阿南市行財政改革実施計画(H24~H28)平成27年度進捗状況

阿南市行財政改革実施計画
(平成24年度~平成28年度) 平成27年度の取組状況について
平成 28 年 8 月
阿 南 市
懇話会 1
取組事項一覧 (平成28年度からの新規事項含む)
市民の視点に立った行政経営
(1)民間活力の積極的な活用
(4)事務・事業の見直し
17 時間外勤務の縮減
37 インターネットオークションを活用した公売の実施
38 富岡地区(第1期事業区域)公共下水道接続率の向上
18 温室効果ガス排出量削減に向けた省エネルギー対策の推進
38-2
県内日当の見直し
1
保育所の統廃合・民営化等の推進
19 ごみの減量化と資源化の促進
38-3
受益者負担金の収納率の向上
2
水道料金の徴収・収納窓口業務等の民間委託の推進
20 行政評価システムの活用
38-4
市税前納報奨金制度の廃止
3
指定管理者制度導入の拡大
20-2
市税等口座振替済通知書発行の廃止 (H27~)
38-5
広報あなん折り込みチラシの経費削減
4
PFI導入可能事業の検討
20-3
阿南市納税貯蓄組合事務費等補助金の廃止 (H27~)
5
PPP制度の活用
20-4
選挙開票事務の改善 (新規H28)
6
広告収入制度の導入
7
ネーミングライツの検討
(2)市民参画の推進と公正・透明な市政の推進
(5)財政の健全化
21 長寿者福祉金等支給事業の見直し
40 給与及び定員管理の分析
(7)公共施設等の適正な運営管理
41 学校給食運営方法の改善
42 公用車の一括管理
歴史・文化の情報発信
23 共同作業場の除却及び財産処分
9
地域美化・環境保全活動の支援
24 市単独補助金の削減
10 地域防災力の強化
25 家屋の全棟調査による課税客体の把握
11 パブリックコメント制度の推進
26 市税の収納率の向上
(3)情報化の推進と市民サービスの向上
39 定員管理適正化の推進
22 市有財産(普通財産)の有効活用
8
効率的な行財政運営の推進
(6)定員管理及び給与の適正化
人材の育成と組織力の向上
(8)効率的な組織・機構の構築
27 国民健康保険税の収納率の維持・向上
43 組織機構の見直し
28 介護保険料の収納率の維持・向上
44 権限移譲への対応
29 保育料未収金の削減
(9)人材育成の推進
12 財務会計システムの効率的な運用
30 市営住宅使用料の収納率の向上
45 OJTの実践
13 幼保一体化の推進
31 農業集落排水事業会計収納率の向上
46 職員研修の充実
14 申告と課税資料の電子化の促進
32 春日野地域下水道事業会計収納率の向上
47 職員提案制度の活用
15 ケーブルテレビを活用した情報発信
33 豊香野地区生活排水処理事業会計収納率の向上
16 ホームページを活用した情報提供
34 水道事業会計の適正な運営
16-2
新庁舎におけるデジタルサイネージ(電子看板)及び
窓口番号案内システムの導入 (新規H28)
16-3 携帯端末からインターネットを活用した災害情報発信 (新規H28)
35 使用料・手数料の見直し
36 土地開発公社の経営健全化
47-2
業務改善運動の実施
(10)広域行政の推進
48 定住自立圏共生ビジョンの推進
平成27年度における取組状況 【実施項目別】
評価 ⇒ ◎目標達成・継続 ○一部実施・実施中 △検討・準備中 ―未着
(1)民間活力の積極的な活用
№
1
2
実 施 項 目
実 施 内 容 目標・効果
評価
平成27年度 取組状況
保育所の統廃合・
民営化等の推進
入所児童数の変動見込み、各保育所の受入れ年
齢や保育内容(延長保育等)のニーズを調査し、統
廃合や受入れ年齢の変更等を検討しつつ幼保一
体化の推進とともに、国の「子ども・子育て新システ
ム」※1の動向を注視し、施設整備計画及び民営化
を検討する。
【目標】
国の「子ども・子育て新システム」の
動向を注視し、統廃合及び民営化
を推進する。
【効果】
施設の統合による管理費、運営費
の節減。民営化による経費の節減。
○
羽ノ浦すみれ保育所と羽ノ浦こばと保育所を統合して、新たに認定
こども園を建設する。昨年11月に建築工事に係る入札を行い、12
月に建築に関する契約、1月に設備に関する契約を締結。9月に着
工した造成工事は2月に完了した。
水道料金の徴収・収
納窓口業務等の民間
委託の推進
水道事業の第三者業務委託の導入を進める。これ
まで委託内容ごとに発注していたものを段階的に外
部委託の範囲を広げ、かつ長期的な契約を締結す
る。具体的には「徴収・収納窓口業務」、「検針業
務」の第三者(民間)委託を行う予定である。
3
指定管理者制度導入
の拡大
4
PFI導入可能事業の
検討
公の施設について、指定管理者制度を導入するこ
とで、より効率的・効果的に市民サービスを提供でき
る施設に同制度を積極的に活用していく。
公共施設等の整備に当たり、民間のノウハウを活用
し、投資コストの抑制と民間の資金、経営能力及び
技術的能力を活用して公共施設等の建設、維持管
理運営等を行う。
【目標】
「徴収・収納窓口業務」、「検針業
務」の第三者(民間)委託を実施
【効果】
職員配置の減員、業務に要する経
費の節減及び夜間・休日業務等の
充実
◎
平成27年度は、4月からは、新たに水道料金の検針業務や調定・
更正業務、還付・充当業務、水道の開閉栓業務も民間委託を行
い、民間活力による市業務と委託業務の明確化・業務連携の徹底
を推進した事により、経費の節減に結びつけた。
所管課
こども課
業務課
財政効果額 約25,000千円 (対平成23年度比)
【目標】
2施設以上の導入を検討
【効果】
公共施設の効率的な運営管理及び
市民サービスの向上と経費の削減
△
文化会館及び情報文化センターの2施設において指定管理者制
度を導入するため、庁内検討会議を2回開催し、条例・規則の改正
及び募集要項等について協議した。制度導入は平成29年4月1日 企画政策課
