平成28年度 施策評価一覧表

○平成28年度 施策評価一覧表
施策大綱1 教育・文化に関する施策
(1)子どもたちの生きる力を育む学校づくりに関する施策
施 策 担 当 課 の 評 価
展 開 す る 施 策 群 ( 主 要 施 策 )
施
策
の
方
向
性
評
価
今後の施 総 合 的
担 当 課 名 進行状況 策 の 展 開
評 価
担
評
当
課
価
の
評
内
価
容
①学校教育の充実
1 特色ある教育の推進
幼児から高校生まで校種をつなぐ効果的な連携、中高が連携して進めるNS(能勢スペシャル)授業などを通じて能勢
町独自に築き上げた教育システムを活かし、個に応じたきめ細かな指導、また地域の特性や伝統を理解し郷土に対
する愛着を育む教育体制の充実を図る。
学校教育課
B
C
C
小中9年間の円滑な接続を通じた義務教育の基礎の上に、高校の3年間を通じた12年間の特色ある教育の推
進に向け、大阪府と町の役割を明確化したうえで関係課及び関係機関と連携し、本町独自の教育システムを確
立し幅広く情報発信を行うこと。
本事業の趣旨及び目的を再確認し、総合戦略にも掲げるとおり関係課及び関係機関と連携を図りながら企業
家精神やシビックプライドなどを醸成しつつ、将来、地域における創業や地域に根ざし活躍できる人材育成をめ
ざしたキャリア教育を構築すること。
2 未来を切り開く「生きる力」の醸成
豊かな勤労観や職業観及び職業に関する知識や技能を身につけさせるとともに、自己の個性を理解し、将来の夢や
目標を持ち、自らの生き方を選択・決定する力やチャレンジ精神を育む指導の充実を図る。
学校教育課
C
C
C
3 学力向上の推進
自尊感情を育み、子どもたちの学びに対する探究心を伸ばすとともに、自ら学ぶ意欲を高め、基礎・基本的学力の習
得、そして柔軟な思考力、表現力、創造力を育む指導に努める。
学校教育課
B
B
B
4 健康と体力向上の推進
規則正しい生活習慣の確立、食の教育、体力向上など心身の健康を保ちたくましく生きる力を育む指導に努める。
学校教育課
B
B
B
全国体力・運動能力調査の結果分析を踏まえて、児童生徒の健康状態の把握並びに指導内容の充実に努
め、子どもたちの健康と体力の保持・増進が行えるよう努めること。
教育基本計画等に基づき、教職員の研修機会の確保に努め、さらなる指導力の向上に努めること。また、総合戦略に掲げた
施策と連動を図りながら目標値の達成に向け取り組みを行うこと。
5 豊かな心の育成
恵まれた自然環境のなかでの体験学習、伝統芸能や文化を通じ、豊かな情操や人間性を育む指導の充実を図る。
また、学校現場において、子どもたちが抱える悩みや不安を相談できる体制の充実を図る。
学校教育課
B
B
B
今後の展開に記載のとおり、関係機関等と連携を図り、包括的な支援・相談体制を整備し、児童生徒の自立支援並びに教職
員の指導力向上に努めること。また、道徳については資質・能力の明確化及び評価の在り方など教科化に向けた取り組みを
行うこと。
6 規範意識の育成
一人ひとりが、社会の形成者としての規範意識や公共の精神、高い倫理観をもって、主体的に行動し、コミュニケー
ション能力を高め、生命と人権を大切にする社会を作っていく態度を育む指導の充実を図る。
学校教育課
B
B
C
新学校の開校に伴い、学校・家庭・地域が一体となった人権教育が推進できる体制を構築すること。また、昨年度も指摘をして
いる児童館活動については、今年度中に効果検証を実施し、今後の活動内容並びに施設の在り方について方向性を示すこ
と。
7 支援教育の充実
障がいのある子ども一人ひとりの教育ニーズを把握し、適切な指導、支援体制の充実を図る。また、不登校、学力面
など配慮を要する児童、生徒においても課題の掌握と支援体制の強化を図る。
学校教育課
C
B
B
教育支援計画等により個々のニーズに合わせた支援体制の充実を図り、新学校開校に伴い対象となる児童数の増
加については、関係課及び関係機関との連携を強化するなど機能低下に繋がることがないよう取り組みを行うこと。
8 地域ネットワークの充実
各種協議会、地域人材の学校活動の参画、世代間交流などを通じて学校、家庭、地域のつながりを保ち、それぞれ
が持つ教育力を活かし、子どもたちを町全体で育む環境の充実をめざす。
学校教育課
B
B
B
学校・家庭・地域・関係機関が連携し、社会教育施策と連動を図りながら教育力の向上に努めること。また、組織体制について
は早急に関係者などと調整を行ない、学校を核とした人的ネットワークを構築し、総合戦略と連動を図りながら各々が有機的に
繋がり連携・協働した取り組みを推進すること。
9 学校力、指導力の向上
客観性、透明性のある学校運営の推進により地域に開かれる学校づくりをめざす。また、子どもたちの個性を伸ばし、
知・徳・体を兼ね備える人間形成を図るため、教職員の研修体制の充実等、指導力の向上に努める。
学校教育課
C
B
C
教育基本方針等に基づき、総合戦略に掲げた取り組みと連動を図りながら教職員の研究・研修など指導力向
上に向け取り組みを行うこと。
10 安心安全な学校づくり
安全、安心な施設や設備の充実を図るとともに、安全教育の実践、登下校時の見守り活動や防災訓練等を通じて、
子どもたちの安全確保に努める。
生涯教育課
B
B
B
新学校の開校に伴い、学校現場における安全・安心の確保はもとより、登下校時における見守り活動などについても
保護者及び関係機関などと連携のうえ、迅速な連絡体制の構築など対策強化及び最善策の検討を行うこと。
11 学習環境の充実
きめ細かな学習指導に対応できる充実した教育設備や空間づくりにより、子どもたちの個性や創造力を育む学習環
境の充実をめざす。
生涯教育課
B
B
B
新学校の開校に伴い、特色ある教育活動が展開できるよう総合戦略と連動を図りつつ、子どもたちの個性や創造力を育む学
習環境の充実に努めること。また、廃校となった小中学校の備品などに関して無駄なく効率的な運用に向け、平成28年度中に
整理を行うこと。タブレットPCの導入に関しては、必要台数や求められるタブレット本体及びソフトウエアの性能、導入に係る適
正価格などについて整理を行い、根拠を明確にした上で取り組みを進めること。
②開かれた学校づくり
③教育環境の充実
(2)生涯学習・スポーツに関する施策
施 策 担 当 課 の 評 価
展 開 す る 施 策 群 ( 主 要 施 策 )
施
策
の
方
向
性
評
今後の施 総 合 的
担 当 課 名 進行状況 策 の 展 開
評 価
価
担
評
当
価
課
の
内
評
価
容
①生涯学習・スポーツの充実
12 生涯学習の推進
