低入札調査概要(桃谷合同宿舎エレベータ改修等ほか1件工事) 調査事項 調査内容 ①その価格により入札した理由 ・本件工事のエレベータは自社製であり、詳細な機器寸法・構造を 熟知しているため、余分な設計・据え付けコストの低減を図ることが できる。 ・本件工事のエレベータは制御盤等更新工事・既存不適格解消工 事の主力機種であり、現場作業における作業効率を追及した設計 としていることにより、一層のコスト低減が可能となっている。 ・倉庫や中継基地から工事場所まで車で約30分と近距離であり、コ スト低減の一因となっている。 ②契約対象工事付近の手持工 事の状況 大阪市教育委員会 大阪教育センターエレベータ改修工事 ほか ③契約対象工事に関連する手持 独立行政法人都市再生機構西日本支社 ータ設備修繕工事 ほか 工事の状況 光明池駅前団地エレベ ④契約対象工事箇所と事業所、 倉庫等の地理的条件 倉庫や中継基地から工事場所までは車で約30分である。 ⑤手持資材の状況 ワイヤーロープ(12,083m) ドアモータ(196 個) ロープブレーキ(13 個) 多光軸ドアセンサー(978 個) 地震感知器(127 個) ⑥資材購入先及び購入先と入札 制御機器ならびに鋼板加工品等は自社で内作しているが、汎用可 能な機器・資材については取引先から購入。 者との関係 ⑦手持機械数の状況 作業に必要な機械は自社手持ちである。 ⑧労働者の具体的供給見通し 本件工事に関する労働者は、自社社員で対応。 ⑨過去に施工した公共工事及び 大阪教育大学 大阪教育大学(柏原)図書館棟昇降機設備改修工 事(平成26年度) ほか 発注者 ⑩経営内容 機械器具設置工事 ⑪①~⑩までの事情聴取した結 果についての調査検討 自社製品の改修工事であることによるコストダウンを図ることがで きるほか、自社社員による施工や作業効率を追求した設計による 労務費の圧縮及び倉庫や中継基地と本件工事場所が至近距離で あること等により工事費を抑えたことから、開差が生じたものであ り、工事施工に問題は認められない。 ⑫⑨の公共工事の成績状況 特に問題なし。 ⑬信用状態 建設業法の違反はなく、賃金も問題なく支払われており、特段問題 は認められない。 ⑭その他必要事項 特記事項なし。
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