『不完全なモノがもっと強い未来を作り出す』

◆ セミナー開催のお知らせ ◆
『不完全なモノがもっと強い未来を作り出す』
~既成概念に囚われない発想と多様な人材が生み出すイノベーション~
講師: 中邑 賢龍 氏
(東京大学 先端科学技術研究センター 教授)
2016 年 9 月 7 日
デザイン委員会
日 時:2016 年 10 月 7 日(金)
14:50-17:00
場 所:情報通信ネットワーク産業協会 C~E 会議室
港区浜松町 2-2-12 JEI 浜松町ビル 3F
TEL 03-5403-9351
講 師:中邑 賢龍 氏
(東京大学 先端科学技術研究センター 教授)
演 題:『不完全なモノがもっと強い未来を作り出す』
~既成概念に囚われない発想と多様な人材が生み出すイノベーション~
<会員限定セミナー>
受講希望者は 9 月 27 日までに web <http://www.ciaj.or.jp/content/seminer/seminer.html>よりお申し込み下
さい。なお、定員になり次第、締め切りとなります。ご提供いただきました個人情報は、CIAJ からの各種ご案内等
に利用させていただく場合がございますので予めご了承下さい。
■ 講師略歴
1987 年香川大学教育学部助教授、92 年カンザス大学・ウィスコンシン大学客員研究員、95 年ダン
ディ大学客員研究員、2005 年東京大学先端科学技術研究センター特任教授、08 年より東京大学先端科
学技術研究センター人間支援工学分野教授。心理学・工学・教育学・リハビリテーション学だけでなく、
デザインや芸術などの研究者も参加し、学際的、社会活動型アプローチによりバリアフリー社会の実現を
目指している。著書に『発達障害の子どもの「ユニークさ」を伸ばすテクノロジー』
(中央法規出版)
、共
著に『バリアフリー・コンフリクト: 争われる身体と共生のゆくえ』
(東京大学出版会)などがある。
「不
完全なモノが、人を育て、社会を刺激し、もっと強い未来を作り出す」のコンセプトの下、新しい発想で
商品や社会をデザインする学びの場「凹デザイン塾」
(博報堂ダイバーシティとの共同開発)や突出した能
力はあるものの現状の教育環境に馴染めず、不登校傾向にある小・中学校生を選抜し、継続的な学習保障
及び生活のサポートを提供するプログラム「異彩発掘プロジェクト ROCKET」(日本財団との共同プロジ
ェクト)などの活動を展開。
■ 講演概要
世の中に安心安全なデザインが蔓延した結果、人間はみな考えないようになったと僕は思っています。
徹底的に不安を排除する社会のなかで慣らされた人たちには、耐性が生まれませんし、トラブルを切り抜
ける機転も生まれません。完璧なかたちから何かを取り除くことによって、人は立ち止まり、考え、そし
て社会が動いていきます。その流れを生み出すデザイン力、世の中に提案できる発想力を身につけてもら
いたいと思っています。面白い豊かな才能を持つ人たちを沢山抱えている社会の方が楽しいし、経済的に
文化的にも結果として勝つに決まっています。
以
上