一人ひとりの価値観や関心に基づき、生涯を通じて学びに積極的に取り組めるよう、行政からの必要な情報の提供、
施設の適正な管理に努め生涯学習の推進を図る。
生涯教育課
B
B
C
生涯学習という視点から知識や技術の習得はもとより、地域課題を捉えつつ、実践的な活動に繋がる講座内容の研究を行い、
学習機会の提供並びに人的ネットワークの構築に努めること。また、行革の方針を踏まえ、識字学習推進事業に関しては人権
教育の観点から事業内容を精査し、実施手法について検討を行うこと。
13 生涯スポーツの推進
スポーツを通じた世代間の交流、健康増進や生きがいづくりなど、スポーツを通じて自己充足できるよう、行政からの
必要な情報提供及び施設の適正な管理に努め生涯スポーツの推進を図る。
生涯教育課
B
A
B
スポーツを通じた世代間交流や生きがいづくりなど生涯スポーツの普及・推進に努めること。また、社会体育施設の在り方につ
いては、旧小中学校の一般開放の状況を踏まえつつ、効果的な施設管理の手法について検討を行うこと。国体施設に関して
は、老朽化や利用状況などを踏まえつつ、今後の在り方について検討を行うこと。
14 図書室の充実
利用しやすい図書サービスの充実に努めるとともに、保育所、学校をはじめ関係機関と連携のもと読書習慣の定着を
めざす。
生涯教育課
B
B
C
知の拠点施設として啓発活動やイベント内容の充実を図り、また読書習慣の定着に向けては、「子ども読書活動推進計画」に
従い、積極的に啓発や推進を行うこと。また、生涯学習センターにおける貸館機能については、近隣類似施設の稼働状況や
料金体系を比較し、機能集約や料金統一化について検討を行うこと。
15 リーダーの育成
各種講座の開設等を通じ、生涯学習・スポーツを支える人材の発掘・育成、同時に、住民ニーズと活動の場をコー
ディネートする人材育成をめざす。
生涯教育課
C
B
C
会員数の減少や後継者不足の課題解決に向け、住民の文化活動の活躍の場として新たな人材の確保や団体
の育成に努めるとともに、行革の方針を踏まえ他課所管の同種事業との集約を検討し、効果的かつ効率的な事
業の推進に努めること。
②社会全体で子ども・若者の成長を支える環境づくり
16 子ども・若者の健全育成
家庭教育の責務に加えて、青少年指導員などの関係機関の連携強化や家庭、地域、行政が一体となった取り組み
により子ども・若者の健全育成に向けた支援を行う。
生涯教育課
B
B
B
新学校の開校に伴い、今まで課題となっていた各団体間の連携について組織再編や事業改善などにより連携
強化を図り、家庭、地域、行政が一体となった青少年の健全育成に取り組むこと。また、行革の方針を踏まえ各
団体の補助金については組織再編などにより見直しを検討すること。
17 地域教育の充実
「地域のこどもは地域で育てる」を合言葉に、子どもたちの成長を地域住民の継続的な関わりを通じて育むことができ
るよう、地域教育力の向上、教育コミュニティの活性化に行政、地域がともに取り組む。
生涯教育課
B
B
B
新学校の開校に伴う地域教育協議会の組織再編に関しては、今での役割や機能が低下することのないよう協議会と
調整を行いつつ、地域教育の充実に努め、家庭・地域・学校が一体となった次世代に繋がる事業展開をする。
(3)能勢文化の継承と創造に関する施策
施 策 担 当 課 の 評 価
展 開 す る 施 策 群 ( 主 要 施 策 )
施
策
の
方
向
性
評
価
今後の施 総 合 的
担 当 課 名 進行状況 策 の 展 開
評 価
担
評
当
課
価
の
評
内
価
容
①浄瑠璃の里文化の振興
18 浄瑠璃の保存と継承
200年以上地域に根付き、育まれてきた能勢の浄瑠璃の保存と継承及び発展に向けた活動の支援を行う。
観光文化課
A
B
B
住民に親しまれる地域文化として、浄瑠璃の里文化条例の趣旨に基づき、事業を実施・展開していくこと。また、行革の方針を
踏まえ、淨るり公演事業に関しては、「能勢の浄瑠璃」の保存・継承と発展に向け、効果的・効率的な運営について検討を行う
こと。
19 文化財の保存と継承
地域の歩みに対する造詣を深めるとともに、潤いとゆとりをもって暮らすことができるよう文化財の収集、保存、公開に
努める。
生涯教育課
C
B
B
専門的知識を要する業務に関しては、文化財調査員などの協力・助言を得ながら文化財、天然記念物の適切な保全に努め、
積極的に情報発信を行うことにより地域文化の振興を図ること。
20 地域資源の再評価と活用
ルートマップを作成するなど先人たちの育みにより守られてきた歴史的資源の発信と活用、また日常にある資源を再
評価し、観光や産業などの分野と連携を図ることにより地域全体の活性化をめざし行政施策を実施する。
生涯教育課
B
B
B
地域文化や先人の歩みを次世代へ継承し、また文化資源をツーリズム資源として町内外へ効果的に周知・発信するよう関係
課と連携のうえ、取り組みを行うこと。
21
能勢人形浄瑠璃実行委員会への支援を通じ、地域の特色を生かした舞台芸術の企画制作及び専門人材の養成を
行う。また、後継者育成の観点からこども浄瑠璃の取り組みを進めるとともに、将来的に鹿角座の法人化をめざす。
観光文化課
A
A
B
団体の自立的な運営に寄与する取り組みを行いつつ、財源確保に努めながら様々な事業を展開し、浄瑠璃鑑賞者の増加や
地域活性化に資する波及的な効果に期待する。
淨るりシアター自主事業などを通じて、心の豊かさの醸成、地域の活力を高めるため、多様な分野の優れた芸術文化
を鑑賞する機会の提供を図る。
観光文化課
A
A
C
文化創造の拠点施設として、多様な芸術文化を通じて、心の豊かさや地域力の向上に資する創造活動の提供
に努めること。また、法に従い適正な運営管理に努めるとともに行革の方針を踏まえ、淨るりシアター自主事業
については、財源確保に努めつつ、事業の見直しなどについても検討を行うこと。
能勢人形浄瑠璃実行委員会への支援
②芸術文化活動の推進
22 芸術文化活動の推進
施策大綱2 保健・医療・福祉に関する施策
(1)人権尊重と地域福祉の充実に関する施策
施 策 担 当 課 の 評 価
展 開 す る 施 策 群 ( 主 要 施 策 )
施
策
の
方
向
性
評
今後の施 総 合 的
担 当 課 名 進行状況 策 の 展 開
評 価
価
担
評
当
価
課
の
内
評
価
容
①人権・平和の尊重
23 人権が守られる環境づくり
あらゆる差別や偏見のない、だれもが安心して生活できるまちづくりをめざす。また、家庭内での児童虐待や女性、高
