近畿地方整備局における 平成28年度総合評価落札方式について

近畿地方整備局における
平成28年度総合評価落札方式について
近畿地方整備局
平成28年8月
工事の総合評価落札方式
P1
■総合評価落札方式のタイプ
品質の求め方として、企業と技術者の施工能力(実績・経験)を求めて評価する施工能力評価
型と、参加者から各工事で定めたテーマの技術提案を求めて評価する技術提案評価型がある。
施工能力評価型
企業が、発注者の示す
仕様に基づき、適切で確
実な施工を行う能力を有
しているかを、企業・技術
者の能力等で確認する
工事
提案内容
技術提案評価型
企業が、発注者の示す仕様に基づき、適切で確
実な施工を行う能力を有しているかを、施工計
画を求めて確認する工事
施工上の特定の課題等に関して、
施工上の工夫等に係る提案を求
めて総合的なコストの縮減や品質
の向上等を図る場合
施工計画
施工上の工夫等に係る提案
部分的な設計変更を
含む工事目的物に対
する提案、高度な施工
技術等により社会的便
益の相当程度の向上
を期待する場合
有力な構造・
工法が複数あ
り、技術提案
で最適案を選
定する場合
部分的な設計変更や
高度な施工技術等に
係る提案
1
施工方法に加え、工事目的物
そのものに係る提案
評価方法
実績で評価
可・不可の二段階で評価
ヒアリング
実施しない
必要に応じて実施(施工計画の代替も可)
WTO対象工事は必須※1、
それ以外は必要に応じて実施
必須
段階選抜
実施しない
ヒアリングの適用に際し必要に応じて実施
WTO対象工事は必須※2、
それ以外は必要に応じて実施
必須※2
予定価格
標準案に基づき作成
標準案に基づき作成
技術提案に基づき作成
Ⅱ型
小さい
Ⅰ型
通常の構
造・工法
では制約
条件を満
足できな
い場合
点数化
S型
AⅢ型
技術的な工夫の余地
※1)段階選抜の実施方法が確立するまでは、段階選抜を試行する工事で試行的に実施する ※2)段階選抜は引き続き試行で実施する
AⅡ型
AⅠ型
大きい
1
◆総合評価落札方式のタイプと配点割合
【技術提案評価型(AⅠ、AⅡ、AⅢ型)】 70点
高度技術提案(50点)+標準提案(20点)
【WTO対象 技術提案評価型(SⅠ型)】 60点
技術提案 指定テーマ数2(40点+20点)
【WTO対象 技術提案評価型(SⅡ型)】 60点
技術提案 指定テーマ数1(60点)
【技術提案評価型(SⅠ型)】 60点
技術提案 指定テーマ数2(20点+10点)
+企業の施工能力等(15点)+技術者の能力等(15点)
【技術提案評価型(SⅡ型)】 60点
技術提案 指定テーマ数1(30点)+企業の施工能力等(15点)+技術者の能力等(15点)
【施工能力評価型(Ⅰ型)】 50点
施工計画(10点)+企業の施工能力等(20点)+技術者の能力等(20点)
【施工能力評価型(Ⅱ型)】 40点
企業の施工能力等(20点)+技術者の能力等(20点)
なお、【施工体制確認型】となる場合は、上記配点に施工体制評価点(30点:施工体制確保
の確実性(15点)+品質確保の実効性(15点))を追加する。
P2
◆総合評価落札方式のタイプ選定フロー
YES
技術提案評価型
(AⅠ型)
YES
技術提案を求めて
評価する必要がある
(技術提案評価型適用工事、
WTO対象工事)
P3
NO
通常の構造・工法では
工期等の制約条件を満足した工
事が実施できない
NO 予備(基本)設計の実施
YES
技術提案評価型
(AⅡ型)
想定される有力
な構造形式や工法が複数存在する
ため、発注者としてあらかじめ一つ
の構造・工法に絞り込まず、幅広く技
術提案を求め、最適案を選定する
必要がある
NO 詳細(実施)設計の実施
標準案の決定
YES
技術提案評価型
(AⅢ型)
YES
技術提案評価型
(S型)
標準技術に
よる標準案に対し、部分的に設計の
変更を含む工事目的物に対する提
案を求める、あるいは高度な施工技
術や特殊な施工方法の活用により、
品質の向上、コスト縮減、工期短縮
等を特に求める
必要がある
工事難易度
Ⅱ以上の工事である。
または、工事難易度Ⅰの
本官工事である。
または、工事難易度Ⅰの
分任官工事で施工計画を
求めて企業の施工能力を
評価する必要がある
NO
YES
NO
WTO対象工事である、または、
技術的難易度評価の小項目に
A評価がある ※
施工能力評価型
(Ⅰ型)
施工能力評価型
(Ⅱ型)
NO
※技術的難易度評価の小項目にA評価がある場合は、求める技術力が高い場合に限り技術提案評価型(S型)を適用
0
P4
技術提案評価型の評価項目と加算点
① 技術提案評価型(AⅠ型~AⅢ型)の評価項目と加算点
分類
評価項目
総合的なコストの縮減に関する項目
工事目的物の性能・機能の向上に関する項目
技術提案
社会的要請の対応に関する項目
配点
加算点
・維持管理費・更新費
・その他、補償費 等
・初期性能の持続性
・強度、耐久性、安定性の向上
・供用性の向上 等
高度技術提案に関する
・環境の維持(騒音、振動、粉塵、水質汚濁、地盤沈 提案は50点、標準提案
を20点として設定する。
下、土壌汚染、大気環境など)
・交通の確保(規制車線数、規制時間、交通ネット
ワークの確保、災害復旧など)
・特別な安全対策
・省資源対策又はリサイクル対策
等
70
② 技術提案評価型(S型(WTO対象工事))の技術評価項目と加算点
分類
項目
総合的なコストの
縮減に関する項
目
工事目的物の性
能・機能の向上
に関する項目
技術評価項目
指定テーマ
・維持管理費・更新費等
・その他、補償費等
評価基準
配点
加算点
・指定テーマ数
は2を基本とする
が、工事内容に
応じてテーマ数
を1~3とするこ
とが可能。
指定テーマに対して最大5提案とし、6提案以上記入があった場
合は、当該指定テーマに対する加算点は0点とする。
技術提案は1提案につき「1技術」とする。
<SⅠ型>
・初期性能の持続性
ただし、当該技術の効果確認を目的として他の技術を組み合わせ ・指定テーマの配点は
・強度、耐久性、安定性の向上
る場合は当該提案に含めても良い。
40点+20点とする。
・供用性の向上 等
技術提案
なお、複数の提案において同目的の技術を提案した場合は、「1技
・環境の維持(騒音、振動、粉塵、水質
<SⅡ型>
汚濁、地盤沈下、土壌汚染など)
・指定テーマに 術」として見なす場合がある。
・指定テーマの配点は
・交通の確保(規制車線数、規制時間、 関する施工箇所
社会的要請の対
60点とする。
交通ネットワークの確保、災害復旧な の状況、施工条 評価については、原則として各提案毎に現地条件等を踏まえ、
応に関する項目
ど)
件、指定テーマ 技術提案の工夫による効果について確実性と重要度により評価し、
・特別名安全対策
の設定理由を具 合算する。
・省資源対策又はリサイクル対策 等
体的に記載す
60
総合評価落札方式
P5
○評価項目と評価項目別配点【非WTO技術提案評価型】
配点
分類
評価項目
企業の施工能力等
配置予定技術者の能力 等
現場従事技能者
配置有
現場従事技能者
配置無
同種性の高い施工実績
2点
2点
過去4カ年の同工種の工事成績平均点
4点
4点
工事表彰
2点
2点
工事成績優秀企業認定
1点
1点
新技術の活用
1点
1点
ICTの活用(i-construction)
1点
1点
現場従事技能者等の配置
2点
-
地域内工事の実績
1点
1点
災害協定の締結
-
1点
建設業BCPの認定
1点
1点
災害活動に対する表彰
1点
1点
同種工事の経験における監理技術者等の施工経験
2点
2点
同種性の高い施工経験
