平成28年5月選考(PDF:58KB)

太宰府市短歌ポスト第九十期入選歌
(
平成二十八年五月二十六日)
う しどし
(
石川 美和)
ご し ん ぎゅう
門(谷 とも )
傘寿にて念願叶い太宰府に御神 牛 撫でる夫は丑年
)
(横 山 美恵子)
お石さん逢ひたさに掘るトンネルにロマンを想ふ梅香る中
白(井 道義
)
凛とした寺格の中の春障子挿す一輪の花椿かな
覗き見る絵馬にずらりと志望校金釘流も達筆もあり
陣(内 敏夫
)
福(永 恵美
)
)
)
ひ
大前に居並び低頭節分祭背の日射しに神慮覚ゆる
安(達 奈津
)
とき
礎石に座し四王寺山を見あげれば岩屋の址に鬨の声沸く
國(﨑 美保子
い し
職退きてあてどない旅見すかされ駐車場の君やけに親切
東風ふいて梅は咲いたし香りよしカンザシつけて会いに行きたし 斉(藤 千代
忘れ雪飛梅白く拝殿に春の香りを添えて咲くなり
小(嶋 涼我
小・
中学生の部
あらたまの春の闇夜に咲く梅の夢か現か月傾きぬ
)
)
小(島 柚季
江(里口 明里
梅の花春風ぞふく木がゆれる太宰府のもちわすれたくない
しょぶ池季節は春で暖かくのんびりか楽しく昼寝