9 2016/SEPTEMBER 628号 上松町成人式 28 年 8 月末現在 世帯 2,149 戸 (ー 3) 男 2,296 人 (ー 11) 女 2,476 人 (+ 2) 計 4,772 人 (ー 9) 8月15日(月)、上松町ひのきの里総合文化センターに おいて、平成28年度上松町成人式が行われました。 今年度は68名が対象で、このうち52名の新成人が出席 しました。 上松町の自然の豊かさや人の温かさを忘れずに、 それぞれの道での若さあふれる皆様の益々の ご活躍を期待しています。 (関連記事:P2) 美林ちゃん 平成28年9月8日発行 編集・発行/上松町役場総務課 印刷/山田印刷株式会社 太郎ちゃん 広 報 あげまつ 将来を担う若者たちの 人生の節目 今 年 度 の 対 象 者 は 男 性 三 十 四 名、 女 性 三十四名の計六十八名で、五十二名が参加し ました。式典では、田上町長や恩師の方から お祝いの言葉が送られ、これに対して新成人 を代表して、 前田尚紀さん︵南見帰区︶が、﹁緑 長野県消防ポンプ操法・ ラッパ吹奏大会 く感じるようになった。時には、今までにな なかったありがたみは、地元を出た今ようや 成二十八年度長野県消防ポン センター駐車場において、平 ウンド・松原湖高原スケート 、南佐 七月三十一日︵ 日 ︶ 久郡小海町の小海町総合グラ 代表して、ラッパ班がラッパ 当町からは、木曽消防協会を 十三チーム︶ が出場しており、 の部十三チーム、ラッパ吹奏 十二チーム、小型ポンプ操法 上松町成人式 い挫折や自信を失うことがあるかもし プ操法・ラッパ吹奏大会が行 吹奏大会に出場しました。 豊かな上松町で沢山の方々の支えの中、恵ま れ な い が、 同 じ 仲 間 も 頑 張 っ て い る われました。 チ ー ム︵ ポ ン プ 車 操 法 の 部 、上 松 町 ひ の き の 里 総 合 八月十五日︵月︶ 文化センターにおいて、平成二十八年度上松 ことを思い出し、努力して参ります。 ﹂ れた環境で育ってきたが、幼い頃には分から 町成人式が行われました。 と決意を述べました。 普段とは異なる環境下での 大会となりましたが、ラッパ 班の皆さんは、持ってい この大会には、県下各消防 協会の地区大会を勝ち抜いた して、小林奈央さん︵島区︶に贈呈さ る 実 力 を 十 分 に 発 揮 し、 また、成人を祝う記念品としてペア グラスが、田上町長から新成人を代表 れました。 位という成績でした。 約二ヶ月に渡り毎晩訓 練に取り組んだラッパ班 ラッパ吹奏の部で第十一 アトラクションでは、上松町桧流太 鼓の皆さんによる演奏が披露され、新 た。 ご家族の皆様、また、団 日の式の運営のお手伝いをしていただ ていただいた実行委員の皆様、また当 成人式の開催にあたり準備にあたっ 防団活動へのご尽力をお れ様でした。引き続き消 団の皆さん、本当にお疲 り組まれてきました消防 成人の門出に花を添えていただきまし その後開かれた茶話会では、久しぶ りに再会した友人や恩師の方々との会 を挙げて一丸となって取 いた中学校生徒の皆さん、大変お疲れ 願い致します。 の皆さん、それを支えた 話が弾んでいました。 様でした。 人生の節目である成人式も無事終わ り、将来の上松町を担う若者の皆様の 益々のご活躍が期待されます。 2 U S A T M E A G 広 報 あげまつ 宝くじ助成事業︵コミュニティ助成事業︶により また今後も、会員や区民を 対象とした学習会なども計画 されており、残りの備品もお 披露目をし、地域住民への周 特殊詐欺は他人事ではありません 平成二十八年度の一般財団 法人自治総合センター宝くじ 発展会の夏の一大イベントで 活用した地域活動の活性化が 今回整備をされた備品を有効 木曽郡内では特殊詐欺被害の っています。