を予定しており、今後において、条例及び規則の改正、候補者の
・関係各課
募集・選考を行い、指定管理者を決定(議決、協定締結)することと
している。
【目標】
2施設以上の導入を検討
【効果】
民間活力の活用及び経費節減
△
部長会議等で新たな施設の整備にあたっては、PFI手法を検討す
ることを確認。
企画政策課
・関係各課
(1)民間活力の積極的な活用
№
5
実 施 項 目
PPP制度の活用
実 施 内 容 平成23年3月に、この制度により「くらしの便利帳」を
市の財政負担を伴うことなく発刊するとともに、全世
帯に配布しており、今後においても、その活用施策
を検討する。
目標・効果
【目標】
検討事業数 2件以上
【効果】
民間の企画能力の活用及び経費
削減
評価
○
平成27年度 取組状況
所管課
広告入り窓口用封筒をPPP手法を活用して2万部作成した。
また、民間企業が運営する地域特化型電子書籍ポータルサイト「徳 企画政策課
島県ebooks」に広報あなんを掲載し、広報活動を展開した。
・関係各課
財政効果額 約350千円
検討・準備中につき、本年度収入0円
6
7
広告収入制度の導入
ネーミングライツの
検討
新たな自主財源を確保し、また地域経済の活性化
も図られることから、ホームページにバナー広告※6
を掲載し、広告媒体による収入の確保を検討する。
またホームページ以外にも、広告媒体として活用で
きるものを検討する。
【目標】
ホームページにバナー広告を掲載
【効果】
自主財源の確保
施設の運営に必要な資金をネーミングライツ(命名
権)により調達することを検討する。
【目標】
公共施設のネーミングライツの導入
を検討
【効果】
自主財源の確保と施設の知名度の
向上
△
目標・効果
評価
△
市のホームページには、「あななんの部屋」「移住者NEWS」「東京
事務所」「観光協会」「野球のまち」などを掲載しているところであり、
バナー広告として価値のあるトップページの上部に広告スペースが
少ないのが現状である。また、自治体と契約実績のある広告代理店
からバナー広告についての意見を募っているが、問い合わせはな
く、商品価値が少ないと考えられる。市ホームページ利用者にバ
ナー広告先からのウィルス感染リスクなど自治体の信頼性が損なわ
れる問題も危惧されることから、広報誌等への広告掲載や新庁舎の
ロビー、エレベーター内等を利用した広告収入を検討していくべき
ではないかと考える。
IT推進課
(文化振興課)
すでに実施している先進地の施設の運営状況を参考にして今後の
施設運営管理事業で検討したい。
文化振興課・
スポーツ
(スポーツ振興課)
振興課
新しい施設について公募により愛称を決定したことから、他の既存
の施設で活用できるものがないか検討する。
(2)市民参画の推進と公正・透明な市政の推進
№
実 施 項 目
8
歴史・文化の情報
発信
実 施 内 容 ボランティアを募り、各地域の歴史文化の情報を集
め、インターネットなどを通して、幅広く市民に周知
していく。
【目標】
文化財ボランティア育成及び情報
発信
【効果】
市民の文化的意識の向上
○
平成27年度 取組状況
所管課
11月28日に「加茂谷へんろ道の会」主催のウォーキングイベントが
開催され、会独自の広報紙も発刊された。今後も引き続き、勉強会 文化振興課
等を実施していく。
(2)市民参画の推進と公正・透明な市政の推進
№
9
10
11
実 施 項 目
実 施 内 容 目標・効果
地域美化・環境保全
活動の支援
現在、取り組んでいる用排水路清掃活動をさらに発
展させ、美化や環境保全活動に対し、地域の若者
から高齢者の幅広い年齢層が参加できる土壌づくり
に努めるとともに、その活動を支援する。
【目標】
活動内容の拡大及び推進
【効果】
環境美化意識の啓発と美しいまち
づくりの実現
地域防災力の強化
市内約200組織の自主防災会が行う防災訓練及び
防災研修について、市の主導ではなく自主防災会
の自主的な活動の充実・強化を図るための育成支
援をする。
また、避難路・避難場所についても、地域の実情に
即した整備を行うために自主防災会が主体となって
取り組み、その経費を市が負担することで地域の安
全を確保する。
【目標】
自主防災組織の充実と強化
【効果】
市民主体による安全の確保
市の計画等の策定過程において、市民の意見を反
映させることにより、市民参画の機会の拡充と透明
性の向上が図られる。
【目標】
各種計画の策定過程での実施率
100%
【効果】
市民参画の推進
パブリックコメント制度
の推進
評価
平成27年度 取組状況
所管課
◎
用排水路清掃補助 29か所
環境美化意識の向上により需要は高い。
環境保全課
○
地域の自主防災組織が主体となり、避難路を整備した。
・避難路・避難場所の整備 … 1件
・自主防災組織育成事業助成補助金交付 … 83団体
・自主防災組織率 … 97.37%に上昇 (H28.3.31現在)
・自主防災会が行う防災講習・訓練実施 … 48件
防災対策課
新たな市の計画等の策定にあたっては、パブリックコメントを実施す
るよう部長会を通じて周知。以下の4計画の策定においてパブリック
コメントを実施した。
◎
・第2次阿南市食育推進計画(素案) 2月 2日~15日
・第2期阿南市地域福祉計画(素案) 1月15日~29日
・第5次阿南市総合計画後期基本計画(素案) 3月 1日~14日
・あなん〔地域好循環〕総合戦略(素案) 3月 1日~14日
企画政策課
(3)情報化の推進と市民サービスの向上
№
12
実 施 項 目
財務会計システムの
効率的な運用
実 施 内 容 目標・効果
財務会計システムの導入を進め、次の業務の合理
化と省力化に努める。
予算見積書作成における、統一された積算基礎に
よる見積りとペーパーレス化を図る。
会計帳票作成をシステムにおいて行い、差引簿の