4点
4点
過去8カ年の同種工事の工事成績
6点
6点
技術者表彰
2点
2点
継続学習CPD
1点
1点
舗装施工監理技術者資格(AS工事の場合)
(2点)
(2点)
加算点
15点
※ I-CON活用工事において、施工者希望Ⅰ型(予定価格が3億円未満、土工量
が20,000m3以上)の場合、加算点の配点はMax15点
15点
※ アスファルト舗装工事に係る評価項目を設定した場合(アスファルト舗装工事
の場合のみ)、加算点の配点はMax15点
総合評価落札方式
P6
○評価項目と評価項目別配点【施工能力評価型】
配点
分類
評価項目
企業の施工能力等
配置予定技術者の能力 等
現場従事技能者
配置有
現場従事技能者
配置無
同種性の高い施工実績
3点
3点
過去4カ年の同工種の工事成績平均点
5点
5点
工事表彰
2点
2点
工事成績優秀企業認定
1点
1点
新技術の活用
1点
2点
ICTの活用(i-construction)
2点
2点
現場従事技能者等の配置
3点
-
ISO認定
-
1点
地域内工事の実績
2点
2点
災害協定の締結
-
1点
建設業BCPの認定
1点
1点
災害活動に対する表彰
2点
2点
同種工事の経験における監理技術者等の施工経験
4点
4点
同種性の高い施工経験
4点
4点
過去8カ年の同種工事の工事成績
6点
6点
技術者表彰
4点
4点
継続学習CPD
2点
2点
舗装施工監理技術者資格(AS工事の場合)
(2点)
(2点)
加算点
20点
※ I-CON活用工事において、施工者希望Ⅰ型(予定価格が3億円未満、土工量
が20,000m3以上)の場合、加算点の配点はMax20点
20点
※ アスファルト舗装工事に係る評価項目を設定した場合(アスファルト舗装工事
の場合のみ)、加算点の配点はMax20点
評価の簡素化【施工能力評価型(Ⅰ型)】
P7
施工能力評価型(Ⅰ型)
施工計画(最大10点) ①工事施工上の留意点 ②留意点に対する検討事項とその理由 ③工程表
分類
事項
記述内容
評価の視点
総合評価落札方式
加算点の
配点
加算点計
評価方法
本工事を円滑かつ的確に実施するにあたり、現場状況、気象条件、周辺環境等の制約となる
技術的な課題を整理し、特に重要と思われる留意点を3項目記述すること。
①工事施工上の留意点
注意事項)
1.留意点は各項目毎に1つの留意点を記述するものとし、1項目に複数の留意点が記述され
ていると認められる場合、その項目は加算点無しとする。
なお、記述は簡潔にすること。
2.留意点の記述が3項目でない場合(2項目以下又は4項目以上)、留意点全体を加算点無
しとする。
3. 記述された内容が適正でない場合は欠格とする場合がある。
工種、工事の規模、現地の
状況等を踏まえて、記述され
た内容を総合的に評価する。
6
(2×3項目)
上記①で記述した工事施工上の留意点の3項目について解決又は克服するために検討する
事項とその理由を記述すること。
[施工計画]
施工
計画
②留意点に対する
検討事項及びその理由
注意事項)
1.留意点を解決又は克服するための対策を行うにあたり、それに至る検討事項を記述すると
ともに、その理由を簡潔に記述すること。
なお、検討事項、理由のいずれかが未記載の場合、その項目は加算点無しとする。
2.一部でも明らかな錯誤がある場合、その項目は加算点無しとする。
3.記述にあたっては、現地での具体の対策について提案を求めるものでは無いので留意する
こと。
検討される事項及びその理
由と、①で記述した留意点と
の整合性や的確性を総合的
に評価する。
10
上記①②で記述した内容を踏まえ、予め発注者が記載している項目について想定される概略
の全体工程表を作成すること。
③工程表の作成
注意事項)
1.契約日を入札説明書に記載されている開札日の概ね10日後(土、日、祝日を含まない)と
想定して作成すること。また、準備後片付けについては、工期内に含めるものとし、予め設計
図書に示された工程上の要件について、適切に反映すること。記述内容が適正でない場合は
加点無しとする。
なお、予め発注者が記載している項目について記述されていない場合や、工期が想定期間
と著しく相違している場合※1、また、予め設計図書に示された工程上の要件(出水期、部分使
用、その他工程調整に係る事項を含む)が反映されていない場合は欠格とする場合がある。
原則として工事内容、現地
条件等を踏まえ、記述された
工程表の妥当性を評価す
る。
※工程が工期内に収まっていないと判断されるものは欠格とする。
※担当する配置予定技術者が記述すること。また、予め複数の候補者とする場合は、当該工事において最も配置の可能性が大と想定される技術者とする。
なお、記入者名が未記載の場合又は適切でない場合は施工計画全体を加算点無しとする。
※記述された留意点及び検討事項は受注後の施工計画書に反映することとし、検討の実施を確認する。なお、記述内容については施工計画書作成時に修正を求める場合がある。
※施工計画において評価された検討事項について、検討を実施した結果に基づく対策を実施するか否かは監督職員と協議のうえ、決定する。
※検討事項に現地での具体の対策を記述した場合、入札にあたりその費用は含まないこと。なお、記述された内容を実施するか否かは監督職員と協議のうえ、決定する。
4
各項目の得
点(素点)を
加算点とす
る。
評価項目 (工事成績評価、各種表彰)
工事成績評定
H25.4~
P8
65点未満
65点以上
70点未満
施工能力評価型
-3点
0点
0.5点
1点
1.5点
2点
2.5点
3点
技術提案評価型
-3点
0点
0.5点
1点
1.5点
2点
2.5点
3点
70点以上 72点以上 74点以上 76点以上 78点以上
72点未満 74点未満 76点未満 78点未満 80点未満
80点以上
※1 平成26年度の全ての工種を対象とし、調査基準価格を下回った価格で契約した工事の工事成績評定点が60点以上65点未満の場合は
-4点、60点未満の場合は-8点とし、複数工事がある場合は、累積する。なお、当該評価を行った場合は上表の評価は行わない。
※2 平成23年度から平成26年度に該当工事がない場合は65点とする。(評価は0点とする。)
※3 平成25年度及び平成26年度において、各年度の工事成績評定の平均点がどちらも60点未満の場合は欠格とする。
評価項目
評価基準
配点
配点
【現場従事技能者 【現場従事技能者
加算点の評価方法
の配置有の場合】 の配置無の場合】
優良工事等施工者(工事請負業者)表彰
(局長、事務所長)
各種表彰等
優良工事等施工者(技術開発)表彰
優良工事等施工者(安全対策)表彰
平成26年度及び平成27年度に元請として完成し、引渡しが完了した国土交通省近
畿地方整備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)における表彰の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
優良工事等施工者(イメージアップ)表彰
表彰
コンクリート構造物品質コンテストの表彰
競争参加資格確認申請書の提出期限の日に、国土交通省近畿地方整備局発注の
工事(港湾空港関係を除く。)におけるコンクリート構造物品質コンテストの表彰(表
彰状に記載の年月日の翌日から2年以内のもの)の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
下請け企業表彰
競争参加資格確認申請書の提出期限の日に、下請けとして完成し、引渡しが完了し