今年度において 八割が高齢者という状況にな 会員や地区住民が安全安心 整備した備品は、早速、八 全国的にも特殊詐欺被害は 月七日︵ 日 ︶に開催された、 で活力あふれる活動のため、 増加しており、その被害の約 まるお盆の時期に、特殊詐欺 りご家族親戚等の皆さんが集 のハガキを製作し帰省等によ 防止を呼び掛ける暑中見舞い ﹁高齢者特殊詐欺被害防止啓発葉書﹂で 意識向上を図りました 助成事業の一般コミュニティ ある野外ビアガーデン等で活 期待されます。 本町区発展会の備品を整備 知を行うことで備品の利用率 助成事業の助成を受けて、本 用され、区民のみならず、多 向上を図る予定です。 町区発展会では備品整備を行 くの町民が集まり、イベント 報告は無いものの、被害につ わないよう意識を高めていた について話し合い、被害に遭 して、今年も、特殊詐欺被害 いました。 ながる恐れのある前兆電話が だくことを目的として行ない は大いに盛り上がりました。 発生しています。 本事業の実施により、コミ ュニティ備品の整備をするこ ました。 とができました。 このような状況の中、上松 町では、上松町防犯協会、木 上 の 方 一 三 九 七 名、 お盆を迎える前の八月十 日︵ 水 ︶ 、町内の七十歳以 響設備、折り畳み椅子、会議 一〇五五世帯へハガ 曽警察署、上松町交番と協力 テーブル、 ワンタッチテント、 キを送付しました。 購入した主な備品は、プロ ジェクター、スクリーン、音 ストーブなどです。 こ れ か ら も、 ご 家 族 や 地 域 の 皆 様 が、 特殊詐欺の被害に遭 わないためにも少し でも話をしていただ め、 安 心・ 安 全 な ま 家族や地域の絆を深 A T れました。 よう願いながら行わ ちづくりへつながる く き っ か け と な り、 U M S E A G 3 広 報 あげまつ スティーブン先生 ありがとうございました 今年の3月までの5年8ヶ月、当町で英語指導助手として勤めていただいたスティーブン先生より、町民の皆 様へ感謝のメッセージが届きましたので、ご紹介させていただきます。 スティーブン先生は現在、千曲市でALTとして勤務していますが、休日には上松に帰り、桧流太鼓などのサ ークル活動にも参加しています。 今後も皆様の暖かいご支援をよろしくお願い致します。 私は、5年 8 ヶ月上松中学校と小学校でお世話になったスティーブンです。4月から千曲市立戸倉上山 田中学校に転勤となりました。私にとって上松町は初めての一人暮らし、初めての本格的な仕事でした。 いろいろ大変でしたが、子ども達や先生方、地域の皆様と一緒に成長できてすご くうれしかった。まるで「ふるさと」のような存在になりました。千曲市ではま たいろいろと取り組み、上松でいただいた経験を活かしながら精一杯頑張ってい ます。この4ヶ月、大変なときや落ち込んでいるとき、疲れ切っているときもあ って、上松町に帰ってくるたびに、皆様があたたかく声をかけてくれたり、また 皆様に会ったりすることは何よりの支えとなりま した。本当に心から感謝しております。これから も頑張っていきたいと思います。 クリス先生 1年間お世話になりました 昨年7月より、 当町の英語指導助手として勤めていただいたクリス先生が、 8月10日(水)に帰国されました。 1年間、児童生徒の皆さん、町内の皆様に大変お世話になり、ありがとうございました。クリス先生から感謝 のメッセージが届きましたのでご紹介いたします。 私は上松町に来て皆様が温かく歓迎をし、地域の一員として受け入れてくれて、そして上松中学校と小 学校で生徒を教えることや、先生方から学ぶ機会をいただき、本当に感謝しております。