情報を予算の執行管理の観点から財政課において
も端末上での閲覧を可能にする。
決算統計業務と連動させ、事務作業の軽減を図る。
【目標】
予算編成業務の省力化及び会計処
理業務の合理化を推進
【効果】
財務会計業務のシステム化による関
連事務の合理化及び省力化
評価
平成27年度 取組状況
所管課
◎
財務会計システムの運用については、導入から4年を経過し、安定
した運用がされており、決算統計業務においても時間短縮が図ら
れている。
今後もシステム改修を必要とする事項の洗い出しを行うほか、関連
規則等を適宜、見直すことで効率的な運用に努めることとする。
財政課・
会計課・
IT推進課
(3)情報化の推進と市民サービスの向上
№
13
14
15
16
実 施 項 目
幼保一体化の推進
実 施 内 容 現在、橘幼稚園と橘保育所を統合した橘こどもセン
ターの建設事業を進めており、平成25年度開設の
予定である。今後は、施設が併設されている保育所
及び幼稚園の一体化を検討し、施設・事業計画書
を策定する。
目標・効果
【目標】国の「子ども・子育て新システ
ム」の動向を注視し、幼保一体化を
推進する。
【効果】子育て支援サービスの充実
評価
平成27年度 取組状況
◎
(こども課)
保育所型認定こども園として、岩脇こどもセンター(仮称)の建設工
事の入札を行い、建設及び設備の契約を締結し、造成工事まで完
了している。今後も「阿南市子ども・子育て支援事業計画」により保
育所と幼稚園が隣接している3か所について一体化を検討してい
く。
所管課
こども課・
学校教育課
(学校教育課)
子ども・子育て支援新制度の本格実施に伴い、幼保連携型認定こ
ども園に橘こどもセンターが移行した。今後も「阿南市子ども・子育
て支援事業計画」により、一体化を検討していく。
商工業振興センターでの申告相談件数を増加させるため、広報活
動を積極的に行った。
eタックス割合 42.03% (7,851件/18,677件)
申告と課税資料の
電子化の促進
平成24年度申告分から、商工業振興センターで税
務署と連携・協力して申告相談を受ける。国税連携
※11
データーのうち、正確性の高いeタックス の割合
を増加させ市民税の賦課事務の効率化を図る。
平成23年度にeLタックス※12での給与支払報告書提
出環境の整備を行っており、平成24年度からは県と
連携してPR活動を実施し、eLタックスによる報告書
提出を推進する。
【目標】
eタックス割合の増加 31%→70%
eLタックスによる給与支払報告書提
出事業所の割合 10%
【効果】
効率的な課税事務の推進
○
ケーブルテレビを活用
した情報発信
各課の放送希望内容を取りまとめ、番組制作の協
議を行う窓口を設置し、ケーブルテレビ事業者と「行
政情報の放送に関する協定(仮称)」を締結し運用
する。
【目標】
放送形態の検討及び庁内体制の
整備
【効果】
音声と映像による、わかりやすい情
報の提供
○
自主放送チャンネル内において映像による行政情報の発信を継続
定住促進課・
するとともに、さらに効果を高めるため、昨年同様、音声を追加する
秘書広報課
方向で検討を進めている。
ホームページを活用
した情報提供
問い合わせの多い質問とその回答をあらかじめ
データベース※ 13 に登録し、ホームページで公開
することで、いつでもホームページ上で確認すること
ができるようにする。
【目標】
市ホームページに質問検索システム
の機能追加
【効果】
電話対応の削減及び問い合わせ対
応の迅速化によるサービスの向上
◎
よくある問い合わせについて、市ホームページで確認できるように
阿南市Q&Aコーナーを平成26年2月に開設している。今後は、Q
&Aコーナーの充実を図るために、電話や窓口での相談等を反映
させる連絡体制を整える必要がある。
eLタックスでの提出依頼文書を阿南市内の税理士事務所及び企
業へ送付した。
eLタックスによる給与支払報告書提出の割合
事業所比率 27.3% (1,585社/5,863社)
件数(枚数)比率 32.8% (12,195件/37,190件)
税務課
IT推進課
(4)事務・事業の見直し
№
17
18
実 施 項 目
時間外勤務の縮減
実 施 内 容 各所属の事務量を踏まえた職員の適正配置を行う
とともに、事務の効率化、計画的な事務の執行、
ノー残業デー等の実施により、時間外勤務の縮減
を図る。
温室効果ガス排出量
削減に向けた省エネ
ルギー対策の推進
平成24年度からは、これまでの取り組みの検証を行
いながら、第3次行動計画を策定・推進し、庁舎及
び市の施設の電気使用料、燃料使用料(施設・公
用車)の削減及び、用紙、水道水、ごみの排出量の
抑制やリサイクルの推進、グリーン購入※15を積極
的に推進する。このような取組は、温室効果ガスの
削減ひいては、財政効果にも期待できる。
ごみの減量化と資源
化の促進
市民意識の高揚、3Rの促進による分別排出の徹底
地域ぐるみのリサイクル等の促進
収集体制の充実
処理・処分体制の充実
新ごみ処理施設の稼働(平成26年度)
目標・効果
【目標】
対前年比△3%程度の縮減
【効果】
事務能率(簡素合理化)及びワーク
ライフバランスの向上(仕事と生活の
調和)
【目標】
温室効果ガスの総排出量を22年度
(15,831,112㎏‐CO2)を基準にし
て、4.0%‐CO2を削減
(15,197,867kg-CO2)
【効果】
職員の省エネルギー対策の実践及
び市民に対する省エネルギー意識
の醸成
評価
平成27年度 取組状況
○
マイナンバー制度の導入等、法制度の改正や職員の減少に伴う事
務分担量の増加等により、時間外勤務は前年度より微増となった。
引き続き事務の効率化、合理化により、時間外勤務の削減に努め
ていく。
所管課
人事課
平成27年度 99,845時間 (対前年比325時間増)
○
第3次行動計画(事務事業編)の削減目標については、新庁舎建