た国土交通省近畿地方整備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)における下請け
企業表彰(表彰状に記載の年月日の翌日から2年以内のもの)の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
工事成績優秀企業認定
競争参加確認申請書の提出期限の日に、国土交通省近畿地方整備局発注工事(港
湾空港関係除く。)における工事成績優秀企業としての認定の有無
左記の表彰があれば各年度毎に局長表彰1.5
点、事務所長表彰1点。ただし、各年度で複数表
彰を受けている場合は累積しない。
最大
2
(複数ある場合
は累積する)
最大
2
左記の表彰があれば各表彰年毎に特別優秀1.5
(複数ある場合 点、優秀1点、入賞0.5点。ただし、各表彰年で複
は累積する) 数表彰を受けている場合においても累積しない。
左記の表彰があれば各表彰年度毎に1点。ただ
し、各表彰年度で複数表彰を受けている場合に
おいても累積しない。
1
1
認定された企業は、認定後1年間1点。
評価項目 (有用な新技術・情報化施工技術)
P9
○有用な新技術の活用
評価項目
評価基準
配点
配点
【現場従事技能者 【現場従事技能者
加算点の評価方法
の配置有の場合】 の配置無の場合】
有用な新技術の活用
本工事において、申請書及び資料の提出期限の日時点で新技術情報提供
システム(NETIS)登録技術のうち、有用な技術とされた推奨技術、準推奨技
術、評価促進技術、活用促進技術、または旧実施要領における技術の位置
付けである活用促進技術(旧)、設計比較対象技術、少実績優良技術の活用
の有無
最大
1
(複数ある場合
は累積する)
推奨技術、準推奨技術、評価促進技術、活用促進技術、
最大
設計比較対象技術は 1点、活用促進技術(旧)、少実績
2
優良技術は 0.5点。複数位置づけられている場合は加点
(複数ある場合
の高いもので評価する。新技術を複数活用する場合は累
は累積する)
積する。
○ICTの活用(iーConstruction)
評価項目
評価基準
配点
配点
【現場従事技能者 【現場従事技能者
加算点の評価方法
の配置有の場合】 の配置無の場合】
ICTの活用(i-Construction)
・①~⑤の全ての段階で全面的に活用する計画の場合 評価点 2点
・①~⑤の全ての段階で全面的に活用する計画では無い、活用しない場合
評価点 0点※①~⑤の段階とは、「①3次元起工測量」「②3次元設計デー
タ作成」「③ICT建設機械による施工」「④3次元出来形管理等の施工管理」
「⑤3次元データの納品」である。なお、詳細については、特記仕様書によるも
のとする。
2
2
ICT活用工事は、ICT活用工事計画書を提出。
建設生産プロセスにおける①3次元起工測量、②3次元
設計データ作成、③ICT建設機械による施工、④3次元出
来形管理等の施工管理、⑤3次元データの納品の全て
の段階で全面的に活用する場合のみ2点加算。
評価項目 (現場従事技能者)
◇対象工事
・河川維持、道路維持、除雪作業を除く予定価格6,000万円以上のすべての工事を対象として実施する。
・主な工種において、配置を求める技能者等の職種がすべて該当しない場合は、対象外とする。
→但し、登録基幹技能者の職種に該当しなくても、建設マスターに該当する職種がある場合は対象とする。
・営繕工事等において、技能士の配置を予め特記仕様書で義務づけている場合はその技能者については提案を求めない。
◇入札説明書記載例
d)現場従事技能者の能力
配置を求める工種は「鋼橋上部工」とし、現場従事技能者の職種等については下記のとおりとする。
なお、現場従事技能者は、雇用されている企業と直接的かつ恒常的な雇用関係(申請書及び資料の提出期限の日以前に3ヶ月
以上の雇用関係)があり、当該作業の施工期間すべてにおいて従事させること。
ⅰ)登録基幹技能者、基幹技能者の配置の有無。
配置を求める種類は、「橋梁」とする。
ⅱ)建設マスター(優秀施工者国土交通大臣顕彰を受けた者)の配置の有無。
配置を求める職種は、「橋梁特殊工」「鋼構造物」とする。
ⅲ)現代の名工(厚生労働大臣から卓越した技能者として表彰を受けた者)の配置の有無。
配置を求める技能者は、鋼橋の製作、架設に関する表彰を受けた技能者とする。
ⅳ)技能士(1級)(職業能力開発促進法に基づく技能検定に合格した者)の配置の有無。
配置を求める検定職種は、「鉄工」とする。
また、契約締結後、施工計画書提出時に上記内容が確認できる資料(表彰状、合格証書の写し、恒常的な雇用関係を証明す
る資料等)を提出すること。
◇技術提案書への記載内容
・配置できる現場従事技能者の職種及び人数
・該当作業の施工期間すべてにおいて技能者を従事させること
・契約締結後(施工計画提出時)に内容が確認できる資料(表彰・合格証書の写し、恒常的な雇用関係を証明する資料等)を添付
P10
評価項目(現場従事技能者)
◇現場従事技能者の評価方法
評価項目 : 現場従事技能者の能力(施工能力等として加点評価)
評価基準 : (登録)基幹技能者、建設マスター、現代の名工、技能士(特級・1級)の配置を評価
配
点 :【技術提案評価型】
登録基幹技能者・建設マスター・現代の名工 1.0点
0.5点
→ 最大2点
【施工能力評価型】
登録基幹技能者・建設マスター・現代の名工 2.0点
基幹技能者・技能士(特級・1級)
1.0点
→ 最大3点
基幹技能者・技能士(特級・1級)
◇評価の考え方
発注者が予め配置を求める工種を限定し、対象職種を明示
※1職種1名でも配置すれば加点、複数配置は累積するが最大加点は2点(施工能力評価型は3点)
1人の技術者が複数の資格を有している場合は重複しない。
※下請企業(元請でも可)と「直接的かつ恒常的な雇用関係」を条件。
※対象工種の施工期間、すべてに従事することを条件とする。
P11
評価項目の見直し(建設業事業継続計画[BCP])
P12
■平成28年度上半期は9月末認定予定
【災害時建設業事業継続力認定制度】
・建設会社が備えている基礎的事業継続力を近畿地方整備局が評価、適合した建設会社に対して認定証発行(2年間有効)
・建設会社における事業継続計画の策定を促進 し、災害時の減災、早期復旧を図る
・近畿地方整備局管内の災害対応の円滑な実施と地域防災力の向上を図る
建設会社
建設会社
認定
申請
申請
認定
建設会社
申請
建設会社
認定
申請
認定
近畿地方整備局
災害時建設業事業継続力認定制度
・建設業のBCP
(最低限の基礎的継続力)
・災害時の地域貢献
・基礎的継続力の保有
2年間認定
・災害時の地域への貢献
入札時にインセンティブ
・建設業事業継続計画の普及促進 → 地域防災力の向上
・災害時に強い近畿地方の建設業 → 企業力の向上
・災害時の迅速な復旧・復興へ体制 → 地域・社会貢献
}
【申請・認定の対象】
・建設業法に基づく許可を受け、本店、支店、
営業所のいずれかが近畿地方整備局管内に
あり、近畿地方整備局における一般競争(指
名競争)参加資格の認定を受けている会社
○一般競争入札における総合評価の内容
「企業の施工能力等」に
おいて加点(1点)
・近畿地方整備局災害時事業継続認定委員会が
交付する「認定証」にて評価
評価項目 (同種性の高い施工実績)
P13
項目名を「同種性の高い施工実績(経験)」として、より同種性の高い施工実績を有する場合、
加点の対象とする。
→企業の施工能力及び配置予定技術者の競争参加資格として、同種工事の実績を求める中
で以下の項目 について設定のうえ、実績がある場合に加点する。
