平成29年度 岩手県医師修学資金 貸与候補生募集要項 平 成 28 年 8 月 岩 手 県 岩手県では、岩手医科大学医学部の地域枠特別推薦入学試験に合格し、入学した方に、 岩手県医師修学資金の貸付けを行っています。 この修学資金貸付制度は、将来、岩手県内の公的病院等の医師として従事することを 前提に、医学部生に対し、県が修学資金を貸し付けるもので、貸付けを受けた医学部生 が、大学を卒業後、2年間の臨床研修期間を経て、県内の公的病院等に9年間勤務した 場合、修学資金の返還が免除される制度です。 県では、平成 29 年度の岩手医科大学地域枠特別推薦入学試験の受験を予定している方 から、当該入学試験の出願前に修学資金貸与の申込みを受け付け、あらかじめ「岩手県 医師修学資金貸与候補生」の選考・決定を行います。詳しい募集内容等については、次 のとおりです。 なお、岩手医科大学地域枠特別推薦入学試験に出願するためには、 「岩手県から『岩手 県医師修学資金の貸与候補生』の決定を受けている者であること」が資格要件となって います。 1 募集内容 (1)申込者の資格要件 岩手県医師修学資金貸与候補生の申し込みを行う場合には、次に掲げる要件のすべ てを満たしていなければなりません。 ア 平成 29 年度岩手医科大学医学部地域枠特別推薦入学試験の受験を予定し、岩 手県医師修学資金の借受けを希望していること。 イ 上記アの入学試験に合格し、大学に入学した後、県から修学資金の貸付けを受 け、将来、岩手県内の公的病院等において、医師として勤務する意思を有してい ること。 (2)募集人数 募集定員はありません ただし、父母の収入・所得の状況によっては貸与候補生の決定を受けられない場 合があります。 なお、最終的に県が修学資金を貸付けする人数は、岩手医科大学が実施する地域 枠特別推薦入学試験に合格し、入学した15人のみです。 また、入学できなかった方については、その時点をもって貸与候補生の資格を喪 失するものとします。 1 (3)募集期間 平成28年8月29日(月)~9月9日(金)必着 (4)申込方法 貸与候補生の申し込みを行う方は、次の書類を岩手県保健福祉部医療政策室医務 担当あて郵送により送付してください。なお、申込書類は、返却いたしません。 書類等名称 1 備 考 岩手県医師修学資金貸与候補生 ・「貸付希望額」 応募申込書 「総額 30,500,000 円、毎年度 4,400,000 円、入 (顔写真を貼ったもの。写真の寸 学金等 4,100,000 円」等と記載すること。 法はおおむね 4.0 ㎝×3.0 ㎝) ・「生年月日」 和暦で記載します。 ・「貸付希望期間」 「平成 29 年度分から平成 34 年度分まで」等と記 載すること。 ・「高校等卒業後の学歴等」 既卒者については、高校等を卒業してから現在ま での学歴等を漏れなく記載すること。 2 両親等の年間の所得を証明する ことができる書類 ・「年間収入額(父母又は家計支持者のみ)」 市町村が発行した最新の所得証明書の「給与収 入」の金額を「○○円」と記載します。 (「給与所 得」の金額ではありません。) なお、給与以外の所得(不動産所得、営業等所 得、雑所得など)がある方は、2段に分けて合計 の所得金額を記載します。(給与収入のない方は 給与以外の所得のみ記載してください。) 「① 給与収入 ○○円」 「② 給与以外の所得の合計金額 △△円」 市町村が発行する、最新の所得証明書(平成 27 年 分)になります。 (父母又は家計支持者) (源泉徴収票は不可) (5)選考方法 申込書類の審査により貸与候補生を決定し、その結果を平成28年9月30日(金) までに文書で申込者に通知します。 (6)留意事項 ア 岩手医科大学医学部の地域枠特別推薦入学試験の出願に当たっては、県が送付 する「貸与候補生決定通知書」が必要となります。 2 イ 応募申込書(様式)の提出に当たり、あらかじめ出身高校等の学校長から、当 該入学試験の出願者として推薦される旨の証明を受けてください。 なお、この証明は、申込者が当該入学試験の出願予定者であることを確認する ものであり、各校当たりの貸与候補生の応募者数や推薦人員を制限するものでは ありません。 ウ 今回の募集は、貸与候補生の選考及び決定であり、平成29年4月に岩手医科 大学医学部への入学が確認されたうえで、貸付決定及び貸付けを行います。 ※ 貸付対象者は、2月に説明会を開催しますので出席してください。 (別途通知します。) (7)申込書類の送付先・問い合わせ先 〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1 岩手県保健福祉部医療政策室(医務担当) 電 話:019-629-5427 FAX:019-626-0837 メール:[email protected] 3 2 貸与候補生決定等の手続の流れ(入学試験を含む。) 時 期 岩 手 県 岩手医科大学 受験希望者 貸 与 候 補 生 の 選 考 及 び 決 定 H28.8.29(月) 貸与候補生の申込み ~9.9(金) 書類審査 H28.9.30(金) 不採用者決定 貸与候補生決定 H28.10.24(月) 出願申込み ~11.2(水) 入 学 地域枠特別推薦 H28.11.12(土) 入試を受験 試 験 H28.11.18(金) 不合格者は貸与候 合格発表 補生の資格を喪失 入学手続 H29.2 月 貸 付 決 定 及 び 貸 付 実 施 H29.4 月上旬 貸付手続等説明会 入学式(在学証明書発行) 入学者 貸付申請(正式) 貸付決定 H29.4 月末日 貸付実施(口座振込) 4 3 岩手県医師修学資金制度の概要 項 目 名 目 称 的 説 貸付け対象 修学資金の額 (貸付金額) 従事する期間 (返還免除) 返還する場合 貸付時期 そ の 他 明 内 容 備 考 岩手県医師修学資金 将来、岩手県内の公的病院等に医師として従事し ようとする医学部生に対して、県が修学資金を貸付 けする制度です。 岩手医科大学地域枠特別推薦入試により入学した 岩手医科大学の医学部生で、将来、県内の公的病院 等に医師として従事する意思を有している方に限り ます。(平成 29 年度 15 名) 岩手医科大学の学費相当額から旧国立大学の学費 【下記を参照】 相当額を差し引いた額になります。 6年間で 3,050 万円 卒後臨床研修(2年間)修了後、通算して9年間、 県内の公的病院等に勤務しなければなりません。 (臨床研修修了後 15 年以内に通算して9年間、県内 の公的病院等に勤務した場合、修学資金の返還が免 除されます。) 上記の期間、公的病院等に勤務しなかった場合、 貸付けを受けた修学資金に9%の利息相当額を加算 した額を返還しなければなりません。 毎年度、4月末日までに貸付け(指定いただいた 金融機関口座に振込み)します。 この修学資金の貸付けを受けた方については、大 学の学則の規定により納入しなければならない学納 金、学友会費、同窓会費及び父兄会費等所定の経費 以外の金銭(寄付金を含む。)の負担はありません。 【修学資金の額】 区 分 大学への学納金 貸与される修学資金の額 8,500,000 円 実質負担額 初 年 度 9,000,000 円 次年度以降、毎年度 5,000,000 円 4,400,000 円 600,000 円 34,000,000 円 30,500,000 円 3,500,000 円 6 年間 合計 (入学金等 4,100,000 円を含む。) なお、この他に諸会費等の負担(40 万円程度)があります。 5 500,000 円
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