私のALT(外 国語指導助手)としての目標は、生徒たちに英語を使ったり、学んだりするための理由を持たせることで した。この目標を達成することができたとすればいいです。そのうえ、生徒たちと作った絆は、いつまで も私の宝物とします。 将来的に大学教授になりたいという思いがあり、私は8月にふるさとのロサンゼルスへ戻って、夢を叶 えるためにアメリカで先生になる道を歩み続けています。上松で過ごした1年間は、私の人生にとって大 変貴重な経験となり、直に夢の支えになります。この経験のおかげで、私の世界が広がって、より国際的に、 より良い先生になったと信じています。 クリストファー先生に引き継ぎますが、彼はきっと生徒たちのために務めてくれると信じており、安心 です。それについて、私から上松町の生徒たちへの一言のアドバイスがあります。 どんな手段でも遠慮せずにクリストファー先生と積極的にコミュニケーション をとりましょう。違う国から、そして違う文化の人と触れ合う機会はめったに ないので、このチャンスを逃さないことをみんなに望んでいます。本当に貴重 な存在と思います。 上松町の皆様、おもてなしとご親切にしてくれ たことありがとうございました。上松のことを決 して忘れはしません。また上松町を訪れるときを 楽しみにしています。永遠に感謝しております。 A G E M A T S U 4 広 報 あげまつ 新しい英語指導助手 メネセス クリストファー先生を紹介します 上松町では、平成15年度からJETプログラム(外国青年招致事業)を行っていますが、今回6人目となる 先生をお迎えしました。 これまで英語指導助手を勤めていただいたクリス先生が、一年間のJETプログラムの契約が終了し帰国され たため、新しく7月25日にクリストファー先生をお迎えしたものです。 今回お迎えしたクリストファー先生は、平成4年生まれの24歳で、カリフォルニア州立大学フラトン校で、 情報システム等を専攻されていました。日本が大好きで、来日前には、宮本武蔵の「五輪書」を読んできたとい うことです。 これから小中学校で英語の指導をしていただきます。ことばも文化も違う当町での生活となりますので、戸惑 うことも多くあると思います。子どもたちはもちろんですが、町内の皆さんも、町で見かけたら、是非気軽に声 をかけていただき、先生が早く当町での生活に慣れるようご協力をお願い致します。 ~クリストファー先生のメッセージ~ こんにちは。この度、上松町の新しいALTとして迎え入れていただきました。メネセス クリストフ ァーです。クリストファーと呼んで下さい。私は、アメリカ カリフォルニア 州のロサンゼルスで生まれ、同州のアナハイムで育ちました。大学では、情報 システムや決定科学を学び、今年の1月に卒業しました。上松町の皆さんには、 多くのことを教えていただきながら、よい先生になりたいと思っています。と ても素晴らしいこの町での温かい歓迎をありがとうございました。日本語を学 びながら、よいALTになれるよう精一杯がんばり ます。よろしくお願いします。 えごまへの関心を高めました 大蔵千代美さん ︵宮 講師は、 前区︶が務め、今回の教室で ﹁えごま﹂で料理教室 ﹁えご 町では今年度より、 まによるまちづくり﹂を進め ヨーグルトゼリーの五品を提 は、すいとん、ごはん、えご 案しました。 ることを、上松町総合戦略の 農業体験に次ぐ第二弾の企画 重点戦略に位置づけており、 まだれそば、 三色の野菜和え、 として、えごまの実を使った しい匂いがするまで炒ってお 料理教室を、 八月六日 ︵土︶ に、 大蔵さんは、えごまは事前 に弱火で軽く色が付き、香ば 開催し、町内の十七名の方が き、料 理 に よ っ て、半 摺 り、 上松町公民館調理室において 参加しました。 摺り潰し、たれにして使い分 けるとよいとアドバイスして いました。 