仙台市災害援護資金債権管理業務委託プロポーザル募集要項

仙台市災害援護資金債権管理業務委託プロポーザル募集要項
第1 募集の内容
1 業務委託名
仙台市災害援護資金債権管理業務委託
2 業務内容等
別紙「仙台市災害援護資金債権管理業務委託仕様書」のとおり。
3 委託業務期間
委託締結日の翌日から平成 32 年 3 月 31 日までの間とする。
・準備期間:契約締結日の翌日から平成 29 年 7 月 31 日
・回収期間:平成 29 年 8 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日
4 委託費
契約準備期間中は 1 千万円(税込)
、回収期間中は 1 億円(税込)を上限とする。
第2 プロポーザルに係る事項
1 参加者の要件
本手続きに参加するものは、単独企業(一の代表構成員と一以上の構成員による連合
体の参加は認めないこととする)とし、参加表明書を提出する時点で、次の基準をすべ
て満たしていることをプロポーザルへの参加の資格要件とする。
(1)債権管理回収業に関する特別措置法(平成10年法律第126号)第3条の法務
大臣の許可を受けた債権回収会社(同法第2条第3項。以下、「債権回収会社」と
いう。
)であること。
(2)提案書提出日において、債権管理回収業に関する特別措置法第23条の規定によ
る改善命令を受けていないこと。
(3)地方自治法施行令第167条の4第1項の規定に該当する者(契約を締結する能
力を有しない者及び破産者で復権を得ない者)でないこと。
(4)会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立がなされ
ていないこと。
(5)民事再生法(平成11年法律第225号)に基づく再生手続開始の申立がなされ
ていないこと。
(6)破産法(平成16年法律75号)に基づき、破産手続開始の申立がなされた者及
びその開始決定がされている者(同法附則第3条第1項の規定によりなお従前の
例によることとされる破産事件に係るものを含む。
)。
(7)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2
条第1項第2号に規定する暴力団及びその利益となる活動を行う者でないこと。
1
(8)国、都道府県または政令指定都市において、特定金銭債権の債権管理回収業務を
受託した実績があること。
2 提案書の作成
企画提案書は次に掲げる内容を含むこと。
(1)業務実施方針
①債権管理回収業務の基本的な考え方とその取り組み
②被災者向け貸付金の管理回収にあたっての基本方針・考え方
③特に力を入れたいこと
(2)業務実施計画
①業務フローと実施スケジュール
②業務効率化のための工夫
(3)業務運営体制
①業務管理者の経歴及び能力
②業務従事者の配置と効率的な運営
③業務目的に沿った管理運営のための職員の教育・研修体制
④個人情報保護及び秘密保持対策
⑤台帳管理や業務情報(相談記録等)整理の考え方、対応
⑥他の公共団体での業務実績
(4)業務実施内容
①債務者の視点に立った取り組み
②償還努力促進のための取り組み
③効率的な催告実施に向けた取り組み
④効率的な回収に向けた取り組み
⑤窓口・電話による返済相談の受付時間
⑥窓口の利便性
⑦付随業務(居所調査、相続人調査、不当利得対応)の対応内容
⑧本市との情報共有の取り組み
⑨苦情等の未然防止策及び苦情発生時の対応策
⑩その他、債権管理業務において効果が見込める提案
(5)1年間の回収目標
①1年間の回収目標の実現性
②1年間の回収目標率
(6)経費見積
①積算内容(受託期間中の経費積算)の妥当性
②算定方法(被災者対応を考慮した費用)の妥当性
③経費総額
2
3
プロポーザルの手続等
(1)スケジュール
項目
日程
①募集要項等の公表・配布
平成 28 年 9 月 9 日(金)~平成 28 年 9 月 16 日(金)
②募集要項等に関する
平成 28 年 9 月 9 日(金)~平成 28 年 9 月 14 日(水)
質問受付
③プロポーザル参加申込
平成 28 年 9 月 9 日(金)~平成 28 年 9 月 16 日(金)
受付
平成 28 年 9 月 20 日(火)~平成 28 年 9 月 28 日(水)
④入札参加資格の確認
⑤企画提案書作成に関する
質問受付
平成 28 年 9 月 29 日(木)~平成 28 年 10 月 5 日(水)
平成 28 年 10 月 7 日
(金)
~平成 28 年 10 月 21 日
(金)
⑥企画提案書受付
⑦事業者審査委員会
平成 28 年 11 月下旬(予定)
(プレゼンテーション)
