仕様書 (PDF:275KB)

北国雪国ふるさと交流館
( 雪 あ か り 館 )
維持管理業務仕様書
第1 総則
1.本書の位置付け
本仕様書は、名寄市北国雪国ふるさと交流館(愛称名:雪あかり館。以下「雪あかり館」
という。)維持管理業務を地方自治法第244条の2に規定する指定管理者へ業務委託するに
あたり、名寄市(以下「市」という。)が要求する、提供されるべき公共サービスの仕様を
示すものである。
2.施設の概要
名称
名寄市北国雪国ふるさと交流館(愛称名 雪あかり館)
所在地
名寄市大通北1丁目15番地
設置目的
市内で最も古い和洋折衷の木造住宅である旧西田邸をその外観を生
かした改修を行い名寄市・山形県鶴岡市藤島・東京都杉並区との交
流・連携の拠点として設置。
また、広く市民に開放し、その歴史に触れてもらうとともに各市民
活動の場として設置。
施設の概要
敷地面積
2,320.65 ㎡
建物面積等
392.32 ㎡
貸室部分
管理・便益部分
1階
1階床面積
210.69 ㎡
2階床面積
181.63 ㎡
1階多目的ホール
52 ㎡
2階洋室1
20 ㎡
2階洋室2
26 ㎡
2階和室
17 ㎡
玄関及び玄関ホール(ポーチ付)
展示スペース、厨房、管理人室、機材庫、喫煙室
トイレ(男・女・多目的×各1)
2階
物品庫×2、喫煙室、湯沸室、広縁
トイレ(男・女各1)
外構部分 バーベキューハウス(東屋)、車庫型物置
ホームタンク、消火器
駐車場2箇所(建物東側、北側)
その他アプローチ道路等
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3.指定管理者の目指す方向性
雪あかり館の管理運営について、地方自治法及び名寄市北国雪国ふるさと交流館条例(以下
「条例」という。)の趣旨に基づき、市民へのサービス向上と経費の縮減、業務の効率化を進
めること。
4.法令の厳守
本業務の実施に当たっては、関連する条例、施行規則等を遵守すること。
第2.要求基準
1.管理業務
1.建物の維持管理
(1) 一般管理
①清掃業務
・日常清掃
貸館部分
管理・便益部分
・特別清掃
床ワックス
窓ガラス清掃
②ゴミ処理
2.外構関係の維持管理
(1)芝生の管理
(2)バーベキューハウス
(3)樹木管理
(4)その他の環境整備
3.備品の管理
4.修繕
5.除雪
(1)除排雪
(2)雪下ろし
使用の都度
1回/1 日
※機材庫、物品庫を除く。但し状況に応じ必要の都度実施
※必要に応じトイレットペーパー、石鹸水、衛生器等の補充
1回以上/1 年
1回以上/1 年
事業系ゴミとして処理
※利用者のゴミは持ち帰りが原則
芝刈り・除草
5 月から 10 月 適宜
施肥
1 回/年
目土
1 回/年
使用の都度(清掃、消炭・灰の処理等)
冬囲い
(冬期間ブルーシート)
低木の冬囲い
必要に応じて
高木の剪定
市と協議の上必要に応じて
草刈、ごみ拾い、落葉の始末等必要に応じて
業務を処理するために要する室及び供与備品は、善良なる管
理者の注意を持って管理しなければならない
照明灯整備
給排水施設調整整備(トイレ含む)
電化製品修繕
建築物小破修繕
使用期限に基づく消火器の交換
その他施設維持に関する修繕
※大規模修繕についてはその都度名寄市と協議
入口除雪(利用状況に応じて国道から玄関前の駐車場まで)
東側駐車場(状況を見ての排雪作業を含む)
状況により屋根の雪下ろし
窓下の除排雪
2
2.運営業務
1.施設利用に関する業務
(1) 受付・接客業務
①受付
②受付利用者への接遇
③苦情対応
④利用調整
(2) 受付時間等
①受付時間
②管理人の常駐時間
③利用状況の整理
(3) 施設の休館日等
①休館日
②臨時休館日
2.利用料金収受業務
第
十
一
条
関
係
雪あかり館の利用者に対し、利用承認書の交付及び利用料金の
徴収を行う
受付、利用承認、案内、利用指導等適切かつ丁寧な対応を行う
利用者からの苦情等に的確かつ親切に対応すること
