 日 MA 付近まで調整も
S&P500 は当面、6 月から 8 月までの上昇に対し、38.2-61.8%押し(2117-2069)を目指
す動きが想定される。
なお今回の調整規模は、比較的大きなものに発展する可能性があるが、この場合の
下値メドとして、2047(2 月から 8 月までの上昇に対する 38.2%押し)付近に注目した
い。この節目の近くには 200 日 MA(現在 2057)と、6 月安値からの上昇チャネル下限
などがある。
当面の調整を経て上昇へ
2 月からの上昇波動(第 5 波)のすべてが終わるには、5 つの波動が必要だが、2 月か
ら 8 月までの上昇には、まだ 3 つの波動(上昇-下落-上昇)が確認されるのみである。
この点から、第 5 波の上昇はまだ終わっていないとみることができる。
第 5 波終了後には大きな調整が続くと想定される。この点で、2017 年(特に後半)の
米国株に関して楽観はできないだろう。
しかし、今後半年程度の期間は、第 5 波の上昇継続が期待できる。たとえば予想し
ているように、中期的に原油価格の上昇が続くとすれば、その間は米国株の上昇基
調も続く可能性が高いだろう。
図表 5:上昇第 5 波が進行中
図表 6:当面は調整とみられる
Alt :
(3)
(1)
S&P500 週足log
5
2300
Alt: 5(1)
3000
2200
3
3
2250
2000
8/15
2193.81
'15/5/20
2134.72
i
1
11/3
2116.48
2100
1800
38.2%(2047)
2000
1991.68
6/27
1
2
200日MA
1000
1867.01
8/24
4
1800
S&P 500 (日足)
700
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
16/8/22
16/7/11
16/5/26
16/1/19
15/12/3
15/9/9
15/10/21
15/7/28
15/6/15
2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
(年/月/日)
1700
15/5/1
(IV)
1810.10
'16/2/11
16/3/2
2
61.8%(1957)
1900
16/4/14
1100
4
50%(2002)
16/12/27
1500
16/11/15
(2)
16/10/4
4
出所: Bloomberg より MUMSS 作成
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
米国長期金利
テクニカル分析メモ《保ち合いから上放れた米10年長期金利》(9/12)より
米長期金利は 2%を目指す
米 10 年長期金利は 7 月の 1.318%(過去最低水準)で、少なくとも中期的なボトムを付
けたとみている。米 10 年金利は今後、2014 年 1 月(3.0516%)からの上値抵抗線(現
在は 2%レベル)を目指す、というのがチャートの示唆である。
保ち合いを上放れ
米 10 年長期金利は 7 月下旬からの三角保ち合いを、9 月 9 日に上放れた。加えてこ
の日の終値は、90 日 MA を 6 月 2 日以降で初めて上回った。さらには、今年 1 月第
2 週以降で初めてとなる、終値での 26 週 MA 超えをはたした。
図表 7:26 週 MA を上回った米 10 年長期金利
3.5
図表 8:保ち合いから上放れた長期金利
2.5 (%)
(%)
米10年長期金利 (週足)
'14/1/2
3.0516
2.4
'15/11/9
2.3747
2.3
2.2
3
利上げ(12/16)
'15/6/11
2.4985
c
1.9
eB
1.6357
'15/1/30
1.7
26週MA
(年/月/日)
1
13/10/11
14/05/09
1.5
1.5286
'16/2/11
14/12/05
15/07/03
1.3
1.318
7/6
史上最低水準
C
16/01/29
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
38.2%(1.7217)
1.6
1.4
A
200日MA
90日MA
1.8
b
1.5
61.8%(1.9711)
2
d
2
'16/3/16
1.9966
2.1
11/9
2.3747
a
2.5
米10年長期金利 (日足)
保ち合いから
上放れ
1.5286
'16/2/11
1.318
7/6
1.2
16/08/26
出所: Bloomberg より MUMSS 作成
年内にも 2%に達しておかしくない
多くの場合、市場価格の上昇スピードは、保ち合いから上放れた後に加速すること
が多い。短期的には、200 日 MA(現在は 1.79%処)が上値として意識されやすいが、
金利の上昇基調は続くとみる。早ければ年内にも、米 10 年金利は 2%に達しておか
しくない。
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
5
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
日本長期金利
テクニカル分析メモ《続・究極の反対意見》(9/13)より
200 日 MA を一時回復した JGB 長期金利
9 月 12 日に、JGB 長期金利(10 年)はおよそ 1 年ぶりに 200 日 MA を一時回復した。
200 日 MA のレベルは、2015 年からの下降チャネル上限にほぼ一致しており、現在
チャートは注目すべき節目に差し掛かっていることが窺える。
先物チャートは弱気型三角保ち合い
一方、JGB 先物をみると、8 月 2 日以降で三角保ち合いを形成している。一部例外は
あるが、本来的に三角保ち合いはトレンドの一時休止を示すものであり、保ち合い
後の動きは、保ち合い直前のトレンドを踏襲する。保ち合い前は価格下落(7/28-8/2)
だったことから、JGB 先物はまもなく大幅な価格下落(金利上昇)となり、マイナス金
利導入が決定された日(1 月 29 日)の前日終値(149.53 円)か、あるいは、それより下の
レベルへ下落する可能性がある。
図表 9:一時 200 日 MA を回復した JGB10 年金利
0.6
'15/6/11
0.545
%
0.5
155
0.4
i
0.2
0.1
154
ii
0.3
JGB先物 日足
153
152
iv
-0.1
151
-0.2
-0.4
7/28
154.01
200日MA
0.195
'15/1/20
0
-0.3
図表 10:先物は三角保ち合いから下放れ始めた
日本10年長期金利
日足
-0.5
iii
200日MA
-0.30
7/8 v
150.66
8/2
150
(5)
149
日銀がマイナス金利導入決定
(1/29)
-0.6
148
01/04
出所:トムソン・ロイターより MUMSS 作成
02/09
03/16
04/21
06/01
07/06
08/12
09/16
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
JGB10 年金利はプラス圏に浮上か