平成 28 年 11 月下旬(予定)
⑧契約候補者選定結果
※プロポーザル参加者全員に通知
⑨仙台市個人情報
平成 28 年 11 月 28 日(月)
セキュリティ研修受講
⑩仙台市外部委託ガイドラ
インに係る実地調査
平成 28 年 12 月上旬(予定)
平成 29 年 1 月中旬(予定)
⑪契約締結
(2)募集要項等の公表・配布
①配布日時
平成 28 年 9 月 9 日(金)~平成 28 年 9 月 16 日(金)
②配布方法
仙台公式ホームページへの掲載により行うものとする。
(3)募集要項等に関する質問書の受付及び回答の公表
①質問書受付期間
平成 28 年 9 月 9 日(金)~平成 28 年 9 月 14 日(水)
②質問書提出方法
プロポーザル参加にあたって質問事項がある場合は、全て電子メールにファイ
ル(ファイル形式は、Microsoft Word または Microsoft Excel)を添付して提出す
ること。
送付先: 仙台市健康福祉局社会課 担当:芳賀
メールアドレス:
[email protected]
3
③回答
質問に対する回答は質問者に個別に回答するほか、必要に応じて回答を本市ホ
ームページに掲載する。
(4)プロポーザル参加申込書の受付
①提出書類
書式
提出書類名
主な記載項目
様式1
参加申込書
住所、名称等
様式2
参加者概要書
1
貴社の概要
2
各種資格取得状況
3
業務実績 他
決算書類
1
貸借対照表
(直近2年間のもの)
2
損益計算書
3
(連結子会社の場合)親会社の連結
添付書類
貸借対照表・損益計算書
公的機関証明書等
1
(3ヶ月以内に発行さ
れた最新の内容)
許可(登録)通知書、または許可(登
録)証明書 (いずれも写し可)
2
印鑑証明書(原本)
3
履歴事項全部証明書(原本)
4
消費税及び地方税に係る納税証明書
(写し可)
業務実績に関する資料
上記様式2で記入する業務実績がわかる
もの。
②提出部数
1部
③受付期間
平成 28 年 9 月 9 日(金)~平成 28 年 9 月 16 日(金)
(午後 5 時必着)
④提出方法
下記事務局に郵送(配達記録郵便とすること)又は直接持参により提出するこ
と(Eメール及びファクシミリによる提出は受け付けない。)
。
〒980-8671 仙台市青葉区国分町三丁目7-1
仙台市健康福祉局社会課 宛て
(5)企画提案書に関する質問書の受付及び回答
①質問書受付期間
平成 28 年 9 月 29 日(木)~平成 28 年 10 月 5 日(水)
②質問書提出方法
企画提案書作成にあたって別紙仕様書の内容等について質問事項がある場合は、
全て電子メールにファイル(ファイル形式は、Microsoft Word または Microsoft
4
Excel)を添付して提出すること。
③回答
質問内容及び回答は、競争上の地位その他正当な利害を害するおそれのあるも
のを除き、プロポーザル参加者すべてに送付するものとする。
(6)企画提案書等、書類の受付
①提出書類
(ア)企画提案書
次に掲げる書類を、2箇所ホチキス留めし提出すること。
・企画提案書表紙(様式3)
・企画提案書詳細(様式4)
・費用見積書(様式5)
・様式4の補足説明(様式自由)
また、カタログやパンフレット等の補足資料がある場合は、企画提案書と別
に提出を認めますが、それらについても企画提案書と同部数提出してください。
(イ)誓約書(様式6)
②提出部数
8部(正本2部、副本6部)及びCD-R(正本及び副本双方を記録)2枚
※副本は公平な評価実施のため、会社(法人)名やその所在地、従事者の実
名、自社特有のサービス名等、提出者を特定できるような内容(文字やマ
ーク含む)は記載しないこと。
※カタログ、パンフレット等に提出者を特定できる表現が記載されている場
合にはマスキング処理を施すこと。
※企画提案書の文字サイズは原則 10.5 ポイント(図中の説明にあたっては 8
ポイント以上)とし、簡潔かつ明瞭に記述すること。
③受付期間
平成 28 年 10 月 7 日(金)~平成 28 年 10 月 21 日(金)(午後 5 時必着)
④提出方法
事務局(第2条3(4)④記載)に郵送(配達記録郵便とすること)又は直接
持参により提出すること(Eメール及びファクシミリによる提出は受け付けな
い。
)
。
⑤留意事項
(ア)事業者審査委員会(平成 28 年 11 月下旬開催予定)において、企画提案書を使
用してプレゼンテーションを実施すること。
(7)プロポーザル参加に際しての注意事項
①失格又は無効
以下のいずれかの事項に該当する場合は、失格又は無効とする。
