自然エネルギー活用による 自治体間ネットワーク会議 郡山市 1 郡山市の特徴及び再エネ導入状況(主な設備) 郡山市の地形・自然条件 平坦で活用可能な土地が広がる 風況に恵まれた西部地域 猪苗代湖水を導く安積疏水※ ※平成28年度日本遺産認定【郡山市・猪苗代町】 『未来を拓いた「一本の水路」 太陽光発電 ◆メガソーラー(発電出力:1,000kW以上) :計6ヶ所、約9,000kW ・郡山ソーラー発電所 : 1,990kW ・郡山市逢瀬町メガソーラー発電所 : 1,990kW など −大久保利通“最期の夢”と開拓者の軌跡 郡山・猪苗代− 』 風力発電 郡山布引高原風力発電所※: 65,980kW など ※発電出力国内第2位 水力発電 郡山布引高原風力発電所 安積疏水管理用発電所 : 2,230kW 東京電力㈱水力発電所 : 計3ヶ所、約12,000kW 猪苗代湖 2 公共施設・一般住宅への再エネ等導入 ■公共施設太陽光発電設備導入事業 ■地域再エネ水素ステーション導入事業 各地域の公共施設(計17施設)に太陽光発電設備 及び蓄電池を設置 水素社会の実現に向け、国の補助制度※1を 活用し再エネ由来の水素ステーションを設置 ※2 設置場所 活用再エネ 完成予定 市庁舎敷地内 太陽光発電 平成29年3月 ■EVステーション導入事業 エネルギー効率やCO2排出量で優れた性能を持つ 電気自動車の普及促進を図るため、電気自動車用 急速充電器を設置 設置場所 市庁舎敷地内 供用開始 平成28年2月 平均利用台数 約6台/日 ※1 平成28年度環境省補助事業 「地域再エネ水素ステーション導入事業」 ※2 福島県内初、東北地方2例目 3 再エネ導入予定について ■小水力発電事業 ■バイオガス発電事業 本市の水がめである猪苗代湖から浄水場へ 水を引き込む際の高低差を活用して小水力発 電を設置 生ごみを発酵させることによって発生するバイ オガスを利用したバイオガス発電の設置につい て検討 設置場所 堀口浄水場 発電出力 約360kW 年間発電量 約285万kWh(推定) (一般家庭約800世帯分の電力消費量に相当) 完成予定 平成30年度内 地元産野菜活用&輸送費の削減 :⽣ごみ循環の流れ :生ごみ循環による効果 :電⼒・熱供給の流れ :発電による効果 生ごみ 廃棄物 野菜 ・穀物 運営コストの削減& 電⼒の安定供給 焼却コストの削減 地元の飲食店、旅館、食品工場など クリーンセンター 電⼒ 熱 液肥・堆肥 地元農家 安価な肥料 肥料 売却収入 バイオガス発電設備 照明・設備 熱空調 公共施設 ロードヒーティング (熱湯活用) 図 バイオガス発電事業イメージ 郡山市堀口浄水場 ※平成27年度環境省補助事業 「二酸化炭素排出抑制対策事業補助金(グリーンプラン・パートナ ーシップ事業)」によるFS調査実施 4 再エネ活用促進に向けた自治体間連携とそれに向けた課題 「エネルギー」の自治体間連携 再生可能エネルギー による電力購入 新電力(PPS) 売電 課題1 事業者、大学との技術提携、事業連携 ノウハウ交換 ・情報共有 世田谷区ほか 郡山市 課題2 資金・情報 技術提携 技術提携・事業連携 課題3 送電網の制約による発電量の抑制 地産池消と地域間連携のバランス 民間事業者 大学など 再生可能エネルギー活用拡大 電力を選択できる時代への対応 5
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