先物を参考にすると、近いうちに JGB10 年金利は 200 日 MA を上回り、プラス圏に
浮上する可能性がある。そしてそのような動きは、7 月 8 日の-0.30%を以て金利が底
打ちしたという見方を一段と強めるものだ。
6
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
当面は 20 ヵ月 MA(0.16%)が上値メドとして有力視できる
JGB10 年金利がプラス圏に浮上した後、当面の上値はどの辺りだろうか。
まず最初に、20 ヵ月 MA(現在 0.16%)を上値候補としてあげたい。それは、2013 年 8
月以降で上限となってきた移動平均線である。たとえば 2015 年 1 月から 6 月にかけ
て金利は上昇したが、月末値で 20 ヵ月 MA を抜くことはできず、その後は金利低下
トレンドが再開したという経緯がある。
40 ヵ月 MA(0.37%)が当面の上限とみられる
20 ヵ月 MA を月末値で抜くと、次は 40 ヵ月 MA(現在 0.37%)を目指す可能性が高ま
る。
この 40 ヵ月 MA というのは、2008 年 7 月から現在まで 8 年以上にわたり、何度かあ
った金利の反発局面をことごとく跳ね返してきた最強の上値抵抗線。それは多くの
市場参加者にとっては債券買いのポイントとみられ、金利の当面の上限とみられる。
図表 11:金利の上値メドは 20・40 ヵ月 MA
160
(%)
2.75
日本10年長期金利 (月足)
99/2/3
2.44
2.5
図表 12:JGB 先物価格は中長期で下落する可能性
99/8/26
2.04
2.25
「15年デフレ」の
上限
(年/月/日)
06/5/10
2.005
(IV)
04/6/17
1.94
2
(3)
140
08/6/16
1.895
(V)
ダイアゴナル・
トライアングル
(lll)
(5)
150
1.75
11/2/11
1.350
1.5
130
1
1.25
1.165
05/6/30
1
13/5/23
1.00
1.215
08/3/26
120
(IV)
(4)
Alt: (1)
6-9年
10年
40ヵ月線
1.02
01/3/21
0.75
110
0.820
10/10/6
0.5
0.64
98/9/18
(lll)
0.25
-0.25
100
0.315
13/4/5
0.43
03/6/11
0
-0.3
16/7/8
2.5年サイクル
(V)
-0.5
98
99
00
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2006年
2016年
Alt: (2)
20ヵ月線
13
14
15
出所:トムソン・ロイターより MUMSS 作成
16
90
2022-25年に
長期金利2%?
JGB先物月足
(2)
16年
16年
2022年
1990年
80
1989
1992
1995
1998
2001
2004
2007
2010
2013
2016
2019
2022
2025
出所: Bloomberg より MUMSS 作成
2022-25 年に長期金利が 2%へ上昇するという見方
ところで筆者は 3 月 7 日のメモ、「究極の反対意見」において、次のように指摘した。
マーケット・サイクル分析とエリオット波動からは、日本長期金利トレンドの大転
換が、近い将来に訪れることが示唆されている。そしてこの見方が正しければ、日
本のマイナス金利は長期化するどころか、むしろ今年は長期金利底入れの年となり、
先々で 10 年長期金利は 2%を目指していくことになる。
JGB 先物においては、2007 年 6 月安値(130.76 円)を起点とするダイアゴナル・トラ
イアングル(トレンドの最終局面にのみ出現する転換パターン)が、7 月に完成した可
能性を指摘したい。
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
7
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
この見方が正しければ、JGB 先物価格は長期的に─おそらく 2022-25 年のどこかの時
点で─ダイアゴナル・トライアングルの始点まで下落し、JGB10 年金利は 2%に上昇
する展開が想定される。
いずれデフレは過去のものに
このような見通しは依然として、現在のマーケット・コンセンサスとは相いれない
ものだろう。人には認知バイアスがあり、頭を切り替えるには時間がかかる。長く
続いてきたトレンド(金利低下)は今後も続くと考えがちだ。
しかし金利が上昇するという「反対意見」がいずれ正しくなるとき、金利上昇が誰に
とっても当然視される頃には、日本のデフレは過去のものになり、インフレの芽が
育っているだろう。
2016 年のグレート・ローテーション
以前から指摘のように、今年 2016 年というのは、長らく続いた債券優位の時代が終
了し、株式優位の時代が始まる、大転換の年に位置付けられる。長期的にみれば、7
月以来の金利上昇は、日本株にとってポジティブなサインであり、それは「グレー
ト・ローテーション」の前触れとみることができる。
8
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
ドル/円
テクニカル分析メモ《ドル/円は節目を抜けるか》(9/1)に加筆
円高(B)波が終わったかを見極める局面
2015 年以来のドル安・円高局面・(B)波は、今やいつ終わっておかしくないとみてい
る。現在は、(B)波が既に終わったのか、あるいはそうでないのかを、見極める局面
にある。
米利上げ観測を受けて 75 日 MA ブレイクなるか
早ければ 9 月の FOMC で米国が利上げする可能性が出てきた。米 10 年長期金利は
2%を目指すというのがチャートから示唆されているが、そんななか、ドル/円が 75
日 MA(年初来でもっとも手強い上値抵抗線を抜くかが注目される。
75 日 MA(9/13 現在 103.47 円)のブレイクに成功すれば、ドル/円は 99.02 円(6/24)と
99.54 円(8/16)でダブル・ボトムを形成したとみられ、ドル高・円安基調はさらに強
まる可能性がある。
図表 13:円高(B)波の終了が接近
130
1ドル=円
'15/6/5
125.86
125
120
図表 14:注目される 75 日 MA
iii
ドル/円 週足
v 5(A)
(x)
125
1ドル=円
123
1/29
121.69
年初からの手強い抵抗である75日MAを
抜けると、ドル高・円安基調は
強まる可能性がある
121
iv
115
(x)
(w)
119
117
110
3
105
(y)
i
115
113
100
ii
95
4
100.82
'14/5/21
90
85
1
94.64(61.8%)
(Z)
99.02
'16/6/24
75
75.35
'11/10/31
5/30
111.45
111
(B)
円高終了かを
見極める局面
80
70
100.60(50%)
7/21
107.49
109
75日MA
107
9/2
104.32
105
ドル/円 日足
(年初来)
103
101
2
99
(年/月)
65
99.02
6/24
97
ダブル・ボトム?