①構造形式として当該工事目的物と同等の形式
②工事規模として、当該工事における設計規模以上
③施工条件として当該工事と同等の施工条件
なお、上記項目については②を必須とし、①③については工事内容を踏まえ適宜設定する。
※配置予定技術者の評価にあたり、「現場代理人」として従事した実績を評価する場合は「監
理(主任)技術者」として評価される場合の1/2を加算点として付与する。
なお、「担当技術者」として従事した実績は評価の対象としない。
評価項目 (配置予定技術者の能力)
P14
(施工能力評価型)
評価項目
評価基準
配点
配点
【現場従事技能者 【現場従事技能者
加算点の評価方法
の配置有の場合】 の配置無の場合】
同種工事の経験における監理技術者等と
しての施工経験の有無
監理技術者・主任技術者または現場代理人として従事した同
種工事の経験
4
4
国土交通省(大臣官房官庁営繕部又は各地方整備局)の工
事 4点、国土交通省(左記以外)・他省庁・特殊法人等☆1・
地方公共団体(府県・政令市のみ)☆2・地方道路公社☆3・
日本下水道事業団☆4の工事 2点。
※現場代理人として従事した経験を評価する場合は上記加
算点の1/2とする。
同種性の高い施工経験
監理技術者・主任技術者または現場代理人として従事した同
種工事の経験として記載した工事の工事量
4
4
**における○○の工事量が●●m3以上であれば4点。
※現場代理人として従事した経験を評価する場合は上記加
算点の1/2とする。
同種工事の経験についての工事成績評定
監理技術者・主任技術者または現場代理人として従事した同
種工事の経験の工事成績評定。ただし平成20年度以降に今
回申請者(合併、事業譲渡前の者を含む)が元請として完成
し、引渡しが完了した近畿地方整備局発注の工事(港湾空港
関係を除く。)であること。
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
6
6
工事成績評定が80点以上 6点、78点以上80点未満 5点、76
点以上78点未満 4点、74点以上76点未満 3点、72点以上74
点未満 2点、70点以上72点未満 1点、70点未満 0点とする。
※現場代理人としての同種工事の経験の場合は上記加算点
の1/2とする。
平成24年度から平成27年度に元請として完成・引渡しが完
了した国土交通省近畿地方整備局発注の工事(港湾空港関
係を除く。)における表彰の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
4
4
左記の表彰があれば各年度毎に局長表彰1点、事務所長表
彰0.5点。複数ある場合は累積するが、各年度で複数表彰を
受けているものについては累積しない。
各継続学習実施機関の推奨単位数以上の履修実績で評価
2
2
推奨単位数以上の履修実績があれば2点。
技術者表彰
優秀建設技術者(工事)表彰
(局長、事務所長)
継続学習制度(CPD)
技術評価項目
指定テーマ
評価基準
【現場従事技能者の
配置有の場合】
配点
【現場従事技能者の
配置無の場合】
<SⅠ型>
・指定テーマの配点は20点+10点とする。
2
2
<SⅡ型>
・指定テーマの配点は30点とする。
同種工事の実績として記載した工事の工事量。
4
最大
2
平成23年度以降に元請として完成・引渡しが完了した当該工事実施市町村内での工事実
績
-
1
15
60
加算点
P15
総合評価落札方式タイプ別の
評価項目と加算点(1)
項目
総合的なコストの ・維持管理費、更新費
縮減に関する項目 ・その他、補償費 等
・指定テーマに対して最大5提案とし、6提案以上記入があった場合は、当該指定テーマに
・指定テーマ数は2を基本とする
対する加算点は0点とする。
が、工事内容に応じてテーマ数を1 ・技術提案は1提案につき「1技術」とする。
~2とすることが可能。
ただし、当該技術の効果確認を目的として他の技術を組み合わせる場合は当該提案に含
めても良い。
なお、複数の提案において同目的の技術を提案した場合は、「1技術」として見なす場合
がある。
・評価については、原則として各提案毎に現地条件等を踏まえ、技術提案の工夫による効
果について確実性と重要度により評価し、合算する。
同種性の高い施工実績
4
最大
2
(複数ある場合
は累積する)
平成25年度及び平成26年度に元請として完成し、引渡しが完了した国土交通省近畿地方
整備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)における表彰の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
平成23年度から平成26年度に元請として完成し、引渡しが完了した国土交通省近畿地方
整備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)における工事成績評定の平均点
優良工事等施工者(工事請負業者)表彰
(局長、事務所長)
優良工事等施工者(技術開発)表彰
優良工事等施工者(安全対策)表彰
(複数ある場合
は累積する)
1
優良工事等施工者(イメージアップ)表彰
1
最大
2
(複数ある場合
は累積する)
競争参加資格確認申請書の提出期限の日に、国土交通省近畿地方整備局発注の工事
(港湾空港関係を除く。)におけるコンクリート構造物品質コンテストの表彰(表彰状に記載
の年月日の翌日から2年以内のもの)の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
競争参加確認申請書の提出期限の日に、国土交通省近畿地方整備局発注工事(港湾空
港関係除く。)における工事成績優秀企業としての認定の有無
最大
1
(複数ある場合
は累積する)
コンクリート構造物品質コンテストの表彰
工事成績優秀企業認定
本工事において、申請書及び資料の提出期限の日時点で新技術情報提供システム
(NETIS)登録技術のうち、有用な技術とされた推奨技術、準推奨技術、評価促進技術、活
用促進技術、または旧実施要領における技術の位置付けである活用促進技術(旧)、設計
比較対象技術、少実績優良技術の活用の有無
【※ICT活用工事
施工希望者
Ⅰ型のみ記載】
1
競争参加資格確認申請書の提出期限の日に、下請けとして完成し、引渡しが完了した国土
交通省近畿地方整備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)における下請け企業表彰(表
彰状に記載の年月日の翌日から2年以内のもの)の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
有用な新技術の活用
-
地域内工事の実績
近畿地方整備局(事務所を含む)及び近畿地方整備局管内府県(福井県、滋賀県、京都
府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、三重県【 当該工事 の施工箇 所が三重県 の場
合 に記 載す る】 )、他地整(事務所を含む)との災害協定締結の有無
現場従事技能者(登録基幹技能者・建設マスター・現代の名工・技能士)の配置 登録基幹技能者、建設マスター、現代の名工、特級又は1級技能士の配置の有無
※対象職種等については入札説明書に記載
下請け企業表彰
【※ICT活用工事 施工希望者Ⅰ型のみ記載】
ICTの活用(i-Construction)※施工希望者Ⅰ型
【※ICT活用工事
施工希望者
Ⅰ型のみ記載】
1
1
表 彰
