野島 良太 Ryota Nojima NOJIMA PROJECTS

野島 良太 Ryota Nojima
NOJIMA PROJECTS
2016 年 8 月 27 日 ( 土)∼ 9 月 24 日(土)
火曜日∼土曜日 11:00 - 19:00 (日、月、祝日休廊)
レセプション:8 月 27 日(土)18:00 - 20:00
ハギワラプロジェクツ
〒160-0023 東京都新宿区西新宿 3-18-2-101
T / F: 03 6300 5881 E: [email protected]
京王新線・都営新宿線「初台」駅東口より徒歩5分/
JR「新宿」駅南口より徒歩 15 分/都営大江戸線「都庁前」駅より徒歩 12 分
「男と女 105」2016, oil on canvas, 65.2 x 53 cm
この度 8 月 27 日(土)より、ハギワラプロジェクツにおきまして野島良太によるペインティングの展覧会 NOJIMA PROJECTS
を開催する運びとなりました。野島は当画廊では初めての展示となります。
野島良太は 1987 年生まれ。駒澤大学経済学部を卒業後、武蔵野美術大学油絵学科に編入し 2012 年に卒業、以来東京で制作を続
けています。近年は「TWS-Emerging」( トーキョーワンダーサイト渋谷)や、アーティストランスペースでの展示に参加するなど、
徐々に発表の場を広げています。
ペインティングを主な媒体として制作をする野島は、人物や風景、動物等を淡い色調とラフなタッチで描く一方、白く塗られた
パターンが配置された抽象度の高い作品を手掛けるなど、形式に囚われない独自の表現世界を追求しています。物語絵画と抽象
絵画の要素を併せ持つ作品は、一見しただけでは内容を捉えきることができませんが、作品が持つイメージ、形、色、筆致といっ
た要素の数々が鑑賞者の感性に呼応し、そこから現れる物語、世界を想起させ、豊かな絵画の視覚体験を促します。野島は具体
的な対象を描いているのではなく、日課のように描く鉛筆のドローイングや、キャンバスに絵の具を置いた際の色や偶然できた形、
筆致など物質的な存在から、自身の記憶の中の体験や感覚の断片を引き出して作品を完成させます。絵画を通じて世界、他者と
繋がるという根源的で確固たる信念と、創作への衝動が、表現力の幅広さにも揺らがない緊張感と開放感が併存する画面を作り
出します。この機会にぜひご高覧ください。
作家略歴:
野島良太 ( のじま りょうた)1987 年東京都生まれ。2010 年駒澤大学経済学部経済学科卒業、2012 年、武
蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻卒業。主な展覧会に「ウッホッホウホウホアートショー」波さがしてっ
から(2016、京都)、
「TWS-Emerging 2015【第 5 期】」トーキョーワンダーサイト渋谷(2015、東京)、
「トーキョー
ワンダーウォール公募 2014」( 東京都現代美術館、2014)など。
参考画像:
「TWS-Emerging 2015【第 5 期】」
「TWS-Emerging 2015【第 5 期】」
展示風景、トーキョーワンダーサイト渋谷 2015
展示風景、トーキョーワンダーサイト渋谷 2015
Photo by Ken Kato
Photo by Ken Kato
「草に堀の人に土」2014, oil on canvas, 65.2 x 53 cm
Photo by Ken Kato