11/09
11/11
12/01
12/03
12/05
12/07
12/09
12/11
13/01
13/03
13/05
13/07
13/09
13/11
14/01
14/04
14/06
14/08
14/10
14/12
15/02
15/04
15/06
15/08
15/10
15/12
16/02
16/04
16/07
(年/月/日)
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
95
16/01/01
99.54
8/16
16/03/07
16/05/10
16/07/13
16/09/15
出所: Bloomberg より MUMSS 作成
限界に近づいた円買いポジション
一方 75 日 MA を抜けず、99.54 円(8/16)を下回るようだと、1 ドル=95 円処を試すと
の見方が再び浮上する。しかしそれは、「最後の円高」となる可能性が高い。
IMM 通貨先物市場における非商業部門(主にヘッジファンド)の円買いポジションは、
過去最大に近づいた。これは改めて指摘するまでもないが、円高を予想するプレイ
ヤーが多数派であることを示している。しかし、そもそもコンセンサス(ここでは円
高予想)というのは当てにならないことが多い。
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
9
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
既に過去最大級に膨らんでいる円買いポジションを、さらに積み上げていくには、
何か特別の理由が必要であろう。
仮にこの先、予想通りの円高となった場合でも、むしろヘッジファンドは益出し目
的で円売戻しを行う可能性が小さくない。
逆に、コンセンサスに反して円高終了の兆しが出てくれば─ドル/円の 75 日 MA ブレ
イクがトリガーとなろう─ヘッジファンドは従来の円買いから、円売りへの方針転
換を迫られるかもしれない。
いずれにしても、足元の過剰な円買いポジションは、遠からず減少に向かうと思わ
れる。
円高でも株安とは限らない
Brexit ショックの 6 月 24 日以来、株価と為替の相関は大きく低下している。
ここから「最後の円高」があっても、株価は大きく下げるとは限らない。今や株価を
動かす要因は為替でなく、金利動向だとみている。
一方、今後ドル高・円安になれば、それはそれで、株高を招く可能性が高い。
図表 15:限界に近づいた円買いポジション
130
図表 16:円高でも株高
17500
(1ドル=円)
240000
ドル/円 (左軸)
120
210000
(枚)
110
26週MA
100
90000
8/31
9/2
8/17
16500
7/29
8/18
120000
80
9/6
17000
180000
150000
90
日経平均
(円)
16000
60000
70
30000
非商業部門ドルポジション(右軸)
60
15500
R² = 0.0249
0
6月24日以降の日次データを使用
50
30
2010
-30000
円買い・ドル売りの
限界レベル
40
15000
-60000
6/24
Brexitショック
-90000
2011
2012
2013
2014
2015
2016
99
出所:CFTC 統計より MUMSS 作成
10
ドル/円(1ドル=円)
14500
100
101
102
103
104
105
106
107
108
出所: Bloomberg より MUMSS 作成
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
ユーロ/ドル
三角保ち合い完成後はユーロ安を想定
2015 年 3 月(1 ユーロ=1.0458 ドル)以降のチャートは、三角保ち合いを形成している
とみられる。ダイアゴナル・トライアングルを除き、一般に三角保ち合いは、従来
トレンドの一時停止を意味する。つまり保ち合い後には、ユーロ安トレンドの再開
が想定される。それは結果として、ユーロ圏経済にとってプラスとなろう。
三角保ち合いが終わったかを見極める局面
8 月 18 日には、一時 1 ユーロ=1.1366 ドルまでユーロ高となった。1.0913 ドル(6/24)
からの e 波は依然、保ち合い上限(現在 1.156 ドル)への上昇余地がある(しかし 5 月に
付けた 1.1616 ドルを抜くことはないだろう)。
一方、保ち合い下限(現在 1.11 ドル)を下回る動きとなれば、e 波は既に終了した可能
性が高い。この場合、2015 年 3 月・12 月に付けたレベルである、1.0458-1.0524 ドル
を早々に試す動きになるだろう。そして 2017 年には、パリティ(1 ユーロ=1 ドル)
相場が現実味を帯びることだろう。
図表 17:三角保ち合い後はユーロ安へ
1.225
1ユーロ=ドル
1.205
図表 18:長期サポートラインを試すか
(1ユーロ=ドル)
ユーロ/ドル 日足
1.185
a
ユーロ/ドル 月足 log
08/7/15
1.6038
78/10/30
1.5200
'15/8/24
1.1714
c
1.165
'16/5/3
1.1616
92/9/2
1.4899
1.5
(B)
e
Alt: e
1.145
1.2
(A)
1.125
1.0
1.105
1.0458
15/3/16
0.9
1.085
d
1.065
1.0913
6/24
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
16/12/7
16/9/20
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
16/10/28
16/7/4
16/8/11
16/5/25
16/3/8
0.8230
00/10/26
0.7
16/4/15
16/1/28
15/10/2
15/11/11
15/8/25
15/6/8
15/7/16
15/4/29
15/3/20
15/1/1
15/2/10
1.025
2016年6月
0.8
1.0524
b '15/12/3
1.0458
'15/3/16
15/12/21
1.045
188ヵ月
0.6444
85/2/26
1975
(C)
1980
1985
188ヵ月
1990
1995
2000
2005
2010
2015
2020
出所: Bloomberg より MUMSS 作成
11
