空家と向き合う街づくりシンポジウムのお知らせ

福岡県の空家の住宅は約12万戸(賃貸・売却用の住宅や別荘等の二次的な住宅を除く)。空家は全国的にも増加傾向にあり,県内では,
人口や世帯数の減少に伴い,今後も空家の増加は続くと考えられ,防災・防犯・衛生・景観等の面で大きな問題を生じさせ,いわゆる「空家問
題」として危惧されています。今回,注目を集めている「空家問題」と,それを解決するための「空家対策の推進に関する特別措置法」等,官公
庁の推進する対策を紹介し,一般の来場者へ街づくりのヒントとなるセミナーを開催します。
場所
日時
アクロス福岡 イベントホール
開場12時/開演13時/終演予定16時
アクセスMAP
【プログラム】
1 「空家対策特別措置法について」
講師 福岡県建築都市部
建築指導課長 讃井 人志 氏
2 「空家対策と相続登記について」
講師 福岡法務局民事行政部不動産登記部門
首席登記官 山口 松美 氏
3 「福岡市の空家対策について」
講師 福岡市住宅都市局建築指導部
建築物安全推進課長 大塚 政徳 氏
4 講師 東国原 英夫 氏
(元衆議院議員。第17代宮崎県知事)
5 パネルディスカッション
申込み方法
締切り
10月7日
※一口3名まで
御応募頂けます。
お問合せ
福岡県土地家屋調査士会
街づくりシンポジウム実行委員会
TEL:(092)741-9398
受講無料
定員:300名
定員に達した場合は抽選,当選ハガキの発送を
もって発表と代えさせていただきます。
○相続登記はお済みですか?(詳しくは裏面を御覧ください。)
相続登記が放置されているため,所有者の把握が困難となり,まちづくりのために公共事業が進まないなどのいわ
ゆる所有者不明土地問題が顕在化しており,また,相続登記の未了は,適切な管理がされていない空き家が増加し
ている大きな要因の一つであるとの指摘もされています。
主催:公益社団法人福岡県公共嘱託登記土地家屋調査士協会,福岡県土地家屋調査士会
後援:福岡法務局,福岡県,福岡市
土地や建物の「相続による所有権移転」登記は,
不動産の所在地を管轄する法務局に申請が必要です。
不動産についての権利関係が明確になり,
相続した不動産を売却しようとしたときに,す
ぐに売却の手続をすることができますし,担
保に入れて住宅ローンを組むことができます。
すぐに相続登記をした場合のメリット
相続登記をしないで放っておいた
場合のデメリット
相続が2回以上発生してしまうと
• 誰が相続人となるのか調査に時間がかか
る
• 相続登記の手続費用や手数料が高額に
なる
当事者に所在不明の方などがいる場合,
すぐに登記を含めた相続の手続をするこ
とができず,相続分を確定することが困難
となります。
さらに,相続が2回以上重なると,誰が
相続人となるのか,その調査だけで相当
の時間が掛かり,相続登記の手続費用や
手数料も高額となってしまいます。
相続の手続に時間が掛かると,相続し
た不動産を売りたいと思ったときに,すぐ
に売ることができなくなるなど,思わぬ不
利益を受けることがあります。
相続の手続に時間がかかると
• 相続した不動産をすぐ売ることができない
• ローンを組むときにすぐに担保に入れられ
ない
• 適正な管理が困難になる
用地買収の話がもちあがったため兄弟間で争い
になったなど・・・・
不動産の管理が困難になると
• 不動産が適正に管理されなくなると,様々
な社会問題が発生
売却して現金化したいが
売買による移転登記がで
きない・・・・
相続に関する登記についてのご相談は
福岡県司法書士会
092-722-4131
福岡法務局
092-721-4570
福岡県土地家屋調査士会
092-741-5780
福岡法務局 民事行政調査官室 平成28年8月