平成 28 年度 いわき市子育て支援員研修 地域保育コース(地域型保育) 募集要項 いわき市こどもみらい部こどもみらい課 ○子育て支援員研修申込みから認定までの基本的な流れ ~28.8.24必着 ❶本市に研修申込み 28.11~ 9月上旬~10月中旬 ❷研修実施 基本+専門 ❸修了証書の 発行 ❹子育て支援員に 認定(市で認定) ○地域保育コース【地域型保育】の体系 分野 地 域 保 育 コ ー ス 事業内容 基本研修 ・小規模保育事業 (B型:保育従事者) (C型:家庭的保育 補助者) 6~19人(C型は10人) の少人数の子どもに、き め細やかな保育を提供 ・家庭的保育事業 (家庭的保育補助 者) 保育者の居宅等で5人以 下の子どもに、家庭的な 雰囲気のきめ細やかな保 育を提供 ・事業所内保育事業 (保育従事者) 会社等の保育室で従業員 や地域の子どもに保育を 提供(~19人) 8科目 8h 専門研修 (共通科目) 12科目 15~15.5h (選択科目) 6科目 6~6.5h +実習2日 1 目的 地域において子育て支援の仕事に関心を持ち、子育て支援分野の各事業等に従事することを希望 する方に対し、必要となる知識や技能等を修得するための全国共通の子育て支援研修制度が創設さ れました。 本研修は、これらの支援の担い手となる子育て支援員の確保と資質の向上を図ることを目的とし ています。 2 対象者 いわき市内に在住又は在勤(保育や子育て支援分野)の方等で、地域において保育や子育て支援 等の仕事に関心を持ち、市内において保育や子育て支援分野に従事することを希望する方。 3 募集人数 60 名程度 4 研修実施主体 いわき市 ※ 研修の一部は、実績のある専門の事業所が、いわき市から委託を受けて実施します。 1 5 日程・会場 別表2:いわき市子育て支援員研修日程表【地域保育コース・地域型保育】のとおり。 6 参加費用 研修への参加費用は無料です。ただし、テキスト代(3,500 円)や、研修会場や実習先までの 往復の交通費(自家用車の場合の駐車場代も含む)及び昼食代等は、自己負担となります。 7 受講申込方法及び郵送先 受講を希望する方は、受講申込書(地域保育コース・地域型保育)に必要事項を記入のうえ、次 の宛先まで郵便で、又はいわき市こどもみらい課まで直接ご持参ください。 (※ファクシミリによ る申し込みはできません。 ) また、本人確認書類として公的書類(運転免許証、パスポートなど顔写真付きのもの。ない場合 は健康保険証等)の写しを必ず同封してください。 【宛先又は持参先】 〒970-8686 福島県いわき市平字梅本 21 いわき市こどもみらい部こどもみらい課企画係 ※ 封筒の表面に「研修申込書在中」と明記してください。 ※ 保育士証等を取得されている方は、基本研修が免除されます。その場合は、免許証等の写し 等も同封願います。 (詳しくは次の「9 受講免除」をお読みください。) 8 申込期限 平成 28 年8月 24 日(水) ※当日 17:00 までにこどもみらい課に必着のこと 9 受講免除 (1) 基本研修受講免除 以下に掲げる各資格をお持ちの方は、基本研修の免除が可能となりますので、当該資格の 免許証等の写しを添付(氏名変更等により免許証等の氏名と異なる場合は、戸籍抄本も同封) してください。 ① 保育士 ② 社会福祉士 ③ その他国家資格(幼稚園教諭、看護師等)を有し、かつ日々子どもと関わる業務(保育 所、幼稚園、認定こども園、地域型保育事業、地域子育て支援拠点事業、放課後児童クラ ブ)に携わっているなど、実務経験により、基本研修で学ぶべき知識等が習得されている 方 (2) 一部科目免除 本市以外の都道府県又は区市町村で実施している子育て支援員研修の基本研修及び専門 研修の一部科目を修了している方は、修了している科目について免除が可能となりますので、 2 一部科目修了証書等の写しを添付(氏名変更等により免許証等の氏名と異なる場合は、戸籍 抄本も同封)してください。 