家畜衛生学特論実験(2単位)

2016 年度
農学研究科 博士前期課程 畜産学専攻
家畜衛生学特論実験(2単位)
担当者氏名
村上覚史 鳥居恭司 小林朋子
◆学習・教育目標
家畜衛生の基礎となる病原体検出方法(ウイルス、細菌検出方法)を習得するとともに、その検査方法の意義や
適応範囲、結果の解釈方法などを学ぶ。
◆取り扱う領域(キーワードで記載)
剖検
採材
HE 染色
免疫組織化学的検査
グラム染色
病原体
◆授業の進行等について(前学期)
テーマ
1
2
3
4
剖検 1
剖検 2
組織標本の作製
組織標本の染色法
内 容
準備学習(予習復習)等の内容と分量
解剖の手順と注意点。臓器の無菌的採
動物から材料を採材する時の手順と注
材手法、採材時の注意点。
意点を習得する。白衣・長靴を持参
解剖の手順と注意点。臓器の無菌的採
動物から材料を採材する時の手順と注
材手法、採材時の注意点。
意点を習得する。白衣・長靴を持参
ホルマリン固定された臓器の取り扱
組織標本作製の手法を習得する。白衣持
いと組織標本を作製する。
参
代表的な組織染色法で組織標本を作
HE 染色を習得する。白衣持参
製する。
5
細菌分離法 1
無菌操作の基本的な手技を習得する。 無菌操作の基本を知る。白衣持参
6
細菌分離法 2
細菌の扱い方の基本的な手技を習得
細菌を扱う上での基本を知る。白衣持参
する。
7
8
9
10
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15
食中毒細菌、今回は Salmonella の分
食中毒細菌、今回は Salmonella の分離
離培養法を習得する。
培養法を知る。白衣持参
食中毒細菌、今回は Salmonella の分
食中毒細菌、今回は Salmonella の分離
離培養法を習得する。
培養法を知る。白衣持参
Salmonella 菌を確認する培養方法を
食中毒菌の代表となる細菌の検査方法
習得する。
を知る。白衣持参
Salmonella 菌の生化学的性状を確認
食中毒菌の代表となる細菌の検査方法
する方法を習得する。
を知る。白衣持参
リアルタイムPC
リアルタイムPCR法の原理につい
リアルタイムPCR法の原理を知る。
R法 1
て講義する。
リアルタイムPC
リアルタイムPCR法の原理を理解
DNAの定量方法を知って、自己の研究
R法 2
し、DNA定量法を知る。
に役立てる。
リアルタイムPC
ウイルス材料(BLV)を使ってリアル
DNAの定量方法を知って、自己の研究
R法 3
タイムPCR法を習得する。
に役立てる。
免疫組織化学的検
代表的な組織切片における免疫染色
免染における注意点について習得する。
査1
を知る。
免疫組織化学的検
代表的な組織切片における免疫染色
免染で最も利用されている SAB 染色法を
査2
を行う。
習得する。
細菌分離法 3
細菌分離法 4
細菌検査法 1
細菌検査法 2
Formver.15-1215
2016 年度
◆教科書及び資料(授業前に読んでおくべき本・資料)
書名/著者/発行所(発行年)
バイオセーフティの原理と実際/バイオメディカルサイエンス研究会 編集/医学評論社
◆授業をより良く理解するために便利な参考書・資料等
書名/著者/発行所(発行年)
新染色法のすべて/大畑秀穂 編/医歯薬出版株式会社(2011)
改訂第3版 遺伝子工学実験ノート 上下/田村隆明/羊土社/(2009)
◆評価の方法(レポート・小テスト・試験・課題等のウェイト)
口頭試問(50%)とレポート(50%)
◆オフィスアワー
金曜日 16:00-17:00
◆その他受講上の注意事項
白衣持参のこと
Formver.15-1215
2016 年度
農学研究科 博士前期課程 畜産学専攻
