豪州:Peabody 社 今後 5 年間で豪州の原料炭の生産を

豪州:Peabody 社 今後 5 年間で豪州の原料炭の生産を半分以上削減
2016 年 8 月 18 日掲載
8 月 12 日付けの地元紙によれば、米国の Peabody Energy 社は今後 5 年間で豪州における
原料炭の生産量を半分以上削減する計画である。Peabody 社は 2016 年 4 月に経営破たんに
より米国の破産法の申請を行っている。
地元紙によれば、8 月 11 日に Peabody 社は債権者に対して今後 5 カ年の事業の再構築の
計画を示した。これによると、豪州の原料炭の生産量については、2016 年は 1,500 万 t/年
だが、2021 年には 700 万 t/年にまで削減する計画となっている。これに伴い石炭輸送に係
る鉄道や港湾とのテイク・オア・ペイの契約の問題にも対処することとしている。なお、一
般炭は、引き続き豪州における事業の中心であり、豪州での生産量は 2021 年まで現在の
2,100 万 t/年規模を維持することとしている。
なお、同社の豪州の事業の実施に際し、2016 年初めに豪州子会社に対して 2 億 5,000 万米
ドルの融資がされたものの、これ以上の資金の注入はない見込みであり、地元紙は、幾つか
の炭鉱が売却されることになると見ている。
(シドニー事務所
山下 宜範)
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