第3章 (PDF : 968KB)

3
第 章
結 索
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1
8の字結び〈エイトノット〉
(強度低下30%)
ロープ端末にカラビナ等を掛けるための輪を作成します
①
②
③
④
と支
し点
ては
設メ
定イ
しン
たロ
場ー
合プ
︵
懸
垂
線
︶
⑤
この時点で整える。
(ドレスアップ)
選択理由
◆他の結索(フューラー結びや、もやい結び等)
と比較して結索による強度低下が少ない。
◆高荷重で使用しても解らくが容易。
◆端末処理を必要としないため、作成が容易。
作成上の注意事項
◆結索後、撚りのない状態に整える。
(ドレスアップ)
◆作成後、1本ずつ締め付ける。
(セット)
◆輪の大きさを小さくし、端末の長さは、ロープ径の10倍(ひと握り)以上とする。
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⑥
矢印の方向に
それぞれ
ロープを引いて
締め付ける。
(セット)
3
第 章
結 索
2
蝶結び〈バタフライノット〉
(強度低下40%)
ロープの途中にカラビナ等を掛けるための輪を作成します
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
選択理由
◆ロープの途中に輪を作る場合、方向性のある8の字結び(ディレクショナルエイト、インラインエイト)が一般的に使用され
ていますが、
この結索は方向を気にする必要がない。
◆消防職員になじみがある。
作成上の注意事項
◆結索後、撚りのない状態に整える。
(ドレスアップ)
◆作成後、1本ずつ締め付ける。
(セット)
◆輪の大きさは小さく作成する。
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3
第 章
結 索
3
プルージック(8kN∼12kNで滑り出す)
プルージックコードを、ロープに3回巻き付け設定します
①
②
③
④
⑤
倍力としての活用例
⑥
縫目の位置に
注意する
この時点で整える(ドレスアップ)。
⑦
⑧
整えた
(ドレスアップ)後、
締め付ける。
(セット)
選択理由
◆ロープクランプ器具と比較して、ロープを傷付けにくく、価格も安い。
◆リセット時の移動が容易。
作成上の注意事項
◆ロープの径が変わると滑り出し荷重が変化するので注意する。
◆縫目、結索部分をループ内にて、他のものと緩衝しないようにする。
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