1/5 日向市事後審査型条件付一般競争入札実施要領 平成18年8月2日

○日向市事後審査型条件付一般競争入札実施要領
平成18年8月2日
告示第198号の2
改正
平成24年2月22日告示第20号
平成26年3月31日告示第53号
(趣旨)
第1条
この告示は、市が発注する建設工事において実施する事後審査型条件付一般競争入札の手続に
ついて必要な事項を定めるものとする。
(対象工事)
第2条
事後審査型条件付一般競争入札の対象となる工事(以下「対象工事」という。)は、次のとおり
とする。
(1) 予定価格が原則として1億5千万円以上の工事
(2) 予定価格が原則として1億5千万円未満の工事のうち特定建設工事共同企業体(以下「JV」とい
う。)への発注工事
(3) 前2号に定めるもののほか、市長が事後審査型条件付一般競争入札とすることが適当と認める
工事
(特例)
第3条
前条第1号又は第2号の規定にかかわらず、対象工事が次のいずれかに該当するときは、当該
工事について指名競争入札を実施することができるものとする。
(1) 特殊な工事で施工能力を有する業者が限られ、事後審査型条件付一般競争入札による効果が期
待できないと認められるとき。
(2) その他事後審査型条件付一般競争入札とすることが不適当と認められるとき。
(公告)
第4条
事後審査型条件付一般競争入札の公告は、市の掲示場(日向市公告式条例(昭和40年日向市条例
第17号)別表に定める掲示場をいう。)への掲示及び市ホームページ等への掲載により行うものとする。
(事後審査型条件付一般競争入札参加資格)
第5条
事後審査型条件付一般競争入札に参加する者又は当該入札に参加する者がJVである場合にお
ける当該JVの各構成員に必要な資格(以下「入札参加資格」という。)は次のとおりとする。
(1) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しないものであること。
(2) 市が発注する建設工事等の契約に係る指名競争入札参加者の資格、指名基準等に関する要綱(昭
和57年日向市告示第34号。以下「資格要綱」という。)に基づく対象工事と同種類の指名競争入札
参加資格の認定を受けている者であること。
(3) 対象工事の種類が、資格要綱に基づき格付けを行う建設工事の種類と同種類である場合にあっ
ては、等級区分が指定した等級に格付けされている者であること。
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(4) 手形交換所における取引停止処分、主要取引先からの取引停止等の事実があり、経営状況が著
しく不健全であると認められる者でないこと。
(5) 商法(明治32年法律第48号)第381条の規定に基づく整理開始の申立て又は通告の事実がある者
でないこと。
(6) 会社更生法(平成14年法律第154号)第17条の規定に基づく更生手続開始の申立て又は民事再生
法(平成11年法律第225号)第21条の規定に基づく再生手続開始の申立ての事実がある等、経営状態
が著しく不健全であると認められるものでないこと。
(7) 民事執行法(昭和54年法律第4号)に基づく仮差押等金銭債権に対する強制執行若しくは国税、
地方税その他の公課について滞納処分による強制執行の措置を受け支払いが不可能になった者で
ないこと又は第三者の債権保全請求が常態となったと認められるものでないこと。
(8) 対象工事と同種又は類似の建設工事の施工実績を有する者であること。
(9) 対象工事に必要と認められる経験を有する技術者のうち、直接かつ恒常的な雇用関係にある者
を、主任技術者又は監理技術者として専任で配置することができる者であること。
(10)
公告日から入札日までいずれの日においても、資格要綱第10条の規定に基づく指名停止を受け
ていない者であること。
(11)
対象工事に係る設計業務等の受託者でないこと及び当該受託者と資本又は人事面において関連
がある者でないこと。なお、「当該受託者と資本又は人事面において関連がある者」とは、次のア
又はイに該当する者とする。
ア
当該受託者の発行済株式総数の100分の50を超える株式を有し、又はその出資の総額の100分
の50を超える出資をしている建設業者
イ
建設業者の代表権を有する役員が当該受託者の代表権を有する役員を兼ねている場合におけ
る当該建設業者
(12)
前各号に掲げるもののほか、対象工事の入札参加資格として必要と認められる事項に該当する
者であること。
(入札参加手続)
第6条
事後審査型条件付一般競争入札に参加しようとする者は、公告に定める期日までに事後審査型
条件付一般競争入札参加届出書(別記様式第1号)及び次に掲げる書類を提出しなければならない。
(1) 特定建設工事共同企業体協定書(JV対象工事のみ)
(2) その他公告において提出を求める資料
(設計図書の閲覧等)
第7条
対象工事に係る設計書及び図面(以下「設計図書等」という。)は、入札公告の日から前条の提
出期間の末日まで公告において指定された場所において閲覧に供する。
2
設計図書等の交付は、入札参加手続をした者のうち希望者に交付するものとする。交付期間は、入
札参加手続を行った日から入札日前日までとする。
