平成28年度経営力・工賃向上コンサルティング事業公募要領

平成２８年度経営力・工賃向上コンサルティング事業公募要領
１趣
旨
障害者の収入を増加させて地域社会で自立した生活ができるよう支援することを目的に、障害福祉
サービス事業所等における工賃の増加に取組む社会福祉法人及び特定非営利活動法人等に対して支援を
行う。
２委託期間契約日から平成２９年３月３１日まで
３応募資格
次に掲げる項目を全て満たす事業者とする。
（１）本事業の趣旨を理解し、より効果が見込まれる事業内容の提案ができること。
（２）本事業を適切に運営できる実施体制を整え、事業所等のニーズに的確に応えられるコンサルタン
ト・専門家等を確保できること。
（３）県との連絡調整が緊密にでき、コンサルティング実施後に県と事業所へ報告を速やかに提出でき
ること。
４事業内容
（１）名称
経営力・工賃向上コンサルティング事業
（２）実施方法
① コンサルティング・技術指導等
コンサルタント及び専門家等を特定の福祉サービス事業所等に派遣し、事業戦略や事業計画の策
定、収益向上に向けた収支計画又は収支改善計画の策定、商品づくりや提供サービス等の価値向
上に向けたコンサルティングや技術指導等を行う。
② 福祉施設等による販売会への出店の指導
上記①におけるコンサルティングや技術指導等を踏まえた実践の場として、福祉施設等による販
売会への出店指導を行う。なお、販売会開催に関する企画推進及び予算確保については別途県が
行うものとする。
③ 公開講座・成果発表会
県内で広く障害福祉サービスに携わる経営者や従業者を対象とした公開講座を開催するととも
に、併せて上記①②における成果発表会を開催する。
（３）予算額
６，４００千円(消費税額込)以内
内訳 ① コンサルティング・技術指導等：６，０００千円以内
② 福祉施設等による販売会への出店指導：①に含む。但し販売会開催に要する経費は別途
県にて予算化する。
③ 公開講座・成果発表会の開催
：
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４００千円以内
５事業概要
（１）実施時期：契約日～平成２９年３月上旬
（２）実施場所：
① コンサルティング・技術指導等については、原則として受託事業者が事業所等を訪問して実施
する。なお、必要に応じて事業所等以外の場所への視察等を目的とする訪問や、複数の事業所
等を一か所に集めた技術指導等の実施も可能とする。
② 福祉施設等による販売会への出店の指導については、別途県が確保した会場で実施する。
③ 公開講座・成果発表会の開催については、受託事業者が会場を確保して実施する。
（３）実施報告書：受託事業者は事業終了後直ちに実施報告書を派遣先と県に提出する。
（４）事業内容等
実施項目
内容
備考
指導者の資格等
① コンサルティング・ア対象事業所
佐賀県工賃向上支援計画対象事業所のうち、支援・中小企業診断士
技術指導等
を希望する事業所（10～15 ヶ所程度）
・公認会計士
イ実施回数
・社会保険労務士
1 事業所あたり 4～5 回を想定（専門家派遣を含む）
・事業所等の要求に対
※一部を集合研修への置き換えも可とする
して適切な助言・技
ウ想定する支援内容
ⅰ）事業計画に関すること
事業戦略の策定、事業計画の見直し・改善、工賃
向上計画に関する分析・助言
ⅱ）収益向上に関すること
収支計画又は収支改善計画の策定、資金管理等
ⅲ）商品・サービスの価値向上に関すること
既存商品・サービスにおける課題や改善点の抽
出、新商品・サービス創出に向けた助言等
エその他情報提供等
食品・景品等の表示対策、知的財産活用等
術指導のできる専
門家、等
販売会の企画推進は
② 福祉施設等による販ア事業の趣旨
①のコンサルティング・技術指導を受けた事業所別途、県障害福祉課就
売会への出店の指導
における実践の場として販売実習を行う
労支援室が行う
イ出店事業所
①のコンサルティング・技術指導を実施する事業
所(10～15 ヶ所程度)
ウ開催時期
平成 29 年 2 月の予定
エ開催場所
佐賀市内のショッピングモール内を予定
③ 公開講座・成果発表ア事業の趣旨
会場を確保し、障害福祉サービスに携わる経営者
会の開催
や従業者を対象とした公開講座を開催するとと
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もに、①及び②へ参加した事業所の成果発表を行
う（50～100 名規模を想定）
イ開催時期
平成 29 年 2 月下旬～3 月上旬を想定
ウ開催場所
佐賀市内の会場を想定
（５）その他
コンサルティング・技術指導等の内容、回数、時間等については各事業所等と調整した後事業を行