参加者の皆さんは四つのグ ループに分かれて、配られた U レシピを見ながら料理に取り S 組むとともに、ポイントなど A T をメモに取っていました。 E M 最後は、できあがった料理 を皆さんで美味しく頂きなが ら、交流も深めていました。 A G 料理作りを通じて、えごま への関心が高まり、生産や消 費拡大にもつながることを期 待します。 5 広 報 あげまつ バレーボール部 全部門を制覇 第六十四回 木曽郡 総合体育大会 今年で第六十四回目とな る木曽郡総合体育大会が郡 内各地で開催されています。 こ の う ち、 バ レ ー ボ ー ル 競 技 が、 七 月 三 日︵ 日 ︶ に 六 人 制 男 女 の 部、 八 月 二十一日︵日︶には九人制 子どもたちの健全育成を願って 木曽警察署が木曽ねざめ学園に 木馬引き賞金を寄付 人制男女・九人制女子の部 体協バレーボール部は、六 れ、大会に出場した上松町 たした際に獲得した賞金を、 五十三という好タイムで三位 大会に出場し、三位入賞を果 きの里の夏まつりの木馬引き に開催された第四十八回ひの 入賞を果たしました。 こ と で、 タ イ ム は 三 十 一 秒 りを行い、大会に臨んだとの 女子の部の大会が開催さ の三部門で、全てにおいて 児童養護施設木曽ねざめ学園 ︵伊藤聡志署長︶ 長に賞金を寄付しました。 木曽警察署 はこのほど、 七月三十日︵土︶ 木曽警察署チームは、署長 を中心に約三週間の体力づく 優勝を果たしました。 に寄付しました。 今回の寄付については、普 段警察は地域の皆さんから寄 部 は、 六・九 人 制 と 女子バレーボール 男子バレーボー ル 部 は、 こ こ 数 年 した。 ての優勝となりま 変えてからは初め 体育大会と名称を 抗から木曽郡総合 部は、木曽郡町村対 なり、九人制女子の 久しぶりの優勝と これからもスポーツを通じ て、こうした明るい話題をご た。 を 収 め て い ま す が、 果であり、大変お疲れ様でし 安定した力で成績 提供いただけるようお願い致 後まで諦めずプレーをした結 クでカバーし、粘り強く、最 ない中を持ち前のチームワー 全体での練習もなかなかでき 選手の皆さんは、それぞれ の仕事の後の練習で、チーム 優勝しました。 で、フルセットの末勝利し、 ちらも、木曽町福島との試合 六・九人制の優勝決定戦でど 、伊藤署長 八月二日︵ 火 ︶ をはじめ、出場した選手が木 ませんでしたが、 今大会では、 曽ねざめ学園を訪れ、下野園 くことを願います。 要としてご尽力いただ 上げていただくととも これからも地域を盛り 上 げ て い た だき ま し た。 も参加するなどし、盛り ラクターのライポくん 夏まつり当日は、長野 県警察マスコットキャ 今回の賞金の寄付とな も た て ば と の考 え か ら、 ども達のお役に少しで 少 な い と の こ と で、 子 当町において、六人制男 女のアベック優勝 も に、 総 合 体 育 大 します。 に、地域の安全・安心の りました。 警察からというのはなかなか 付をいただくことは多いが、 会ではなかなか優 は記憶にないほど 勝に手が届いてい 6 U S A T M E A G 広 報 あげまつ ィアレタヒチの皆さんによるタヒチ ダンスが披露される中、今年も、夏 の夜空に約八百発が打ち上げられ、 その後、上松中学校吹奏楽部によ る演奏から始まり、保育園児の歌と 年はメイン会場をひのきの里総合文 ト﹁こじまフェスティバル﹂も、今 第四十八回 大きな音が山々に鳴り響き、観客の 目を楽しませていました。 ﹁ひの 今年で四十八回目となる、 きの里の夏まつり﹂が、七月三十日 遊戯が披露され、恒例となっている 化センターに移して開催されたほ ひのきの里の夏まつり ︵ 土 ︶の 正 午 か ら 駅 前 広 場 を 主 会 場 餅投げが行われ、夏まつりがスター また、昨年より開催されている、 上松電子株式会社の文化芸能イベン に、盛大に開催されました。 た。 防団ラッパ班の壮行会が行われ、多 三〇〇㎏の木馬を引き、駅前ロータ 地 か ら 四 十 五 チ ー ム が 参 加 し、 約 より、事故もなく無事終了できまし 夏まつり実行委員会を中心とし て、関係する全ての皆様のご協力に 火観覧席などを設けていただきまし か、上松工場の敷地が開放され、花 翌日三十一日︵日︶ トしました。 開会に先立ち、 に小海町で開催される、長野県消防 夏まつりのメイン行事となってい る﹁ 木 馬 引 き 大 会 ﹂ に は、 全 国 各 くの皆さんがラッパ班の健闘を祈 リーを一周するタイムやパフォーマ たことに感謝申し上げます。 ラッパ吹奏大会に出場する上松町消 り、大きな拍手で送り出しました。 ンスを競いました。途中、時折強い 雨も降り足元も悪い中ではありまし たが、今年も好タイムが出ていまし た。 そのほかにも、周辺では、友好自 治体の愛知県豊明市、和歌山県那智 勝浦町などの特産品販売を始め、地 元各商店や露店商の出展で賑わった ほか、各団体による包丁研ぎやまな れ、それぞれで買い物等を楽しむ姿 補強などの相談コーナーも設けら A T では伊那市で活動されているヘイテ 夜には、恒例の﹁花火大会﹂が行 われました。ふれあい広場ステージ が見受けられました。 板削りの奉仕コーナーや住宅・耐震 U M S E A G 7 子供たちが社会に出て ﹁働 この取り組みは、 く﹂ということを体験するとともに、希薄と なりがちな地域のつながりを強め、子供たち が安全・安心に育つことができる環境づくり の一助になればとの思いから、上松町と上松 平成二十八年度 上松町民親睦野球大会 り、この野球大会に出場する なかなかできない一般の方と る少年野球チームも、普段は ていました。毎年参加してい 8 U S A T M E A G 町教育委員会、上松町商工会が連携して実施 野球の経験を問わず、さま ざまな方が参加して行われる 試合では、好プレーや珍プレ ーに大きな歓声や笑い声が飛 び交い、にぎやかな雰囲気で 行われ、親睦を深めていまし 、毎年恒 しているものです。 八月十四日︵ 日 ︶ 例の上松町民親睦野球大会 販売体験は、夏休みの期間に行われ、小学 生 が 自 分 の 住 ん で い る 地 区 で の 販 売 に 携 わ ︵ 盆野球︶が、下河原運動場 り、 多くのお客様にご利用をいただきました。 で開催されました。 今年度は、町内の分館、少 年野球の十一チームが出場 た。また、試合に出場する選 上松町と上松町商工会で実施している﹁買 い物支援事業﹂で、今年も夏休みに入った小 し、優勝を目指して白球を追 手を応援しようと、家族で応 も多く参加して行われました。 ︵少年野球︶ 上松クラブ 準優勝 第一ブロック 第三位 第六ブロックA 優 勝 寝覚 結果は次のとおりでした。 勝ち残りました。 若手選手が活躍するチームが 高校生や二十代選手の活躍 が目立つようになり、今年も 堂々の第三位となりました。 の試合でしたが勝ち上がり、 ことを楽しみに帰省された方 毎年この時期に開催されてお ﹁頑張って﹂と声援をおくっ 援に来られている方も多く、 いかけました。 子ども達の姿も多く見られ、 八月三日︵水︶午後の瀬木公民館での移動販 売には、近くの小学五年生二名と三年生一名 が体験に参加しました。 はじめに商工会職員の方から、レジの打ち 方などを教わり、実際に接客をしました。