齢者等への身体的、精神的、社会的暴力(DV)等に対して、地域や関係機関と連携を図りながら、防止に向けた活
動を展開する。
総務課
B
B
B
差別や偏見のない安心して暮らせる生活環境をめざし、地域や関係機関と連携を図りながら、住民の不安解消
に向け取り組みを行うこと。団体補助金の精査ついては、補助金額のみではなく、費用対効果を検証し、町所
管事務(機能)の移管などを含め検討を行うこと。
24 男女共同参画の推進
家庭や職場、地域で男女がともに活躍できる環境づくりをめざして、啓発活動を行う。
総務課
B
B
C
第2次能勢町男女共同参画プランに掲げる「政策・方針決定過程への女性の参画の拡大」など9つの主要課題
の実現に向け適正に進行管理を行うこと。
25 平和意識の啓発
平和を実感し、また平和な社会を形成するために人材等の育成や多文化共生に向けた啓発活動を行う。
総務課
B
B
B
アンケート結果などを参考として、参加者増加に向けた内容の充実や他行事との合同実施などの検討を行いつつ、平和の尊
さと多文化共生に向けた啓発活動を継続し実施すること。
住民一人ひとりの地域活動への参加促進を図ることにより、地域でのネットワークづくりを行い、地域住民のだれもが
集える場づくりをめざす。そして、区・自治会単位に住民・関係団体等が協働・連携し、一体感を感じることができるよ
うな地域活動を推進する。
福祉課
B
C
C
地域福祉計画の適切な進行管理を行い、地域福祉の向上に向け、ともに助け合い支え合う地域と仕組みづくりを確立し、「ふ
れあいと生きがいのあるまち」の実現に取り組むこと。また、多様化・複雑化するニーズや課題に対応できるよう、将来を見据え
た「助」の仕組みづくりに向けて地域住民や関係団体と連携を図りながら、総合的な支援体制とサービス整備に努めること。
②ともに助け合い、支え合う地域づくり
26 「地域のつながり」の強化
③適切にサービスを提供するための仕組みづくり
27 ボランティア組織の形成
地域のつながりを活用したボランティア組織を形成し、ボランティア精神が地域福祉の推進に結実し、地域の福祉力
の向上につながるよう社会福祉協議会との密な連携に努める。
福祉課
C
B
C
地域福祉関連計画等に基づき、地域福祉の向上に向け社会福祉協議会と連携し事業を推進すること。また、
行革の方針を踏まえ、団体に対する運営補助金に関しては、補助金の適正化を図りつつ、地域福祉関連計画
等の実効性を高めるため社会福祉協議会への機能移管等についても検討を行うこと。
28 地域福祉の環境整備
福祉サービスを受けたい人が、適切に受けることができるよう情報提供の徹底を図るとともに、行政で行う各種相談窓
口の充実を図る。
福祉課
B
B
B
福祉制度を含め各種行政サービスの適切な情報提供を行うとともに、関係課や関係機関と連携し、総合相談セ
ンターとして相談・支援情報の共有・一元管理に努めること。
(2)健康づくりに関する施策
施 策 担 当 課 の 評 価
展 開 す る 施 策 群 ( 主 要 施 策 )
施
策
の
方
向
性
評
価
今後の施 総 合 的
担 当 課 名 進行状況 策 の 展 開
担
評
評 価
当
課
価
の
評
内
価
容
①健康づくりの支援
29 支援体制の充実と実践
健康づくりに対する正しい理解の普及、加えて生活習慣病の予防、行動変容へむけた具体的な実践を促すため、各
種健康講座の開設や行政の相談窓口の充実などにより一人ひとりの継続的な取り組みの支援に努める。
健康増進課
A
A
B
生活習慣病の予防啓発と青年期からの健康づくりの普及及び啓発に取り組むこと。また、食育推進ボランティア
に関しては、改善点を踏まえ関係課及び関係機関等と連携を図りながら、健全な食生活の実現や地域におけ
る食文化の継承、健康の確保などに繋がる取り組みを展開すること。
30 心の健康づくり
学校現場などにおけるメンタルヘルスの充実や環境づくり、保健師による健康相談を促進し、うつ病、ひきこもりなど
精神的な病に対する支援や予防を推進する。
健康増進課
B
B
B
解決に至るまで複雑化かつ長期化するケースが多く、人的な課題はあるものの、関係機関等と連携を図りなが
ら予防対策などの取り組みを継続し行うこと。
住民健診をはじめとする各種がん検診、歯科健診、予防接種等の実施により疾病予防や早期発見に努める。また、
感染症の早期予防と重症化の防止に向けて、大阪府池田保健所などの関係機関と連携を図りながら適切な対応を
行う。
健康増進課
B
A
B
未受診者に対する勧奨や健診に対する意識改善などにより受診機会の拡大に努めること。また、健診事業に関
しては、行革の方針を踏まえがん検診等受診意向調査の結果を参考とし、効率的・効果的な実施に努めるこ
と。
豊能圏域地域連携クリティカルパス(※)の一層の推進を図り、各症例別のパスを充実させ、急性期医療、回復期医
療を経て早期に自宅復帰が図られるよう、医療機関の連携や自治体間での連携により地域医療体制の強化を図る。
健康増進課
B
A
B
総合戦略にも掲げられるとおり地域包括ケアシステムの構築を視野に入れ、訪問看護ステーションの設置など
本町における医療の在り方を整理し、関係医療機関との連携・役割分担を行いつつ、住民ニーズに対応した医
療体制を整備すること。
②疾病の予防
31 疾病の予防
③医療体制の充実
32 医療体制の充実
(3)障がいのある人の自立支援に関する施策
施 策 担 当 課 の 評 価
展 開 す る 施 策 群 ( 主 要 施 策 )
施
策
の
方
向
性
評
価
今後の施 総 合 的
担 当 課 名 進行状況 策 の 展 開
評 価
担
評
当
課
価
の
評
内
価
容
①共生社会の実現
障がいのある人もない人もお互いを尊重できる社会をめざし、行政が実施する各種事業を通じて、また社会福祉協議
ノーマライゼーションの意識啓発と交流の促進 会と連携し交流機会の創出を図る。また、障がいのある人に対する差別や偏見のないよう権利擁護に向けた啓発活
動を推進する。
福祉課
B
A
B
関係機関と連携を図りながら、啓発活動や交流促進に努め、誰もが助けあい、尊重し合える共生社会の確立を
めざすこと。
公共施設等のバリアフリー化の推進、障がい種別の特性やニーズに対応した住環境の整備等に対する支援を推進
する。
福祉課
B
B
B
障がい種別のニーズ把握に努め、サービスが必要と認められる方に対し適時適切なサービスが受けられるよう支援を
行うこと。また、公共施設におけるバリアフリー化については、今後策定する公共施設等総合管理計画に基づき適切
な実施に努めること。
35 就労支援と社会参加の促進