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3
設計図書等に対する質問は、書面で行うものとし、その質問に対する回答については書面により速
やかに行うものとする。
4
前項の質問及び回答内容については、第2項の期間中に閲覧に供するものとする。
(落札候補者及び落札者の決定方法)
第8条
開札後、予定価格の範囲内で最低制限価格以上の価格をもって申込みをした者のうち、最低価
格を提示した者を落札候補者とし、第10条に定める入札資格の確認(以下「資格確認」という。)の結
果、入札公告に定める資格要件を満たしていると認められた場合に落札者とする。
2
前項の資格確認の結果、落札候補者に入札資格がないと認められたときには、前項の落札候補者の
次に最低の価格を示した者(以下「次順位者」という。)について資格確認を行い、入札公告に定める
資格要件を満たしていると認められた場合に落札者とする。
3
前項の資格確認は落札者を決定するまで繰り返すものとする。
(入札参加資格確認申請書の提出)
第9条
入札参加資格を確認するため、落札候補者から事後審査型条件付一般競争入札参加資格確認申
請書(別記様式第2号。以下「申請書」という。)及び次に掲げる入札参加資格確認資料(以下「資料」
という。)の提出を求めるものとする。
(1) 同種工事施工実績調書(別記様式第3号)
(2) 主任(監理)技術者等の資格・工事経験調書(別記様式第4号)
(3) 経営事項審査結果通知書の写し
(4) その他入札参加資格を確認するため公告において提出を求める資料
2
落札候補者は、市長が指示した日時までに申請書及び資料を総務課に持参により提出しなければな
らない。
3
申請書及び資料の提出期限日(以下「提出期限日」という。)までに申請書及び資料を提出しない場
合、入札参加資格はないものとみなし、次順位者に対し申請書及び資料の提出を求めるものとする。
この場合、第1項及び第2項の規定を準用する。
4
次順位者が申請書等を提出期限日までに持参しない場合は、前項に準じて扱うものとする。
(入札参加資格の確認)
第10条
入札参加資格の有無は、日向市技術審査会規程(平成18年日向市訓令(甲)第29号の2)に定める
日向市技術審査会(以下「審査会」という。)において確認を行うものとする。
2
前項の確認は、提出期限日の翌日から起算して2日以内に行うものとする。
3
総務課長は、入札参加資格を確認したときは、当該確認結果を事後審査型条件付一般競争入札参加
資格確認通知書(別記様式第5号)により落札候補者に対して速やかに通知するものとする。
4
前項の場合において、入札参加資格がないと認めた場合には、入札参加資格のうち要件を満たさな
い項目及び要件を満たさない理由を通知するとともに、当該理由についての説明を求めることができ
る旨を教示するものとする。
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(入札参加資格がないと認めた者に対する理由の説明)
第11条
入札参加資格がないと認められた者は、前条第3項の通知を受理した日の翌日から起算して2
日以内に市長に対して書面により入札参加資格がないと認めた理由の説明を求めることができるも
のとする。
2
市長は、前項の説明を求められたときは、当該説明を求める書面を受理した日の翌日から起算して
2日以内に、当該説明を求めた者に対し、書面により回答するものとする。
3
市長は、本条第1項の説明を求めたものに入札参加資格があると認めた場合は、当該説明を求める
書面を受理した日の翌日から起算して2日以内に、審査会の審査を経て、前条第3項の通知を取り消
し、改めて入札参加資格がある旨を通知するものとする。
4
次順位者の入札参加資格の確認は、第2項及び第3項に規定する手続終了後、少なくとも5日を経
過しなければ実施できないものとする。
(予定価格の事前公表)
第12条
対象工事の予定価格は、公告に記載するものとする。
(最低制限価格)
第13条
対象工事の入札については、最低制限価格を設けるものとする。
(入札の執行)
第14条
入札執行者は、入札の執行の際、入札参加者から入札参加届出書の写しを提出させるものとす
る。
2
入札執行者は、入札参加者に工事費内訳書の提出を求めるものとする。
3
入札参加者が1者のみであったときは、当該入札は中止する。
(入札の無効)
第15条
日向市財務規則(昭和42年日向市規則第1号)第97条第4項に規定する場合のほか、虚偽の申請
を行った者のした入札は無効とするものとする。
(入札結果の公表)
第16条
対象工事の入札結果は、日向市工事請負契約等に係る指名競争入札の執行に関する規程(平成
6年日向市訓令第2号)第10条に準じて公表するものとする。
附
則
この告示は、公表の日から施行する。
附
則(平成24年2月22日告示第20号)
この告示は、平成24年4月1日から施行する。
附
則(平成26年3月31日告示第53号)
この告示は、平成26年4月1日から施行する。
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別記様式
略
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