(ア)提出期限を過ぎて提出書類が提出された場合
(イ)応募提案書類に虚偽の記載を行った場合
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(ウ)募集要項に違反すると認められる場合
(エ)委員に対して、直接、間接を問わず故意に接触を求めた場合
(オ)他の提案者と応募提案の内容又はその意思について相談を行った場合
(カ)事業者選定終了までの間に、他の提案者に対して応募提案の内容を意図
的に開示した場合
(キ)その他選定結果に影響を及ぼすおそれのある不正行為を行った場合
(ク)本手続の期間中に、第2の1に掲げる要件に該当しなくなったとき。
(ケ)予定価格より高い見積もりを積算したとき。
(コ)提案内容の中で、仕様の内容を明らかに満たしていないものがあるとき。
②著作権・特許権等
提出書類の内容に含まれる著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権その
他日本国の法令に基づいて保護される第三者の権利の対象となっている事業手
法、維持管理手法等を用いた結果生じた事象に係る責任は、すべて参加者が負
うものとする。
③複数提案の禁止
プロポーザル参加者は、複数の提案書の提出はできない。
④提出書類の変更の禁止
提出期限後の提出書類の変更、差し替え又は再提出は、軽微な修正を除き、認
めない。ただし、本市の求めに応じて行う場合はこの限りではない。
⑤返却等
提出書類は、理由の如何を問わず返却しない。
⑥費用負担
企画提案書の作成、提出等プロポーザル参加に要する経費等は、すべて参加者
の負担とする。
⑦その他
(ア)提出書類の言語は日本語とし、通貨及び単位は、日本円、日本の標準時及
び計量法(平成4年法律第 51 号)に定める単位とすること。
(イ)プロポーザル参加申込書を提出した場合であっても、期限までに企画提案
書の提出がなされていない場合は、辞退したものとみなす。
(ウ)参加者は、企画提案書の提出をもって、募集要項等の記載内容に同意した
ものとする。
(エ)提出された企画提案書等は、仙台市情報公開条例(平成12年第80号)
に基づく情報公開請求の対象となる。
(オ)企画提案書の提出後に辞退をする場合は、事業者審査委員会実施前までに、
辞退届(任意様式)を事務局に持参又は郵送により提出すること。
第3 評価に係る事項
1 評価方法
評価は、本市が別に定める委員により組織された「災害援護資金債権管理業務委託
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に係る事業者審査委員会」が行う。
なお、契約候補者の選定にあたっては、評価項目及び評価基準(別表)に基づき、
提出書類及びプロポーザル参加者によるプレゼンテーション内容の評価を行い、競争
性、透明性の確保に十分配慮し、企画提案の内容、事業の実施能力等を評価、採点し
選定する。
2 事業者審査委員会(プレゼンテーション)
(1)開催日時・開催場所
平成 28 年 11 月下旬(予定)
※日時、開催場所の詳細は、平成 28 年 10 月下旬に企画提案参加者に通知する。
(2)企画提案の所要時間(予定)
・プレゼンテーション 10 分
・委員からの質疑応答 15 分
(3)注意事項
・各提案書のプレゼンテーション開始時間は、後日通知する。
・プレゼンテーションは、提出した企画提案書によって行うこと。この場での内容
の変更は不可とする。
・プレゼンテーション参加者は、他の参加者の企画提案を傍聴することはできない。
・指定の時間に遅れた場合には、審査対象としない。
第4 契約の締結
1
選定した契約候補者と本市とが協議し、委託業務に係る仕様を確定させたうえで、
本市契約課に正式な見積りを提示し、契約手続きを行う(契約課からの見積依頼は平
成 29 年 1 月上旬予定)。別紙仕様書の内容は提案された内容が基本となるが、契約候
補者と本市との協議により最終的に決定する。
なお、選定した契約候補者と本市との間で行う仕様の詳細事項について協議が整わ
なかった場合には、評価結果において総合評価が次に高い応募者と協議を行う。
2
契約保証金は契約金額(税込)の25分の1以上。ただし、仙台市契約規則第20
条第1項第1号、第3号または第8号のいずれかに該当する場合は、契約保証金の全
部または一部の納付を免除することができる。
3 契約書は2通作成し、双方が各1通を保有するものとする。
4
契約書の作成に要する費用は、全て受託者の負担とする。変更契約についても同様
とする。
7
第5 業務の適正な実施に関する事項
1 業務の再委託の禁止
