⑦設計検証時は合格だったが、量産品でジッタがスペックアウトした

手法:②ICのI/O特性の最適化、ツール:SI+PIシミュレーション
⑦設計検証時は合格だったが、量産品でジッタがスペックアウトした
お困り事:高速I/F部に対し、伝送線路解析で事前検証をしていたが、量産品でジッタが
スペックアウトして、原因が分からない
ジッタ要因
線路Zo
反射ノイズ
形状ばらつき
材料f特
クロストーク
ジッタ
電源ノイズ
リーン設計では、解析と実測の差分(つま
り基板の設計と仕上の差分)で最も影響が
出やすいプリプレグの厚み、線路Zo等のば
らつき要素を考慮して解析検証するので、
量産品のジッタトラブルを未然防止できる
IC特性
部品特性
押さえ所
エッチング
■Zoのずれに対するジッタ変化
75ps
83ps
比誘電率・静電正接
レジスト
プリプレグ
形状ばらつき要素
仕上値113um
設計値100um
プリプレグ実際
Zo整合
Zo10%ずれ
ジッタが14%悪化
仕上り値のずれを解析時に考慮し、試作⇒量産でのジッタ課題を未然防止
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