システムズエンジニアリング推進WGの目的及び進め方

資料5 (16-SEWG-1)
システムズエンジニアリング推進WGの
目的及び進め方
2016年8月23日
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
技術本部 ソフトウェア高信頼化センター(SEC)
© 2016 IPA
Software Reliability Enhancement Center
システムズエンジニアリング検討のロードマップ(再掲)
2015年度
2016年度
・システム開発課題整理
システムズエンジニア
リングの有用性のPR
・取り組みテーマ検討
2017年度
有望な産業界への
普及
2018年度
普及拡大
・中期活動計画立案
 課題共有
 課題を取組みテーマに整理
 必要となる成果物について検討
 普及を含めた中期計画の策定
国内事例調査
★印が
本WGの活動
海外事例調査
★コンセプトシート作成
【2016年度以降に作成すべき成
果物】
★コンセプトシート
- 課題の洗い出し、整理
- システムズエンジニアリング
を活用した解決法の考察、
類型化、有効性確認
- (解決法の一部として、求め
られる人材像の明確化)
 教材
 事例をもとにしたノウハウ集
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 SE入門書
(仮称)作
成
関連技術調査
 教材集(仮称)作成
 事例をもとにしたノウハウ集作成
ワークショップ、シンポジウム、セミナー等 【参考情報あり】
有効性の裏づけとなる活動(検討中)
プロセス標準化
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システムズエンジニアリング推進WGの目的と
成果物のイメージ
複雑なシステムを俯瞰的にとらえ、考慮すべき外部・内部要因や、その相互作用の把握を容易化する手法
の必要性が十分に理解されているとは言えず、活用方法の体系化も進んでいない。
本WGでは、上記の必要性の理解を促すため、まずはシステム開発における課題にはどのようなものがあ
るかを整理したうえで、解決手法・技法としてのシステムズエンジニアリング(SE)が有効となる適用領域につ
いて、できるだけ事例に基づき効果とともに明らかにしコンセプトシートとしてまとめる。
国内外の事例調査
有識者・経験者の知見等
システムズエンジニアリング入門書(仮称)
課題の具体例
解決法の具体例
コンセプトシート
環境変化等に伴う
システム開発の新たな課題
分類
課題の
類型
照合、
考察
SEによる解決度合い
(有効性)
SE関連技術の解説、参考文献
関連技術調査
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システムズエンジニアリング推進WGの進め方
内容
内容
詳細
WG
開催
第1フェーズ
第2フェーズ
第3フェーズ
システム開発における
課題の整理
システムズエンジニアリングで
の課題解決度合いの整理
コンセプトシートの作成
①解決できていない課題の紹
介
・国内外調査結果報告
・WG委員による事例紹介
②上記課題を下記観点で整理
・規模・複雑度、
・対象フェーズ(構想、要件
定義、設計、・・)、
・開発経験、・・
①各課題に対して解決のため
の技術・手法、困難度、期間
や効果、問題点を整理
②上記について白坂主査解説
によりシステムズエンジニア
リングとの関係性を整理
第1回・第2回:課題整理
(8月、9月)国内外調査結果
紹介
WG委員からの事例
課題整理案の議論
(事務局作成)
フェーズの
ゴール目標
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課題の類型化
第3回:解決のための技術等
(10月) 整理案の議論および
(事務局作成)
システムズエンジニ
アリングの関係性解説
第4回:システムズエンニアリ
(12月) ングでの解決度合い
整理案の議論
人材像議論
各課題のシステムズエンジニア
リングでの解決度明確化
システムズエンジニアリングの
有効性が理解できるコンセプト
シートとして取りまとめ
・システムズエンジニアリング
適用が効果的なシステム開
発類型
・システムズエンジニアリング
の有用性、効能
・システムズエンジニアリング
技術者に求められる人材像
第5回: コンセプトシート案
(事務局作成)
(2月)
の議論
第6回:予備
(3月)
コンセプトシート
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