替えや新施設等の大型公共事業実施により、全体では温室効果ガ
スは基準年に比べ増加傾向がみられる。今後は、第3次行動計画
の推進・点検体制の確認を行い、現在実施している、クールビズ・ウ
環境保全課
オームビズの各職場での徹底や環境保全推進委員会の研修の充
実による啓発活動など、一層の取組強化が必要である。
平成27年度温室効果ガスの排出量は、6月下旬に集計できる予
定。
○
・減量化(1人1日排出量) 1,018g/人日
・資源化(率) 21.27%
・ごみ排出量 27,940t
・資源化量 5,943t
【目標】
19
20
20-2
行政評価システムの
活用
市税等口座振替済
通知書発行の廃止
減量化 H28年度までに10%以上削
減
資源化 H28年度までに26%の資源
化
【効果】
ごみの減量化 リサイクルの推進
環境管理課
行政評価システムを活用し、計画(Plan)→実行
(Do)→点検(Check)→見直し(Action)のサイクル
を定着させることにより、コスト意識や、事業の優先
順位等がわかりやすく透明性の高い自治体経営を
図る。
【目標】
第5次総合計画の進行管理と連動し
た効率的な行政評価の実現
【効果】
行政経営型の行財政システム※18
の推進
○
1,103事務事業の棚卸作業を実施し、うち政策・実施計画事業24
2事務事業について行政評価作業を実施した。その成果を行政運 企画政策課
営の改善につなげられるよう努めたい。
軽自動車税を除き、平成29年度から振替済通知書
の一斉送付を原則廃止する。
【目標】
経費削減見込額 年間約200万円
【効果】
発行、発送にかかる事務の手間、
経費の削減
△
平成29年度からの実施に向け、関係課と協議を行った。
納税課
保険年金課
介護・ながいき課
(4)事務・事業の見直し
20-3
納税貯蓄組合事務費
等補助金の廃止
平成27・28年度において納税貯蓄組合役員との補
助金等事務費の廃止に向けて協議を行い、約300
の各納税貯蓄組合に対して補助金等事務費廃止
の了承を得た後、平成29年度から廃止とする。
【目標】
経費削減見込額 年間約250万円
【効果】
納税貯蓄組合への事務費等補助金
の削減及び事務局経費の削減
△
平成29年度からの実施に向け、納税貯蓄組合の役員及び単位組
合長との協議を行った。
納税課
目標・効果
評価
平成27年度 取組状況
所管課
(5)財政の健全化
№
実 施 項 目
実 施 内 容 21
長寿者福祉金等支給
事業の見直し
取り下げ
22
23
24
25
【目標】 支給対象者の再考
【効果】 予算規模の縮減
介護・ながいき課
市有財産(普通財産)
の有効活用
未利用財産(現在土地利用計画のない普通財産約
12,900㎡)の貸付・売却を推進し、歳入の確保を図
る。
【目標】
未利用財産(普通財産)の貸付及び
売却の推進
【効果】
自主財源の確保及び財産の有効活
用
共同作業場の除却及
び財産処分
平成24年度(1施設)、平成25年度(2施設)を除却
し、普通財産への移行及び財産処分に努め、他の
施設についても処分に向けた検討を進める。
【目標】
活用計画のない作業場の処分
【効果】
施設の適正な維持管理及び財源の
確保
市単独補助金の削減
補助金の必要性 、経費負担のあり方等を精査し、
現在より増やさない方向で合理化に努める。
【目標】
受入団体の自立と補助金支出の合
理化
【効果】
健全な財政運営
○
予算編成過程において、申請団体の活動内容、その投資効果や
余剰金の状況を精査しているところであるが、定住自立圏構想や地
方創生関連の補助が協定等により増加、また政策的なもので、地
域医療確立対策関連補助等の新設など時代の変化とともに新たな
ニーズが生じ総額の削減は困難となっているが、公益上の必要性
に着目し、その団体の生んだ成果を評価した上で、真に必要な助
成に重点配分していく。
家屋の全棟調査によ
る課税客体の把握
3年ごとに航空写真を撮っているが、電算化された
航空写真に家屋の棟番号を振り、航空写真と台帳
家屋をリンクさせ、特定不明のものを調査していく。
市内を5ブロックに分割するなどして、順次集中的に
調査するなど、効果的な手法を今後検討していく。
固定資産評価システムによる管理と現場での調査
の両面から効率的に調査を実施していく。
【目標】
航空写真と棟番号の活用による、正
確な課税客体の把握
【効果】
未評価家屋の早期発見による課税
漏れの防止と自主財源の確保
◎
平成27年度において市内各地区の27棟の未評価家屋を調査。
評価額 108,713,834円
27年度分課税額 350千円
財政効果額 1,522千円 (24年度からの継続効果額)
◎
平成27年度における普通財産土地の売却完了実績は次のとおり。
(1) 面 積 1,186.05㎡
(2) 収入額 10,613千円
管財課
△
一部の作業所について、地元への事情聴取を実施。1作業所につ
いては次年度に処分できるよう諸準備に努める。
商工観光労政課
関係各課
(財政課)
税務課
(5)財政の健全化
№
26
27
実 施 項 目
市税の収納率の
向上
国民健康保険税の
収納率の維持・向上
実 施 内 容 目標・効果
納税相談及び口座振替の推進・強化のほか、コンビ
ニエンスストア収納等の納付方法の検討を行うととも
に、納税教育の推進に努め、納付意識の向上を図
る。
【目標】
一般市税の現年収納率 98.5%
以上の確保
【効果】
自主財源の確保及び財政の安定化
被保険者資格証明書や短期被保険者証を活用し
た納付指導を重点的に取り組むとともに、納税課と
の連携を密にした収納体制の強化を図る。
【目標】
一般被保険者現年収納率92%
以上の確保及び維持
【効果】
負担の公平化及び財源の確保
評価
◎
◎
平成27年度 取組状況
平成27年度から徳島県税務職員の派遣を受け、効率的かつ効果
的な徴収業務を行った結果、一般市税現年収納率は目標の98.