就労に向けた職業支援や福祉的就労・日中活動の場所の確保など、障がいのある人の多様な就労の場、社会参加
の促進に向けた活動支援を推進する。
福祉課
B
B
B
障がい者の就労支援及び活動支援に取り組み、関係機関と連携を図りながら障がい者や障がい者団体の自立
に向けた支援・育成に努めること。
36 福祉サービスの充実
障がいのある人がそれぞれの立場に応じ自立した生活を営むことができるための必要な福祉サービスの充実に努め
る。また、障がいのある人の権利擁護や生活支援に対する情報提供や行政の相談窓口の充実を図り、包括的な支援
体制を整備する。
福祉課
B
A
B
障がい者の自立支援に資する福祉サービスや相談窓口の周知を図り、法の趣旨に基づき、必要な福祉サービ
スが受けられるよう環境整備に努めること。
33
34 生活環境の充実
②障がいのある人の自立支援
(4)高齢者と介護予防に関する施策
施 策 担 当 課 の 評 価
展 開 す る 施 策 群 ( 主 要 施 策 )
施
策
の
方
向
性
評
今後の施 総 合 的
担 当 課 名 進行状況 策 の 展 開
評 価
価
担
評
当
価
課
の
内
評
価
容
①健康づくりと介護予防の支援
37 介護予防の推進
介護予防に関する基本的な知識の普及啓発、また寝たきりや認知症を予防するため、介護予防サポーターを活用し
た地域ぐるみの介護予防活動など、一人ひとりの意識の向上と活動しやすい環境整備に向けた取り組みを推進す
る。
福祉課
A
A
B
広報やホームページなどを通じて介護予防の目的や効果などについて、積極的に情報発信を行うことで、現在
実施している「いきいき百歳体操」の取り組み団体の増加に努めること。また、町の支援終了後も地域が自主
的・自発的に取り組みを継続し、介護予防の効果が持続するようフォローアップに努めること。
38 生きがいづくりと社会参加の支援
高齢者が生きがいをもち心身ともに豊かな生活を送ることができるよう生涯学習、生涯スポーツの普及により生きがい
づくりを支援する体制に努める。また、シルバー人材センターと連携した就労支援や学校等での世代間交流事業な
ど、高齢者が自らの経験と知識を活かして社会参加・参画できるような地域づくりに取り組む。
福祉課
C
B
C
人口減少や高齢化社会が進行する中で高齢者が生きがいをもち、また能力を活かし活躍できる場の提供及び
支援を行うこと。また、行革の方針を踏まえ、団体に対する運営補助金に関しては、補助金の適正化を図りつ
つ、関係課や関係機関との有機的な連携体制の構築をめざし、事務事業の再構築及び所管事務の見直しを
視野に入れ検討を行うこと。
利用者が適宜適切なサービスの提供を受けられるよう「能勢町高齢者保健福祉計画」「能勢町介護保険事業計画」に
基づき、介護・福祉サービスの充実を図る。
福祉課
C
B
C
引き続き介護予防の啓発などを行いながら、要介護認定や給付の適正化を図ることにより介護給付費の増加抑制に努めるこ
と。また、多様化する介護ニーズに適切に対応できるよう、関係部署と役割分担を行ったうえで地域包括ケアシステムの実現化
に取り組み、併せて介護保険制度改正に伴う新事業について適切に対応していくこと。
40 包括的ケアマネジメント
高齢者の総合相談支援体制の充実、また保健・医療・福祉の関係団体との連携により包括的な地域ケアマネジメント
体制の充実を図る。
福祉課
C
B
C
総合戦略や様々な行政計画で掲げられる「地域包括ケアシステム」に関しては、主担となる課(係)を明確にし、主担課(係)が
中心となって、実現化に向け取り組みを進めること。また、地域包括ケアシステムの構築にあたっては、福祉・医療・介護や関
係機関の連携はもとより、地域における共助の仕組みづくりを支援し、住み慣れた地域で適切なサービスが受けられ、自立し
た暮らしができる社会的包摂の推進による地域づくりに向け取り組みを進めること。
41 高齢者の権利擁護
認知症に関する正しい理解と知識の普及に努め、認知症の高齢者や家族を地域で見守る「認知症サポーター」を養
成し、認知症高齢者の早期発見・早期対応に努める。また、高齢者の権利擁護のため、高齢者虐待防止に対する意
識の醸成、適切なサービスの提供、相談・支援体制の充実を図る。
福祉課
B
B
B
認知症に関する啓発活動はもとより、地域や関係団体との連携強化や認知症サポーター養成講座の開催及び
人材育成など、行政のみではなく地域で高齢者を支える・見守る体制づくりの構築に向け取り組みを行うこと。
42 高齢者等の見守り
一人暮らしの高齢者等の支援が必要な人に、災害や事故などの緊急事態に遭遇しても早期対応が図られるよう緊急
通報システム等の普及を啓発するとともに、行政施策として見守り活動を実施する。
福祉課
C
C
C
能勢町地域福祉計画に従い、行政・地域・関係団体が連携し、地域で見守り、支え合う体制づくりを推進し、ま
た緊急通報システムに代わるサービス等について対応を行うこと。
②介護サービスの充実
39 介護サービスの充実
③地域におけるケア体制の充実
(5)子育て支援に関する施策
施 策 担 当 課 の 評 価
展 開 す る 施 策 群 ( 主 要 施 策 )
施
策
の
方
向
性
評
価
今後の施 総 合 的
担 当 課 名 進行状況 策 の 展 開
評 価
担
評
当
課
価
の
評
内
価
容
①母子保健の充実
子ども医療費助成については、行革の方針を踏まえ事業効果などの検証を行い、保護者が安心して出産、子
育てができる本町の実態に見合った助成額(水準)について検討すること。また、少子化対策の観点から関係
課及び関係機関と連携を図りながら支援体制の構築に取り組むこと。
乳幼児疾病の早期発見と予防を図るとともに、保護者とのコミュニケーションを図りながら、育児不安の解消と後
期健診の受診率向上に努めること。また、行革の方針を踏まえ、所管事業の整理や役割分担を行うことで、効
率的かつ効果的な事業実施に努めること。
43 経済的負担の軽減
妊婦健康診査や子ども医療費などの経済的負担軽減に努め、安心して出産、子育てができる体制の支援を行う。
健康増進課
B
B
B
44 健康診査・相談等の充実
乳幼児健康診査、予防接種、訪問指導など疾病の早期発見、予防に努め母子ともに健やかな成長ができる支援の
充実を図る。
健康増進課
B
A
B
福祉課
B
B
C
子ども・子育て支援事業計画に従い、利用者のニーズ把握とニーズに対応した保育メニューや支援体制の充
実を実施していくこと。また、新学校の開校に伴い、他課所管の同種事業については集約化を検討し、併せて
行革の方針を踏まえ幼保施策の検証を行い、効率的かつ効果的な運営を検討すること。