国土交通省近畿地方整備局での当該工事と同じ工事種別の過去4年間の工事
成績評定の平均点
・指定テーマに関する施工箇所の
状況、施工条件、指定テーマの設
・環境の維持(騒音、振動、粉塵、水質汚
定理由を具体的に記載する。
濁、地盤沈下、土壌汚染など)
・交通の確保(規制車線数、規制時間、交通
ネットワークの確保、災害復旧など)
・特別な安全対策
・省資源対策又はリサイクル対策 等
工事目的物の性 ・初期性能の持続性
能・機能の向上に ・強度、耐久性、安定性の向上
・供用性の向上 等
関する項目
社会的要請の対
応に関する項目
企
業
の
施
工
能
力
【※ICT活用工事 施工希望者Ⅰ型のみ記載】
・①~⑤の全ての段階で全面的に活用する計画の場合 評価点 2点
・①~⑤の全ての段階で全面的に活用する計画では無い、活用しない場合 評価点 0点
※①~⑤の段階とは、「①3次元起工測量」「②3次元設計データ作成」「③ICT建設機械に
よる施工」「④3次元出来形管理等の施工管理」「⑤3次元データの納品」である。なお、詳
細については、特記仕様書によるものとする。
1
最大
2
(複数ある場合
は累積する)
災害協定の締結の有無
1
建設業事業継続計画(BCP)認定の有無
平成26年4月1日から競争参加確認申請書の提出期限の日までに近畿地方整備局から指名停止の措置を受けた企業は -2点、文書注意を受けた
企業は -1点、口頭注意を受けた企業は -0.5点とし、複数ある場合は累積する。
ただし、工事成績評定において減点措置を講じた場合は対象外とする。
平成26年度以降に行政機関から授与された、災害活動(地震、風水害、雪害)に対する表
彰・感謝状の有無
2
1
災害活動に対する表彰
2
近畿地方整備局災害時建設業事業継続力認定委員会の認定の有無
競売入札妨害や建設業法違反等による減点
監理技術者・主任技術者または現場代理人として従事した同種工事の経験
※5 ※7
4
最大
1
(複数ある場合
は累積する)
同種工事の経験における監理技術者等としての施工経験の有無
4
※6
15
監理技術者・主任技術者または現場代理人として従事した同種工事の経験として記載した
工事の工事量。
※5 ※7
2
同種性の高い施工経験
2
6
平成23年度から平成26年度に元請として完成・引渡しが完了した国土交通省近畿地方整
備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)における表彰の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る) ※7
6
優秀建設技術者(工事)表彰
(局長、事務所長)
1
同種工事の経験についての工事成績評定
技術者表彰
1
監理技術者・主任技術者または現場代理人として従事した同種工事の経験の工事成績評
定。ただし平成20年度以降に今回申請者(合併、事業譲渡前の者を含む)が元請として完
成し、引渡しが完了した近畿地方整備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)であること。
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
※5 ※7
【 本官工 事の場合、 ”近畿 地方整備局 発注の” を”国 土交通省大 臣官房官 庁営繕部
又 は各地方 整備局発 注の” に記 載を変更 す る】
最大
1
(複数ある場合
は累積する)
30
③ 技術提案型(S型(非WTO))の技術評価項目と加算点
分類
技
術
提
案
施
工
能
力
等
配
置
予
定
技
術
者
の
能
力
各継続学習実施機関の推奨単位数以上の履修実績で評価 ※7
継続学習制度(CPD)
(2)
舗装施工管理技術者の資格の有無
(2)
舗装施工管理技術者資格
(※当該工事の工事種別がアスファルト舗装工事の場合、評価対象とする)
その他 減点により標準点(100点)を下回る場合は標準点とし、それ以下の減点は行わない。
※1 当該工種の工事成績評定点の平均が80点以上 4.0 点、78点以上80点未満 3.0 点、76点以上78点未満 2.5点、74点以上76点未満 2 .0 点、72点以上74点未満 1.5点、70点以上72点未満 1 . 0 点、65点以上70点未満 0点、65点未満 -4 .0 点とする。ただし、※2に該当す
る場合は当該評価は行わない。
※2 平成26年度の全ての工種を対象とし、調査基準価格を下回った価格で契約した工事の工事成績評定点が60点以上65点未満の場合は -4点、60点未満の場合は-8点とし、複数工事がある場合は、累積する。なお、当該評価を行った場合は※1の評価は行わない。
※3 平成23年度から平成26年度に該当工事がない場合は65点とする。(評価は0点とする。)
※4 平成25年度及び平成26年度において、各年度の工事成績評定の平均点がどちらも60点未満の場合は欠格とする。
※5 ※現場代理人として従事した同種工事の経験の評価は、同種工事の経験として求める工事内容について携わる段階で入札説明書4.(6)1)に記載している主任技術者を配置できる場合の国家資格等のいずれかを有していた場合に限る。
※6 アスファルト舗装工事の場合は最大15点
※7 実績として求める期間中に1年以上の産前・産後・育児休業、介護休業及び傷病休業(以下、「長期休暇」という。)を取得した場合は、長期休暇期間に相当する期間を実績として求める期間(期間は年単位とし、1年未満は切り捨てとする。)に加えることができる。
【I-CON活用:施工者希望Ⅰ型の場合のみ記載】※8 I-CON活用工事 施工者希望Ⅰ型の場合は最大15点
評価基準
【現場従事技能者の
配置有の場合】
配点
【現場従事技能者の
配置無の場合】
6
(2×3項目)
1
(複数ある場合
は累積する)
最大
2
最大
2
(複数ある場合
は累積する)
1
(複数ある場合
は累積する)
最大
2
※8
20
10
50
加算点
P16
総合評価落札方式タイプ別の
評価項目と加算点(2)
技術評価項目
工種、工事の規模、現地の状況等を踏まえて、記述された内容を総合的に評価する。
検討される事項及びその理由と、工事施工上の留意点において記述した内容との整合性
や的確性を総合的に評価する。
3
留意点に対する検討事項及びその理由
3
5
4
同種工事の実績として記載した工事の工事量。
5
原則として工事内容、現地条件等を踏まえ、記述された工程表の妥当性を評価する。
同種性の高い施工実績
平成23年度から平成26年度に元請として完成し、引渡しが完了した国土交通省近畿地方
整備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)における工事成績評定の平均点
競争参加確認申請書の提出期限の日に、国土交通省近畿地方整備局発注工事(港湾空
港関係除く。)における工事成績優秀企業としての認定の有無
最大
1
(複数ある場合
は累積する)
【※ICT活用工事
施工希望者
Ⅰ型のみ記載】
2
平成25年度及び平成26年度に元請として完成し、引渡しが完了した国土交通省近畿地方
整備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)における表彰の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
国土交通省近畿地方整備局での当該工事と同じ工事種別の過去4年間の工事
成績評定の平均点
優良工事等施工者(工事請負業者)表彰
(局長、事務所長)
