札幌国際芸術祭2017 ARTSAT×SIAFラボ9月2日実施 公開実験について

プレス発表資料 [札幌国際芸術祭(SIAF)2017 にむけた公開実験のお知らせ]
平成 28(2016)年 9 ⽉ 1 ⽇
札幌国際芸術祭実⾏委員会
アートサット
サイアフ
ARTSAT×SIAFラボ
作品制作公開実験
札幌国際芸術祭実⾏委員会では、来年開催する札幌国際芸術祭(SIAF)2017 においてモエレ沼公
園会場で発表する、ARTSAT×SIAF ラボによるプロジェクト《Sculpture to be Seen from Space,
Improvisation to be Heard from Space.
宇宙から⾒える彫刻
宇宙から聞こえる即興演奏》の
実現に向けて、下記の通り、公開実験を実施します。尚、公開実験の様⼦は、space-moere.org の
サイト上でネット配信される予定です。
1.⽇時:平成 28 年 9 ⽉ 2 ⽇(⾦)13 時 00 分
(12 時 30 分よりガラスのピラミッドでプレス受付開始)
2.場所:モエレ沼公園 ガラスのピラミッドおよびプレイマウンテン*
〒007-0011 北海道札幌市東区モエレ沼公園 1-1 TEL: 011-790-1231
*強⾵、⾬天時はガラスのピラミッド内で実施
3.対象:報道機関・美術関係者・研究機関・⼀般の⽅など
問い合わせ先:
札幌国際芸術祭実⾏委員会
TEL:
011-211-2314
⽯⽥・岡本・⼭岸
FAX:011-218-5154
E-mail:[email protected]
http://siaf.jp/
当⽇問い合わせ先・会場について:
モエレ沼公園管理事務所
TEL:011-790-1231
http://moerenumapark.jp/
実験の概要およびスケジュールとアーティスト紹介
プロジェクトの概要:別紙参照
公開実験
【実施内容】
このプロジェクトでは、ライブコーディング(プログラムコードを直接操作することで、即時に映像と
⾳を⽣成すること)のためのモジュール(⼩型電⼦機器)を搭載した気球を、モエレ沼公園から成層圏
まで打ち上げ、地上からこのモジュールに即興的にコードを送ることによるサウンド・パフォーマンス
を⾏う。この⾏為を「テレコーディング」と命名し、サウンド以外にも映像やセンサー情報など、気球
からのデータでモエレ沼公園を宇宙とつなぐ、世界にも類をみない芸術作品を創作する。今回の公開実
験では、この「テレコーディング」を⾏なうためのモジュールの試作機の通信実験を⾏なう。当⽇は、
この試作機を気球にとりつけ 150m の⾼度で係留する。気球によって浮遊するモジュールと「テレコー
ディング」を⾏ない、モジュールが⽣成したサウンドを地上で聞くことができることを確認する。⾬天
の場合は、気球をガラスのピラミッド内で係留し、同様の実験を実施する。
【実験スケジュール】
平成 28 年 9 ⽉ 2 ⽇(⾦)
12 時 30 分
受付開始
13 時 00 分-13 時 20 分
本プロジェクトの紹介および説明(ガラスのピラミッド)
く
(ガラスのピラミッド)
ぼ
た あき ひろ
説明:久保⽥晃弘(ARTSAT×SIAF LAB. 代表/多摩美術⼤学教授)
13 時 20 分-13 時 30 分
実験会場へ移動
13 時 30 分-14 時 30 分
実験実施(プレイマウンテン)
アーティスト紹介
ARTSAT × SIAF ラボ
「衛星はメディアである」をモットーに、宇宙の⽂化芸術活⽤を推進するプロジェクト ARTSAT:
衛星芸術プロジェクトは、2010 年、多摩美術⼤学と東京⼤学のコラボレーションから活動開始。
2014 年 2 ⽉、世界初の芸術衛星「ARTSAT1: INVADER」の打ち上げに成功し、続く同年 12 ⽉に
は「はやぶさ 2」との相乗りで、地球の引⼒圏を脱出する深宇宙彫刻「ARTSAT2:DESPATCH」を
惑星軌道に投⼊し、最遠で 470 万 km(⽉までの距離の約 12 倍)からの電波の受信に成功した。
2015 年アルスエレクトロニカで HYBRID ART 部⾨優秀賞をチーム受賞。平成 27 年度芸術選奨⼤
⾂賞(メディア芸術部⾨)を久保⽥晃弘が受賞。今回の SIAF2017 では、久保⽥晃弘(リーダー)、
堀⼝淳史、中澤賢⼈、宇佐美尚⼈、橋本論らが参加し、SIAF ラボの⼩町⾕圭、船⼾⼤輔、⾦井謙⼀、
⽯⽥勝也らと共同でプロジェクトチームを結成する。http://artsat.jp/
http://siaf.jp/siaflab/
取材上の留意事項
・⾒学及び取材にあたっては、現場の係員の指⽰に必ず従って下さい。
・安全には細⼼の注意を払って⾏いますが、主催者に明らかに瑕疵があった場合を除き⾒学者・報道
関係者の怪我、機材破損等の責任は負いかねますのでご了承下さい。
・気象条件、⼯程の都合上、実験の予定が変更される場合があります。
・⾒学者、報道関係者⽤の待機部屋はございません。
・実験にはヘリウムを使⽤します。実験場所の周辺では禁煙いただくようお願いいたします。
実験会場:
プレイマウンテン
受付・⾬天時会場:
ガラスのピラミッド