う。
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質疑応答
質疑がある場合は、平成２８年９月３０日（金）までに文書で障害福祉課就労支援室に送付
してください（ＦＡＸ可。ただし、送信した旨を連絡してください）。
７
審査
（１）審査方法
書類審査により、（２）に掲げる各審査項目について審査し、最も優れた企画を提出し
た事業者を選定します。
審査は、佐賀県障害者授産事業パワーアップ支援事業経営力・工賃向上コンサルティン
グ事業企画審査要領に基づき障害福祉課就労支援室が実施します。
（２）審査項目
１
基本的事項（１０点）
①事業に対する考え方が評価できるか
２
企画内容等（３０点）
①企画書の内容は的確で経営力・工賃アップにつながるか（２０点）
・事業計画に関して、事業戦略の策定や事業計画の見直し・改善、
工賃向上計画の分析・改善等に係る助言等が期待できるか
・収益向上に関して、収支計画又は収支改善計画の策定、資金管理
等に係る助言等が期待できるか
・商品・サービスの価値向上に関して、既存商品・サービスにおけ
る課題や改善点の抽出、新商品・サービス創出に向けた助言等が期
待できるか
・その他情報提供等、事業所等における経営力・工賃アップにつな
がる助言等が期待できるか
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②事業所等のニーズに応えられる支援体制が整っているか（１０点）
・能力や実績等、事業企画内容を実現するために必要な人選がなさ
れるとともに、効果的な人員配置体制であると認められるか
３
その他（１０点）
①事業面だけでなく、福祉的な視野ももった考え方となっているか
②内容に適した価格が設定されているか
（３）失格となる場合
①
提出日に遅れた場合
②
審査結果に影響を与える不正な行為が行われた場合
（４）審査結果は、企画書提出事業者全員に通知します。
８
提出資料
（１）別添様式による事業企画書等
①
事業企画書
（様式１）
基本方針、事業に対する考え方、目指す成果、事業の実施方法（具体的内容）、実施
体制、経営力・工賃アップへのアピールポイント、類似する事業受託実績、等
②
概算見積書
③
付属資料
（様式２）
（２）会社概要が分かる資料
（３）提出部数４部
（４）提出日と提出先
平成２８年１０月７日（金）（必着）までに佐賀県健康福祉部障害福祉課就労支援室に
提出してください。
（５）提出資料に係る留意事項
①
提案件数は１件とし、提出後の加除は認めません。
②
提出資料の製本は下記のとおりです。
ア
本要領８（１）を一式（Ａ４版）とし、左側をホッチキスで２カ所綴じる。
イ
表紙は「経営力・工賃向上コンサルティング事業委託業者選定のための資料」
とする。
ウ
ア及び本要領８（２）を封筒に入れること。封筒の表面に住所、商号又は名称、
代表者氏名、担当者氏名、電話番号及びＦＡＸ番号を明記する。
③
９
提出していただいた資料は返却しませんので、あらかじめご了承ください。
説明聴取
提出資料についてのヒアリングを行う場合は、後日文書等により連絡します。
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スケジュール
（１）企画書提出期限
平成２８年１０月７日（金）午後５時（必着）
（２）審査結果通知
平成２８年１０月２１日（金）
（３）実施時期
契約日から平成２９年３月まで
留意事項
（１）費用負担
企画提案に要する費用は、すべて事業者の負担とします。
（２）契約
審査の結果、最も優れた企画を提出した事業者として選定した者と、委託内容、契約条
件等について協議した上で、予算の範囲内で委託契約を締結します。
なお、業務の全部又は一部を第三者に委託し、又は請け負わせることはできません。
（３）秘密の保持
提出された企画書については、本要領に基づく委託事業者の選定以外の目的に使用する
ことはありません。
（４）その他
公募後に派遣予定事業所数が増減する場合等があるので、採用された企画書がそのまま
仕様書となるとは限らず、それを基に加除修正し、最終的な仕様書となる可能性があり
ます。
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問い合わせ先
〒８４０－８５７０
佐賀市城内１－１－５９
佐賀県健康福祉部障害福祉課
就労支援室
電話：０９５２－２５－７１４３
Ｅ-mail:
森田
和博
ＦＡＸ：０９５２－２５－７３０２
[email protected]
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