【子供たちに影響する給食について】

渡辺薬局
Tell
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今夏は台風に翻弄され、地球の気象条件が激し
く変化していることを実感させられました。
次世代の子供たちに負の状況を残したくないと
思いますが、便利さや欲望を捨てられない現状
があり難しいことです。
8 月 21 日の漢方レッスンには大勢の方々のご
参加をいただきました。感謝申し上げます。
おかげさまで「赤ちゃんは待っていた」も重版
できるようです。感謝を込めてご報告させてい
ただくとともに、これからも新鮮で魅力ある情
報を発信できるよう頑張りたいと思います。
【子供たちに影響する給食について】 最近、食物アレルギーの子供さんのご相談が増えています。妊娠中から出産後、離乳食から始まり
大人と同じ食事ができるまで、お母さんの食事も含めて個人的にアドバイスしてきましたが、子供
が保育園や幼稚園、小学校へと進学するにつれてアレルギーを起こすことが増えていると感じます。 うどんだけだったら反応を起こさないがパンも一緒に食べると症
状が出る。牛乳も半分だったらいいけど 1 本飲むとだめ。など。 現場の調理員さんの苦労も大変で、お玉や包丁などの調理器具から
食器まですべて確実に分けないとなりません。 1 クラスに除去食が1食でも調理の手間は同様にかかりますし、検
食分も作る必要があります。給食費に差をつけることはできません
から、今後問題になるかもしれません。 そこで、いっそのこと全員が除去食で昼食を摂るというのはいかが
でしょうか。除去食も必要な栄養素は充分に摂れるように考えられ
ていますから、栄養的に偏っているということはなく、アレルギー
のない子がアレルギーのある子と同じ食事にしても問題はないのです。 乳製品、卵、小麦を含む食品は家庭でも摂取しやすいです。朝食でパンやヨーグルトに卵。 昼食にも麺などの小麦製品に牛乳では、アレルギーを誘発しやすい食品の摂り過ぎになることも考
えられます。全員同じ食事であれば現場の栄養士の先生や調理をする方々の負担も軽減できますし、
給食費への負担もエピペンを使う心配も、不安もストレス
もなくなります。自分では名案だと思うのですが・・・? さて、そろそろ秋の花粉症の季節が来ています。 ブタクサなどイネ科の植物にアレルギー反応を起こす方も
増えています。予防には「衛益顆粒」やしつこい咳には「平
喘顆粒」などが効果的です。 環境変化に対応できる強いからだを作りましょう。