情報提供資料 リート・ウィークリーレポート(2016/8/23) マーケットデータ(2016/8/19) ※リート平均配当利回りは2016年7月末時点 リート指数 為替(対円) 金利 終値 騰落率 (%) リート平均 配当利回り 終値 騰落率 先進国(含日本) 862.88 -2.0% 3.62 先進国(除日本) 856.43 -2.1% 3.68 日本 388.49 -1.3% 米国 1238.85 -1.9% 米ドル 100.22 935.32 +0.5% カナダドル 1166.77 -1.6% 英国 81.04 豪州 (%) -0.08 2.88 -1.1% 1.58 3.49 77.87 -0.5% 1.08 5.28 ユーロ 113.52 +0.4% -0.03 3.97 -0.6% 英ポンド 131.05 +0.1% 0.62 3.59 707.84 +0.3% 豪ドル 76.44 -1.4% 1.86 4.06 シンガポール 521.82 +0.7% 74.43 -1.2% 1.74 5.69 香港 624.37 +2.4% 12.93 -0.9% 0.91 4.00 カナダ 欧州(除英国) シンガポール ドル 香港ドル (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第2位を四捨五入して表示。 ※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガ ポール・香港:S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨 ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値および平均配当利回り。 ※【為替】NY市場終値。※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。 リート市場の動き 【直近3カ月間:2016/5/19~2016/8/19】 (ポイント) 1,200 950 890 800 830 400 770 0 5/19 【2004/3/31~2016/8/19】 (ポイント) 6/19 7/19 8/19 (月/日) 04/3 06/3 08/3 10/3 12/3 14/3 16/3 (年/月) (出所:S&PのデータをもとにDIAM作成) ※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/ 一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1/5 リート・ウィークリーレポート マーケット動向(2016/8/15~2016/8/19) 【日本】 J-REIT市場は下落しました。一時1ドル=100円を割り込むなど、一段と円高が進行したことを嫌気し て株式市場が下落したことに加え、GLP投資法人(産業)やオリックス不動産投資法人(オフィス)によ る増資発表も重石になったとみられます。7月の訪日外客数は、クルーズ船の寄港数増加などを受けて前 年同月比19.7%増の229万7千人となり、単月の過去最多となりました。なお、日銀は8月18日にJ-REIT を12億円買い入れています。 【米国】 米国リート市場は下落しました。FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録では参加者の見方が分かれて いたことが明らかになりましたが、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が労働市場の引き締まりを理由に、 9月にも利上げの可能性があると発言し、高利回り資産は売りが先行しました。7月の住宅着工件数は市 場予想を上回る一方、先行指標である建設許可件数は前月から減少するなど、住宅関連指標はまちまち の内容となりました。 【欧州】 欧州リート市場は下落しました。休暇シーズンで出来高が低水準で推移する中、FOMC議事録の公表を 控え、高利回り資産は利益確定の売りに押される展開となりました。英国リート市場は7月の小売売上高 や雇用統計がともに事前の市場予想を上回ったことなどを背景に、欧州他市場よりも下落幅は限られま した。 【豪州】 豪州リート市場は小幅に上昇しました。7月の雇用者増加数は前月を大きく上回る2万6200人となり、 国内景気の底堅さを示しましたが、これにより追加利下げ期待もやや後退したことから上値は抑えられ ました。 【アジア】 アジアリート市場は上昇しました。中国で住宅価格が上昇した都市数が7月は前月から減少したことで、 住宅市場引き締めへの警戒感がやや後退したとみられます。香港、シンガポールともに市中金利が引き 続き低位で推移していることも、高利回り資産への根強い需要を生みだしています。 トピックス ■ 世界のリート価格の割高/割安 年初来、堅調な価格形成が続く世界のリート市場ですが、実物不動産の取引価格に対するリート価格 のプレミアム/ディスカウントでは市場ごとに大きな違いがあります。この観点からみて最もプレミアム が厚い、すなわち割高なのがJ-REITです。一方で、香港のリート価格は最高値を更新中ですが、実物不 動産と比較すると大幅なディスカウントとなっています。また、急落した英国リートは、EU(欧州連 合)離脱決定後の取引事例が十分に多くはないため参考値ではありますが、国民投票以前の不動産価格 と比較すると2割弱のディスカウントとなっています。上昇が続いている米国リート(一部の専門リート を除くベース)では、ほぼ実物不動産市場並みに評価されており、割高感はありません。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 2/5 リート・ウィークリーレポート 各国・地域別グラフ(2016/5/19~2016/8/19) 《日本》 (ポイント) 440 ※各国および地域のリート指数、為替の使用 データについては、P.1「マーケットデータ」の 注記をご参照ください。 日本リート指数 410 380 350 5/19 《米国》 (ポイント) 1,350 6/19 7/19 8/19 (月/日) (円) 米国リート指数 1,250 109 1,150 102 1,050 5/19 6/19 7/19 95 8/19 1,280 5/19 (月/日) 《欧州(除く英国)》 (ポイント) (円) 欧州リート指数 125 1,060 115 950 105 《英国》 (ポイント) 89 6/19 7/19 5/19 8/19 170 155 73 140 65 125 7/19 8/19 (月/日) 8/19 (月/日) 6/19 7/19 8/19 (月/日) (円) 英国リート指数 6/19 7/19 (月/日) 81 5/19 6/19 ユーロ/円 135 1,170 5/19 米ドル/円 116 5/19 英ポンド/円 6/19 7/19 8/19 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 3/5 リート・ウィークリーレポート 《豪州》 (ポイント) 750 (円) 豪州リート指数 88 700 83 650 78 600 豪ドル/円 73 5/19 6/19 7/19 8/19 《シンガポール》 (ポイント) 540 5/19 (月/日) (円) シンガポールリート指数 88 500 83 460 78 420 6/19 7/19 8/19 (月/日) シンガポールドル/円 73 5/19 《香港》 (ポイント) 650 6/19 7/19 8/19 5/19 (月/日) (円) 香港リート指数 14.9 600 14.1 550 13.3 500 12.5 5/19 6/19 7/19 8/19 (月/日) 5/19 6/19 7/19 8/19 (月/日) 香港ドル/円 6/19 7/19 8/19 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) 【各指数の著作権等】 ■Standard & Poor’s®並びにS&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の 登録商標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の 登録商標です。これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジ メント株式会社に対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。S&P 先進国 REITインデックス (円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジ なし)はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が 与えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセッ トマネジメント株式会社の商品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をする ものではありません。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 4/5 リート・ウィークリーレポート 160823情報リートW-1 5/5
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