学校だより

かんがえる子・だい好きをたくさん持つ子・じぶんのことは自分でする子・人のためになろうとする子・世界へ関心をもつ子
No.445
平成28年8月29日
神大寺小学校だより
横浜市立神大寺小学校
校長
小藤
俊樹
スポーツの「喜び」
校長
小藤
俊樹
夏休みに入る前日(7月20日)の朝会で、「オリンピックは平和の祭典」であること、そし
て、たくさんの国・地域の人々が集うオリンピックを通して、「世界に目を向けて欲しい」とい
う話をしましたが、開会式の選手入場からだけでも色々なことを感じることができたのではない
かと思います。
まず、自転車のプラカードに続いて、200以上の国・地域の選手たちが入場。「世界にはこ
んなにも多くの国や地域があるんだな」と実感できました。また、その国の民族衣装を来ている
選手たちや国旗の色を使ったユニフォームを来ている選手たちから、それぞれのお国ぶりが分か
り、楽しくなりました。
そして、一番心に残ったのは今回のオリンピックで初めて結成された難民選手団でした。難民
は祖国を逃れているわけですから、今までは参加すること自体、大変難しかったのですが、今回、
彼らがにこやかな笑顔を見せながら行進する姿を見て、「オリンピックは平和の祭典」「参加す
ることに意義がある」ことを体現する素晴らしいシーンに感動するとともに、いつの日か難民が
生まれない平和な世界が訪れることを祈りました。
さらに、ボランティアをはじめ、大勢のスタッフの方が実に楽しそうに選手たちを迎え入れて
いたことも大変印象に残りました。
世界で一番大きなスポーツの祭典であるオリンピックは、全世界の人々に、スポーツには競い
合い勝利する「喜び」だけではなく、他の人たちとスポーツができる「喜び」、選手を応援でき
る「喜び」、交流する「喜び」、大勢の選手を迎える「喜び」など、たくさんの「喜び」がある
ことをあらためて気づかせてくれます。
閉会式を見ながら、子どもたちには、4年後の東京オリンピックで、よりたくさんの「喜び」
を身近に感じて欲しいと強く思いました。
9月24日(土)開催予定の本校の運動会である「ハッピー・スポーツ・フェスティバル」でも、
頑張ることの「喜び」、みんなで演技や競技ができる「喜び」、運動会を支える「喜び」、応援す
る「喜び」など、きっと、たくさんの「喜び」が生まれることでしょう。今から楽しみです。
近づきましたら、学校ホームページにプログラムなどを掲載しますので、ご覧ください。
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