優良工事等施工者(技術開発)表彰
優良工事等施工者(安全対策)表彰
工事成績優秀企業認定
本工事において、申請書及び資料の提出期限の日時点で新技術情報提供システム
(NETIS)登録技術のうち、有用な技術とされた推奨技術、準推奨技術、評価促進技術、活
用促進技術、または旧実施要領における技術の位置付けである活用促進技術(旧)、設計
比較対象技術、少実績優良技術の活用の有無
【※ICT活用工事
施工希望者
Ⅰ型のみ記載】
2
-
優良工事等施工者(イメージアップ)表彰
有用な新技術の活用
【※ICT活用工事 施工希望者Ⅰ型のみ記載】
・①~⑤の全ての段階で全面的に活用する計画の場合 評価点 2点
・①~⑤の全ての段階で全面的に活用する計画では無い、活用しない場合 評価点 0点
※①~⑤の段階とは、「①3次元起工測量」「②3次元設計データ作成」「③ICT建設機械に
よる施工」「④3次元出来形管理等の施工管理」「⑤3次元データの納品」である。なお、詳
細については、特記仕様書によるものとする。
最大
3
(複数ある場合
は累積する)
1
競争参加資格確認申請書の提出期限の日に、国土交通省近畿地方整備局発注の工事
(港湾空港関係を除く。)におけるコンクリート構造物品質コンテストの表彰(表彰状に記載
の年月日の翌日から2年以内のもの)の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
【※ICT活用工事 施工希望者Ⅰ型のみ記載】
ICTの活用(i-Construction)※施工希望者Ⅰ型
登録基幹技能者、建設マスター、現代の名工、特級又は1級技能士の配置の有無
※対象職種等については入札説明書に記載
-
2
建設業事業継続計画(BCP)認定の有無
平成26年4月1日から競争参加確認申請書の提出期限の日までに近畿地方整備局から指名停止の措置を受けた企業は -2点、文書注意を受けた
企業は -1点、口頭注意を受けた企業は -0.5点とし、複数ある場合は累積する。
ただし、工事成績評定において減点措置を講じた場合は対象外とする。
平成26年度以降に行政機関から授与された、災害活動(地震、風水害、雪害)に対する表
彰・感謝状の有無
4
コンクリート構造物品質コンテストの表彰
現場従事技能者(登録基幹技能者・建設マスター・現代の名工・技能士)の配置
ISO9000シリーズ認証取得の有無
2
1
表 彰
ISO9000シリーズ認証取得
平成23年度以降に元請として完成・引渡しが完了した当該工事実施市町村内での工事実
績
-
1
災害活動に対する表彰
4
4
競争参加資格確認申請書の提出期限の日に、下請けとして完成し、引渡しが完了した国土
交通省近畿地方整備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)における下請け企業表彰(表
彰状に記載の年月日の翌日から2年以内のもの)の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
地域内工事の実績
近畿地方整備局(事務所を含む)及び近畿地方整備局管内府県(福井県、滋賀県、京都
府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、三重県【当該工事の施工箇所が三重県の場
合に記載す る】)、他地整(事務所を含む)との災害協定締結の有無
1
最大
2
(複数ある場合
は累積する)
競売入札妨害や建設業法違反等による減点
監理技術者・主任技術者または現場代理人として従事した同種工事の経験
※5、※7
4
下請け企業表彰
災害協定の締結の有無
近畿地方整備局災害時建設業事業継続力認定委員会の認定の有無
最大
2
(複数ある場合
は累積する)
同種工事の経験における監理技術者等としての施工経験の有無
監理技術者・主任技術者または現場代理人として従事した同種工事の経験として記載した
工事の工事量。
※5、※7
※6
20
同種性の高い施工経験
4
6
4
2
6
2
同種工事の経験についての工事成績評定
優秀建設技術者(工事)表彰
(局長、事務所長)
平成23年度から平成26年度に元請として完成・引渡しが完了した国土交通省近畿地方整
備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)における表彰の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
※7
監理技術者・主任技術者または現場代理人として従事した同種工事の経験の工事成績評
定。ただし平成20年度以降に今回申請者(合併、事業譲渡前の者を含む)が元請として完
成し、引渡しが完了した近畿地方整備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)であること。
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
※5、※7
【本官工事の場合、”近畿地方整備局発注の”を”国土交通省大臣官房官庁営繕部
又は各地方整備局発注の” に記載を変更す る】
技術者表彰
各継続学習実施機関の推奨単位数以上の履修実績で評価
※7
継続学習制度(CPD)
(2)
舗装施工管理技術者の資格の有無
(2)
舗装施工管理技術者資格
(※当該工事の工事種別がアスファルト舗装工事の場合、評価対象とする)
減点により標準点(100点)を下回る場合は標準点とし、それ以下の減点は行わない。
配
置
予
定
技
術
者
の
能
力
企
業
の
施
工
能
力
工程表の作成
工事施工上の留意点
④ 施工能力評価型(Ⅰ型)の技術評価項目と加算点
分類
施
工
計
画
施
工
能
力
等
その他
※1 当該工種の工事成績評定点の平均が80点以上 5 .0 点、78点以上80点未満 4.0 点、76点以上78点未満 3 .0点、74点以上76点未満 2 .5 点、72点以上74点未満 2 .0 点、70点以上72点未満 1.0 点、65点以上70点未満 0点、65点未満 - 5.0 点とする。ただし、※2に該当する場合は当
該評価は行わない。
※2 平成26年度の全ての工種を対象とし、調査基準価格を下回った価格で契約した工事の工事成績評定点が60点以上65点未満の場合は -4点、60点未満の場合は-8点とし、複数工事がある場合は、累積する。なお、当該評価を行った場合は※1の評価は行わない。
※3 平成23年度から平成26年度に該当工事がない場合は65点とする。(評価は0点とする。)
※4 平成25年度及び平成26年度において、各年度の工事成績評定の平均点がどちらも60点未満の場合は欠格とする。
※5 ※現場代理人として従事した同種工事の経験の評価は、同種工事の経験として求める工事内容について携わる段階で入札説明書4.(6)1)に記載している主任技術者を配置できる場合の国家資格等のいずれかを有していた場合に限る。
※6 アスファルト舗装工事の場合は最大20点
※7 実績として求める期間中に1年以上の産前・産後・育児休業、介護休業及び傷病休業(以下、「長期休暇」という。)を取得した場合は、長期休暇期間に相当する期間を実績として求める期間(期間は年単位とし、1年未満は切り捨てとする。)に加えることができる。
【I-CON活用:施工者希望Ⅰ型の場合のみ記載】※8 I-CON活用工事 施工者希望Ⅰ型の場合は最大20点
【現場従事技能者の
配置無の場合】
1
(複数ある場合
は累積する)
最大
2
最大
2
(複数ある場合
は累積する)
1
(複数ある場合
は累積する)