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
ユーロ/円
図表 19: 26 週 MA が節目
図表 20: 底入れしたかの見極め局面続く
160
150
'14/12/8
149.78
(1ユーロ=円)
(B)
'15/6/4
141.06
1ユーロ=円
ユーロ/円 (日足)
'14/12/8
149.78
150
140
(B)
'15/6/4
141.06
140
130
抜けると
トレンド転換へ
26週MA
126.10
'15/4/14
(A)
130
120
ユーロ/円 (週足)
(A)
120
109.57
'16/6/24
110
(C)?
107.26円 (76.4%)
110
109.57
6/24
100
13/01
(年/月)
13/07
14/01
14/07
15/01
15/07
16/01
16/07
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
(C)?
100
14/12/1
14/12/30
15/1/28
15/2/26
15/3/27
15/4/27
15/5/26
15/6/24
15/7/23
15/8/21
15/9/21
15/10/20
15/11/18
15/12/17
16/1/15
16/2/15
16/3/15
16/4/13
16/5/12
16/6/10
16/7/11
16/8/9
16/9/7
16/10/6
16/11/4
16/12/5
94.12
'12/7/24
90
12/07
6/24
122.01
126.10
'15/4/14
16/12
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
引き続き方向感に乏しいユーロ/円
ユーロ/円は、6 月 24 日におよそ 3 年半ぶりユーロ安・円高(1 ユーロ=109.57 円)を
付けた後、引き続き方向感に乏しい。
26 週 MA が重要な節目
9 月 12 日現在、26 週 MA は 118.55 円まで降りてきた。26 週 MA は、2015 年 10 月
中旬以降でユーロ/円の上値を抑え続けている。
今後も 26 週 MA が重しとなる限り、2015 年 6 月以来の(C)波(ユーロ安・円高)はまだ
終わっておらず、6 月安値(109.57 円)を試す可能性がある。さらに、109.57 円が維持
できないと、107.26 円(2012 年-14 年のユーロ高に対する 76.4%押し)を目指す動きと
なりそうだ。
一方、26 週 MA を抜いたなら、日足チャートが 2015 年以降のトレンドチャネル上限
を抜くことにもなる。この場合は、(C)波のユーロ安局面が終わった可能性が高まる。
12
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
日経平均・TOPIX
引き続き 17250 円が「上値のカベ」として意識される
本レポートの 8 月号では、日経平均の 17250 円というレベルが「上値のカベ」とし
て位置付けられること、それを抜ければサマーラリーへの期待が高まること、この
場合の日経平均は 17908-18626 円(2015 年からの下落の 50-61.8%戻り)を比較的早期
に回復しておかしくない、としていた。2015 年 6 月以降の価格帯別売買代金をみる
と、17250 円より上位の価格帯での取引が少なく、売り圧力が小さいとみられるため
だ。
しかしこれまでのところ、日経平均は 17250 円(この付近には 52 週 MA もある)を抜
けていない。17250 円は引き続き、「上値のカベ」として意識されている模様だ。
図表 21:日経平均と価格帯別売買代金
図表 22:52 週 MA が上値を抑えている
22,000
売買代金(兆円)
(円)
0
10
20
30
40
21250
0.0
21000
12.9
20750
20500
42.4
20250
28.4
20000
26.9
19750
28.1
19500
14.9
19250
18.7
19000
39.0
18750
14.2
18500
26.3
18250
33.1
18000
26.9
17750
22.6
17500
13.9
17250
17000
16750
16500
36.3
16250
16000
21.6
15750
22.5
15500
10.9
15250
2.1
15000
7.5
14750
15/06
15/07
15/10
15/12
16/02
50
60
70
80
(円)
'15/6/24
20952.71
90
20,000
5
日経平均 (週足)
(1)
12/1
20012.40
56.6
52週MA
18,000
3
16,000
26週MA
14,000
14864.01
6/24
4
日経平均
(2)
12,000
52.4
1
71.0
81.7
10,000
54.8
8,000
16/04
16/06
16/08
(年/月)
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
2015年高値から
1周年の日に
底打ちした可能性
2
8135.79
'11/11/25
(年/月)
6,000
11/10 12/04 12/10 13/04 13/10 14/04 14/10 15/04 15/10 16/04 16/09
出所: Bloomberg より MUMSS 作成
一方、下値は限定的とみられる
17250 円が改めて存在感を強めており、それを抜けるまでは、市場参加者の間で様子
見スタンスが続きそうだ。
反対に、当面の日経平均の下落余地については限定的と思われる。
足元の東証空売り比率は 40%前後だが、これはリーマン・ショック後の 19%前後を
大きく上回る、ほぼ過去最高のレベルである。また、裁定取引に係る買い残高(金額)
の東証時価総額に占めるシェアは 0.1%まで低下し(8/12)、リーマン・ショック後まも
ない 2009 年 2 月に付けた過去最低水準に並んだ。
高水準の空売り比率も、低水準の裁定残高も、マーケットの安値をピンポイントで
教えてくれるものではない。しかしこれらは少なくとも、今後の売り圧力が小さい
ことを示している。
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
13