5%を0.52%上回り99.02%を達成した。
財政効果額 73,527千円
所管課
納税課
(保険年金課) 滞納者との接触の機会を確保するために、被保
険者証の更新時に資格証明書世帯となる予定の世帯に対し、弁明
の機会付与通知及び納税相談通知を送付し、すでに資格証明書
世帯となっている滞納世帯に対しては納税相談通知を送付した。
また、短期被保険者証を交付する世帯に対しては交付時に交付基 保険年金課
準等の説明を行い、分割納付等につなげた。
・納税課
(納税課) 保険年金課との連携強化を図り、一般被保険者現年収
納率の向上に努めた。一般被保険者現年収納率は94.68%を達
成した。
28
29
介護保険料の
収納率の維持・向上
保育料未収金の
削減
40歳以上の全国民が、社会的連帯で介護保険制
度を支えるという公平の原則に基づき、納付の働き
かけ、制度の説明等を積極的に行う。
口座振替の推進等により自主納付意識の向上に努
める。
現年度は、保育料の納付状況を常に把握し、新規
滞納者の発生を抑制するため、必要な徴収業務に
取り組む。
また、過年度未収金については、催告書、電話催
告及び面談を行い、未収金の回収に取り組む。
【目標】
現年収納率98.4%以上の確保及び
維持
【効果】
事業推進における財政基盤及び公
平性の確保
◎
現年収納率 98.68%
1月から2月にかけて普通徴収の滞納者を中心に一斉徴収を行
い、目標を達成した。
【目標】
現年度の収納率 99.8%以上
平成22年度未収金8,500千円を平
成28年度保育料未収金を4,000千
円以内とする。
【効果】
負担の公平化、財源の確保
○
現年度収納率 99.33%
過年度分の徴収額 720千円
過年度分未収金額 4,105,060円 (平成27年度末)
介護・ながいき課
こども課
(5)財政の健全化
№
30
31
32
33
実 施 項 目
実 施 内 容 目標・効果
市営住宅使用料の
収納率の向上
①定期的な訪問徴収の実施
②住宅管理業務による訪問・来庁時の納入促進
③法的措置(支払督促・明け渡し訴訟)の実施
④弁護士による住宅使用料催告
⑤退去者への督促徴収促進
⑥退去者の滞納家賃の回収委託の検討
⑦収入申告未申告者への提出促進
【目標】
平成28年度までに、現年収納率
90%以上
【効果】
公平の原則に基づく市営住宅管理
の適正化
農業集落排水事業
会計収納率の向上
平成22年度末の接続戸数は、719戸であり、その
内、口座振替は599戸(83.3%)となっている。収納
率向上に向けては、口座振替での使用料金の納付
を推進する必要がある。加えて課内での使用料一
斉訪宅徴収の継続実施、並びに納付相談を行い、
収納率向上に努める。
【目標】
現年収納率 98.5%以上
【効果】
負担の公平化及び財源の確保に
よる適正な施設運営
春日野地域下水道
事業会計収納率の
向上
平成22年度末での接続戸数は、1,131戸であり、そ
の内、収納出来ている戸数は991戸で収納率は
80.8%となっている。140戸が滞納しており、また滞
納月数も長期にわたっている世帯も多い。収納率の
向上に向けては、毎年定期的に行っている課内で
の使用料一斉訪問徴収の継続実施及び強化、長
期的な滞納者には分納を含めた納付相談を行い、
収納率向上に努める。
【目標】
現年収納率 95%以上
【効果】
負担の公平化及び財源の確保に
よる適正な施設管理運営
豊香野地区生活排水
処理事業会計
収納率の向上
平成22年度末での接続戸数は、83戸であり、その
内、収納出来ている戸数は82戸で収納率は93.8%
となっている。現在滞納戸数は4戸であるが、内3戸
は家を売却し転居しており、また滞納月数も長期に
わたっている。収納率の向上に向けては、毎年定期
的に行っている課内での使用料一斉訪問徴収の継
続実施及び強化(滞納したままの転居者への徴収
も含む)、長期的な滞納者には分納を含めた納付相
談を行い、収納率向上に努める。
【目標】
現年収納率 99%以上
【効果】
負担の公平化及び財源の確保に
よる適正な施設管理運営
評価
平成27年度 取組状況
所管課
○
現年収納率 88.83%
10,737千円 (平成22年度収納率に対する増加分)
定期的な訪宅徴収や電話による滞納相談、また、弁護士による法
的措置の実施に努めている。
住宅・建築課
○
現年収納率 97.86%
現年収納率はほぼ前年並みとなっているが、加入促進により前年
度から10戸の加入があったことによる効果額が262,400円、一斉
徴収及び未納通知送付による徴収効果額が495,185円あった。
今後においても目標達成に向け、引き続き未納通知の発送及び
訪宅徴収を行っていきたい。
農地整備課
◎
現年収納率 97.41%
過年分収納額 1,022千円
本年度は、課独自で一斉訪宅徴収(7月)を実施し、徴収率向上の
取組を強化した。
環境保全課
◎
現年収納率 97.57%
過年分収納額 114千円
本年度は、課独自で一斉訪宅徴収(7月)を実施し、徴収率向上の
取組を強化した。
環境保全課
(5)財政の健全化
評価
平成27年度 取組状況
所管課
【目標】
・口座振替率90%
・企業債発行の抑制
【効果】
コスト削減による健全な財政運営
