Ⅵ 推進体制 1 県央農林事務所における茨城農業改革の推進体制 茨城農業改革の推進に当たっては,農業者・産地はもとより,関係団体,市町村,県など が連携を図りながら,それぞれの役割に応じて積極的に取り組むことが重要です。 2 各主体の役割 (1)農業者・産地(農業団体等を含む)の役割 農業者・産地は,農業改革の主役として,安全・安心で高品質な農産物の安定供給や, 農村の多面的機能の維持・発揮に取り組むとともに,マーケットインの視点による付加価 値向上や需要開拓など,「強み」を創り・高める革新的な取組にも挑戦していきます。こ れらの取組を通じて,農業者自らの経営発展と産地の収益力向上を目指します。 (2)県・市町村等の役割 県・市町村等は,茨城農業改革大綱・県央地域農林振興計画の目標実現に向けて,地域 農業を担う農業者や産地の取組を支援します。 3 重点的取組の推進に向けて 「重点的取組」については,農林事務所の部門横断的な プロジェクトチームを設置し,課 題解決に向けて取り組みます。 4 農林振興計画の進行管理 農林振興計画の目標を実現するためには,地域施策を計画的に推進するとともに,その効 果や成果について適切な進行管理を行うことが重要です。 そのため,県央地域農業改革推進本部会議は,毎年度,施策項目等の取組状況を点検・評 価し,推 進 手 法 や 体 制 等 を 見 直 し ま す 。 ま た ,社 会 情 勢 の 変 化 等 に 応 じ て 柔 軟 に 施 策 項 目 の 変 更 や 目 標 値 の 修 正 等 を 行 う と ともに,国の施策を活用して新たな課題に対して柔軟に対応します。 42 【県央農林事務所推進体制図】 県央地域農業改革推進本部 (事務局:企画調整課) 本部長 構成員 : 所長 : 市町村,農協,農業者,流通関係,消費者,教育関係,商工関係,県関係機関 県央地域農業改革推進会議 (事務局:企画調整課) 議 長 : 次長兼企画調整部門長 構成員 : 各部門長,普及センター長,室長 県央地域農業改革推進会議幹事会(県央地域重点推進会議) (事務局:企画調整課) 幹事長 : 次長兼企画調整部門長 副幹事長 : 企画調整課長 幹 事 : 農地調整課長,農業振興課長,林業振興課長,事業調整課長,経営課長等 連 携 重点プロジェクトチーム (事務局:企画調整課) チーム長 : 次長兼企画調整部門長,センター長,振興・環境室長,技佐等 チーム員 : 各部門職員 【重点プロジェクト名】 ①地域特産品と加工・業務用野菜の振興プロジェクトチーム ②地域資源活用プロジェクトチーム ③人づくり・農地集積プロジェクトチーム ④水田農業・畜産の国際競争力強化プロジェクトチーム 【管内における推進イメージ図】 市町村 有識者 アドバイザー 農業者 生産組織等 農業教育関係学校 連携・支援 ・情報共有・協働 J A 土地改良団体 流通関係団体 消費者 商工関係団体 43
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