信号回線用・電話回線用SPD RS485回線用SPD SR-GVJシリーズ 国土交通省 公共建築工事標準仕様書 適合品 JIS C 5381-21 対応 特 長 1. RS485回線に対応 2.DINレール対応 3.プラグインタイプ(点検、交換容易) 4.SPD機能表示付き(別売品使用時) 5. 太陽光発電システム保護に最適 6.RoHS規制物質対応 弱電用SPD・ 避雷器 SR-GV5J 形 式 LAN用SPD・ 同軸用SPD SR−GV□J 最大連続使用電圧 (Uc) 5 : 5.5V DC 12:12.6V DC 24:28.0V DC 特性表 電圧防護レベル Up 線 間 対地間 45V 400V インパルス耐久性注2)注3) 伝送周波数帯域注4) 挿入損失 C2(8/20μs)D1(10/350μs) 10kA 5kA DC∼140MHz 1.5dB以下 形 式 最大連続 使用電圧 Uc SR-GV5J SR-GV12J SR-GV24J 5.5V DC 250mA 16V 3Ω 12.6V DC 250mA 55V 400V 32V 3Ω 10kA 5kA DC∼8MHz 1.5dB以下 28.0V DC 250mA 150V 400V 55V 3Ω 10kA 5kA DC∼80MHz 1.5dB以下 定格電流 残留電圧注1) 直列抵抗/線 注1)8/20μs:5kA短絡回路電流印加時 (C2) 、10/350μs:2 .5kA短絡回路電流印加時 (D1) 注2)2線合計での表記ですので、各ライン(1線)の値は表記値の1/2になります。 注3)IECカテゴリC2、D1に対応。 インパルス耐久性 C2:8/20μs 10kA (正負・各5回・計10回) 、D1:10/350μs 5kA (正負・各1回・計2回) 注4)SR-GV5J 減衰1.5dB、 特性インピーダンス600Ω、参考値 SR-GV12J 減衰1.5dB、特性インピーダンス100Ω、参考値 SR-GV24J 減衰1.5dB、特性インピーダンス600Ω、参考値 用 途 標準付属品 SR-GV5J 用途例 RS485回線用 SR-GV12J RS485回線用、RS422回線用※ SR-GV24J RS485回線用、RS422回線用※、RS232C回線用 ※RS422回線で使用する際は、本SPDを2台ご用意ください。 ※RS422回線で使用する際は、最大連続使用電圧を超えないようにして ご使用ください。 電源接続端子 高圧用避雷器 形 式 別売品 SL-205A:LED点灯用電源 雷関連製品 77 信号回線用・電話回線用SPD RS485回線用SPD 外形寸法図 50.0 質量:約90g 21.6 最大72.5 SPDユニット 22.5 18.0 36.0 22.5 18.5 SPDユニット端子台 DINレール取付金具 23.0 98.0 88.0 50.0 接地端子 (M4ネジ) 23.0 接地端子 (M4ネジ) 弱電用SPD・ 避雷器 IN側結線端子 (クランプ式) OUT側結線端子 (クランプ式) LED点灯用電源入力端子(一極) LEDランプ (SPD機能表示) LED点灯用電源入力端子(+極) 取り扱い LAN用SPD・ 同軸用SPD 1. 接続例 屋外などからの配線された線をIN側、保護する機器からの線をOUT側に接続します。 IN E E OUT 本機を示す。 E ●RS485回線2線式の場合 ●RS485回線4線式の場合 TRX+ TRXシールド E 保護機器 E TX+ TXシールド RX+ RXシールド シールド TRX+ TRX− E E E E ●RS422回線の場合 E TX+ TXRX+ RXシールド シールド TX+ TX− 保護機器 E シールド RX+ RX− E E E TX+ TX− E E 保護機器 E 高圧用避雷器 シールド RX+ RX− ●RS232C回線の場合 E E GND TXD RXD E E 雷関連製品 2. 結線方法 結線が可能な電線サイズは、単線φ0.3〜1.2mm、より 線0.3〜1.25mm2です。 (1) 図に示すように電線の被覆を6〜7mm剥き、導線部 分を出します。 (2)結線端子の上部のドライバー挿入口にマイナスドラ イバーを置き①の矢印方向に垂直に押し込みます。 (3)電線挿入口に電線を②の方向に挿入し導電部分が見 えなくなってからマイナスドライバーを外します。 保護機器 GND TXD RXD マイナスドライバー ① (0.6mm×3.5mm) 電線 6∼7mm ② 結線端子 電線挿入口 結線方法 3. 接地について、4. SPD機能表示について、5. 保守については、 P84をご参照ください。 78 信号回線用・電話回線用SPD 共通取扱説明 共通取扱説明 3. 接地について (1)SPDのDINレール取付金具が接地端子を兼ねています。 DINレールを接地として使用する場合は、 下図のようにDINレールに5.5mm2以上のIV線を用いて接 地してください。 DINレールに接地線を接続するときは、接触を確実に行うために歯付平座金を使用してください。 (2)直接盤に取り付ける場合やDINレールを接地としていない場合は、付属の電源接続端子、又は 2mm2IV 線(圧着端子 2-4S タイプ使用)で接地します。 その内のひとつの接地端子から5.5mm2IV線(圧着端子5.5-4Sタイプ使用)で接地してください。接地 端子M4ネジの最大締め付けトルクは 2.0N・m です。 (3)SPDの接地線と機器の接地線は、必ず連接し1点で接地してください。 電源接続端子 (付属品) 接地端子 (M4ネジ) 弱電用SPD・ 避雷器 DINレール 歯付平座金 LAN用SPD・ 同軸用SPD 接地線 (5.5mm2以上) 4. SPD機能表示について SPD機能表示(LEDランプが消灯し、交換時期を知らせる)により、点検が容易にできます。 この機能を動作させるためには、外部電源DC3〜5Vが必要です。 (別売品 LED点灯用電源 形式:SL-205A) IN側結線端子 LED点灯用電源入力端子(+極) (付属品) 電源接続端子 LED点灯用電源( P98) (別売品 形式SL-205A) 本体 リード線 電源接続端子 (付属品) 端子台 LED点灯用電源入力端子(−極) 高圧用避雷器 OUT側結線端子 ※ ※SL-GZ110Jの場合は「接地側結線端子」 付属圧着端子 AC100V LED点灯用電源接続方法 雷関連製品 5. 保守 (1)日常点検時に、本製品のSPD機能表示のLEDランプが点灯することを確認してください。 LED点灯用電源端子に外部電源が接続されていない場合、点灯しません。乾電池でDC3V〜4.5Vを供 給して、点灯の有無を確認してください。 常時、LEDランプを点灯させる場合は、必ず専用のLED点灯用電源(別売品 形式SL-205A) をご使用 ください。 (2)SPD機能が無くなれば、 LEDランプが消灯します。速やかに新品のSPDユニットと交換してください。 84
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