疑わしい取引の届出の際の留意事項について

疑わしい取引の届出の際の留意事項について
平成26年11月、犯罪による収益の移転防止に関する法律が、平成27年9月、同施行令
及び同施行規則がそれぞれ改正され、平成28年10月1日をもって施行となります。
これに伴い、「疑わしい取引の届出」の作成要領が一部変更となりましたので、10月1
日以降の届出に関しては、下記留意事項のとおり入力又は記入するようお願いします。
記
1
「代表者・取引担当者・代理人・その他関係者に関する事項」(別記様式第2号)に
ついて
本改正により、特定取引等の任に当たっている者であると認める要件のうち
・
「当該顧客等が発行した身分証明書その他の当該顧客等の役職員であること
を示す書面(社員証等)を有していること。」が削除
・
「当該顧客等の役員として登記されていること。」が、「当該顧客等を代表す
る権限を有する役員として登記されていること。」に改正
されていますので、「特定取引等の任に当たっていると認めた理由」欄を入力・記入
する場合には注意してください。
2
(1)
「実質的支配者に関する事項」(別記様式第2号)について
「実質的支配者の有無の確認方法」欄の名称変更
本改正に伴い、項目名が次のとおり変更となりました。
※
(2)
旧
実質的支配者の有無の確認方法
新
実質的支配者と顧客等との関係及びその確認を行った方法
事業者プログラムの情報定義コードを更新してください。
「実質的支配者と顧客等との関係及びその確認を行った方法」欄の入力要領
「実質的支配者と顧客等との関係及びその確認を行った方法」欄には、
●
顧客等と実質的支配者であると認めた者との関係
を入力するとともに、
●
申告による確認を行った場合は、その旨
●
ハイリスク取引のため書類による確認を行った場合には、当該確認に
用いた書類の種別(株主名簿、登記事項証明書等)
を全角90文字以内で入力してください。
※
「疑わしい取引の届出における入力要領・二訂版」(19頁)参照
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