<定款例の改正について>

<定款例の改正について>
Q1 定款例又は寄附行為例の改正に係る定款変更認可申請は、いつから申請できるの
か。
A1
平成28年9月1日以降に仮申請を受付けます。なお、定款変更に係る意思決定(社員総
会等)は、9月1日より前に開催することが可能です。
Q2 社会医療法人及び大規模の医療法人については、改正後の定款例又は寄附行為例
に倣った定款又は寄附行為の変更に係る認可申請を速やかに行うことが望ましいと
あるが、都における取扱いを教えて欲しい。
A2
社会医療法人については、速やかに定款変更認可申請を行っていただく必要があります。
大規模の医療法人について、具体的な規模の要件はありませんので、法人において、改正
の時期を検討してください。
なお、「Q&A4」のとおり、診療所の開設等に係る定款変更を行う場合は、併せて、医療法
改正後の定款例又は寄附行為例の内容に変更してください。
Q3 社会医療法人及び大規模の医療法人以外の医療法人については、当分の間、必ず
しも定款例又は寄附行為例と同様の規定を設けなくて構わないとされているが、当
分の間とはいつまでのことか。
A3
当分の間について明示された期間はありませんので、法人において、改正の時期を検討
してください。
なお、「Q&A4」のとおり、診療所の開設等に係る定款変更を行う場合は、併せて、医療法
改正後の定款例又は寄附行為例の内容に変更してください。
Q4 診療所の開設・廃止、附帯業務の開設・廃止、診療所名称の変更等に係る定款変
更を行う場合、医療法改正後の定款例又は寄附行為例の内容に倣った変更を行う必
要があるか。
A4
診療所の開設、廃止等に係る定款変更を行う場合は、医療法改正後の定款例又は寄附
行為例の内容に変更してください。その際、診療所の開設等に加え、医療法改正後の定款
例等に変更することについても、社員総会で決議し、議事録を作成してください。
Q5 定款例又は寄附行為例の改正に係る定款変更認可申請に必要な書類は何か。
A5
「申請書」、「新旧条文対照表」、「現定款(寄附行為)」、「新定款(寄附行為)の案文」、
「議事録(社員総会、理事会、評議員会)」、「医療法人の概要」が必要です。
<特別代理人の選任申請について>
Q6 特別代理人の選任申請はいつまで行えばいいのか。
A6 契約締結予定日が平成28年9月1日以降の申請は必要ありません(受け付けません)。
ただし、厚生労働省発出の「医療法人の機関について」(平成 28 年3月 25 日医政発 0325
第3号)5(2)③に定められた「競業及び利益相反取引を行う場合」には、理事会における手
続きが必要です。また、定款又は寄附行為変更認可申請の際に、「競業及び利益相反取引
を行う場合」には、理事会議事録の提出が必要です。
<平成29年4月施行分の取り扱いについて>
Q7 平成 29 年 4 月施行分の取り扱いでQ&Aを出す予定はあるか。
A7 改正医療法・平成29年4月施行分については、平成28年10月~12月に関係政省令の
交付や国通知が発出される予定となっています。その国通知等に従って事務手続き等を進め
ていただくことになります。また、国通知等を踏まえて、必要に応じて、都における手続きを定
めたり、Q&Aを出していく予定です。