②子育て支援の充実
45 保育サービスの充実
多様化する就労形態などに対応したより多くの人が利用することができる保育メニューの充実を図る。
46 医療体制の充実
子どもの急病や事故の際でも緊急に対応することができるように、広域連携を活用した夜間・休日の診療体制の充実
に努める。
健康増進課
B
A
A
継続し情報発信などに努め、現状維持に努めること。
47 交流の場づくり
保護者の育児不安の解消や仲間づくりの支援など親子ともに健やかな成長を支援する交流活動の推進、また子ども
の学びや遊びの機会づくりにより、豊かな情操を育むことができる環境づくりを支援する。
福祉課
B
B
B
子ども・子育て支援事業計画に基づき、親子がふれあえる交流活動の推進と情感豊かな心を育める環境づくりに努
めること。また、総合戦略に掲げた施策の実現に向け、関係課及び関係機関と協議・連携のうえ、男性の育児参加の
促進やワークライフバランスの実現に向け、新たなる親子交流の場の創出などについて検討を行うこと。
48 相談窓口の充実
地域子育て支援センターを中心に子育てや家庭に対するさまざまな支援を実施することにより、安心して子どもを産
み育てることのできる環境づくりに取り組む。
健康増進課
B
B
B
要支援者を包括的かつ切れ目なく支援できるよう相談窓口の充実や関係機関との連携強化など支援体制の構
築に向け取り組むこと。
福祉課
B
B
B
近年、ケースが増加し複雑化している状況をふまえ、関係課や関係機関との役割分担及び連携強化を行い、
適時適切な対応が迅速に行えるよう支援体制の構築に取り組むこと。
③子育て環境の充実
④子どもの権利擁護
49 子どもの権利擁護
子ども虐待の防止のために啓発や研修の実施、関係機関との連携強化など総合的な支援体制の充実を図る。
施策大綱3 自然環境を活かした産業振興に関する施策
(1)循環型の環境づくりに関する施策
施 策 担 当 課 の 評 価
展 開 す る 施 策 群 ( 主 要 施 策 )
施
策
の
方
向
性
評
今後の施 総 合 的
担 当 課 名 進行状況 策 の 展 開
評 価
価
担
評
当
価
課
の
内
評
価
容
①自然環境との共生
50 多様な生態系の保全
住民やボランティア等と協力しミドリシジミ、オオサンショウウオなどが生息している貴重な生態系の保全に努める。ま
た、赤とんぼやホタルなど身近な生物が生息する豊かな自然環境の保全に努める。
地域振興課
B
A
B
関係団体やボランティア団体と連携し、生態系及び里山環境の保全に取り組み、関係団体などによる自発的な
保全活動が実施されるよう意識啓発に努めること。
51 里山文化の継承
自然体験や環境学習などを通じて、本町に育まれた里山づくりに活かされている知恵や文化に対する理解を深め、
一人ひとりの意識の向上により持続可能な自然環境の保全を図る。
地域振興課
B
B
B
行革の方針を踏まえ本町の実態に即した森林施策の見直し及び事務事業の精査を行いつつ、地域住民やボラン
ティア団体と連携を図り、総合戦略にも掲げるとおり本町の魅力であり資源でもある里山環境の保全に努めること。
52 エコ意識の啓発と実践
限りある貴重な資源の有効活用をめざし、不用なごみの発生抑制やリサイクルの推進など循環型社会の形成に向け
た一人ひとりの意識の醸成と主体的な活動を促す。
地域振興課
C
B
C
一人当たりごみ量の減量に重点をおき、継続してごみ減量化に向けた取り組みや手法など啓発活動を実施す
ること。また、資源ごみ集団回収事業については、行革の方針を踏まえつつ、回収量の減少が懸念されるところ
はあるものの、費用対効果を検証し、報償費の見直しについて検討を行うこと。
53 自然エネルギーの利用促進
太陽光やバイオマス、水系利用など能勢に見合った自然エネルギーの利用や開発に向けた検討を行う。
地域振興課
C
B
C
森林資源の循環利用促進事業における森林需要の創出や人材育成などの効果を検証しつつ、再生可能エネ
ルギー資源としての利用開発について検討すること。
54 不法投棄対策
関係機関と連携し、不法投棄防止に向けた巡回や指導の強化を図る。
地域振興課
C
B
B
現行どおり啓発活動やパトロールを継続実施し、監視カメラの効果・検証を行いつつ、不法投棄多発箇所について
はフェンスの設置や車両の通行制限など根本的な対策について関係課及び関係機関と協議を行うこと。
55 ごみ処理施設の安定稼動
1市3町の一部事務組合で運営する「国崎クリーンセンター」において、環境基準を遵守した施設の安定稼動ができる
よう、廃棄物の発生抑制、分別を啓発する。
地域振興課
B
B
B
構成市町と連携し、廃棄物の発生抑制に努めること。また、行革の方針をふまえ、可燃ごみの無料シール配布
枚数について、世帯人員毎の適正枚数を再考し、現状の配布枚数とごみ減量への効果を検証したうえで見直
しを検討すること。
56 ダイオキシン対策
ダイオキシン問題の早期解決に向けて、鋭意取り組む。
地域振興課
②環境保全と循環型社会の形成
(※現在、高濃度汚染物の処理について豊能郡環境施設組合議会において経過等を調査中であるため、評価
対象外とする。)
(2)農林業の保全・振興に関する施策
施 策 担 当 課 の 評 価
展 開 す る 施 策 群 ( 主 要 施 策 )
施
策
の
方
向
性
評
価
今後の施 総 合 的
担 当 課 名 進行状況 策 の 展 開
評 価
担
評
当
課
価
の
評
内
価
容
①農業経営の振興
農地や農業施設の適正管理に努め、担い手となる人材育成やコミュニティの維持、また遊休地の拡大防止のた
め農地利用集積円滑化事業の適正な進行管理を行うこと。行革の方針を踏まえ、土地改良区に関しては、自
主財源を確保するよう働きかけること。
57 優良農地の確保
農業生産の基盤となる土地の秩序ある利用を図り、優良な農地の確保を図る。
地域振興課
C
B
B
58 生産性の拡大
年間を通じた生産量の安定化、加えて品質の向上を図るなど地域農業の振興と活性化を図るための営農環境整備
に向けた支援を行う。また、食料自給率の向上のため、安定的な食料供給と合理的な農産物の生産に向けた支援を
行う。
地域振興課
C
B
C
59 高付加価値農業の展開
地域資源が循環する農業経営、少量多品種栽培など個性ある農業モデルの確立、農業生産地としての価値の創出
をめざし、関係機関と連携を深め高付加価値農業の支援を推進する。
地域振興課
B
B
B
地域振興課
C
B
B
個体数の増加に伴い、農作物の被害に止まらず生活環境にまで影響が及ぶことも想定されることから、継続し