なお、全科目受講予定の方が優先となり、募集状況により受講できない場合があります。 10 実習について 今回の研修カリキュラム上、講義等のほかに実習があります。各自指定された施設(市立保育 所)で受講していただきます(有資格者も必修となります) 。 日程につきましては、別表2:いわき市子育て支援員研修日程表【地域保育コース・地域型保 育】の実習に記載のある期間のうち、2日間の実習となります。 なお、指定施設などの詳細は別途ご案内します。 【実習時(2日間)に必要なもの】 ・ ジャージ等の動きやすい衣服(衛生上の観点から、実習先でジャージ等に着替えてもらうよう になります) ・ エプロン ・ 筆記用具 ・ 運動靴(屋外用) ・ 上履き(室内用。スリッパ不可) ・ 弁当(昼食) ・ 飲み物(水分補給のため) ※ 受講者の責任による実習中の事故への対応や、故意または過失により実習中にいわき市又は第三 者に損害を与えたときの損害賠償については、原則受講者の責任で対応する必要があります 11 受講者決定 本市が受講申込者を決定します。ただし、定員を超過した場合は申込書の内容等から選定を行い ます。このため、受講できない場合もありますのであらかじめご了承ください。 申込をされた方には、選定等結果につきすみやかに通知をお送りします。 12 修了証書の発行 本市は、委託事業者から受講修了者の報告を受け、いわき市長が子育て支援員研修の修了を認定 し、修了証書を発行・送付します。 なお、修了証書は、研修終了後1か月を目途に、申込書記載の居所に郵送する予定です。 13 個人情報の取扱い 受講申込書に記載された個人情報については、適正な管理を行い、本事業の運営以外の目的に利 用することはありません。 ※ なお、申込書中にある同意欄に署名捺印がある場合に限り、都道府県又は区市町村の照会に 応じ認定状況等を通知することがあります。 3 14 注意事項 (1) 本研修は、あくまでも受講者を「子育て支援員」として認定するものであり、修了後の雇 用先の紹介及び就職を保証するものではありません。 また、子育て支援員が職員要件となっている地域型保育事業の認可を保証するものではあ りません。 (2) 申込書の記入内容が事実と異なるときは、受講及び修了の認定が取消となる場合がありま す。 (3) 体調不良等の自己都合により受講が困難な場合は、速やかに、こどもみらい課までご連絡 をお願いします。 特に、保育所での実習時に、インフルエンザやノロウィルスに感染した状態で児童に接触 すると、所内で感染拡大の恐れが高まりますので、高熱、腹痛、嘔吐及び下痢などの症状が ある場合は無理をせず、ご連絡願います。 (なお、自己都合による講義欠席による振替の講義日の予定はありませんので、日ごろか らの予防や体調管理に十分ご留意願います。 ) 逆に、児童から感染する場合もありえますのであらかじめご了承願います。 (4) 災害等により開講そのものが困難なときは、こどもみらい課又は研修委託事業者から中止 の連絡を行い、後日振り替えの講義日についてお知らせします。 (5) 保育所での実習時の、受講者の責任による実習中の事故への対応や、故意または過失によ り実習中にいわき市又は第三者に損害を与えたときの損害賠償については、原則受講者の責 任で対応する必要があります。 傷害保険や賠償責任保険等への加入は各自での加入をお願いします。 15 本研修についてのお問い合わせ先 いわき市こどもみらい部こどもみらい課 〒970-8686 福島県いわき市平字梅本 21 電話:0246-22-7483(受付時間 8:30~17:15 ※土・日・祝日を除く) 4 別表1:子育て支援員研修カリキュラム【地域保育コース・地域型保育】 1.