慣 れない手つきながら、ゆっくりと確実に商品 一つひとつの金額を打ち込み、お金を預かっ ておつりを渡したり、商品を袋詰めし、ポイ ントカードにポイントを付けるなど、協力し 合って一生懸命に頑張っていました。三人か らは、 ﹁いらっしゃいませ。ありがとうござ いました。 ﹂と い っ た 言 葉 が 自 然 と 出 て い ま した。 今年の体験販売には、七名の小学生が参加 し、初めての体験ながらも一生懸命働く子供 たちの姿と、買い物に訪れた地域の皆さんが 暖かく見守る姿が印象的でした。 この大会は、お盆で帰省さ れた方も参加できるようにと 学生が、販売のお手伝いを行ないました。 小学生 販売体験学習 広 報 あげまつ 広 報 あげまつ 災害時には助け合いを 必要な資機材、食料や生活必 災者の救出や応急復旧などに となりました。協定には、被 愛知県豊明市に続いて三例目 武豊町と今年五月に締結した ばできないことも多く、それ 地域事情は異なるものの、 有、交流をさらに深め、災害 災害発生時には行政でなけれ 時に住民の皆さんの安全安心 り込まれています。 派遣などの応援内容などが盛 を契機に、日頃からの情報共 が必要となり、この協定締結 した。 の時期に駆除作業が行われま を守ることが期待されます。 友好自治体 和歌山県那智勝浦町との ﹁災害時等相互応援協定﹂を締結 害は地域住民にとって脅威で 互いに助け合って、少 明治時代に導入され、路傍、 れがある植物として、外来生 で、日本へは園芸植物として オオハンゴンソウは、北ア メリカ原産のキク科の多年生 作業を行いました。 八月九日︵火︶に特定外来 生物オオハンゴンソウの駆除 態系に重大な影響を及ぼす恐 繁殖力が強く、在来植物の生 います。黄色の鮮やかな花を 肥沃で湿った場所に生育して 張りにより、午前中の作業で 当初は午後も予定していま したが、参加者の皆さんの頑 ていきました。 ら、一本一本丁寧に抜き取っ んは汗だくになりながら、こ 加して行われ、参加者の皆さ 特定外来生物 ぞれのノウハウをもった職員 自治体提携以降、各種イベン あり、災害発生時には、自治 朝から夏の日差しが強く暑 くなった中、保護管理協議会 員、木曽森林管理署職員、木 曽地方事務所環境課職員、町 しでも円滑に災害対 物法により、栽培・運搬・販 荒地、 畑地、 湿原、 河川敷など、 職員など三十八名の方々が参 オオハンゴンソウの 駆除作業を行いました 需品等の物資の提供、職員の ト等を通じて交流を深めてき 体として取り組まなければな 和歌山県那智勝浦町とは、 地震・土砂災害等いつ発生す 昭和六十年四月十一日に友好 るか分からない大規模自然災 ました。 が、一つの自治体で対応する らない課題も多くあります 四月に発生した熊本地震 や、近隣の南木曽町での土石 応にあたることを目 売などが禁止されています。 流災害、 御嶽山噴火災害など、 には困難な状況も多くありま 的に、災害時等応援協 きた量は、八百二十 となり 全てが終了し、この日駆除で した。当町が、単独市 行い協定を締結しま 協定書に署名捺印を 眞 一 町 長 が 来 庁 さ れ、 那智勝浦町より寺本 後 四 時 か ら 行 な わ れ、 実する前に駆除しようと、こ 会が中心となり、花が咲き結 今回の駆除作業は、赤沢渓 谷を美しくする保護管理協議 っていました。 の森の皆さんが駆除作業を行 でも、NPO法人木曽ひのき ソウが群生しており、これま ます。 ご協力をよろしくお願い致し で見かけた場合には駆除への 以上拡げないためにも、町内 オオハンゴンソウは繁殖力 の強い植物です。町内でこれ ました。 E M A T こ う し た 災 害 時 に、 友好自治体としてお す。 定を締結しました。 