有害鳥獣の駆除並びに地域単位で取り組みが行える仕組みづくりを検討し、被害軽減に努めること。
地域振興課
C
B
B
被害軽減を図るため、有害鳥獣捕獲活動の周知に努め、新たな人材の確保並びに後継者の育成、地域単位
で取り組みが行える仕組みづくりなど農作物被害の対策支援に取り組むこと。
豊かな田園風景は、人々にやすらぎと癒しの空間を提供することができる。魅力的な農村・農業交流によるグリーン
ツーリズムの推進、交流人口の拡大をめざす。
地域振興課
C
B
C
交流促進施設については、現在の利用内容や状況などを検証しつつ、行革の方向性を踏まえ、施設の在り方
について検討を行い方向性を示すこと。
63 森林の整備と活用
森林所有者から森林組合等への施業の共同化、受委託等を促し森林の適正管理に努める。また、森林施業の合理
化を進めるため、林内路網整備により間伐利用を促進する。なお、地域の人々の生活と密接な関係により維持されて
きた里山林について、林産物の利用促進、特産品化を図るなど森林の特色ある利用、合理的な管理のあり方につい
て検討を行う。
地域振興課
C
B
B
森林の荒廃、放置が増加傾向にあることから、啓発活動などにより森林資源への意識改革を図り、また新たなる
財源確保に努めながら、豊かな森林資源を保全するため適正な維持管理に努めること。
64 治山事業
山地災害の未然防止、また水源かん養、生活環境の保全・形成のため、大阪府の実施する治山事業(災害予防事
業、水源かん養事業等)の導入に取り組む。
地域振興課
C
B
B
継続し事業導入に向け地元との調整に努めること。
60 獣害対策の支援①
61 獣害対策の支援②
62 交流型農業の推進
シカ、イノシシ、アライグマなど農作物に対する食害の防止に向けた、講習会や防護柵設置補助など必要な支援を行
う。
生産量の安定化及び地域農業の振興と活性化が図れるよう、関係機関と連携を図りながら農業者支援及び農
業所得の向上に向け取り組みを行うこと。また、行革の方針をふまえ、パイプハウス補助については、事業実績
や効果を検証し、事業内容について精査を行うこと。
本町の特産品である「能勢栗」を基軸とし、生産地としてのブランド確立に向けて、後継者の育成と啓発活動に取り組
むこと。また、農産物の品質向上や新規就農者等の担い手育成支援を行い、農業資源の高付加価値化をめざし取り
組むこと。
②森林の保全と林業育成
(3)地域産業の振興と観光に関する施策
施 策 担 当 課 の 評 価
展 開 す る 施 策 群 ( 主 要 施 策 )
施
策
の
方
向
性
評
今後の施 総 合 的
担 当 課 名 進行状況 策 の 展 開
評 価
価
担
評
当
価
課
の
内
評
価
容
①内発型産業の活性化
65 地域資源を活かした産業創造
農林業、商工業の連携を図り特産物のブランド化や加工販売など、地域資源の活用による能勢らしい産業の開発に
向けた取り組みを促進し、雇用の確保や収入の増加など地域全体へ広がりある産業の創出をめざす。
地域振興課
C
B
C
観光物産センターは、本町の農業振興を担う中核的な拠点施設であることから、戦略的な新たなる事業展開、持続
可能な地域農業モデルの確立に向けた事業開発の働きかけを行うこと。また、地方創生先行型事業により開発した
新商品や販路などを活用し、利用者の増加及び売上向上に繋げるよう助言を行うこと。
66 起業の支援
地域資源の活用策、職業能力の開発などの情報提供やセミナー等の開催を通じて、コミュニティビジネスなどの起業
を支援する。
地域振興課
C
B
C
事業所の減少や創業比率の実態を踏まえ、総合戦略にも掲げているとおり、商工会をはじめとする関係機関と
連携し、起業や創業の支援、また新産業の創出及びビジネスモデルの構築に向け取り組みを行うこと。
②企業誘致による地元雇用の確保
67 企業誘致の検討
都市近郊の強みや新名神高速道路の開通に伴う交通インフラの充実を見据え、本町に見合った企業立地の可能性
まちづくり活性課
について検討を行い、具体化をめざす。
C
B
B
総合戦略に掲げられるとおり、地域コミュニティの維持・向上や地域活性化を阻害することがないよう関係課と連
携のうえ、市街化調整区域における法等の規制緩和に向け取り組みを行うこと。また、町有の未利用地等につ
いては、今後、策定予定である公共施設等総合管理計画に基づき有効活用を検討すること。
68 地域の魅力を引き出す土地利用
地域発意による土地利用のルールづくり、また地区計画(※)の活用など地域固有の資源やストックを活かした土地
利用を支援する。
地域整備課
C
B
C
法を遵守しつつ、地域固有の資源を活かした土地利用が行えるよう関係課や関係機関と協議・連携し、地域活
力の維持・向上並びに地域産業の好循環に繋がるよう制度の啓発や活用意向のある地区に対する支援などに
取り組むこと。
69 観光発信力の強化
物産センターや観光協会など町内関係団体間の連携強化、また府県を越えた自治体間、交通事業者等、観光関連
機関の広域連携により産業交流や観光情報の発信に努める。
観光文化課
A
A
B
以前から課題となっている行政と地域住民の意識差に関しては、観光施策を展開していく上で重要と考えられ
ることから課題解決に向けた調整・検討を行うこと。また、総合戦略に掲げた目標値の達成に向けては、地域内
事業者との連携はもとより、自治体間の広域連携などを活用した観光プログラムの開発や地域固有の資源を活
用した観光ストーリーの発信を行い交流人口の増加に努めること。
70 地域経済との連携
交流人口の拡大と地域経済の連動を図るため、農家・商工業者等より多くの主体が携わり、シティセールスが可能な
観光農業の促進、土産物開発など、観光産業の推進について検討を進める。
観光文化課
C
B
C
地域の文化・風土を活かしつつ、新たなる需要の開発に向けて観光客のニーズ把握を行い、関係機関と連携
を図りながら、ニーズの受け皿となる取り組みを検討すること。また、総合戦略に掲げた目標値の達成に向けて
は、伝統産業と観光施策の連携に向けたプログラムの開発や地域資源を活用した観光ツアーの事業化など地
域内に賑わいを創出する観光施策を展開していくこと。
71 ボランティアの活用
能勢の地域資源である歴史、史跡、文化、自然などを案内する観光ボランティアガイドを養成し、人による心を込めた
観光案内を推進する。
観光文化課
C
B
C
総合戦略に掲げているが、様々な観光施策を展開していく上で、観光ボランティアガイドが果たす役割は重要
であることから、引き続き人材育成や組織形成において支援する体制づくりを検討すること。
