Josef Mazan Guitar

彼が学んだチェコのプラハ音楽院ギター科は知る人ぞ知るギターの名門。
ミラン・ゼレンカ、シュテパン・ラックそしてヴラディミール・ミクルカといった
偉大な名手かつ名教師の下、旧共産諸国の才能が集結し独特の伝統が生まれた。
Josef
Mazan
Guitar
ヨゼフ・マザン (ギター)
1974年プラハに生まれ、プラハ・コンセルヴァト
ワールを卒業後、プラハ芸術アカデミーでミラン・
ゼレンカ氏に師事。98年プラハ・ヤマハコンクー
ルで優秀賞、2001年から03年にかけてチェコ音楽
基金から奨学金を受ける。これまでにヨーロッパ
各国のみならずアジアでもリサイタルを行ってき
た。現在、同アカデミーにて室内楽を教える傍ら、
博士課程をシュテパン・ラック氏のもと学んでい
る。レパートリーはバロックから現代音楽まで多
何よりも煌めく繊細でクリスタルのような音。
「僕のギターは、ロマンティックな音楽にぴったり。」というマザンさん。
アルハンブラの思い出 、 アストゥリアス などのクラシック・ギターの名曲
の数々は彼の手で妖艶な響きに生まれ変わります。一方、パガニーニの 24 の奇
想曲 のような超絶技巧の曲は、色彩感豊かな響きでまさに音楽のパレット。ま
た師匠であるラックの作品は、正に作曲者直伝の有無を言わせぬ説得力で聴き手
の心に迫ります。彼が演奏するラックの珠玉の作品たちは今後のギターのレパー
トリーの流行を先導するものになるでしょう。今回の演奏会はこのようなチェコ
の現代作品に触れることのできる珍しい機会でもあります。
岐にわたり、現代音楽の分野では、母国チェコの作
曲家はもとより、アメリカや日本の作曲家の作品
についても興味を持ち、演奏している。録音では、
パガニーニのギターソナタ集(VIXEN)や、チェコ
のサクソフォニスト、イヴァン・ミスリコヴィアン
との共演でオリジナル曲「デュオ・コンチェルティ
ニッシモ」のアルバム(WinGra)
、チェコ現代ギター
マザンさんは大変な親日家で、武術、黒澤明、北野武の映画、葛飾北斎の絵など
日本の文化が大好きだそうです。来日時には日本の作曲家の作品を必ず演奏し、
今回もどうしても日本の作曲家の作品を入れたいということで服部和彦の作品
をプログラムに加えています。初来日の際には、どうしてマザンさんが日本の
「間」をあそこまで表現できるのか!?と、会場ではその話題でもちきり。マザン
曲集Ⅰ
(VIXEN)をリリース。また、チェコのラジオ
さんによれば、雅楽などに存在する日本古来の様式をプラハ音楽院時代に学んだ
局にも多くの録音を提供している。
そうです。彼の音色が日本人の心にすっと入り込んでくる理由は、そんなところ
2004 年の初来日以降、8 度目の来日となる。
にあるのかもしれません。
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