苦情処理経過の記録及び市への報告
施設利用に関して、必要に応じ利用調整を行う
受付時間は開館時間中とする(9:00~22:00)
基本的に開館時間とする
※但し、利用の状況によっては不在とすることも可だが、この場
合電話の転送等により、利用者からの問い合わせには対応できる
体制を確立しておくこと
利用の申し込みがあった場合は台帳に記入し管理するとともに
貸与のパソコンから名寄市ポータルサイトへ入力し、利用状況の
照会に対応すること
条例第8条に定めるとおり
災害その他特別な事情がある場合は臨時に休館することができる
①利用料金の収受
利用者の利用に伴う料金は、利用時に徴収する
利用料金はすべて指定管理者に帰属する
②利用料金の決定
利用料金の額については、名寄市北国雪国ふるさと交流館条例
第 11 条第1項で定める利用料金の額を上限に、指定管理者が
市長の承認を受けて定める(変更の場合も同様とする)
③利用料金の還付
④利用料金の減免
⑤利用料金
3.利用促進業務
広報活動
収納後の利用料金は還付しない
名寄市北国雪国ふるさと交流館例第 11 条ならびに同規則第 4 条に
基づき対象となる団体・個人の利用料を減免すること
別表のとおり
各種団体へのPR
インターネット、地域FM等を利用した情報提供
4.事故処理等
(1) 事故処理
①救護
②通報
③報告
④安全対策
⑤連絡体制
(2) 避難訓練
5.報告書の提出
(1)収支計画書
(2)収支明細
施設内での事故発生時には、被災者への必要な措置を施すとと
もに管轄の警察署等関係機関への連絡・通報等適切な事務処理を
行う
傷病者への適切な看護
関係部署(病院・警察・消防等)への通報
施設管理者への報告
事故後の安全対策
緊急時の対応についての関係部署との連絡体制の確立
消防法に基づく避難訓練の実施 2回/年
協定締結後、収支計画書を作成し承認を得る(変更の場合も同
様)
毎月 10 日までに前月の収入及び支出の状況を報告する
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(3)利用状況
(4)実績報告書
6.情報の管理
毎月 10 日までに前月の利用状況を報告する
年度業務完了後、実績報告書及び収支実績書を提出する
名寄市情報公開条例に基づき、団体独自に情報公開の事務の取
扱に関し規程を策定する
名寄市個人情報保護条例に基づき、個人情報の取扱に当たって
は個人の権利・利益を侵害することのないよう必要な措置を講ず
るとともに、個人情報の保護に関する市の施策に協力する
(1)情報公開
(2)個人情報の保護
7.従業員教育
従業員の接遇及び備品危惧の取扱、安全教育のために研修会を実
施する
研修会等
<別表>
名寄市北国雪国ふるさと交流館利用料金
(1)施設内利用料金
時間区分
午
利用区分
多目的ホール
52㎡
洋
室 1
20㎡
洋
室 2
26㎡
和
室
17㎡
前
午
後
夜 間
17時~22時
全
日
9時~13時
13時~17時
9時~22時
室 料
756円
972円
1,188円
2,916円
暖房料
432円
432円
432円
1,296円
室 料
432円
540円
648円
1,620円
暖房料
216円
216円
216円
648円
室 料
432円
540円
648円
1,620円
暖房料
216円
216円
216円
648円
室 料
324円
432円
540円
1,296円
暖房料
216円
216円
216円
648円
※ 10月15日から翌年4月30日までの利用は、暖房料を室料に加算して徴収する。
ただし、この期間以外で暖房を利用した場合も同様とする。
※ 利用時間は、準備から終了後の後片付けに要する時間を含む。
(2)施設外利用料金
バーベキューハウス
1回
1,029円
※利用時間は、屋外なので後片付けも含めて原則21時までとする。
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