第 8 次 粉 じ ん 障 害 防 止 総 合 対 策 (平 成 2 5 ∼ 2 9 年 度 の 5 か 年 間 ) (推進強化月間は9月です。期間:9月1日∼9月30日) “毎月24日(2 ( ふ ん ) 4 ( じ ん ))は粉じんの日!” 山口県下のじん肺の有所見者は減少してきましたが、未だにアーク溶接作業従事者等に新規有所見者が発生し ている状況です。 山口労働局及び県内各労働基準監督署では、粉じん障害の防止に向けて、労使一体となって認識を高めるため 「全国労働衛生週間準備期間」である9月を「粉じん障害防止総合対策推進強化月間」と定め、粉じん作業にお ける適正な作業環境管理、作業管理、健康管理を総合的に推進することとしています。 《期間中の主な実施事項》 1 経営首脳が粉じん作業場のパトロールを実施し、次のことを確認する。 ① たい積粉じんがないように清掃を実施しているか。 ② 局所排気装置、プッシュプル型換気装置等の性能が確保されているか。 ③ 呼吸用保護具の適正な選択、使用、保守管理を行っているか。 ④ 特定粉じん作業場の作業環境測定を確実に実施しているか、また、その評価により的確に対応しているか。 ⑤ 特定粉じん作業に常時従事する労働者に特別教育を実施しているか。 ⑥ アーク溶接作業においては、アーク溶接作業が粉じん作業であることを認識させるための、掲示がされて いるか。 ⑦ じん肺健康診断を完全に実施しているか、また、その結果に基づく事後措置を行っているか。 2 衛生管理者、安全衛生推進者、衛生推進者、たい積粉じん清掃責任者、局所排気装置等検査・点検責任者、 保護具着用管理責任者の選任及び職務の励行を図るため、毎月 24 日(2(ふん)4(じん))を「粉じんの日」 として定め点検等を実施する。 3 ずい道等建設工事においては、換気装置の設置、電動ファン付等の呼吸用保護具の使用及び粉じん濃度測定 の実施を図る。 屋外での岩石・鉱物の研磨・バリ取り作業も呼吸用保護具を使用 ※鋳物製造工程での砂型を造型する作業も呼吸用保護具が必要 屋外において、手持式又は可搬式動力工具を用いて 岩石又は鉱物を研磨し、又はばり取り作業と鋳物を製 造する工程において、砂型を造型する作業において、 呼吸用保護具(防じんマスク)の着用が必要となって います。 粉じん障害防止総合対策のお問合せは、山口労働局健康安全課(℡083-995-0373)又は最寄りの各労働基準監督署にお尋ね下 さい。 下関労働基準監督署 (℡083-266-5476) 宇部労働基準監督署 (℡0836-31-4500) 徳山労働基準監督署 (℡0834-21-1788) 下松労働基準監督署 (℡0833-41-1780) 岩国労働基準監督署 (℡0827-24-1133) 山口労働基準監督署 (℡083-922-1238) 萩労働基準監督署 (℡0838-22-0750)
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