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
さらに、年末までの日銀の ETF(一般)購入枠は、まだ 1 兆 6000 億円以上残っている
とみられる(9/13 現在)。これもマーケットの下値を支える要因となろう。
年末にかけて日経平均は年初来高値の更新も
日経平均は短期的に、16280-16010 円(6 月からの上昇に対する 38.2-50%押し)か、深
くなれば 15739 円(同 61.8%押し)への調整はあるかもしれない。
しかしこのような調整局面を経て力を溜めた後、日経平均は 17250 円の節目を改め
てブレイクし、上昇基調を一段と強める展開となろう。年末にかけては、年初来高
値(1 月 4 日の終値 18450 円)を更新することもあり得るだろう。
図表 23:空売り比率は高水準
図表 24:裁定買い残高は低水準
22500
-30
-25
日経平均 (左軸)
20000
-20
-15
17500
-10
リーマンショック後の安値
15000
-5
0
5
12500
(%)
10000
10
15
20
7500
25
30
5000
35
40
空売り比率5日MA (右軸、逆メモリ)
2500
45
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
14
16/4
16/10
15/4
15/10
14/4
14/10
13/4
13/10
12/4
12/10
11/4
11/10
10/4
10/10
09/4
09/10
50
08/10
0
2000
1900
1800
1700
1600
1500
1400
1300
1200
1100
1000
900
800
700
600
500
裁定買い残高の東証1部時価総額に
400
占める比率 (週末値・右軸)
300
200
100
0
-100
-200
-300
-400
-500
1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 2014 2016 2018
TOPIX (左軸)
3.50%
3.25%
3.00%
2.75%
2.50%
2.25%
2.00%
1.75%
1.50%
1.25%
1.00%
0.75%
0.50%
0.25%
0.00%
出所: Bloomberg より MUMSS 作成
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
東証 33 業種パフォーマンス(2012 年 6 月 4 日~2016 年 9 月 13 日まで)
180%
160% 157.5%
147.8%
147.5%
’12年6月4日(TOPIXの'90年以降最安値)からの騰落率
140%
126.6%
123.8% 120.0%
115.9%114.0% 113.0%
109.4% 104.1%
120%
100%
95.0% 94.3%
92.5% 92.2% 91.8% 91.7%90.2%
88.1% 88.0%
83.4%
80%
73.8%
70.9%
58.5% 58.2%57.5%
60%
53.4%
46.9%
40%
31.1% 27.6%
25.8%
20.5%
20%
14.8%
0%
-20%
-18.5%
-40%
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
投資主体別売買動向
50000
(億円)
40000
30000
20000
10000
0
-10000
-20000
-30000
-40000
二市場1・2部売買代金差額
(左棒グラフ) 2014年10月~2015年3月第4週
(中央棒グラフ) 2015年4月第1週~2015年9月第4週
(右棒グラフ) 2015年10月第1週~2016年9月第1週
(出所) Astra ManagerよりMUMSS作成
-50000
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15
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
エリオット波動の基本
①
(5)
楽観
二流株上昇
材料陳腐化
売買高減少
基本パターンと
5
(B)
2
3
(3)
波動の「個性」
ファンダメンタル改善
ムード一転・様変わり
売買高急増
3
通常最長の波
5
b
戻り売りムード
3
3
1
2
2
b
ウォーク
ファンダメンタル悪化
強気から弱気への転換
破壊的下落
4
1
5
(A)
押し目買い
ムード
3
5
(C)
②
2
a
c
ショートカバー
(4)
b
4
複雑
c ランダム
4
1
5
a
4
2
a
(1)
4
1
1
見せかけの回復
c
(2)
通常ファンダメンタル最悪局面
深押し
単純
悲観
衝撃波
1 波、3 波、5 波、A 波、C 波。波の重複がない五つの波で構成される。
1 波、3 波、5 波において、3 波が最短になることはない。
修正波
2 波、4 波、B 波。三つの波で構成される。パターン上は、「ジグザグ」、「フラット」、
「トライアングル」の三種、及び混合型に大別される。
ジグザグ
鋭角的。A 波(五波構成)-B 波(三波構成)-C 波(五波構成)。
ダブル・ジグザグ
ジグザグが X 波(三波構成)を挟み連続 2 回。表記法は W-X-Y。
トリプル・ジグザグ
ジグザグが X 波を挟んで連続 3 回。表記法は W-X-Y-X-Z。
フラット
横ばい。A 波(三波構成)-B 波(三波構成)-C 波(五波構成)。
エクスパンディッド・フラット
B 波は A 波より長く、C 波は B 波よりも長くなる。
トライアングル
A 波-B 波-C 波-D 波-E 波から成る。各波とも三波構成。4 波か B 波に出現する。
ダイアゴナル・トライアングル
くさび形状。五波構成だが波は重複。各波とも三波構成。5 波か C 波に出現する。
トレンド転換の前兆。トレンド転換後は、通常このパターンの始点まで戻るとされる。
フェイラー
5 波(C 波)終点が 3 波(A 波)終点を超えることに失敗。ダブルトップ(ボトム)出現となる。
レッサー・ディグリー4 波
修正波は、先行した衝撃波の 4 波領域で止まることが多い。
オルタネーション(交互)
2 波が単純な形状をとると、4 波は複雑な形状となる傾向がある。
波の均等性
一連の五波構成において 3 波が最長のとき、1 波と 5 波は長さが等しくなる傾向が強い。
(参考) “エリオット波動原理”
