新養校長室より さまざまな夏季研修 H28.8.26.FRI. ちょっと堅い話ですが、我々、教育公務員は、「その職責を遂行するために、絶えず研究 と修養に努めなければ」なりません(教育公務員特例法第21条)。そして、この夏休みは まさに研修を行うにいい時なのです。個人で研修に参加したり、学校で研修会を開いたりと、 様々な形で研修が行われています。 個人で参加する研修には、県内外で行われる研修会の案内を見つけて、自費で参加する場 合などがあります。また、特別支援学校教員免許状を取得するために、山形大学などで実施 される認定講習に通う教員もおります。さらに、教員免許状更新制度の実施により、免許状 更新講習に参加するために、県内外の大学等に通う教員も出てまいります。 また学校で行う研修会として、新養はこの夏、以下のような研修の機会を持ちました。 1 地域研修会(8月2日)・・・宮城女子学院大学教育学部 白石雅一教授による講演 「自閉症スペクトラムとこだわり行動・行動障がいへの対処法」 2 職員進路研修会(8月5、18日)・・・本校の児童生徒や卒業生が利用する福祉施設 や福祉事業所などを、希望する職員がいくつかのコースに分かれて見学させてもらいまし た。これで得た情報を、保護者や本人との進路面談に生かそうというものです。 3 専門研修会(8月19日)・・・山形大学地域教育文化学部 宮﨑昭教授による講演 「特別支援教育における生徒指導の在り方」 4 選択研修会(8月22日)・・・「一番身に付く研修方法は、自分が講師となって人に 教えることだ」という考え方に基づき、例年、新養では校内で講師を依頼し、自分が得意 とする分野の研修会を開いています。職員は、自分で選択して研修会に参加します。今年 は、①WISC-Ⅲ、②田中ビネー、③医療的ケア、④進路指導、⑤動作法、⑥障がい者スポ ーツ、⑦発達障がい、というテーマの研修会が開かれました。 このうち、「2」を除いて、文書やホームページで公開し、参加を募りました。これらは 地域のセンター的機能を果たすための活動としても行っているからです。おかげさまで、白 石教授や宮﨑教授の講演会には、たくさんの外部の先生方の参加を得ることができました。 本当にありがとうございました。 さて、新庄まつりも終わり、いよいよ8月29日から本校も、2学期がスタートします。 今度は、児童生徒の活動の様子からたよりを書かせていただこうと思います。
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