太宰府市短歌ポスト第八十九期入選歌 ( 平成二十八年二月二十五日) 門(谷 とも ) 福(永 恵美 ) ( 白井 道義) 氏神の社越えんとどんどの火猛る炎に平穏祈る 竹(下 正彦 ) ひらがなで埋め尽くされし幼子の絵馬に病気の平癒の願い 舞へよ舞へ天の花びら牡丹雪まほろばの地に苔むす礎石に 西(田 省三 ) ( 陣内 敏夫) 冬空を枝ふところに入れて立つ観世音寺のあけぼの杉は 横(山 美恵子 ) 小径来て憶良の歌碑を訪ねれば雉かん高く斎田よぎる 大雪に観光客は驚きか他国の言葉も白くはじけて 内(田 有美 ) 光明寺苔むす庭に立ちぬれば砂紋の吐息胸にさゝやく 小・ 中学生の部 ) ) 太宰府のトイレがきれいでうれしいなきれいな心も観光名所 野(口 一枝 ) い し 太宰府は楽しかりけり何日の日も駅前に幾羽かの鳩遊びいて 吉(郷 亜衣 ) そ 冬の空見上げてみればほらきれい雪がちらちらきれいにふるよ 貝(島 崇太 よ 時雨ふり肩にかかりし冷たき雨君の笑顔が虹に変えたよ ) 井(上 皓聖 遊園地バズーカゴルフコースターぞうさんにのりボールのプール 末(石 鴻太 降り積もる雪の冷たさ君想う十五度目のクリスマスかな
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