A. J. Frost & Robert R. Prechter, Jr.
16
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
フィボナッチ
ペンタグラム
1
1
(五茫星)
0.618(φ )
φ
1
黄金分割
1:
1.618、定数は 1.618(または 0.618)
記号はφ( phi /ファイ)
φ=(1+√5)/2=1.6180339・・・
φ-3=0.236、φ-2=0.382、φ-1=0.618、φ0=1、φ1=1.618、φ2=2.618、
φ3=4.236
フィボナッチ数列
1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、・・・
2 つの項の和が次の項になる。
最初の 2 項を例外に、各項の前項に対する増加率は 1.618 に無限に接近していく。連続する 3 項の比率
は 0.618 : 1: 1.618 になる。
目 標 値 の 算 出 例 ①第 1 波の長さが基本メジャーとなる。
(代表的なもの)
②第 2 波の長さは、第 1 波の 0.500 倍か 0.618 倍となることが多い。
③第 3 波の長さは、第 1 波の 1.618 倍(それを超えると 2 倍、2.618 倍)。
④第 4 波の長さは、第 3 波の 0.382 倍であることが多い。
⑤第 5 波の長さは、第 1 波と等倍。あるいは 1 波の始点から 3 波の終点までのネットの長さに対して 0.618 倍。
⑥B 波の長さは、A 波の 0.382 倍か 0.500 倍、あるいは 0.618 倍。
⑦A 波と C 波は等倍、あるいは 1:1.618。
具体例
14000
12000
10000
2波=.618×1波
3波=1波×1.618
4波=3波×.382
1波=5波
10597
5(1)
A波=(1)波×0.500
B波=A波×0.500
12308
3
B
9154
8000
7378
6000
5186
4
1
5846
A
4000
2000
2
1998
1670
C(2)
0
95/2
96/2
97/3
98/3
(出所)MUMSS 作成
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
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宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
Appendix A
アナリストによる証明
本レポート表紙に記載されたアナリストは、本レポートで述べられている内容(複数のアナリストが関与している場合は、それぞれ
のアナリストが本レポートにおいて分析している銘柄にかかる内容)が、分析対象銘柄の発行企業及びその証券に関するアナリスト
個人の見解を正確に反映したものであることをここに証明いたします。また、当該アナリストは、過去・現在・将来にわたり、本レ
ポート内で特定の判断もしくは見解を表明する見返りとして、直接又は間接的に報酬を一切受領しておらず、受領する予定もないこ
とをここに証明いたします。
開示事項
三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社(以下「MUMSS」)は、MUMSS のリサーチ部門・他部門間の活動及び/又は情報の
伝達、並びにリサーチレポート作成に関与する社員の通信・個人証券口座を監視するための適切な基本方針と手順等、組織上・管
理上の制度を整備しています。
MUMSS の方針では、アナリスト、アナリスト監督下の社員、及びそれらの家族は、当該アナリストの担当カバレッジに属するい
ずれの企業の証券を保有することも、当該企業の、取締役、執行役又は顧問等の任務を担うことも禁じられています。また、リサ
ーチレポート作成に関与し未公表レポートの公表日時・内容を知っている者は、当該リサーチレポートの受領対象者が当該リサー
チレポートの内容に基づいて行動を起こす合理的な機会を得るまで、当該リサーチに関連する金融商品(又は全金融商品)を個人
的に取引することを禁じられています。
アナリストの報酬の一部は、投資銀行業務収入を含む MUMSS の収益に基づき支払われます。
個別銘柄の開示情報は以下のリンクにある WEB ディスクロージャーよりご参照ください。
https://www.er.sc.mufg.jp/disclosure/disclosure.php
免責事項
本レポートは、MUMSS が、本レポートを受領される MUMSS 及びその関連会社等のお客様への情報提供のみを目的として作成した
ものであり、特定の証券又は金融商品の売買の推奨、勧誘又は申込みを目的としたものではありません。
本レポート内で MUMSS に言及した全ての記述は、公的に入手可能な情報のみに基づいたものです。本レポートの作成者は、インサ
イダー情報を使用することはもとより、当該情報を入手することも禁じられています。MUMSS は株式会社三菱 UFJ フィナンシャル・
グループ(以下「MUFG」)の子会社等であり、MUMSS の方針に基づき、MUFG については投資判断の対象としておりません。
本レポートは、MUMSS が公的に入手可能な情報のみに基づき作成されたものです。本レポートに含まれる情報は、正確かつ信頼でき
ると考えられていますが、その正確性、信頼性が客観的に検証されているものではありません。本レポートはお客様が必要とする全て
の情報を含むことを意図したものではありません。また、MUMSS 及びその関連会社等は本レポートに掲載された情報の正確性・信頼
性・完全性・妥当性・適合性について、いかなる表明・保証をするものではなく、一切の責任又は義務を負わないものとします。本レ
ポートに含まれる情報は、金融市場や経済環境の変化等のために、最新のものでない可能性があります。本レポート内で示す見解は予
告なしに変更されることがあり、また、MUMSS は本レポート内に含まれる情報及び見解を更新する義務を負うものではありません。
MUMSS は関連会社等と完全に独立してレポートを作成しています。そのため、本レポート中の意見、見解、見通し、評価及び目標株
価は、異なる情報源及び方法に基づき関連会社等が別途作成するレポートに示されるものと乖離する場合があります。
本レポート内で直接又は間接的に取り上げられている株式は、株価の変動や発行体の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評
価の変化、金利・為替の変動等の要因により、投資元本を割り込むリスクがあります。
本レポートは、お客様に対し税金・法律・投資上のアドバイスとして提供する目的で作成されたものではありません。本レポートは、
