農産物・食品の物流可視化・改善に向けた IoT サービスの展開

農産物・食品の物流可視化・改善に向けた IoT サービスの展開へ。
(株)スカイディスクとプラネット・テーブル(株)が提携
2016 年 8 月 31 日、株式会社スカイディスク(代表取締役
ブル株式会社(代表取締役
橋本司、福岡県福岡市)と、プラネット・テー
菊池紳、東京都)は、農産物や食品の物流可視化・改善サービスにかかる提携を発
表しました。
同年 9 月より試験的に、全国の農畜水産者・食品事業者の連携パートナーに「物流可視化センサ」を配布し、
物流時の温度・湿度・状態変化等の「見える化」し、データの蓄積を図ってまいります。2017 年には、利用便・
梱包等の提案サービスを展開し、物流過程での鮮度劣化や食品ロスを防止し、農畜水産・食関連事業者の収益向
上を実現していきます。また、本サービスの通信部分は、株式会社ソラコム(代表取締役
玉川憲)の IoT 通信
プラットフォーム SORACOM を活用し、国内および海外への普及を図っていきます。
センサデバイス開発から通信モジュール、クラウド、AI まで IoT に必要な要素をワンストップで提供する株式
会社スカイディスク(以下、スカイディスク)と、農畜水産物の流通プラットフォーム等を展開するプラネット・
テーブル株式会社(以下、プラネットテーブル)は、IoT を活用した農産物や食品の物流可視化・改善サービス
を共同で試験展開します。
【本サービスの背景】
近年、生鮮農産品や食品の物流には市場便やチャーター便に加え、郵便、宅配便も多用されています。しかし
ながら、物流過程の温度管理や荷の扱いによって積荷の状態が悪化し、クレームやロスに繋がっています。特に
青果品や食肉は、温度変化や衝撃によっては直ちに「食品ロス」となるため、事業上の深刻なリスクとして、買
い手・売り手ともに深刻な課題となっております。
【SEND や SEASONS!のユーザーに物流可視化センサを提供】
本事業では、2016 年 9 月よりプラネットテーブルが展開する農産流通プラットフォーム「SEND」や、BtoB
商談・直接取引プラットフォーム「SEASONS!」のユーザーである生産者や食品関連事業者に対し、スカイディ
スクが開発する「物流可視化センサ」を試験的に提供し、物流過程における位置情報、温度・湿度、衝撃等を記
録・可視化するサービスを提供します。
【物流会社・配送方法ごとの状態変化・鮮度劣化をビッグデータ化】
2017 年には本サービスを正式公開し、他の流通・小売、食品会社等にも本サービスを広く提供していきます。
また、左記サービスを通じて、物流会社・配送方法ごとの状態変化や鮮度劣化をビッグデータ化し、ベストな物
流選択肢の提案や、荷物トラブルの解消と補償最適化、梱包方法提案等のサービスを提案してまいります。
本サービスを通じて、物流過程での鮮度劣化を防止し、食品ロスを大幅に低減することで、農畜水産・食関連
事業者の収益向上と持続的な社会づくりに寄与してまいります。
【プロジェクト・パートナーを募集】
本プロジェクトには、IoT や物流、ユーザーといった、あらゆるパートナーの参画が予定されています。パー
トナー第一弾として、株式会社ソラコム(代表取締役
玉川憲)とパートナーシップを強化しました。同社の IoT
通信プラットフォーム SORACOM により、どこでもつながるモバイル通信をリーズナブルにご利用いただけ
ます。また、同社の展開とともに本サービスの国内外への普及を図っていきます。また、大手物流・宅配便会社
や鉄道会社、航空貨物会社等も、順次本プロジェクトへの招致・参画を図ってまいります。プロジェクトへの参
画をご検討の事業者の方は、下記お問い合わせ先よりご連絡ください。
株式会社スカイディスク
本社所在地:福岡市中央区大名 1-9-27
代表者:橋本
第一西部ビル 601
司(代表取締役 CEO)
設立:2013 年 10 月 1 日
事業内容:IoT プラットフォーム事業(センサデバイス開発、通信モジュール開発、センサクラウド構築、AI 基
盤開発)、IoT サービス事業
プラネット・テーブル株式会社
所在地:東京都渋谷区渋谷 1−20−18
代表:菊池
ミタケタワー2F
紳 (Founder / CEO)
設立:2014 年 5 月 30 日
事業内容:食料生産・流通支援プラットフォームの開発・提供
株式会社ソラコム
本社所在地:東京都世田谷区玉川四丁目 5 番 6 号 尾嶋ビル 3F
代表:玉川憲(代表取締役社長)
【本サービスのお問合せ】
プラネット・テーブル株式会社
株式会社スカイディスク
広報([email protected], 安部、近藤、菊池)
広報([email protected], 金田、橋本)