リート・ウィークリーレポート - DIAMアセットマネジメント

情報提供資料
リート・ウィークリーレポート(2016/9/6)
マーケットデータ(2016/9/2)
※リート平均配当利回りは2016年7月末時点
リート指数
終値
為替(対円)
騰落率
終値
リート平均
金利
騰落率
配当利回り
(%)
(%)
先進国(含日本)
900.32
+4.1%
3.62
先進国(除日本)
897.03
+4.5%
3.68
日本
389.35
-0.4%
米国
1251.94
+1.5%
米ドル
103.92
924.95
-0.9%
カナダドル
1189.65
+1.7%
英国
83.07
豪州
-0.03
2.88
+2.0%
1.60
3.49
79.97
+2.1%
1.06
5.28
ユーロ
115.96
+1.7%
-0.04
3.97
+1.6%
英ポンド
138.17
+3.3%
0.73
3.59
695.28
-2.8%
豪ドル
78.68
+2.1%
1.85
4.06
シンガポール
520.13
-0.1%
76.38
+1.9%
1.74
5.69
香港
627.19
-0.2%
13.41
+2.2%
0.93
4.00
カナダ
欧州(除英国)
シンガポール
ドル
香港ドル
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第2位を四捨五入して表示。
※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガ
ポール・香港:S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨
ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値および平均配当利回り。
※【為替】NY市場終値。※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。
リート市場の動き
【直近3カ月間:2016/6/2~2016/9/2】
(ポイント)
1,200
950
890
800
830
400
770
0
6/2
【2004/3/31~2016/9/2】
(ポイント)
7/2
8/2
9/2
(月/日)
04/3
06/3
08/3
10/3
12/3
14/3
16/3
(年/月)
(出所:S&PのデータをもとにDIAM作成)
※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会/ 一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
1/5
リート・ウィークリーレポート
マーケット動向(2016/8/29~2016/9/2)
【日本】
J-REIT市場は下落しました。米国の追加利上げ観測の高まりを背景にドル高円安が進行したことによ
り、輸出企業の業績改善期待から株式市場が大きく上昇する一方、長期金利が上昇基調であることもあ
り、リート市場の動きは鈍くなりました。なお、日銀は9月1日にJ-REITを12億円、買い入れています。
【米国】
米国リート市場は上昇しました。2日に発表された7月の雇用統計は前月比15.1万人増加と堅調だった
ものの、当局が9月の利上げに踏み切るには力不足との見方が優勢となり、リートを含む利回り資産は買
い戻されました。
【欧州】
欧州リート市場は上昇しました。米国の雇用統計が市場予想をやや下回ったことで、短期的な利上げ
観測が後退しました。8月の英国住宅価格は前月比で0.6%上昇と、下落を見込んでいた市場予想を上回
りました。なお、29日の英国市場は休場となっています。
【豪州】
豪州リート市場は下落しました。米ドル高や在庫の積み上がりを背景に原油市況が下落したことで、
資源国であるオーストラリアの株式市場は下落し、リート市場もこれに追随しました。7月の小売売上高
は前月比横ばいと、市場予想をやや下回りました。
【アジア】
アジアリート市場は小幅に下落しました。ジャクソンホール会議前後の要人発言を受け、米国の利上
げへの警戒感が高まったことに加え、武漢市、アモイ市など中国本土で住宅購入規制の動きが広がって
いることも、不動産関連セクターへの買い意欲を鈍らせたとみられます。7月の香港の小売売上高は前年
同月比で7.7%減少しましたが、減少率は3カ月ぶりに縮小しました。
トピックス
■
米国の住宅市場(米国)
雇用市場が引き締まり、賃金が徐々に上がっていることや、住宅ローン金利が過去最低水準にあるこ
とが住宅市場の追い風となり、米国の住宅需要は依然として強い状況が続いています。米国の住宅市場
は新築よりも中古の市場規模が大きいため、中古住宅販売件数は特に市場の注目を集める指標ですが、
全米不動産業者協会が発表した7月の中古住宅販売件数は前月比3.2%減の年率539万戸となりました。
しかしながら、中古住宅販売件数の低下は在庫がひっ迫していることが主因と考えられています。
このように中古住宅の供給が不足している状況下では、ディベロッパーは新築住宅を建設するため、
新築住宅の販売増加につながります。米商務省が発表した7月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済
み)は、前月比12.4%増の年率65万4000戸となり、2007年10月以来、ほぼ9年ぶりの高水準となりま
した。また米高級住宅建設最大手のトールブラザーズが発表した2016年5-7月期決算の売上高は市場予
想を上回る前年同期比23.5%増の12億7000万ドルとなるなど、米国の不動産市場が引き続き堅調であ
ることがうかがえます。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
2/5
リート・ウィークリーレポート
各国・地域別グラフ(2016/6/2~2016/9/2)
《日本》
(ポイント)
440
※各国および地域のリート指数、為替の使用
データについては、P.1「マーケットデータ」の
注記をご参照ください。
日本リート指数
410
380
350
6/2
7/2
8/2
《米国》
(ポイント)
1,350
9/2
(月/日)
(円)
米国リート指数
116
1,250
109
1,150
102
1,050
95
6/2
7/2
8/2
9/2
《欧州(除く英国)》
(ポイント)
1,280
6/2
(月/日)
(円)
欧州リート指数
135
1,170
125
1,060
115
950
105
6/2
7/2
8/2
《英国》
(ポイント)
89
6/2
9/2
(月/日)
(円)
英国リート指数
170
81
155
73
140
65
125
6/2
7/2
8/2
9/2
(月/日)
6/2
米ドル/円
7/2
8/2
9/2
(月/日)
ユーロ/円
7/2
8/2
9/2
(月/日)
英ポンド/円
7/2
8/2
9/2
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
3/5
リート・ウィークリーレポート
《豪州》
(ポイント)
750
(円)
豪州リート指数
88
700
83
650
78
600
豪ドル/円
73
6/2
7/2
8/2
9/2
6/2
(月/日)
《シンガポール》
(ポイント)
540
(円)
シンガポールリート指数
88
500
83
460
78
420
73
6/2
《香港》
(ポイント)
650
7/2
8/2
9/2
6/2
(月/日)
(円)
香港リート指数
14.9
600
14.1
550
13.3
500
12.5
6/2
7/2
8/2
9/2
(月/日)
6/2
7/2
8/2
9/2
(月/日)
シンガポールドル/円
7/2
8/2
9/2
(月/日)
香港ドル/円
7/2
8/2
9/2
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
【各指数の著作権等】
■Standard & Poor’s®並びにS&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の
登録商標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の
登録商標です。これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジ
メント株式会社に対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。S&P 先進国 REITインデックス
(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジ
なし)はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が
与えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセッ
トマネジメント株式会社の商品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をする
ものではありません。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
4/5
リート・ウィークリーレポート
160906情報リートW-1
5/5