商工会が行う経営相談、融資、助成制度などの情報提供等の活動を支援し、事業所の健全化、地域の活性化に努
める。
地域振興課
C
B
C
事業所数の減少や創業比率の実態を踏まえ、町内産業の活性化及び創業・起業の支援など商工会や関係機
関と連携し、創業支援事業計画に基づき事業を展開すること。また、行革で示されるとおり商工会への補助金に
ついては、活動内容や決算状況などを分析し、適正額の検討を行うこと。
③観光の振興
④商工業の振興
72 経営支援の充実
施策大綱4 暮らしの基盤づくりに関する施策
(1)安全安心な暮らしに関する施策
施 策 担 当 課 の 評 価
展 開 す る 施 策 群 ( 主 要 施 策 )
施
策
の
方
向
性
評
価
今後の施 総 合 的
担 当 課 名 進行状況 策 の 展 開
評 価
担
評
当
課
価
の
評
内
価
容
①消防・防災体制の充実
73 消防・防災意識の啓発と実践
「自らの地域は自らで守る」とする意識の向上をめざし、地域への啓発活動、学校等での防災教育の充実、また事業
所などへの消防法に基づく指導助言などを通じ一人ひとりの具体的な実践を誘導する取り組みを進める。
自治防災課
A
A
A
消防事務委託先である豊中市と連携を図りながら、防災意識の向上に向け予防啓発など積極的に実施するこ
と。
74 消防団組織の運営
地域防災の要である消防団の技能熟達と機動力保持のため必要な支援を行うとともに、社会情勢を十分勘案し、組
織の効率的な運営に向けた体制強化に取り組む。
自治防災課
C
B
B
75 災害に備えた体制
緊急時における情報提供、また平時における必要な知識の共有を行うため、各主体間の情報伝達体制の強化をめ
ざす。また、備蓄物資の適正管理と迅速な支給体制を堅持する。
自治防災課
C
B
B
76 砂防・治水事業
能勢町内の土砂災害危険箇所対策及び治水施設の保全・整備の必要箇所対策のため、関係機関に働きかけ、対策
事業の導入に取り組む。町管理河川については、機能保全のため、継続して維持工事を実施する。
地域整備課
C
B
C
関係課及び関係機関と連携を図り、土砂災害対策・治水対策の保全及び整備を行うこと。また、土砂災害特別
警戒区域の対応については、地元区や関係課と協議・連携し、補助制度の創設及び防災計画の見直しなど適
切に実施し幅広く周知を行うこと。
77 住宅の耐震化
旧耐震基準(昭和56年<1981年>以前)の民間建築物について、耐震診断の実施を促進し、耐震化を推進する。
地域整備課
C
B
C
広報やホームページを通じて制度周知を強化のうえ、相談会などを実施し、利用者ニーズの把握・分析を行
い、制度の有効性・必要性から利用者ニーズに即した補助制度の検討を行うこと。
78 救命処置の普及
救急患者の救命率を向上させるためAED、心肺蘇生法などの普及活動を実施する。
自治防災課
A
A
A
消防事務委託に伴い、普通救命講習会などに関しては豊中市による実施となるものの、連携を図りながら受講
者数増加に向けた広報などによる啓発を行うこと。
79 救命率の向上
ドクターヘリや医療機関との広域的な連携を強化し、救急体制の充実を図る。
自治防災課
A
A
A
消防事務委託に伴い、重複事案などの課題は解消されたものの、豊中市と連携し救命率の向上に向けた啓発
を行うこと。
総務課
B
B
B
犯罪件数の減少と防犯意識の向上に向け、関係機関等と連携し、啓発活動や見守り等の防犯活動に取り組む
こと。また、防犯カメラに関しては、設置計画及び設置基準等の策定はもとより、関係機関との役割分担を明確
にしたうえで町として果たすべき責務に取り組むこと。
消防団組織のあり方について、団の意向を十分に尊重しながら、より良い体制づくりに向けて具体的な協議・検
討を進めること。また、出動動員率の課題に関しては、町内勤務団員の確保や実態に応じた配備体制への再
構築など検討を行うこと。
有事に備え情報伝達体制の構築や住民への災害情報の発信など関係課と連携を図りながら、減災に資する取
り組みを行うこと。また、避難所の開設や避難誘導など災害時に迅速に対応できる初動体制について関係課と
調整を図り、体制整備を行うこと。
②救急体制の充実
③防犯体制の充実
80 防犯体制の充実
豊能警察署や防犯協議会など関係機関との連携により、地域での啓発活動やパトロール、子どもや高齢者の見守り
など防犯活動の実践に努める。また、継続的に防犯活動を実践する団体の活動を支援する。
(2)道路・交通に関する施策
施 策 担 当 課 の 評 価
展 開 す る 施 策 群 ( 主 要 施 策 )
施
策
の
方
向
性
評
今後の施 総 合 的
担 当 課 名 進行状況 策 の 展 開
評 価
価
担
評
当
価
課
の
内
評
価
容
①道路施設の整備
81 幹線道路の整備
幹線道路を利用する歩行者の安全を確保するため、関係機関に働きかけ、歩道整備事業に取り組む。
地域整備課
C
B
B
新学校の開校に伴い、予てより懸案事項であった歩道設置に関しては、地籍混乱地などの事情はあるものの、
通学路の安全・安心を確保するため関係課及び関係機関と連携・調整の上、鋭意整備を行うこと。
82 生活道路の整備
道路の維持修繕、狭小区間の拡幅、橋梁の老朽化対策など安全な道路環境の整備を推進する。また、町内主要幹
線を結ぶ新たな道路整備など安全性、利便性の向上に向け必要な取り組みを行う。
地域整備課
C
B
B
関係機関などと協議を行いながら人的及び財源確保に努め、各区の要望や自然災害のよる破損、老朽化状況
を把握し、危険度の高い箇所から安全な道路環境を確保するために修繕を行うこと。また、除雪対策について
は、町職員のみでの対応には限界があることから地域と連携し、早期対応が行える仕組みを検討すること。
83 橋梁の整備
従来、橋梁の修繕及び架替えは、事後的な対応を行っていたが、費用の縮減を図ることから長寿命化修繕計画に基
づき予防的な対応に取り組む。
地域整備課
B
B
C
橋梁長寿命化修繕計画に基づき適切な保全・修繕を行うとともに、法で定められた点検業務については財源確
保に努めながら、老朽化や破損状況など的確な状況把握に努めること。
84 交通ネットワークの整備推進
近郊での新名神高速道路、京都縦貫自動車道の整備により、南北方向に走る2本の国道の利用が増加すると考えら
れることから、二つの国道を連結する道路整備が必要となる。関係機関に働きかけ、道路整備事業の導入に取り組
む。
地域整備課
D
B
C
引き続き関係機関へ要望を行っていくとともに、道路整備の実現可能性に向けた手段などについて検討を行う
こと。
85 地域活動の支援
