補足17 原子価結合法

無機化学 I 補足資料 2013-5
補足17 原子価結合法
原子価殻電子対反発モデルと混成
アトキンス物理化学(上)、コットン他「基礎無機化学」
Ψ=φA(1)φB(2)+φA(2)φB(1)→ Ψ Ψ*=|φA(1)φB(2)+φA(2)φB(1)|2=
φA(1) φA*(1)φB(2) φB*(2) + φA(2) φA*(2)φB(1) φB*(1)+{φA(1)φB(2)φA*(2)φB*(1)+ φA*(1)φB*(2) φA(2)φB(1)}
直線
原子核 A, B、 電子 1, 2
四面体
三方両錐
八面体
(四方両錐)
A-1
正三角形
三角形
直交・規格化
sp2 混成
sp 混成
原子軌道の1次結合で分子軌道を作る(結合
性・反結合性)
そのほかの混成
sd3: 四面体型。s+dxy+dyz+dzx
dsp3:三方両錘型。s+px+py+pz+dz2
dsp3:正方錘型。s+px+py+pz+dx2-y2
d2sp3:八面体型。dx2-y2+dz2+s+px+py+pz
dsp2:正方形型。dx2-y2+s+px+py
MO
sp3 混成
VB
A-2
結合を作らない(非結合性)