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文部科学省大学間連携共同教育推進事業採択
「大学間発達障害支援ネットワークの構築と幼保職業人の養成」
平成 28 年度フォーラムのご案内
【フォーラム開催の背景】
○平成24年度の文部科学省の調査報告では、発達障害の可能性のある小中学生の割合は 6.5%でした。
その後の学校教師対象の調査では、そのような児童生徒はもっと多いと教師が感じていることが分かり
ました。このような子どもたちに対しては早期の気づきと早期の発達支援が必要です。
○佐賀県の5大学は共同して「大学間発達障害支援ネットワークの構築と幼保専門職業人の養成」とい
う取組を進めてきました。この取組は、文部科学省大学間連携共同教育推進事業として選定された取組
です。この事業の一環として今回フォーラムを開催する次第です。
【フォーラムの目的】
○佐賀県の5大学は、より多くの発達障害やその可能性のある幼児が幼稚園、保育園、認定こども園等で
ニーズあった支援を受けることができるように、保育者養成大学の立場から努力すること、そして、佐賀
県の5大学が有する療育・支援活動を連携させて、より多くの子どもたちが支援や療育を受けることが
できるようにすることを目的に取組を進めてきました。所定の単位を修得した学生に【子ども発達支援
士(基礎)】または【子ども発達支援士】を認定し、幼稚園や保育所等に送り出しています。この資格は大
学コンソーシアム佐賀の認定資格です。
○今回のフォーラムは、幼稚園や保育所等の現状やこれからの方向性について議論をしながら、
「子ども
発達支援士」の役割や求められることを検討することが主な目的です。
【フォーラムの内容】
○講演を昭和女子大学の石井正子氏にお願いしました。インクルーシブな保育が求められる現在におい
て幼稚園や保育所等で必要な保育者の専門性についてお話しいただきます。
○シンポジウムでは、川邊浩史氏(西九州大学短期大学部)より、佐賀県の大学が共同して取組んできた
ことを報告していただいて後、インクルーシブな保育の在り方について研究・実践してこられた太田俊
己氏(関東学院大学)
、通級指導教室を長年担当されてきた日野久美子氏(佐賀大学)
、日々様々な子ども
たちに接しておられる高尾恵子氏に(学校法人江南学園にじのはねこども園)ご発言いただきます。
【開催要項】
テーマ : 『発達障害のある幼児と幼稚園や保育所等での支援について』
日
時 : 平成 28 年 9 月 3 日(土) 13:00~(12:30~受付開始)
場
所 : 佐賀大学本庄キャンパス 教養教育大講義室
参加費 : 無料 ※当日参加も可能ですが、準備等がありますので、なるべく事前にお申込ください。
対
象 : 幼稚園・保育所・認定こども園、小・中・高・特別支援学校・大学教職員、福祉施設、
行政職員、保護者、一般市民
定
員 : 250 名
主
催 : 大学コンソーシアム佐賀
後
援(予定)
: 佐賀県、佐賀県教育委員会、佐賀県国公立幼稚園会、佐賀県私立幼稚園・認定こども園
連合会、佐賀県保育会、佐賀県子ども子育て支援会、佐賀県社会福祉協議会
プログラム : 12:30~
受付開始
13:00~
開会
13:00~13:20 事業報告
事業推進責任者 園田貴章(佐賀大学教育学部)
子ども発達支援士有資格者の報告
13:20~14:20 講演 石井 正子 氏(昭和女子大学人間社会学部初等教育学科)
「インクルーシブ保育と保育者の専門性-コンサルテーションからエ
ンパワーメントへ-」
14:20~14:30 休憩
14:30~16:00 シンポジウム
「発達障害のある幼児への支援の現状とこれから-大学コンソーシア
ム佐賀認定資格子ども発達支援士の役割を問う-」
・川邊 浩史 氏(西九州大学短期大学部幼児保育学科)
・太田 俊己 氏(関東学院大学教育学部こども発達学科)
・日野 久美子 氏(佐賀大学教職大学院)
・高尾 恵子 氏(学校法人江南学園にじのはねこども園)
16:00~16:10 質疑応答
16:10~16:20 閉会・アンケート記入
【フォーラム終了後、卒後・現職研修】
※卒後・現職研修として、フォーラムを受講する場合は、上記プログラムに加えて卒後・現職研修へ
の参加申込みが必要です。
※卒後・現職プログラム受講者以外の方は参加できません。ご了承ください。
時 間 : 16:30~18:00
会 場 : 教養教育1号館122番教室
【お申込み・お問合せ先 】
大学コンソーシアム佐賀事務局(〒840-8502 佐賀市本庄町 1 番地(佐賀大学内)
)
TEL : 0952-28-8351
FAX : 0952-28-8170
E-mail:[email protected]