各区や自治会が主体となった道路の維持管理や河川環境の整備など、社会資本の整備に向けた地域での活動を支
援する。
地域整備課
B
B
C
高齢化の進展に伴い、地域のみでの作業や取り組みが困難となってくる状況が予想され、他課所管の同種制
度との合理化や行政、関係機関が地域と連携・協力し作業を行えるよう新たな制度を検討すること。
B
B
B
今後の展開に記載のとおり、引き続き交通安全意識の向上に向け取り組みを行いつつ、行革において方向性
が示されているとおり団体補助金の適正化に向けた協議を行うこと。
C
C
C
財源確保に努めながら、各区の要望や施設の老朽化状況を把握し、危険度の高い箇所から安全な道路環境
の確保に向け整備を行うこと。
C
B
B
広報などを通じて公共交通の現況等を幅広く周知しつつ、安定運営に向けた利用促進に努めること。また、総
合戦略に掲げるとおり共助の仕組みを活用した新たな移動手段の確保など交通空白地における補完交通につ
いて検討を行うこと。
②交通安全対策の充実
86 交通安全意識の啓発と実践
豊能警察署や交通安全協会等の関係機関と連携し、交通ルールの遵守と交通マナーの実践をめざし啓発活動を行
う。保育所、学校での安全教育の実施、地域での安全講習会の実施等、子どもから高齢者まで一人ひとりの交通安 まちづくり活性課
全意識の向上に向けて取り組む。
87 交通安全施設の整備
道路反射鏡、転落防止柵、区画線などの道路安全施設の整備により道路通行者の安全確保に取り組む。
地域整備課
③交通網の充実
88 交通網の充実
町内外を移動する公共交通の配備を行う。同時に、通学や買い物など誰もが移動しやすい新しい交通網のあり方に
まちづくり活性課
ついて研究・調査を進める。
(3)生活基盤整備に関する施策
施 策 担 当 課 の 評 価
展 開 す る 施 策 群 ( 主 要 施 策 )
施
策
の
方
向
性
評
今後の施 総 合 的
担 当 課 名 進行状況 策 の 展 開
評 価
価
担
評
当
価
課
の
内
評
価
容
①上水道の管理
89 水道事業経営の健全化
水道事業会計について、経営の健全化に努め、持続可能な水道事業経営をめざし、低廉で安定した給水を行う。
地域整備課
C
C
C
生命に関わる重要なインフラ事業であり、次世代にわたって持続可能な事業経営が求められる。地勢的な制約
により、給水原価が高コストとなっているものの、想定される大規模地震などの災害に対応するため、今後は老
朽化施設の計画的な更新が必要となる。水道事業者としての責務を果たすため、需要者の理解を得ながら適
切な時期に料金改定を行い、将来にわたって安定給水を行うに必要となる資金の確保と財務基盤の強化に努
めること。また、大阪広域水道企業団との水道事業の統合に向けて協議・検討を進めること。
90 水道施設の適切な維持管理や更新
安心で安定した給水が可能となるよう施設の適切な維持管理を行うとともに、老朽管の布設替など施設の更新を計画
的に行う。
地域整備課
C
C
C
水道施設耐震化基本計画をもとに、限られた資金の中で施設の優先順位づけを行い、計画的に耐震化など施
設の更新を行うことで有収率向上に向け取り組みを進めること。人口減少期を見据えた施設の効率的な配置や
ダウンサイジングを検討することで、給水コストの低減化に努め、またスケールメリットによる利益享受が見込まれ
る大阪広域水道企業団との水道事業の統合に向けて協議・検討を進めること。
91 公共下水道・農業集落排水の整備
事業の実施にあたっては、地域の意向や事業効果等を勘案しながら、計画的な整備促進を図る。
地域整備課
B
B
B
92 し尿処理
公共下水道や農業集落排水事業の進捗に応じて、し尿及び浄化槽汚泥の収集体制の効率化を図るとともに、し尿処
理施設の適正管理に努める。
地域整備課
A
A
C
93 美しい景観の保全育成
美しいふるさとの景観保全・育成に努める。
地域整備課
B
A
B
高齢化、人口減少等により、農地や山林の豊かな農村資源を保全する担い手の減少が懸念される。美しい景
観を保全していくためにも、継続して所有者による適正な管理を啓発し、関係課や関係団体などと連携を図りな
がら豊かな農村環境と共生できる仕組みづくりと景観保全に取り組むこと。
94 開発許可制度とまちづくりの連動
関係法令を遵守した土地利用の規制と誘導により、集落機能の維持、発展、また地域活力の向上に資する良好なま
ちづくりを図る。
地域整備課
C
B
B
総合戦略に掲げた方向性を踏まえ、地域コミュニティの維持並びに地域活力の向上に向け取り組みを行うこと。
また、本格的な少子高齢化が進展する状況下において、移住促進や雇用創出に資する土地利用の在り方に
ついても検討を行い、関係機関などと協議を進めること。
95 地域の魅力を引き出す土地利用
地域発意による土地利用のルールづくり、また地区計画の活用など地域固有の資源やストックを活かした土地利用を
支援する。
地域整備課
C
B
B
法を遵守しつつ、地域固有の資源を活かした土地利用が行えるよう関係課や関係機関と協議・連携し、地域活
力の維持・向上並びに地域産業の好循環に繋がるよう町独自の許可基準について検討を行うこと。
96 火葬場の整備
環境に配慮した施設の建設に向けた取り組みに努める。
地域振興課
B
B
B
安定稼働を第一義とし、効率的な管理運営を行い、維持管理費の縮減に努めること。
97 大気、河川、土壌の保全
大阪府をはじめ関係機関と連携のもと、大気や河川、土壌など生活環境の保全を図る。
地域振興課
B
A
B
引き続き調査を継続し、現状維持を継続する。また、公衆便所に関して、利用状況や必要性を検証し、今後の
在り方について地元区や関係機関などと協議を行うこと。
②生活排水処理の整備
第4期計画区域を認可期間内に完了させるよう鋭意取り組みを行い、余儀なく期間延伸を行う場合は、速やか
に手続きが進められるよう地区や関係者などに説明及び理解を得るよう努めること。また、「汚水処理施設の整
備に関するアクションプラン」の実施に関しては、所管事務の役割分担を明確にするとともに、住民説明会の開
催など住民や関係者などに理解を得られるよう努めること。
施設の運転管理については、現行どおり適正にし尿等の処理を行うこと。また、「汚水処理施設の整備に関する
アクションプラン」に関し、暫定的ではあるものの方向転換となる部分については、情報提供はもとより住民説明
会の開催など住民や関係者などに理解を得られるよう努め、関係課及び関係機関と連携のうえ、公共用水域の
保全並びに生活排水処理率の向上に向け鋭意取り組みを行うこと。
③計画的な土地利用の推進
④生活環境の保全