赤沢自然休養林のアクセス 道路沿線でも、オオハンゴン 咲かせるきれいな花ですが、 れ 以 上 拡 げ な い と 願 い な が 協定の締結式は、七 月二十九日︵金︶の午 町村との応援協定を U 締結するのは、愛知県 kg S A G 9 広 報 あげまつ 上松町地域おこし協力隊 活動報告 本田 真士 隊員 東京都八王子市 出身 26歳 上松町では、昨年8月1日付けで地域おこし協力隊を委嘱し、活動を行っていただいています。活動を始 めてから1年が経過しましたので、この1年間の活動について紹介します。 ①この1年、どのような活動をしてきましたか。 上松町観光情報センターや赤沢自然休養林などにおいて、観光客と接したり、電話対応したりして、上 松町がどのような町で、どのような方々が訪れる町であるかを学ぶことを主に行いました。 また、自分の生物の知識や、趣味の写真を活かしつつ、ブログにて上松町で見られる生物や風景、祭り といった情報に関して、情報発信を行ってきました。 ②今後、どのような活動をしていきますか。 上松町は、とても自然豊かで、都会よりも非常に多くの生物に出会えます。生物の情報を載せている個 人ブログに、生物の情報を求めてアクセスしている人が結構居るため、今後、上松駅周辺や観光地周辺で 見られる生物の情報発信に、より力を入れていきたいです。 また、昆虫観察会のような上松の自然を生かしたイベントを実施していきたいです。 (昆虫観察会は、8月21日(日)に開催されました。) ③その他 今年の4月1日から、上松町消防団に入団し、第1分団で活動しています。地域の安全安心のために頑 張りますので、これからもよろしくお願いいたします。 ~皆さん、これからも温かい見守り・応援をお願いいたします~ 物の情報を掲載している個人 然の豊かさと生物の多さ、生 このイベントは、町の地域 おこし協力隊員が、当町の自 催されました。 め、子ども達はとても興奮し と、徐々に昆虫が集まりはじ てから一時間くらい経過する 運動場のバックネットに白 布を張り、灯光器で光を当て の参加もありました。 M A T S U どんな虫が集まるかな? ブログなどに、生物の情報を ていました。また、虫が集ま E ライトトラップによる 昆虫観察会 求めてアクセスしている人が るまでの時間を使って、もっ 画しました。 八月二十一日︵ 日 ︶の夜、 下河原町民運動場において、 当日は、大人と子ども九名 が参加し、遠くは麻績村から 多いことに着目して、自然や と昆虫に興味を持ってもらお ﹁ 光 に く る 虫 の 観 察 会 ﹂が 開 生物という切り口から、当町 うと、昆虫の色を活用したビ ンゴゲームなども行な の魅力を知ってもらおうと企 われ、終始和やかな雰囲 気で時間が過ぎていき ました。 企画した地域おこし 協 力 隊 の 本 田 隊 員 は、 ﹁ 昆 虫 は、自 然 の 豊 か さ を知る指標。自然に恵ま れた上松の魅力を再発 見してほしい﹂と参加者 に伝え、今回のイベント は午後九時に終了しま した。 A G 10 広 報 あげまつ 受信環境クリーン月間 テレビ・ラジオの受信障害に関するお知らせ 10月は、テレビ・ラジオ放送の受信障害の防止対策を推進する「受信環境クリーン月間」です。 放送電波の受信障害とは、家庭用・工業用電気製品から発生する電気雑音、テレビ受信用ブースターの異 常発振、不法無線局からの電波、高層建築物によるビル陰障害等によって、良好な放送の受信ができなくなる ものです。 特に、不法無線局から発射される強力な電波(不法電波)により、テレビ・ラジオなどが妨害を受けるケー スもあり、電波利用環境の悪化が懸念されています。 テレビがきれいに映らない、ラジオに雑音が入るといった電波に関することは、総務省信越総合通信局まで お気軽にご相談下さい(無料) 。 