最大
2
※8
20
P17
40
加算点
総合評価落札方式タイプ別の
評価項目と加算点(3)
【現場従事技能者の
配置有の場合】
3
配点
3
5
評価基準
同種工事の実績として記載した工事の工事量。
5
技術評価項目
同種性の高い施工実績
平成23年度から平成26年度に元請として完成し、引渡しが完了した国土交通省近畿地方
整備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)における工事成績評定の平均点
競争参加確認申請書の提出期限の日に、国土交通省近畿地方整備局発注工事(港湾空
港関係除く。)における工事成績優秀企業としての認定の有無
最大
1
(複数ある場合
は累積する)
【※ICT活用工事
施工希望者
Ⅰ型のみ記載】
2
平成25年度及び平成26年度に元請として完成し、引渡しが完了した国土交通省近畿地方
整備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)における表彰の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
国土交通省近畿地方整備局での当該工事と同じ工事種別の過去4年間の工事
成績評定の平均点
優良工事等施工者(工事請負業者)表彰
(局長、事務所長)
優良工事等施工者(技術開発)表彰
優良工事等施工者(安全対策)表彰
工事成績優秀企業認定
本工事において、申請書及び資料の提出期限の日時点で新技術情報提供システム
(NETIS)登録技術のうち、有用な技術とされた推奨技術、準推奨技術、評価促進技術、活
用促進技術、または旧実施要領における技術の位置付けである活用促進技術(旧)、設計
比較対象技術、少実績優良技術の活用の有無
【※ICT活用工事
施工希望者
Ⅰ型のみ記載】
2
-
優良工事等施工者(イメージアップ)表彰
有用な新技術の活用
【※ICT活用工事 施工希望者Ⅰ型のみ記載】
・①~⑤の全ての段階で全面的に活用する計画の場合 評価点 2点
・①~⑤の全ての段階で全面的に活用する計画では無い、活用しない場合 評価点 0点
※①~⑤の段階とは、「①3次元起工測量」「②3次元設計データ作成」「③ICT建設機械に
よる施工」「④3次元出来形管理等の施工管理」「⑤3次元データの納品」である。なお、詳
細については、特記仕様書によるものとする。
最大
3
(複数ある場合
は累積する)
1
表 彰
【※ICT活用工事 施工希望者Ⅰ型のみ記載】
ICTの活用(i-Construction)※施工希望者Ⅰ型
登録基幹技能者、建設マスター、現代の名工、特級又は1級技能士の配置の有無
※対象職種等については入札説明書に記載
-
2
競争参加資格確認申請書の提出期限の日に、国土交通省近畿地方整備局発注の工事
(港湾空港関係を除く。)におけるコンクリート構造物品質コンテストの表彰(表彰状に記載
の年月日の翌日から2年以内のもの)の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
現場従事技能者(登録基幹技能者・建設マスター・現代の名工・技能士)の配置
ISO9000シリーズ認証取得の有無
2
1
建設業事業継続計画(BCP)認定の有無
平成26年4月1日から競争参加確認申請書の提出期限の日までに近畿地方整備局から指名停止の措置を受けた企業は -2点、文書注意を受けた
企業は -1点、口頭注意を受けた企業は -0.5点とし、複数ある場合は累積する。
ただし、工事成績評定において減点措置を講じた場合は対象外とする。
平成26年度以降に行政機関から授与された、災害活動(地震、風水害、雪害)に対する表
彰・感謝状の有無
4
コンクリート構造物品質コンテストの表彰
ISO9000シリーズ認証取得
平成23年度以降に元請として完成・引渡しが完了した当該工事実施市町村内での工事実
績
-
1
災害活動に対する表彰
4
4
競争参加資格確認申請書の提出期限の日に、下請けとして完成し、引渡しが完了した国土
交通省近畿地方整備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)における下請け企業表彰(表
彰状に記載の年月日の翌日から2年以内のもの)の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
地域内工事の実績
近畿地方整備局(事務所を含む)及び近畿地方整備局管内府県(福井県、滋賀県、京都
府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、三重県【当 該工 事の 施工箇 所が 三重 県の 場
合に記 載す る】)、他地整(事務所を含む)との災害協定締結の有無
1
最大
2
(複数ある場合
は累積する)
競売入札妨害や建設業法違反等による減点
監理技術者・主任技術者または現場代理人として従事した同種工事の経験
※5、※7
4
下請け企業表彰
災害協定の締結の有無
近畿地方整備局災害時建設業事業継続力認定委員会の認定の有無
最大
2
(複数ある場合
は累積する)
同種工事の経験における監理技術者等としての施工経験の有無
監理技術者・主任技術者または現場代理人として従事した同種工事の経験として記載した
工事の工事量。
※5、※7
※6
20
同種性の高い施工経験
4
6
4
6
平成23年度から平成26年度に元請として完成・引渡しが完了した国土交通省近畿地方整
備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)における表彰の有無
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
※7
2
同種工事の経験についての工事成績評定
優秀建設技術者(工事)表彰
(局長、事務所長)
2
監理技術者・主任技術者または現場代理人として従事した同種工事の経験の工事成績評
定。ただし平成20年度以降に今回申請者(合併、事業譲渡前の者を含む)が元請として完
成し、引渡しが完了した近畿地方整備局発注の工事(港湾空港関係を除く。)であること。
(※当該工事と同じ工事種別に限る)
※5、※7
【 本官工 事の 場合 、”近 畿地 方整備 局発 注の ”を” 国土 交通 省大 臣官 房官 庁営繕 部
又は 各地 方整 備局 発注 の” に記 載を変 更す る】
技術者表彰
各継続学習実施機関の推奨単位数以上の履修実績で評価
※7
継続学習制度(CPD)
(2)
舗装施工管理技術者の資格の有無
(2)
舗装施工管理技術者資格
(※当該工事の工事種別がアスファルト舗装工事の場合、評価対象とする)
減点により標準点(100点)を下回る場合は標準点とし、それ以下の減点は行わない。
配
置
予
定
技
術
者
の
能
力
企
業
の
施
工
能
力
⑤ 施工能力評価型(Ⅱ型)の技術評価項目と加算点
分類
施
工
能
力
等
その他
※1 当該工種の工事成績評定点の平均が80点以上 5 .0 点、78点以上80点未満 4 .0 点、76点以上78点未満 3 .0 点、74点以上76点未満 2 .5 点、72点以上74点未満 2 .0 点、70点以上72点未満 1 .0 点、65点以上70点未満 0点、65点未満 - 5 .0 点とする。ただし、※2に該当する場合は当
該評価は行わない。
※2 平成26年度の全ての工種を対象とし、調査基準価格を下回った価格で契約した工事の工事成績評定点が60点以上65点未満の場合は -4点、60点未満の場合は-8点とし、複数工事がある場合は、累積する。なお、当該評価を行った場合は※1の評価は行わない。