◎
口座振替率 87.7%
平成27年度も引き続き口座振替への移行を推進を行った。口座振
替率は平成26年度末と同率であったが、口座再振替制を継続実
施したことにより、約10,362千円が収納された。
また、企業債の発行についても、平成26年度起債発行額を当該年
度元金償還額以内に抑制した結果、平成26年度末と比較して企
業債残高を約267,117千円減額させた。
業務課
使用料・手数料の
見直し
効率的な行財政運営を進め、管理運営経費の縮
減・合理化を図り、他自治体の状況や市民生活へ
の影響などからみて現在の料金が適正かどうかを判
断し、随時見直しを行う。
【目標】
財政状況の把握及び受益者負担の
公平・適正化
【効果】
受益者負担の適正化及び自主財源
の確保
○
消費税率(国・地方)の引き上げの施行日が平成29年4月1日と
なっていることから、消費税増税等のコスト増に伴う公共料金等の
見直し作業を継続して行った。
36
土地開発公社の経営
健全化
長期保有土地の縮減、金利負担による簿価上昇の
抑制、新たな長期保有土地化防止の3点から経営
健全化を図る。
①平成28年度までの5年間で長期保有土地のさら
なる縮減を図り、全体の簿価を縮減する。
②土地開発公社へ低利率で貸付けすることにより、
金利負担による簿価上昇を極力抑制する。
③土地開発公社へ用地取得依頼を行う場合には、
用途、買取予定時期を明確にした上で取得依頼
し、新たな長期保有土地を発生させない。
【目標】
・平成28年度までの5年間で長期
保有土地60,000㎡の縮減
・低利率による貸付
【効果】
経営健全化
○
平成27年度は、長期保有土地の処分は行っていない。
一方、公社の運営資金は引き続き市から低利率(年0.05%)で借り 企画政策課
入れており、金利負担による簿価の上昇は抑制されている。
37
インターネットオーク
ションを活用した公売
の実施
市の所有する公有財産について、一般競争入札に
加え、ネットオークションを活用し広く公売を実施す
ることにより、自主財源の確保を図る。
【目標】
公有財産についてインターネットに
よる公売の実施
【効果】
自主財源の確保
△
県及び県内7市の実施状況について調査等を実施。今後は、関係
契約規則の改正、ガイドラインの新規作成が必要なため、庁内関係
課と協議を行う。また、実施内容については、不要な動産から公売
を検討したい。
№
34
35
実 施 項 目
実 施 内 容 水道事業会計の適正
な運営
起債発行額を当該年度中の元金償還額以下に抑
え、建設事業費は、資本的支出が資本的収入に不
足する額を、現年度内部留保資金の金額以内に設
定する。
水道ビジョンのレビューを実施し、目標年度である
平成29年度までに重点的に取り組むべき課題や問
題点を探り、安全・安心で信頼される水道を次世代
に継承していく。料金についても、水道料金の世代
間での公平な負担を図るために料金の改定を検討
していく。また、収納率の向上により健全な財政運
営を図る。
目標・効果
関係各課
(企画政策課)
管財課
(5)財政の健全化
№
38
38-2
実 施 項 目
実 施 内 容 目標・効果
評価
平成27年度 取組状況
所管課
富岡地区(第1期事業
区域)公共下水道接
続率の向上
下水道接続率の向上に努め、下水道使用料収入の
増加により、富岡浄化センターをはじめ、下水道施
設の維持管理に必要な財源確保を図る。供用開始
後5年間の累計目標接続率として、60.5%以上を目
指す。目標達成を図るため、普及促進PRの徹底、
助成金制度など接続支援策の啓発促進、個別案内
文書の送付や戸別訪問などを積極的に推進し、接
続率の向上に努める。
【目標】
供用開始後5年間累計接続率
60.5%以上
【効果】
下水道施設維持管理財源の確保に
よる事業会計の適正な運営
○
供用開始区域の接続率 51.6% (平成27年度末)
供用開始4年目以降の接続の助成についても行い、未接続理由を
調査し、戸別訪問や啓発に努めている。
下水道課
平成24年7月1日から県内日当を廃止する。
【目標】
全ての場合における県内旅行の日
当の廃止
【効果】
5,000千円の経費削減
◎
実施済
財政効果額 4,800千円
◎
収納率 92.1% (平成27年度末)
滞納者への戸別訪問を行い、分割納付の相談や納付意識の向上
に努めている。
県内日当の見直し
秘書広報課
38-3
受益者負担金の収納
率の向上
口座振替の推進や訪宅徴収、納付相談を行い収納
率の向上に努める。
【目標】
平成28年度末までの目標収納率を
85%以上
【効果】
負担の公平化及び特定財源の確保
による下水道事業の推進
38-4
市税前納報奨金制度
の廃止
市税(市民税・固定資産税)の前納報償金を廃止す
る。
【目標】
市税の前納報奨金を廃止する。
【効果】
健全な財政運営
◎
実施済
財政効果額 約14,000千円
広報あなん折り込み
チラシの経費削減
次の事業に係る印刷物を除き、「広報あなん」の本
文として編集する。
・水道事業会計、各種特別会計の事業に関するも
の
・国、県、その他の特定財源をもって執行するもの
・その他、担当課が適当でないと認めるもの
【目標】
一般会計の各事業のうち、上記の事