原則、再委託は認めない。ただし、弁護士の追行を必要とする手続については、本
市承認のうえで弁護士への再委託を認めるものとする。
2 個人情報保護
受託者が本業務を行うにあたって個人情報を取り扱う場合には、仙台市個人情報保
護条例(平成16年第49号)
、仙台市行政情報セキュリティポリシーに基づき、その
取扱いに十分留意し、漏えい、滅失及びき損の防止その他個人情報の保護に努めるこ
と。
3 守秘義務
受託者は、本業務を行うにあたり、業務上知り得た秘密を他に漏らし、又は自己の
利益のために利用することはできない。業務委託後も同様とする。
第6 業務の継続が困難となった場合の措置
本市と受託者との契約期間中において、受託者による業務の継続が困難になった場
合の措置は、次のとおりとする。
1 受託者の責に帰すべき事由により業務継続が困難となった場合
受託者の責に帰すべき事由により業務継続が困難となった場合には、本市は契約の
取消しができる。
この場合、本市に生じた損害は、受託者が賠償するものとする。なお、次期受託者
が円滑かつ支障なく当事業の業務を遂行できるよう、引き継ぎを行うものとする。
2 その他の事由により業務の継続が困難となった場合
災害その他不可抗力等、本市及び受託者双方の責に帰すことができない事由により
業務の継続が困難となった場合、業務継続の可否について協議するものとする。一定
期間内に協議が整わない場合、それぞれ、事前に書面で通知することにより契約を解
除できるものとする。
なお、委託期間終了若しくは契約の取消しなどにより次期受託者に業務を引き継ぐ
際は、円滑な引き継ぎに協力するとともに、必要なデータ等を遅延なく提供すること
とする。
8
別表
評価基準
委員は、事業者が作成した企画提案書等について下記により採点し、合計点数が最も高い
事業者を委託候補者として決定する。
項目
配点
1 業務実施方針
①債権管理回収の基本方針・考え方に基づいた適切な取組みが示されて
いるか。
②被災者向けの貸付であることを理解し、円滑に債権管理回収をするた
20
めの基本方針・考え方が示されているか。
③被災者向けの債権回収を行うにあたり、特に力を入れたいと考えてい
ることは評価できるものか。
2 業務実施計画
①業務実施のフロー、実施スケジュールが明確かつ現実的なものとなっ
ているか。
15
②業務をより効率的かつ確実に実施するための工夫が示されているか。
3 業務運営体制
①業務管理者の経歴及び能力が評価できるか。
②職員の指揮監督・管理体制が適切にとられているか。人員配置計画、
勤務体制は妥当か。
③職員の資質向上やサービス向上につながる研修が計画されているか。
また、それは効果的な内容であるか。
④個人情報保護規程・機密保持規程・法令遵守規程等が整備されている
か。個人情報の適正な保護の方策等が示されているか。秘密保持対策
は採られているか。
⑤台帳の管理や各種情報整理の基本的考え方は適切か。適切に業務を行
えるよう情報維持管理に必要な対応がとられているか。
⑥他の公共団体で類似業務を受託した実績について、受託した類似業務
が本業務に適応するか。また、十分な成果を挙げているか。
9
35
4 業務実施内容
①債務者の立場に立ち、サービス改善や向上に反映できるしくみができ
ているか。自己評価体制は適切に講じられているか。
②債務者の償還努力促進に向けた具体的方策が講じられているか。
③効率的な催告が可能なよう工夫されているか。
④効率的な回収が可能なよう工夫されているか。
⑤債務者の利便性を考慮した受付時間の設定がされているか。
⑥債務者の利便性を考慮した立地になっているか。
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⑦付随業務の対応範囲・業務内容は十分なものであるか。
⑧本市への報告や定例会議開催の計画など情報共有のための取り組みが
なされているか。
⑨研修やマニュアルの準備など、苦情発生の未然防止及び苦情対応に関
して適切な対応策がとられているか。
⑩債権管理業務を実施するにあたり、効果が見込める提案か。
5 1年間の回収目標
①受託債権の1年間の回収目標率(単位:%)は実現可能性を有してい
るか。
10
②高い回収目標が設定されているか。
6 経費見積
①受託期間中の経費の設定額が提案された業務内容・職員体制等からみ
て妥当であるか。
②回収効率に加えて、被災者に丁寧な対応が行えるよう考慮した算定方
15
法となっているか。
③経費総額は低廉か。
7 財務基盤
①経営基盤が安定しており、事業計画に沿った管理を行う能力を有して
15
いるか。
(収益性、安全性)
合計
180
10