家畜衛生学特論実験(2単位)
担当者氏名
村上覚史 鳥居恭司 小林朋子
◆学習・教育目標
組織中の病原体や細胞の構造物や物質を可視化して把握し、これらの局在について、その検出方法について学ぶ。
達成目標として、病原体の検出方法を実習し、免疫組織化学的検出法の基本を理解する。
◆取り扱う領域(キーワードで記載)
免疫組織化学
酵素抗体法
組織の固定
抗原の賦活化
◆授業の進行等について(後学期)
1
テーマ
内 容
準備学習(予習復習)等の内容と分量
バイオセーフティ
実習に先立ち重要な人獣共通病原体
関連する成書を紹介するのでそれを支
の概念 1
について概説し、バイオセーフティの
持した部分を学習する。
概念を講義する
2
バイオセーフティ
実習に先立ち重要な人獣共通病原体
関連する成書を紹介するのでそれを支
の概念 2
について概説し、バイオセーフティの
持した部分を学習する。
概念を講義する
3
バイオセーフティ
実習に先立ち重要な人獣共通病原体
関連する成書を紹介するのでそれを支
の概念 3
について概説し、バイオセーフティの
持した部分を学習する。
概念を講義する
4
バイオセーフティ
実習に先立ち重要な人獣共通病原体
関連する成書を紹介するのでそれを支
の概念 4
について概説し、バイオセーフティの
持した部分を学習する。
概念を講義する
5
バイオセーフティ
実習に先立ち重要な人獣共通病原体
関連する成書を紹介するのでそれを支
の概念 5
について概説し、バイオセーフティの
持した部分を学習する。
概念を講義する
6
7
解剖 1
解剖 2
解剖を実施し、解剖上の注意点を講義
関連文献を紹介するので読んでおく。
する。
白衣持参
解剖を実施して採材する。
関連文献を紹介するので読んでおく。
白衣持参
8
細菌分離 1
腸管からBSL2相当の細菌が存在
関連文献を紹介するので読んでおく。
すると仮定し、その分離を安全キャビ
白衣持参
ネット内で実習する。
9
細菌分離 2
腸管からBSL2相当の細菌が存在
関連文献を紹介するので読んでおく。
すると仮定し、その分離を安全キャビ
白衣持参
ネット内で実習する。
10
細菌分離 3
腸管からBSL2相当の細菌が存在
関連文献を紹介するので読んでおく。
すると仮定し、その分離を安全キャビ
白衣持参
ネット内で実習する。
11
実験室内の消毒・滅
消毒方法の種類について概説する。
関連文献を紹介するので読んでおく。
菌技術 1
Formver.15-1215
2016 年度
12
13
14
15
実験室内の消毒・滅
滅菌・消毒方法について実習を通じて
菌技術 2
熟知する。
実験室内の消毒・滅
滅菌・消毒方法について実習を通じて
菌技術 3
熟知する。
実験動物のバイオ
実験動物施設における安全操作、実験
セーフティ 1
後のト体処理。
実験動物のバイオ
実験動物施設における安全操作、実験
セーフティ 2
後のト体処理。
関連文献を紹介するので読んでおく。
関連文献を紹介するので読んでおく。
関連文献を紹介するので読んでおく。
関連文献を紹介するので読んでおく。
◆教科書及び資料(授業前に読んでおくべき本・資料)
書名/著者/発行所(発行年)
バイオセーフティの原理と実際/バイオメディカルサイエンス研究会 編集/医学評論社
◆授業をより良く理解するために便利な参考書・資料等
書名/著者/発行所(発行年)
バイオセーフティの事典/バイオメディカルサイエンス研究会 編集/小宮山印刷工業株式会社
◆評価の方法(レポート・小テスト・試験・課題等のウェイト)
口頭試問(50%)とレポート(50%)
◆オフィスアワー
金曜日 16:00-17:00
◆その他受講上の注意事項
白衣持参のこと
Formver.15-1215