業に該当しない印刷物を広報あな
んとして編集することを検討する。
【効果】
年間約70万円の経費削減が見込め
る。(平成24年度実績ベース比)
◎
各課のチラシの発注について、年間の広報あなん発注の入札に含
秘書広報課
めて行い、経費の削減に努めた。
・各課
財政効果額 740千円
38-5
下水道課
税務課
(6)定員管理及び給与の適正化
№
39
40
実 施 項 目
実 施 内 容 目標・効果
評価
平成27年度 取組状況
所管課
定員管理適正化の
推進
事務・事業、退職者数の推移及び市民サービス等
に配意しながら、定員適正化計画を策定し、定員規
模の適正化を図る。
【目標】
前計画932人→H28年度までに
875人
(平成23年4月1日現在902人)
【効果】
人件費の削減及び簡素で効率的な
事務執行体制の確立
◎
給与及び定員管理の
分析
類似団体の状況等を比較し、給与及び定員管理の
分析に努める。
【目標】
類似した団体との比較
【効果】
給与及び定員規模の現状把握及び
分析
◎
分析等結果については、毎年、市及び総務省ホームページにて公
表している。
人事課
評価
平成27年度 取組状況
所管課
平成27年度計画人数882人に対し、平成27年4月1日現在で863
人で、計画より△19人の前倒しで進捗している。
人事課
平成27年度人件費 6,512,359千円
(対 基準年度 514,682千円減)
(7)公共施設等の適正な運営管理
№
41
実 施 項 目
実 施 内 容 目標・効果
学校給食運営方法の
改善
学校給食センター5施設のうち、見能林及び羽ノ浦
の学校給食センター2施設を廃止し、阿南中学校に
隣接して新たに建設する学校給食センターを含め
た4施設に統廃合する。
なお、小規模校(伊島)を除く各学校給食室3施設に
ついても、廃止する。
学校給食施設も2施設(南部学校給食センター、第
一学校給食センター)以外は、建物の老朽化等の
問題が生じてるため、衛生管理体制や施設の充実
及び安全性の強化を図る。
阿南中学校に隣接して学校給食センターを予定し
ていることから、新たなセンターに向けての給食施
設整備計画の策定(施設の統廃合・配送校の見直
し)及び既存給食施設の整備改善についても対応
していく。
【目標】
学校給食センター5施設、学校給食
室4施設を小規模校を除き給食セン
ター3施設に統廃合
【効果】
環境、衛生面に配慮した安全・安心
な給食の提供
◎
阿南市中央学校給食センター建設に係る実施設計、地質調査、環
境事前評価等業務を発注し、建設検討委員会作業部会において
施設設備等の検討を行った。
学校給食課
現在、学校給食は8施設で実施しているが、伊島小中学校給食室
を除き、中央学校給食センター、第一学校給食センター、南部学校
給食センターの3施設に統廃合する予定で計画を進めている。
(7)公共施設等の適正な運営管理
№
42
実 施 項 目
公用車の一括管理
実 施 内 容 目標・効果
評価
平成27年度 取組状況
所管課
庁舎建設期間については、公用車が分散し使用頻
度が変化することから、状況の把握に努めるとともに
検討を行う。また新庁舎完成後には公用車を集中
管理することにより、利用頻度の低い公用車の効率
的な運用を図る。
【目標】
庁内公用車の一部を一括管理する
ことによる効率的な活用
【効果】
効率的な運用と経費の削減
△
現在、庁舎建設中であり、慢性的な駐車場不足の状態となってい
る。公用車の駐車についても、分散して駐車していることから、稼働
率等の現況が把握しにくい状態である。今後は、庁舎完成後を見
据えて、各課への利用状況調査等行い、他自治体を参考にしなが
ら効率的な運用となるよう検討していく。
管財課
実 施 内 容 目標・効果
評価
平成27年度 取組状況
所管課
(8)効率的な組織・機構の構築
№
43
44
実 施 項 目
組織機構の見直し
市民が利用しやすい組織の整備
簡素で効率的な組織構成
行政課題に対応した組織の見直し
【目標】
通常の見直しに加え、効率的な組
織機構の実現
【効果】
市民サービスの向上及び業務、意
思決定の迅速化
権限移譲への対応
国及び県からの移譲事務について、条例・規則等
の制定・改正などにより、事務に遺漏がないよう対応
する。
【目標】
条例規則等の整備とともに権限移譲
に対応できる体制整備
【効果】
権限移譲による地域主権の推進
○
市と市民との相互理解と信頼関係をさらに深め、災害や選挙事務
等の業務体制を強化するため、行政組織はそのままに、職務命令
により全職員が市内14地区のいずれかを担当する「地区担当者
制」の導入について検討したほか、市民ニーズ等に沿った機構の
見直しを行った。
◎
これまで権限移譲された事務・権限について、適正に執行した。
また、第5次一括法(地域の自主性及び自立性を高めるための改革
の推進を図るための関係法律の整備に関する法律)の施行に伴う 企画政策課
農地法の改正により、農地転用許可に係る都道府県の自治事務が ・関係各課
2haから4haに拡大され、その拡大部分の権限移譲について検討
を行った。
企画政策課
(9)人材育成の推進
№
45
46
47
47-2
実 施 項 目
実 施 内 容 目標・効果