特定の個人のための投資判断に向けられたものではなく、本レポートを受領される個々のお客様の財務状況、ニーズもしくは投資目的
を考慮して作成されているものではありません。本レポートで言及されている証券・関連投資は、全ての投資家にとって適切とは限り
ません。お客様は、独自に特定の投資及び戦略を評価し、本レポートに記載されている証券に関して投資・取引を行う際には、専門家
及びファイナンシャル・アドバイザーに法律・ビジネス・金融・税金その他についてご相談ください。
MUMSS 及びその関連会社等は、お客様が本レポートを利用したこと又は本レポートに依拠したことによる結果のいかなるもの(直
接・間接の損失、逸失利益及び損害を含むがこれらに限られない)についても一切責任を負わないと共に、本レポートを直接・間接的
に受領するいかなる投資家に対しても法的責任を負うものではありません。最終投資判断はお客様自身においてなされなければなら
ず、投資に対する一切の責任はお客様にあります。
過去のパフォーマンスは将来のパフォーマンスを示唆し、又は保証するものではありません。特に記載のない限り、将来のパフォーマ
ンスの予想はアナリストが適切と判断した材料に基づくアナリストの予想であり、実際のパフォーマンスとは異なることがあります。
従って、将来のパフォーマンスについては明示又は黙示を問わずこれを保証するものではありません。
MUMSS・その他 MUFG 関連会社、又はこれらの役員、提携者、関係者及び社員は、本レポートに言及された証券、同証券の派生商
品及び本レポートに記載された企業によって発行されたその他証券を、自己の勘定もしくは他人の勘定で取引もしくは保有したり、本
レポートで示された投資判断に反する取引を行ったり、マーケットメーカーとなったり、又は当該証券の発行体やその関連会社に幅広
い金融サービスを提供しもしくは同サービスの提供を図ることがあります。本レポートの利用に際しては、上記の一つ又は全ての要因
あるいはその他の要因により現実的もしくは潜在的な利益相反が起こりうることをご認識ください。なお、MUMSS は、会社法第 135
条の規定により自己の勘定で MUFG 株式の売買を行うことを禁止されています。
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巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
本レポートで言及されている証券等は、いかなる地域においても、またいかなる投資家層に対しても販売可能とは限りません。本レポ
ートの配布及び使用は、レポートの配布・発行・入手可能性・使用が法令又は規則に反する、地方・州・国やその他地域の市民・国民、
居住者又はこれらの地域に所在する者もしくは法人を、対象とするものではありません。
英国及び欧州経済地域: 本レポートが英国において配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である MUFG Securities
EMEA plc. (以下「MUS(EMEA)」。電話番号:+44-207-628-5555)により配布されます。MUS(EMEA)は、英国で登録されており、Prudential
Regulation Authority(プルーデンス規制機構、
「PRA」)の認可及び Financial Conduct Authority(金融行動監視機構、以下「FCA」)と
PRA の規制を受けています(FS Registration Number 124512)。本レポートは、professional client(プロ投資家)又は eligible counterparty
(適格カウンターパーティー)向けに作成されたものであり、FCA 規則に定義された retail clients(リテール投資家)を対象としたも
のではありませんので、誤解を回避するため、同定義に該当する顧客に交付されてはならないものです。MUS(EMEA)は、本レポート
を英国以外の欧州連合加盟国においても professional investors(若しくはこれと同等の投資家)に配布する場合があります。本レポー
トは、MUS(EMEA)の組織上・管理上の利益相反管理制度に基づいて作成されています。同制度には投資リサーチに関わる利益相反を
回避する目的で、情報の遮断や個人的な取引・勧誘の制限等のガイドラインが含まれています。本レポートはルクセンブルク向けに配
布することを意図したものではありません。
米国: 本レポートは Mitsubishi UFJ Morgan Stanley Securities Co., Ltd. (以下「MUMSS」)によって作成されたものです。MUMSS は
日本で証券業務の認可を取得しております。本レポートが米国において配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である
MUFG Securities Americas Inc. (以下「MUS(USA)」。電話番号:+1-212-405-7000) により配布されます。MUS(USA)は、United States
Securities and Exchange Commission(米国証券取引委員会)に登録された broker-dealer(ブローカー・ディーラー)であり、Financial
Industry Regulatory Authority(金融取引業規制機構、
「FINRA」)による規制を受けています(SEC# 8-43026; CRD# 19685)。本レポ
ートが MUS(USA)の米国外の関連会社等により米国内へ配布される場合、本レポートの配布対象者は、1934 年米国証券取引所法の規
則 15a-6 に基づく major U.S. institutional investors(主要米国機関投資家)に限定されております。MUS(USA)及びその関連会社等
は本レポートに言及されている証券の引受業務を行っている場合があります。本レポートは証券の売買及びその他金融商品への投資等
の勧誘を目的としたものではありません。また、いかなる投資・取引についてもいかなる約束をもするものでもありません。本レポー
トが米国で大手機関投資家以外の個人に配布される限りにおいて、MUS(USA) は以下の条件のもとでその内容について責任を負って
います。本レポートの執筆者であるアナリストは、リサーチアナリストとして FINRA への登録ないし FINRA の資格取得を行っておら
ず、MUS(USA)の関係者ではない場合があります。したがって、調査対象企業とのコミュニケーション、パブリックアピアランス、ア
ナリスト本人の売買口座に関する FINRA の規制に該当しない場合があります。FLOES は MUS(USA)の登録商標です。
