共同研究 信用保証協会利用企業の実態(2)

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共同研究(2011-017)
信用保証協会利用企業の実態(2)
~大阪市の事例分析~
大阪市立大学大学院経営学研究科准教授
本多哲夫
キーワード
信用保証協会、大阪市、中小企業
1. はじめに
2. 売上・収益動向
3. 資金動向
4. 取引銀行
5. おわりに
【本レポートについて】
本レポートは、工業集積研究会(代表:慶應義塾大学経済学部・植田浩史教授)と帝国データバンク
(TDB)による共同研究プロジェクトの成果の一部であり、大阪市立大学大学院経営学研究科・本多哲夫
准教授による「信用保証協会利用企業の実態分析」の第 2 回目である。第 1 回目の「信用保証協会利用
企業の実態(1)」では、イメージで語られることの多い信用保証を利用する企業について、TDB が保有する
企業データを用いて、その実態(中でも企業規模、業種)について分析し、従業者数、資本金額、売上額
ともに「中間」層に位置する企業の信用保証協会利用が多いことを明らかにした。本レポートでは、第 1 回目
に引き続き大阪市の信用保証協会利用企業について、売上や収益などの企業業績や、支払能力・資金
調達力などの資金動向に着目し、その実態分析を行う。
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◇ ■ 共同研究
1.はじめに
前回のレポート(信用保証協会利用企業の実態(1)―大阪市の事例分析―)では、大阪市における信
用保証協会利用企業の業種、立地、創業時期、規模についての特徴をみた。今回のレポートでは、信用保
証協会利用企業の経営状況についてみていきたい。
前回レポートでも触れたように、信用保証は自治体の中小企業政策のなかでも中小企業にとって最も馴染
みのある施策の一つといえるが、信用保証協会を利用している企業の実態については必ずしも明らかにされ
ておらず、漠然としたイメージで語られることが多い。信用保証協会利用企業の経営状況に関しても、このこと
があてはまると思われる。
一般に、信用保証協会利用企業の経営状況はおもわしくないというイメージがある。例えば、日本経済新
聞 2010 年 4 月 18 日付朝刊では、「膨らむ公的金融―混迷の行方―」というシリーズ記事で信用保証制
度について触れ、「信用保証制度の拡充が日本経済の底割れ回避に役立ったのは間違いない」と評価し
つつも、「稼ぐ力を失った企業を単に延命させれば、非効率な分野に人材が滞留し、経済のダイナミズムをそ
ぐ」との指摘も行っている。また、日本経済新聞 2010 年 10 月 14 日付朝刊の社説「企業の“倒産先延ばし”
は長く続かない」では、リーマンショック後の中小企業資金繰り対策である「景気対応緊急保証」について、
次のように指摘している。「政府は補正予算案に信用保証の拡充を盛り込むが、保証供与の効果が薄れつ
つあるほか、財政負担を伴う。放置すれば倒産するような企業については、こうした政策でいつまでも延命させ
るのは無理だ」。
こうした記事にイメージされているように、信用保証を利用する企業には経営状況が厳しい企業が比較的
多く存在するとの認識が一般にある。信用力の低い企業の金融サポートを行うという信用保証制度の趣旨を
踏まえると、経営が順風満帆であるという企業は少ないであろう。経営状況がおもわしくないからこそ、信用保
証制度を利用しているといえる。しかし、経営状況が厳しいとしても、どの程度厳しい状況にあるのか、一般的
な企業と比較しつつその実態を掴んでおくことは、信用保証制度の意義や限界を考えるうえで重要と思われ
る。そこで、本レポートでは、前回レポートと同様に、大阪市の企業全体と大阪市の信用保証協会利用企業1
を比較し、経営状況にどのような違いがあるのかをみていく。
ただし、今回は、「売上高 1 億円以上 5 億円未満の企業」に絞って比較する。この理由は、大阪市全体と
信用保証協会利用企業の規模の分布に違いがあるため、同じような規模の企業において、どのような経営
1
TDB の企業概要データと信用調査報告書をもとに、2010 年時点で大阪市に立地しており、かつ、信用保証協
会を利用している、または利用したことのある企業を抽出した。前回レポートでも述べたように、TDB の信用調
査報告書は定期的に更新されるとは限らないため、抽出した信用保証利用企業には、信用保証協会を 2010 年時
点で利用している企業だけではなく、過去(2000~2009 年時)に利用したことのある企業も含まれていること
に注意されたい。また、大阪市に立地する企業は大阪市信用保証協会と大阪府中小企業信用保証協会の2つの
保証協会を利用することができるが、抽出にあたってどちらの協会を利用している企業なのかについては区別
していない。したがって、2つの保証協会のうち、いずれか、もしくは両方を利用している企業が抽出されて
いることにも注意が必要である。
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2
◇ ■ 共同研究
状況の違いが現れてくるのかをみたいからである。「従業員数」もしくは「資本金額」という指標で企業規模を
絞ることももちろん可能であるが、今回は業況や資金動向を比較させることから、業況や資金動向と連動しや
すい「売上高」を基準として企業規模を絞ることとした。「1 億円以上 5 億円未満」としたのは、前回レポートで
分析したように、この層に信用保証協会利用企業が比較的集中しているためである(図1参照)。