OJTの実践
各部、各課単位で部下の育成、指導に努め、職員
の能力向上を図る。
【目標】
各職場における実践の継続
【効果】
職員の育成及び組織力の向上
職員研修の充実
平成20年3月に策定した「阿南市人材育成基本方
針」を基に、階層別、専門的知識を修得するための
研修を実施し、人材育成に努める。
また、平成22年度から人材の育成・活用、組織力の
※21
向上を目的に人事評価 制度の構築・導入を進め
ており、試行を実施しながら、制度の定着を図る。
【目標】
地方分権時代を担う人材育成に向
け職員研修の計画的・継続的実施
【効果】
職員の意識改革と能力及び組織力
の向上
【目標】 年間目標 各人1件以上
【効果】
職員の意識改革の促進と事務事業
の効率化及び市民サービスの向上
評価
平成27年度 取組状況
所管課
◎
新規採用職員研修や契約、財政、会計事務等を主務的に担当す
る課の職員が職場内講師(上司)となって実務的研修を実施してい
るほか、人事評価制度試行の取組みの中で、評価者との面談によ
る育成指導を実践しており、日常業務の中で直属の上司及び先輩
職員によるOJTが行われている。
関係各課
(人事課)
○
定住自立圏取組事業による人材育成研修や職場内外の研修によ
り、職員の能力開発及び自己啓発が図られている。
・職場内研修24講座、参加人数延べ4,117人
・徳島県自治研修センター等職場外研修73講座、
参加人数延べ467人
・人権問題研修7講座、参加人数延べ932人
人事課
○
上期(6月)、下期(12月)に一定の期間を設けて職員提案を募集。
34件の提案があり、うち15件が採択された。(下期分の審査は平成
28年度で行うこととしている)前年度に引き続き、少しずつではある 企画政策課
が増加傾向にあり、採択された案件の普及・啓発を図るとともに、一
層の制度の定着に努めたい。
カイゼン運動として2件の取組事例が報告された。日々の業務にお
けるちょっとした気づきが、職場環境の改善や市民サービスの向上
企画政策課
につながることから、今後も、職員提案制度と合わせて自ら改善を
進める組織風土の醸成に努めたい。
職員提案制度の活用
定期的・集中的に提案募集を実施する。また、職員
からの提案を行財政改革実施計画で取り組む。
業務改善運動の実施
日常業務や執務環境等の「自主改善」を促すととも
に、人材育成を図りながら、“職員満足度”や“市民
満足度”の高い行政サービスが提供できる市役所の
実現に向け、「阿南市カイゼン運動」に取り組む。
【目標】 年間目標 各課1件程度
【効果】
“職員満足度”や“市民満足度”の高
い行政サービスの提供
○
実 施 内 容 目標・効果
評価
(10)広域行政の推進
№
48
実 施 項 目
定住自立圏共生ビ
ジョンの推進
圏域内の住民が安心して定住できる魅力ある圏域
づくりの実現に向け、それぞれが役割分担しなが
ら、救急医療体制の強化や大規模災害時における
応援支援体制の確立など、具体的な施策を展開す
る。
【目標】
効率的な施策の実行
【効果】
魅力ある圏域づくりの推進
◎
平成27年度 取組状況
定住自立圏共生ビジョン取組事業を実施。
一市二町の担当者間で各専門部会及び幹事会を開催し、連携体
制を構築するとともに、計画に沿って事業を実施した。
所管課
企画政策課
・関係各課
阿南市行財政改革実施計画 (平成24年度~28年度) 【達成度総括表】
前年度からの進捗
◎20→24 ○25→21 △7→9(新規2件追加)
進 捗 状 況
実施
項目数
目標達成
継続
◎
一部実施
実施中
○
検討
準備中
△
未着手
1
2
4
0
⑵ 市民参画の推進と公正・透明な市政の推進 2
4
2
0
0
⑶ 情報化の推進と市民サービスの向上 5
3
2
0
0
6
0
4
2
0
21
12
7
2
0
⑹ 定員管理及び給与の適正化
2
2
0
0
0
⑺ 公共施設等の適正な運営管理 2
1
0
1
0
⑻ 効率的な組織・機構の構築 2
1
1
0
0
⑼ 人材育成の推進 4
1
3
0
0
⑽ 広域行政の取り組み 1
1
0
0
0
54
24
21
9
0
重点事項における実施計画
7
⑴ 民間活力の積極的な活用 ⑷ 事務・事業の見直し ⑸ 財政の健全化 計
―
※平成28年度からの新規事項(取組事項一覧16-2,16-3,20-4)は含んでいない。
阿南市行財政改革実施計画
(平成24年度~28年度) 【財政効果額】
(単位:千円) 項 目
24年度
25年度
26年度
27年度
計画額
30,340
33,450
34,150
34,710
効果額
47,091
68,033
90,518
109,375
計画額
198,870
266,320
300,920
370,770
効果額
399,439
743,042
618,681
559,572
計画額
229,210
299,770
335,070
405,480
効果額
446,530
811,075
709,199
668,947
28年度
35,230
計
167,880
歳入確保の効果額
315,017
400,940
1,537,820
歳出削減の効果額
2,320,734
436,170
1,705,700
総 計
2,635,751