基本研修 8科目8時間 科目名 ①子ども・子 ①子ども・子育て に関する制度や 区分 時間 講義 60 分 内容 <子ども・子育て家庭(対人援助を行う対象)に対 育て家庭の現 する理解> 状 ①子どもの育つ社会・環境 ②子育て家庭の変容 社会状況におけ る子育て支援事 業の役割を捉え るための科目 ③子どもの貧困及び子どもの非行についての理解 ②子ども家庭 講義 60 分 <子育て支援制度の理解> 福祉 ①子ども・子育て支援新制度の概要 ②児童家庭福祉施策等の理解 ③児童家庭福祉に係る資源の理解 ③子どもの 講義 60 分 <子ども・子育て家庭(対人援助を行う対象)に対す 発達 る理解> ①発達への理解 ②胎児期から青年期までの発達 ③発達への援助 ④子どもの遊び ④保育の原 講義 60 分 <子育て支援(対人援助)を行うための援助原理の 理 理解> ②支援の意味や ①子どもという存在の理解 役割を理解する ②情緒の安定・生命の保持 ため科目 ③健康の保持と安全管理 ⑤対人援助 講義 60 分 <子育て支援(対人援助)を行うための援助原理の の価値と倫理 理解> ①利用者の尊厳の遵守と利用者主体 ②子どもの最善の利益 ③守秘義務・個人情報の保護と苦情解決の仕組み ④保護者・職場内・関係機関・地域の人々との連 携・協力 ⑤子育て支援員の役割 ⑥児童虐待と 講義 60 分 <子育て支援(対人援助)を行うための援助原理の 社会的養護 理解> ①児童虐待と影響 ③特別な支援を ②虐待の発見と通告 必要とする家庭を ③虐待を受けた子どもに見られる行動 理解するための科 ④子どもの権利を守る関わり 目 ⑤社会的養護の現状 5 ⑦ 子 どもの 障 講義 60 分 <子育て支援(対人援助)を行うための援助原理の 害 理解> ①障害の特性についての理解 ②障害の特性に応じた関わり方・専門機関との連携 ③障害児支援等の理解 ⑧総合演習 演習 60 分 ①子ども・子育て家庭の現状の考察・検討 ②子ども・子育て家庭への支援と役割の考察・検討 ③特別な支援を必要とする家庭の考察・検討 ④総合演習 ④子育て支援員に求められる資質の考察・検討 ⑤専門研修の選択など今後の研修に向けての考察・ 検討 2.専門研修 (共通科目)12科目15.5時間 科目名 ①乳幼児の 区分 時間 講義 60 分 内容 ①子どもの発達と生活 生活と遊び ②子どもの遊びと環境 ③人との関係と保育のねらい・内容 ④子どもの一日の生活の流れと役割 ②乳幼児の 講義 90 分 ①発達とは 発達と心理 ②発達時期の区分と特徴 ③ことばとコミュニケーション ④自分と他者 ⑤手のはたらきと探索 ⑥移動する力 ⑦こころと行動の発達を支える保育者の役割 ①地域保育の基 礎を理解するため ③乳幼児の 講義 60 分 ①離乳の進め方に関する最近の動向 食事と栄養 ②栄養バランスを考えた幼児期の食事作りのポイント ③食物アレルギー の科目 ④保育者が押さえる食事のポイント ④小児保健 講義 60 分 ①乳幼児の健康観察のポイント Ⅰ ②発育と発達について ③衛生管理・消毒について ④薬の預かりについて ⑤小児保健 講義 60 分 ①子どもに多い症例とその対応 Ⅱ ②子どもに多い病気(SIDS等を含む)とその対応 ※「保育所におけるアレルギー対策ガイドライン」「保育 所における感染症対策ガイドライン」を周知する。 ③事故予防と対応 ⑥心肺蘇生 実技 120 分 ① 心肺蘇生法、AED、異物除去法等 法 6 ⑦地域保育 講義 60 分 ①保育環境を整える前に の環境整備 ②保育に必要な環境とは ③環境のチェックポイント ⑧安全の確 講義 60 分 ①子どもの事故 保とリスクネジ ②子どもの事故の予防・保育上の留意点 メント ③緊急時の連絡・対策・対応 ④リスクマネジメントと賠償責任 ⑨保育者の 講義 ②地域保育の実 職業倫理と配 演習 際を理解するため 慮事項 90 分 ①保育者の職業倫理 ②保育者の自己管理 ③地域等との関係 の科目 ④保育所や様々な保育関係者との関係 ⑤行政との関係 ⑥地域型保育の保育者の役割の検討(演習) ⑩特に配慮を 講義 90 分 ①気になる行動 要する子ども ②気になる行動をする子どもの行動特徴 へ の 対 応 ③気になる行動への対応の考え方 (0~2歳児) ④気になる行動の原因とその対応 ⑤保育者の役割 ⑥遊びを通して、子どもの発達を促す方法 ⑪グループ討 ③研修を進める 演習 90 分 ①討議の目的 議 ②討議の原則 上での必要な科 ③討議の効果 目 ④討議のすすめ方 ⑤グループ討議(演習) ④自治体の制度 や地域の保育事 情等を理解する ⑫実施自治 講義 体の制度につ 60 ~ ①関係機関 90 分 ②地域資源 いて ための科目 3.専門研修 (選択科目)6科目 6.5 時間+2日 科目名 ①地域型保育の概要 区分 時間 講義 60 分 内容 ①地域型保育の事業概要 ②地域型保育の特徴 ③地域型保育のリスクを回避するための課題 ②地域型保育の保育内容 講義 120 分 ①地域型保育における保育内容 演習 ②地域型保育の1日の流れ ③異年齢保育 ④新しく子どもを受け入れる際の留意点 ⑤地域の社会資源の活用 7 ⑥保育の計画と記録 ⑦保育の体制 ③地域型保育の運営 講義 60 分 ①設備及び運営の基準の遵守 ②情報提供 ③受託までの流れ ④地域型保育の運営上必要な記録と報告 ④地域型保育における保護者への 講義 対応 演習 90 分 ①保護者との関わりと対応 ②保護者への対応の基本 ③子育て支援における保護者への相談・助言の原則 ④保護者への対応 ~ 事例を通して考える ~ ⑤見学実習オリエンテーション ⑥見学実習 演習 実習 30 分 ①見学実習の目的 ~ 60 ②見学実習のポイントと配慮事項 分 ※見学実習を講義・演習に代える場合は省略 2日 ・1日目 保育の1日の流れを見る ・2日目 保育の記録・計画、受付等の書類や環境構成、 保護者対応の実際等について学ぶ。 8 別表2:子育て支援員研修日程【地域保育コース・地域型保育】 № 1 2 研修種別・日程 基 本 研 修 1日目 2日目 3 共 通 科 目 4 5 専 門 6 7 研 修 選 択 ( 地 域 型 保 育 ) 科 目 実施日 9 月 6 日(火) いわきニュータウンセンタ 9 月 8 日(木) ービル A 会議室 9 月 7 日(水) いわきニュータウンセンタ 9 月 9 日(金) ービル A 会議室 1日目 9 月 13 日(火) 2日目 9 月 15 日(木) 3日目 9 月 16 日(金) 1日目 9 月 21 日(水) 2日目及び 3日目 (実習) 会場 いわきニュータウンセンタ ービル A 会議室 いわきニュータウンセンタ ービル A 会議室 いわきニュータウンセンタ ービル A 会議室 いわきニュータウンセンタ ービル A 会議室 10 月 3 日~14 日までの連続する 2日間 ※ 実習先については、決定次第、別途受講者に別途通知します。 9 - 時間(予定) 13:00~17:00 13:00~17:00 10:30~17:00 12:00~17:00 10:30~17:00 10:00~17:30 8:30~17:15 10 〒970-8686 福島県いわき市平字梅本 21 いわき市こどもみらい部こどもみらい課企画係 ☎:0246-22-7483 E-mail:[email protected] 11
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