提案書評価基準 １ 基本的な考え方 受託者の特定にあたっては、最適な事業者を選定するため、提案内容及びヒアリングの評価である「技 術点」に入札価格の評価である「価格点」を加算する総合評価一般競争入札方式を採用し、「総合評価 点数」の最も高い者を受託者とする。 (1) 技術点 「提案評価表」 （２ 技術点について参照）の内、 「技術評価点」の各項目及びヒアリングに基づき 提案内容を評価し、 「技術評価点」を与える。ただし、２(6)に示す欠格事由に該当する者（以下、 「欠 格該当者」という。）は、受託者としない。技術評価点の満点は 150 点とする。 (2) 価格点 別添の入札書（様式１１）に従い、入札価格を記載すること。入札価格については、後に示す計算 式に基づき、 「価格点」を与える。価格点の満点は 50 点とする。 (3) 総合評価の方法及び落札者の決定方法 (1)及び(2)で評価した「技術点」及び「価格点」の合計点数（＝総合評価点数）が最も高い者を落 札者とする。合計点数の満点は 200 点（技術評価点 150 点＋価格点 50 点）とする。 (4) 有効数字 「技術点」及び「価格点」の算出にあたっては、小数点以下１桁までを有効とし、小数点以下２桁 目で四捨五入する。 (5) 総合評価点数の最も高い者が２以上あるときの対応 当該入札者にくじを引かせ、落札者を決定する。 ２ 技術点について 技術点は、評価基準に基づき、評価会議が総合評価のための提案書及びヒアリングの内容を審査し、 次により算出する。 (1) 配分の考え方 提案評価表の各評価項目に配分する得点は、次のように設定する。 評価項目 配点 比重 １ 業務体制 ４５ 30％ ２ 業務経験・実績 ４５ 30％ ３ 課題に対する提案 ６０ 40％ １５０ 100.0％ 合計 (2) 各評価項目の評価点 提案書の記述内容及びヒアリングを踏まえ、原則０点から５点までの６段階評価とする。６段階評 価の目安は、次のとおりとし一般的な提案を３点とする。 【評価の目安】 非常に優れている ５点 優れている ４点 普通（一般的な提案） ３点 劣っている ２点 非常に劣っている １点 記述がない、要求に適合しない ０点 (3) 各評価項目の重み 重要度に応じて、「１」から「10」までの重み（掛け数）を評価項目ごとに設定する。 (4) 評価項目点 評価項目ごとの評価点に各評価項目の重みを乗じて得た点を評価項目点とする。 (5) 提案評価表 (1)～(4)をもとに、次に示す提案評価表により評価を行う。 【提案評価表】 評価項目 １ 業務体制 評価基準 評価 重み 上限配点 ０～５ ７ ３５ ０・５ ２ １０ ３ １５ ０・５ ３ １５ 実績 ０・５ ３ １５ ・みなとガーデンの会場特性を踏まえ、会場設営における ０～５ ４ ２０ ０～５ ４ ２０ ０～５ ４ ２０ ・業務規模、分散する会場構成に配慮し、円滑に業務を 遂行できる体制が具体的に示されているか ・業務規模に照らし合わせ、十分な人数体制としているか ・建設業の許可における主たる営業所の所在地と施工場 所の位置関係 ２ 業務経験・実績 ・業務規模、内容に照らし合わせ、相当の業務経験を有 するか ０・５ ・横浜市優良工事施工会社表彰の実績 ・配置予定技術者の横浜市優良工事現場責任者表彰の ３ 課題に対する提案 １）施工方法の提案 施工時の留意点を把握し、課題解決のための提案がされ ているか ２）植栽管理方法の 提案 ・緑化フェア期間中、来場者に満足していただくための植 栽管理方法が提案されているか ３）リスク対応の提案 ・緑化フェア会期中に想定されるリスクを把握し、会場設 営・維持管理者としてリスクへの対応方法が検討されてい るか 合計 １５０ (6) 技術評価点に係る得点 評価会議の各委員（委員長含む）の合計点の平均を当該入札者の技術評価点に係る得点とする。 (7) 欠格事由 以下の条件に該当する場合は、「欠格」とする。この場合、当該入札者の技術点を計算せず、落札 者としない。 ①提案書の提出方法、提出先、提出期限に適合しないもの。 ②提案書作成要領に指定する提案書の作成様式及び記載上の留意事項に示された条件に適合しな いもの。 ③委託契約約款の内容及び設計図書の要件（スケジュール、仕様等）を満たしていないもの。 ④提案書に記載すべき事項以外の内容が記載されているもの。 ⑤許容された表現方法以外の表現方法が用いられているもの。 ⑥虚偽の内容が記載されているもの。 ⑦仕様書に示す要求に応じた提案がなされていないもの。 ⑧本委託の公表を行った日から落札者決定の日までの間に、本委託に関してヒアリングなど選定手 続きに定められている事項以外で評価会議委員との接触があった者。 ⑨提案内容説明会（プレゼンテーション及びヒアリング）に出席しなかった者。 ⑩入札日までの間に、本プロポーザルの参加資格を失った者。 ３ 価格点 (1) 価格点は次により算出する。 価格点 ＝ （入札価格に対する評価の配点） ×（最低入札価格÷当該入札者の入札価格） ア 入札価格に対する評価の配点 入札価格に対する評価の点として 50 点を与える。 イ 価格点 入札価格に対する評価の配点に（最低入札価格÷当該入札者の入札価格）を乗じた点を価格点 とする。 (2) 入札価格には、契約期間中（契約締結日から平成 29 年 3 月 31 日まで）に発生する一切の費用 を盛込むものとする。
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