一般競争入札の実施に係る掲示 標記について、希望者は以下により競争参加資格確認申請書等を提出されたく掲示す る。 なお、本件は、競争参加資格確認申請書(以下「申請書」という。)及び競争参加資格 確認資料(以下「資料」という。 )を受け付け、価格と価格以外の要素を総合的に評価し て落札者を決定する総合評価方式の業務である。 また、技術提案の確実な履行の確保を厳格に評価するため、技術提案の評価項目に新 たに「履行確実性」を加えて技術評価を行う試行業務とする。 平成28年9月7日 独立行政法人都市再生機構 宮城・福島震災復興支援本部 総務企画部長 小澤 宗弘 1 業務概要 (1) 業務名 災害公営住宅に係る木造住宅の設計検討業務 (2) 業務内容と目的 当機構は、平成9年に閣議決定された「特殊法人等の整理合理化について」に基づき、 分譲住宅供給からの撤退を以て、木造住宅の建設からも退いたところである。 その後、瑕疵対応などにより、木造戸建て住宅に対して一定の業務は継続してきた ものの、そのノウハウを持つ職員は限定的なものとなっていた。 今般、東日本大震災からの復興においては、RC造集合住宅のみならず、戸建住宅 の建設も求められ、URはその責務から戸建住宅の建設に再び取り組むこととなった。 戸建建設、及びその維持管理にあたっては、RC集合住宅のノウハウとは異なる部 分もあることから、その対応には相当の苦労を持って取り組んできたところである。 そこで、塩竈市伊保石地区を始め、東松島市東矢本駅北地区、桑折町桑折駅前地区 等における経験を踏まえ、今後、整備予定の東松島市野蒜地区のノウハウを整理する ことで、将来想定される災害等の復興において円滑な業務推進の一助に、また東日本 大震災における引き渡し地区における瑕疵対応資料として活用することを目的とする。 (3) 履行期間 契約締結日の翌日から平成29年3月10日まで (4) 履行場所 原則として受注者の事務所とする。 2 競争参加資格 以下(1)~(7)を満たしている単体企業であること。 (1) 独立行政法人都市再生機構会計実施細則(平成16年独立行政法人都市再生機構 達第95号)第331条及び第332条の規定に該当する者でないこと。 (2) 当機構東日本地区における平成27・28年度測量・土質調査・建設コンサルタン ト等業務に係る競争参加資格について、業種区分が「建築設計」の認定を受けて いること。 (3) 当機構東日本地区に営業拠点等(注:技術者が1名以上常駐する法人登記又は 1 設立届等がなされた本・支店、営業所等の拠点)を有する者であること。 (4) 次に示す「同種」又は「類似」業務について、平成18年度以降において受注し、 完了した実績(下請による業務実績を含む。)を1件以上有すること。 ・同種業務:東日本大震災における被災3県(岩手・宮城・福島)の災害公営住 宅整備に関する木造住宅の技術的業務(建築士法第23条第1項によ る「設計等」業務をいう。以下同じ。) ・類似業務:東日本大震災における被災3県(岩手・宮城・福島)の災害公営住 宅整備に関する技術的業務 (5) 以下に掲げる基準を満たす予定管理技術者を本業務に配置できること。 イ 一級建築士として5年以上の実務経験を有する者。 ロ 平成18年度以降に、 (4)に示す「同種」又は「類似」の業務実績(下請、出 向又は派遣による業務実績を含む。 )を1件以上有する者。 ハ 申請書及び資料の提出期限日時点において、当該企業と雇用関係があること。 (6) 申請書及び資料の提出期限の日から開札の時までの期間に、当機構から本業務 の履行場所を含む区域を措置対象区域とする指名停止の措置を受けていないこ と。 (7) 暴力団又は暴力団員が実質的に経営を支配する者又はこれに準ずる者でない こと。 3 総合評価に係る事項 (1) 総合評価の方法 1)技術提案書の内容に応じて①、②、③、④及び⑤の評価項目毎に評価を行い、 技術評価点を与える。 なお、技術評価点の最高点数は60点とする。 ① 申請者(企業)の経験及び能力 ② 予定管理技術者の経験及び能力 ③ 実施方針 ④ 評価テーマに関する技術提案 ⑤ 技術提案の履行確実性 技術評価点=(技術評価点の最高点数=60点)×(技術点/技術点の満点) 技術点=(①に係る評価点+②に係る評価点)+(技術提案評価点) ×(⑤の評価に基づく履行確実性度) 技術提案評価点=(③に係る評価点)+(④に係る評価点) なお、入札参加者全者の入札価格が調査基準価格(予定価格に10分の7を乗じて 得た額)以上の場合は、上記「技術点」の算式中「履行確実性度」を1(100%) とする。 2)価格評価点の評価方法は、次のとおりとする。 なお、価格評価点の最高点数は30点とする。 価格評価点=価格点×(1-入札価格/予定価格) 3)総合評価は、入札者の申し込みに係る①、②、③、④及び⑤により得られた技 2 術評価点と入札者の入札価格から求められる価格評価点の合計値(評価値)をもっ て行う。 4)詳細は、入札説明書による。 (2) 落札者の決定方法 入札参加者は「価格」と「申請者(企業)の経験及び能力」、「予定管理技術者の 経験及び能力」、 「実施方針」及び「評価テーマ」及び「技術提案の履行確実性」を もって入札を行い、入札価格が当機構であらかじめ作成した予定価格の制限の範囲 内である者のうち、(1)によって得られる数値(以下「評価値」という。)の最も高 い者を落札者とする。 ただし、落札者となるべき者の入札価格によっては、その者により当該契約の内 容に適合した履行がなされないおそれがあると認められるとき、又はその者と契約 を締結することが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって著しく不適当 であると認められるときは、予定価格の制限の範囲内で、発注者の求める最低限の 要求要件を全て満たした他の者のうち、評価値の最も高い者を落札者とすることが ある。 なお、評価値の最も高い者が2者以上あるときは、くじ引きにより落札者となる べき者を決定する。 4 入札手続等 (1) 入札説明書の交付期間、場所及び方法 交付期間:平成28年9月7日(水)から平成28年10月13日(木)まで 交付方法:当機構ホームページからのダウンロードによる。 (2) 申請書及び資料の提出期間、場所及び方法 ① 提出期間:平成28年9月7日(水)から平成28年9月23日(金)までの土曜 日、日曜日及び国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に 規定する休日(以下「祝日」という。)を除く毎日、午前10時から午 後5時まで(ただし、正午から午後1時までの間は除く。) 。 ② 提出場所:〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡四丁目6番1号 東武仙台第1ビル7階 独立行政法人都市再生機構 宮城・福島震災復興支援本部 住宅整備部 住宅建設チーム 電話022-355-4605 ③ 提出方法:申請書及び資料の提出は、提出の前日までに、提出日時を上記提 出場所に連絡の上、持参又は郵送(同日同時刻必着での書留郵便に 限る。 )するものとし、電送によるものは受け付けない。 (3) 入札並びに開札の日時、場所及び入札書の提出方法 ① 日 時:平成28年10月14日(金)午前11時 ② 場 所:宮城県仙台市宮城野区榴岡四丁目6番1号 東武仙台第1ビル6階 独立行政法人都市再生機構 宮城・福島震災復興支援本部 入札室 ③ 提出方法:入札書は持参すること。ただし、郵便書留による郵送の場合は、④に 事前連絡の上、④宛てに平成28年10月13日(木)午後5時までに必着 3 とする。 ④ 問合せ先:独立行政法人都市再生機構 宮城・福島震災復興支援本部 総務企画部 経理チーム 電話022-355-4652 (4) 本業務において、入札に参加する者が関係法人1者だった場合は、当該手続を中 止し、再公募を実施する。 5 その他 (1) 入札保証金及び契約保証金 ① 入札保証金 免除 ② 契約保証金 納付 ただし、金融機関又は保証事業会社の保証をもって契約保証金の納付に代える ことができる。また、公共工事履行保証証券による保証を付し、又は履行保証保 険契約の締結を行った場合は、契約保証金を免除する。 (2) 入札の無効 本掲示において示した競争参加資格のない者のした入札、申請書及び資料に虚偽の 記載をした者のした入札及び別冊入札心得において示した条件等入札に関する条件に 違反した入札は無効とし、無効の入札を行った者を落札者としていた場合には落札決 定を取り消す。 なお、総務企画部長により競争参加資格のある旨確認された者であっても、開札の 時において2に掲げる資格のないものは、競争参加資格のない者に該当する。 (3) 競争参加資格の認定を受けていない者の参加 2(2)の認定を受けていない者も4(2)により申請書及び資料を提出することがで きる。この場合において、2(1)及び(3)から(7)までに掲げる事項を満たしていると きは、開札の時において2(2)に掲げる事項を満たしていることを条件として競争参 加資格があることを確認するものとする。当該確認を受けた者が競争に参加するた めには、開札の時において2(2)に掲げる事項を満たしていなければならない。 なお、期限までに申請書及び資料を提出しない者並びに競争参加資格がないと認 められた者は、本競争に参加することができない。 (4) 技術提案書(履行確実性の審査に必要な部分に限る。 )のヒアリングを実施すると ともに、ヒアリングに際して追加資料の提出を求めることがある(入札説明書参照) 。 (5) 問合せ先 ① 申請書及び資料について 4(2)②に同じ。 ② 入札・契約及び平成27・28年度競争参加資格について 4(3)④に同じ。 (6) 独立行政法人が行う契約については、「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方 針」(平成 22 年 12 月7日閣議決定)において、独立行政法人と 一定の関係を有する 法人と契約をする場合には、当該法人への再就職の状況、 当該法人との間の取引等の 状況について情報を公開するなどの取組を進める とされているところです。 これに基づき、以下のとおり、当機構との関係に係る情報を当機構のホームページで 公表することとしますので、所要の情報の当方への提供及び情報の公表に同意の上で、 4 応札若しくは応募又は契約の締結を行っていただくよう御理解と御協力をお願いいたし ます。 なお、案件への応札若しくは応募又は契約の締結をもって同意されたものとみなさせ ていただきますので、ご了知願います。 また、応札若しくは応募又は契約の締結を行ったにもかかわらず情報提供等の協力を していただけない相手方については、その名称等を公表させていただくことがあり得ま すので、ご了知願います。 1) 公表の対象となる契約先 次のいずれにも該当する契約先 ① 当機構との間の取引高が、総売上高又は事業収入の3分の1以上を占めていること ② 当機構において役員を経験した者(役員経験者)が再就職していること又は課長相 当職以上の職を経験した者(課長相当職以上経験者)が役員、顧問等として再就職 していること 2) 公表する情報 上記に該当する契約先について、契約ごとに、工事、業務又は物品購入等契約の名 称及び数量、契約締結日、契約先の名称、契約金額等と併せ、次に掲げる情報を公表 します。 ① 当機構の役員経験者及び課長相当職以上経験者(当機構ОB)の人数、職名及び 当機構における最終職名 ② 当機構との間の取引高 ③ 総売上高又は事業収入に占める当機構との間の取引高の割合が、次の区分のいず れかに該当する旨 3分の1以上2分の1未満、2分の1以上3分の2未満又は3分 の2以上 ④ 1者応札又は1者応募である場合はその旨 3) 当方に提供していただく情報 ① 契約締結日時点で在職している当機構OBに係る情報(人数、現在の職名及び当 機構における最終職名等) ② 直近の事業年度における総売上高又は事業収入及び当機構との間の取引高 4) 公表日 契約締結日の翌日から起算して 72 日以内 (7) 詳細は入札説明書による。 以 上 5
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