太宰府市短歌ポスト第九十期入選歌 ( 平成二十八年五月二十六日) う しどし ( 石川 美和) ご し ん ぎゅう 門(谷 とも ) 傘寿にて念願叶い太宰府に御神 牛 撫でる夫は丑年 ) (横 山 美恵子) お石さん逢ひたさに掘るトンネルにロマンを想ふ梅香る中 白(井 道義 ) 凛とした寺格の中の春障子挿す一輪の花椿かな 覗き見る絵馬にずらりと志望校金釘流も達筆もあり 陣(内 敏夫 ) 福(永 恵美 ) ) ) ひ 大前に居並び低頭節分祭背の日射しに神慮覚ゆる 安(達 奈津 ) とき 礎石に座し四王寺山を見あげれば岩屋の址に鬨の声沸く 國(﨑 美保子 い し 職退きてあてどない旅見すかされ駐車場の君やけに親切 東風ふいて梅は咲いたし香りよしカンザシつけて会いに行きたし 斉(藤 千代 忘れ雪飛梅白く拝殿に春の香りを添えて咲くなり 小(嶋 涼我 小・ 中学生の部 あらたまの春の闇夜に咲く梅の夢か現か月傾きぬ ) ) 小(島 柚季 江(里口 明里 梅の花春風ぞふく木がゆれる太宰府のもちわすれたくない しょぶ池季節は春で暖かくのんびりか楽しく昼寝
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