第21回 全国中学高校ディベート選手権・中学の部に優勝して 8月6日~8日に立教大学で行われた、第21回全国中学・高校ディベート選手権・中 学の部において、岡山白陵中学校が6年ぶり2回目の優勝を果たしました。 今年の論題は、「日本は首長の多選を禁止すべきである。是か非か」。3月に読売新聞社 から論題が発表された時は、メンバーは「首長」の意味すらわからない状態でしたが、日々 のリサーチを重ねていくうちに、地方自治の課題、選挙の投票率、二元代表制などについ て理解を深めていきました。その結果、7月に行われた中国・四国地区予選で第1位とな り、中学としては3年ぶり13回目の全国大会への出場を決めました。 全国大会では予選リーグを2戦2勝で突破したあと、決勝トーナメント1回戦は関西創 価中学校を3-0、準々決勝は昨年優勝の開成中学校を苦しい試合展開ながら3-2で破 り、準決勝に進みました。愛知県の高浜市立高浜中学校との試合となった準決勝は、否定 側の立場でイメージ通りの試合展開ができ、5-0で勝利。決勝は肯定側として、東京の 創価中学校との対戦でしたが、試合経験を重ねた各パートが落ち着いたスピーチを展開し て4-1で勝利し、優勝することができました。 表彰式では、優勝校として文部科学大臣賞をいただきました。さらに、コミュニケーシ ョン点の平均が最も高かったチームとしてベストコミュニケーション賞を、また第二反駁 担当の小比賀香子さんがベストディベーター賞を受賞するなど、コミュニケーション力に おいて高い評価をいただきました。今回の優勝は、例年以上のチームワークに加えて、「伝 える力」が原動力になったと言えるでしょう。 これからも、現状に甘んじることなく、ジャッジと聴衆の方々に伝えるディベートにさ らに磨きをかけ、高校の部での活躍を目指して努力を重ねたいと思います。
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