当院における分娩時貯血式自己血輸血の検討

「当院における分娩時貯血式自己血輸血の検討」
についてのお知らせとお願い
本研究の目的は、分娩時大出血に備える目的で行う貯血式自己血輸血を検討する研究で
す。患者さんは全て匿名化されたうえで臨床情報のみが解析されます。本校個人情報管理
指導者の指導の下、本研究に中立である防衛医大産科婦人科、平田順子助教が個人情報取
扱者として責任を持って、患者さんの匿名化を行った上で個人情報をしっかり保管し、情
報漏洩がおこらないように留意します。
具体的に 2009 年から 2013 年までの間に防衛医科大学校病院産科婦人科で分娩された患
者さんのうち、分娩時に大量出血が予想されたため自己血貯血を行った患者さんにおいて、
分娩時出血量と貯血返血率や有害事象を検討し、どのような疾患や患者さんの特徴がある
と自己血貯血が有効に使用できるのかを検討する研究です。
本研究は、今後、研究のために患者さんから検体を採取したり投薬をしたりすることは
なく、これまでの外来及び入院治療での診療録情報(カルテ)や手術時の情報を用いる後
方視的研究です。この研究は防衛医科大学校倫理委員会の承認をうけ、実施されます。
しかしながら、ご自身の治療経過等の臨床データを研究に使わないで欲しい、というご
希望が有れば、下記の連絡先までご連絡をいただけますようお願いします。なお、研究へ
の使用の拒否の意思を表明されても、防衛医科大学校病院産科婦人科における診療には全
く何の影響もなく、いかなる意味においても不利益をこうむることはありません。
防衛医科大学校病院 産科婦人科
〈研究事務局〉
防衛医科大学校
産科婦人科学講座
〒359-8513
助教
宮本守員
埼玉県所沢市並木 3-2
電話:04-2995-1511(内線 2363)
FAX:04-2996-5213