【問い合わせ先】 総務省 信越総合通信局 ★テレビ・ラジオなど放送の受信障害に関すること 受信障害対策官 (電話:026-234-9991) ★無線設備への混信・妨害及び違法な無線設備の情報に関すること。 監視調査課 (電話:026-234-9976) ★その他、情報通信の行政相談に関すること 総合通信相談所 (電話:026-234-9961) ホームページ http://www.soumu.go.jp/soutsu/shinetsu/ 健康増進センターリレートーク ・・・健康とデータ⑨ 【健診で保健指導が必要とされる数値になった方の割合】 ○血糖値 ○コレステロール 66. 7% 54% ○血圧 43. 8% ※ H 25年度 上松町国保特定健診結果より 暑い夏がひと段落し、秋の気配になってきました。9 月は健康増進普及月間です。 さて、今月は国保特定健診で「保健指導が必要な数値」となった方の割合を取り上げてみました。血糖値で は 6 割以上、コレステロールでは 5 割以上、血圧では 4 割以上の方が注意が必要でした。 「保健指導が必要」 「注意が必要」とはどういうことでしょうか。 わたしたちの体は、よほど数値が悪化しない限り体が痛いわけでもなく、特に不調を感じることもありませ ん。でも、そのままにしてしまうと血管や臓器にダメージを与えることになってしまいます。ダメージはいず れ心筋梗塞や脳卒中などの大きな病気へとつながってしまいます。こうならないために、 「保健指導が必要」 「注意が必要」となった時期が大切です。 健康は日々の生活と密接に関係しています。毎日の食事、運動、生活リズムなどを整える事が健康に過ごし、 楽しく充実した暮らしにつながります。ぜひ、自分に合った生活の整え方、自分にできる事はどんな事なのか を考え、実践してもらえると良いと思います。 健康増進センターでも保健師・管理栄養士による健康相談(9 月は 27 日(火) )を実施しています。お気 軽に声をかけてくださいね。また、自分がどのくらいの数値か分からない方、ぜひ健診を受けてくださいね。 上松町健康増進センター 11 A G E M A T S U お 知らせ 広 報 あげまつ JICAボランティア(青年海外協力隊・シニア海外ボランティア)秋募集説明会 独立行政法人国際協力機構(JICA)では、2016年度ボランティア(青年海外協力隊・ シニア海外ボランティア)の秋募集説明会を下記の日程で行ないます。 お気軽にお越し下さい。 募 集 期 間 : 平成28年9月30日(金)から11月4日(金)当日必着 説明会日時・会場: 9月22日(木:祝日)午前11時~午後3時 JR長野駅 駅ビル MIDORI3階りんごのひろば 10月1日(土)午後2時~4時 長野市権堂イーストプラザコミュニティルーム 1.2 10月6日(木)午後7時~9時 松本市中央公民館(Mウィング)3階 3-2会議室 「 1 日 体 験 入 隊 」 10月16日(日)午前10時~午後5時 JICA駒ヶ根青年海外協力隊訓練所 ※事前の参加予約と昼食代500円が必要になります。 ※10月16日の「1日体験入隊」以外の説明会は参加費無料・申込不要です。 内容等詳しいことは、下記までお問い合わせください。 ◆お問い合わせ先:独立行政法人国際協力機構 駒ヶ根青年海外協力隊訓練所 TEL 0265-82-6151(業務課 募集担当) FAX 0265-82-5336 電子メール [email protected] 上 松 町 の 気 象 8月分 気温 最高 33.7℃ (8月 8日) 最低 16.2℃ (8月30日) 平均 23.4℃ 湿度 平均 83.9% 最低 70.5% (8月 8日) 雨量 203.5mm 16日間 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