財政融資資金の貸付金利の下限見直しについて 現行 (1)基本的考え方 ・ 基本的に、期間に応じ、国債の市場金利(流通利回 り) を基準として設定する。 見直し後 (平成28年度特別会計補正予算(特第2号)成立の翌日より適用) (1)基本的考え方 ・ 基本的に、期間に応じ、国債の市場金利(流通利回 り)を基準として設定する。 ・ 元金一括、元利均等、元金均等といった返済方法や ・ 元金一括、元利均等、元金均等といった返済方法や 据置期間といった償還形態によるキャッシュフローの 据置期間といった償還形態によるキャッシュフローの 違いを反映させる。 違いを反映させる。 (2)具体的な貸付金利の設定 (2)具体的な貸付金利の設定 ・ 期間5年超については、1年毎に金利を設定する。 ・ 期間5年超については、1年毎に金利を設定する。 ・ 長期資金を供給するという財政投融資の基本的機 ・ 長期資金を供給するという財政投融資の基本的機 能を踏まえ、期間5年以内については5年もの金利を 能を踏まえ、期間5年以内については5年もの金利を 一律に適用する。 一律に適用する。 ・ 事務コスト等も含めるとともに、簡素でわかりやすい ・ 事務コスト等も含めるとともに、簡素でわかりやすい 金利とするため、小数点第2位以下を切り上げ、小 金利とするため、小数点第2位以下を切り上げ、小 数点第1位までの設定とする。 数点第1位までの設定とする。 ただし、小数点第2位以下を切り上げる前の金利が 0.1%未満となる場合、当該金利については、小数点 第3位以下を切り上げ、小数点第2位までの設定と する。 見直し後の貸付金利のイメージ 1.満期一括償還 貸付期間 2.元金均等償還(半年賦、据置なし) 金利 現行 見直し後 10年以内 貸付期間 金利 現行 見直し後 10年以内 0.01% 0.1% 0.01% 10年超 13年以内 13年超 14年以内 14年超 15年以内 15年超 18年以内 18年超 20年以内 0.04% 0.08% 0.2% 0.2% 0.3% 0.3% 20年超 21年以内 21年超 30年以内 0.4% 0.1% 10年超 18年以内 18年超 19年超 20年超 21年超 19年以内 20年以内 21年以内 22年以内 0.02% 0.04% 0.07% 0.09% 22年超 30年以内 0.2% 0.2% 30年超 40年以内 0.3% 0.3% 0.4% 30年超 35年以内 35年超 40年以内 0.5% 0.5% (注)上記金利は、平成28年8月3日の国債流通利回りを基準として、試算したもの。
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