IRS Circular 230 Disclosure(米国内国歳入庁 回示 230 に基づく開示)
:MUS(USA)は税金に関するアドバイスの提供は行っておりま
せん。本レポート内(添付文書を含む)の税金に関する記述は MUS(USA)及び関連会社以外の個人・法人が本レポートにおいて研究
する事項に関する勧誘・推奨を行う目的、又は米国納税義務違反による処罰を回避する目的で使用することを意図したものではなく、
これらを目的とした使用を認めておりません。
日本: 本レポートが日本において配布される場合、その配布は MUFG のグループ会社であり、金融庁に登録された金融商品取引業者
である MUMSS(電話番号:03-6627-5340)が行います。
シンガポール: 本レポートがシンガポールにおいて配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である MUFG Securities Asia
(Singapore) Limited (以下「MUS(SPR)」。電話番号:+65-6232-7784)とのアレンジに基づき配布されます。MUS(SPR)はシンガポール
政府の承認を受けた merchant bank であり、Monetary Authority of Singapore(シンガポール金融管理局)の規制を受けています。本
レポートの配布対象者は、Financial Advisers Regulation の Regulation 2 に規定される institutional investors、 accredited investors、
expert investors に限定されます。本レポートは、これらの投資家のみによる使用を目的としており、それ以外の者に対して配布、転
送、交付、頒布されてはなりません。本レポートが accredited investors 及び expert investors に配布される場合、MUS(SPR)は
Financial Advisers Act の次の事項を含む一定の事項の遵守義務を免除されます。第 25 条:一定の投資商品に関してファイナンシャル・
アドバイザーが全ての重要情報を開示する義務、第 27 条:ファイナンシャル・アドバイザーが合理的な根拠に基づいて投資の推奨を
行う義務、第 36 条:ファイナンシャル・アドバイザーが投資の推奨を行う証券に対して保有する権利等について開示する義務。本レ
ポートを受領されたお客様で、本レポートから又は本レポートに関連して生じた問題にお気づきの方は、MUS(SPR)にご連絡ください。
香港: 本レポートが香港において配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である MUFG Securities Asia Limited (以下
「MUS(HK)」。電話番号:+852-2860-1500)とのアレンジに基づき配布されます。MUS(HK)は Hong Kong Securities and Futures
Ordinance に基づいた認可、及び Securities and Futures Commission(香港証券先物取引委員会;Central Entity Number AAA889)の
規制を受けています。本レポートは Securities and Futures Ordinance により定義される professional investor を配布対象として作成
されたものであり、この定義に該当しない顧客に配布されてはならないものです。
その他の地域: 本レポートがオーストラリアにおいて配布される場合、MUS(HK)又は MUS(SPR)により配布されています。MUS(HK)
は Australian Securities and Investment Commission (ASIC) Class Order Exemption CO 03/1103 に基づき、Corporations Act 2001 が
定める金融サービスの提供者によるオーストラリア金融業免許の保有義務を免除されています。MUS(SPR)は ASIC Class Order
Exemption CO 03/1102 により同様に義務を免除されています。本レポートはオーストラリアの Corporations Act 2001 に定義される
wholesale client のみを配布対象としております。本レポートがカナダにおいて配布される場合、本レポートは MUS(EMEA)又は
MUS(USA)により配布されます。MUS(EMEA)および MUS(USA)は international dealer exemption の措置により次の各州において金融
取引業者としての登録を免除されています:アルバータ州、ケベック州、オンタリオ州、ブリティッシュ・コロンビア州、マニトバ州
(MUS(EMEA)のみ)。本レポートはカナダにおける National Instrument 31-103 によって定義された permitted client のみを配布対象
としております。
又は本レポートは、インドネシアにおいて複製・発行・配布されてはなりません。また中国(中華人民共和国「PRC」を意味し、PRC
の香港特別行政区・マカオ特別行政区、及び台湾を除く)において、複製・発行・配布されてはなりません(ただし、PRC の適用法
令に準拠する場合を除きます)。
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2016 年 9 月 14 日
宮田レポート(マンスリー) 2016 年 9 月号
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国内株式の売買取引には、約定代金に対して最大 1.404%(税込み)
(ただし約定代金 193,000 円以下の場合は最大 2,700 円(税込
み))の手数料が必要となります。
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の全部もしくは一部を変更、複製・再配布し、もしくは直接的又は間接的に第三者に交付することはできません。
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引業協会
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せん(金融商品取引法上の情報開示銘柄を除く)。当該外国証券の開示情報は、主要取引所の所在する国の開
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があります。
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