※3 平成23年度から平成26年度に該当工事がない場合は65点とする。(評価は0点とする。)
※4 平成25年度及び平成26年度において、各年度の工事成績評定の平均点がどちらも60点未満の場合は欠格とする。
※5 ※現場代理人として従事した同種工事の経験の評価は、同種工事の経験として求める工事内容について携わる段階で入札説明書4.(6)1)に記載している主任技術者を配置できる場合の国家資格等のいずれかを有していた場合に限る。
※6 アスファルト舗装工事の場合は最大20点
※7 実績として求める期間中に1年以上の産前・産後・育児休業、介護休業及び傷病休業(以下、「長期休暇」という。)を取得した場合は、長期休暇期間に相当する期間を実績として求める期間(期間は年単位とし、1年未満は切り捨てとする。)に加えることができる。
【I-CON活用:施工者希望Ⅰ型の場合のみ記載】※8 I-CON活用工事 施工者希望Ⅰ型の場合は最大20点
技術提案評価型の技術提案記載様式
P18
(用紙A3版)
(様式4-1) 技 術 提 案 書
工事名 : ○○○○○○○○○○○○工事
会社名 : (株)△△△△建設
工事目的物の性能・機能の向上に関する事項
「1.○○○○の確保、向上に資する○○○○○○等における工夫」
提案1.【提案タイトル】
【提案の目的と概要】
○○○○○○○○○○
・○○○○○○○○○○
【提案の特徴と効果】
・○○○○○○○○○○
提案2.【提案タイトル】
【提案の目的と概要】
○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○
【提案の特徴と効果】
○○○○○○○○○○
提案3.【提案タイトル】
【提案の目的と概要】
○○○○○○○○○○
○指定テーマに対して最大5提案とし、6提案以上記入があった場合は、当該指定テーマに対する加算点は0点とする。
○○○○○○○○○○
【提案の特徴と効果】
○○○○○○○○○○
※注意事項
○技術提案においては1提案につき「1技術」とする。
ただし、当該技術の効果確認を目的として他の技術を組み合わせる場合は当該提案に含めても良い。
なお、複数の提案において同目的の技術を提案した場合は、「1技術」として見なす場合がある。
提案4.【提案タイトル】
【提案の目的と概要】
○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○
○提案は、重要度の高いものから記載するものとする。
【提案の特徴と効果】
・○○○○○○○○○○
提案5.【提案タイトル】
【提案の目的と概要】
○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○
【提案の特徴と効果】
○○○○○○○○○○
※技術提案にあたっては、何がどのように向上するのかを簡潔に記載すること。
※技術提案は本様式(A3(片面)1枚・文字サイズは10.5ポイント以上とする)に最大5提案とし、6提案以上記入があった場合は、当該指定テーマに対する加算点は0点とする。
※また、技術提案においては1提案につき「1技術」とする。
ただし、当該技術の効果確認を目的として他の技術を組み合わせる場合は当該提案に含めても良い。
なお、複数の提案において同目的の技術を提案した場合は、「1技術」として見なす場合がある。
※参考資料(図表、写真等)を添付する場合は、様式4-2に記載するものとする。
※提案は、重要度の高いものから記載するものとする。
※評価については、技術提案書に記載された内容で評価するものとし、添付された参考資料については、評価の対象外とする。
※目的物の寸法、規格、仕様等、契約図書の変更となるような内容の提案、現場条件等により設計変更の対象とすることを特記仕様書に明示している内容の提案については評価対象外とする。
※表中に自社名、過去の実績としての工事名等、申請者名が推測できる内容は記載しないこと。
技術提案評価型の技術提案(参考資料)記載様式
P19
(用紙A3版)
(様式4-2) 参 考 資 料
工事名 : ○○○○○○○○○○○○工事
会社名 : (株)△△△△建設
工事目的物の性能・機能の向上に関する事項
「1.○○○○の確保、向上に資する○○○○○○○等における工夫」
※参考資料は、技術提案を補完する図表、写真等とし、指定テーマにつきA3(片面)2枚(文字サイズは10.5ポイント以上とする)程度とする。
※表中に自社名、過去の実績としての工事名等、申請者名が推測できる内容は記載しないこと。
施工能力評価型(Ⅰ型)の施工計画記載様式
(様式4-1)
工
P20
(用紙A4版)
事 名:○○○○○○○○工事
会
社
名:
配置予定技術者氏名:
①工事施工上の留意点
②留意点に対する検討事項
検討事項
項目1
理由
施工計画
検討事項
項目2
理由
検討事項
項目3
理由
※ 本様式はA4(片面)1 枚・文字サイズは 10.5 ポイント以上とする。
※ 表中に自社名、過去の実績としての工事名、申請者が類推できる内容は記載しないこと。
※ 担当する配置予定技術者が記述すること。また、予め複数の候補者とする場合は、当該工事において最も配置の可能性が大と
想定される技術者とする。なお、記入者名が未記載の場合又は適切でない場合は施工計画全体を加算点無しとする。
施工能力評価型(Ⅰ型)の施工計画の工程表記載様式
P21
◆ 入 札 方 式
P22
■ 入札方式
原則、一般競争入札方式とする。また、一般競争入札方式を適用する工事は、原則として総合評価方式
を採用する。ただし、維持工事等の一部(1件につき工事発注規模が5千万円に満たない維持工事等<遮
音壁工事、標識工事>)については、工事希望型競争入札方式を適用することができる。
■ 発注標準
工事規模に応じて競争参加者のランクが決められているが、工事難易度に応じ、当該ランクの者に加え、
等級の直近上位又は下位の等級に属する者にも競争参加資格を与えることにより、参加可能者数を増や
し、競争性のさらなる向上を図ることを目的とする。
一般土木工事の競争参加要件の緩和(発注標準)
・Dランクの難易度Ⅲ以上にCランクを参加させる
・Cランクの難易度ⅠにDランクを参加させる
・Cランクの難易度Ⅳ以上にBランクを参加させる
・Bランクの難易度Ⅰ、ⅡにCランクを参加させる
・Bランクの難易度Ⅴ、ⅥにAランクを参加させる
ランク
WTO対象
7.4億円
4.5億円
B+C
3.0億円
0.6億円
C
A+B
B
B
B
C+D
D
B+C
C
C+D
D
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
技術的難易度
Ⅴ
Ⅵ
◆ 同時提出型(二封筒事後審査型)
P23
対象工事:施工能力評価型を適用する一般土木工事において予定価格が6000万円以上3億円未満の工事
<参考>通常と同時提出型の入札手続の比較
経過日数
10日
(通常の施工能力評価型)
(同時提出型)
入札公告
入札公告
競争参加資格確認申請書及び
技術提案書の提出
入札書との同時提出
競争参加資格確認申請書の提出
経過日数
10日
技術提案書の審査・評価
20日
歩掛見積の通知
31日
歩掛見積の通知
競争参加資格の確認結果の通知
予定価格作成
入札書、工事費内訳書と
技術提案書の同時提出
27日
入札書・工事費内訳書の提出
マスキングの徹底
技術提案書の審査・評価
競争参加資格の確認結果通知
予定価格作成
時期の後倒し
33日
開札
※経過日数は最短日
37日
予定価格作成
開札
49日