図1 売上高規模別構成比率
60.0%
大阪市
50.0%
信用保証
40.0%
30.0%
20.0%
10.0%
0.0%
2.売上・収益動向
表 1 と図 2 は TDB の調査員による売上についての業況判断を示したものである。これは調査員が主に前
年同時期との比較をもとに、当該企業の売上の趨勢について判断したものである。これをみると、大阪市全
体と信用保証協会利用企業のいずれも、「横ばい」の割合が大半を占めており、また、「増加」(と「大幅増
加」)の割合が「減少」の割合を上回っている点も両者に共通している。ただし、「増加」の割合においても、
「減少」の割合においても、信用保証協会利用企業のほうが大阪市全体よりも高くなっている点が注目される。
とくに、「増加」の割合が信用保証協会利用企業のほうが高いことが興味深い。この結果、売上業況につい
ての評価点の平均値と中央値は、両者でほとんど差がない。
信用保証協会利用企業には確かに売上が落ち込んでいる企業が存在しているものの、大阪市全体と比
較して顕著な違いはないように思われる。少なくとも、上記の分析結果からいえることは、信用保証協会を利
用する企業は、大阪市全体と比較して、著しく売上が落ち込んでいる企業ばかりが集まっているわけではない
ということであろう。
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◇ ■ 共同研究
表1 売上業況
大幅増加
増加
横ばい
減少
回答企業計
無回答
総計
平均(点)
中央値(点)
大阪市
企業数 構成比率
262
2.4%
2,599
23.8%
6,543
60.0%
1,495
13.7%
10,899
100.0%
3,612
14,511
2.85
3
信用保証
企業数 構成比率
49
2.2%
578
25.6%
1,304
57.8%
325
14.4%
2,256
100.0%
7
2,263
2.84
3
注)点数は、大幅増加を1点、増加を2点、横ばいを3点、減少を4点としている。
図2 売上業況
70.0%
60.0%
大阪市
信用保証
50.0%
40.0%
30.0%
20.0%
10.0%
0.0%
大幅増加
増加
横ばい
減少
表 2 と図 3 は収益性に関する評価を示している。大阪市全体においても、信用保証協会利用企業におい
ても、「普通」がほとんどを占めているが、「悪いが改善」において信用保証協会利用企業の割合が若干高
いという特徴がみられる。評価点の平均値と中央値は両者で大きな差はみられない。「悪く改善困難」は両
者とも1%未満で低い割合となっている。このように、信用保証協会利用企業では、収益性が「悪い」とする
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◇ 共同研究
■ 企業が全体よりも若干多いが、収益性の改善が困難な企業については極めて少ないという評価が示されて
いる。
表2 収益性
良好
普通
悪いが改善
悪く改善困難
回答企業計
無回答
総計
平均(点)
中央値(点)
大阪市
企業数 構成比率
20
0.2%
9,352
85.8%
1,469
13.5%
58
0.5%
10,899
100.0%
3,612
14,511
2.14
2
信用保証
企業数 構成比率
3
0.1%
1,872
83.0%
368
16.3%
13
0.6%
2,256
100.0%
7
2,263
2.17
2
注)点数は、良好を1点、普通を2点、悪いが改善を3点、悪く改善困難を4点としている。
図3 収益性
100.0%
大阪市
80.0%
信用保証
60.0%
40.0%
20.0%
0.0%
良好
普通
悪いが改善
悪く改善困難
3.資金動向
表 3 ならびに図 4 は支払能力について、表 4 と図 5 は回収状況についての評価を示したものである。大阪
市全体、信用保証協会利用企業のいずれも、支払能力においては「あり」、回収状況については「普通」と
評価されている企業がほとんどを占めている。ただし、大阪市全体よりも信用保証協会利用企業において、
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◇ ■ 共同研究
支払能力が「やや苦しい」の割合が若干高く、回収状況が「悪いが改善可能」の割合も若干高い。しかし、
いずれも 1%未満の違いしかない。
表3 支払能力
十分にあり
あり
やや苦しい
苦しい
回答企業計
無回答
総計
平均(点)
中央値(点)
大阪市
企業数 構成比率
29
0.3%
10,369
95.1%
478
4.4%
22
0.2%
10,898
100.0%
3,613
14,511
2.05
2
信用保証
企業数 構成比率
2
0.1%
2,135
94.6%
115
5.1%
4
0.2%
2,256
100.0%
7
2,263
2.05
2
注)点数は、十分にありを1点、ありを2点、やや苦しいを3点、苦しいを4点としている。
図4 支払能力
100.0%
大阪市
信用保証
80.0%
60.0%
40.0%
20.0%
0.0%
十分にあり
あり
やや苦しい
苦しい
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◇ ■ 共同研究
表4 回収状況
良好
普通
悪いが改善可能
悪く改善困難
回答企業計
無回答
総計
平均(点)
中央値(点)
大阪市
企業数 構成比率
30
0.3%
10,558
96.9%
304
2.8%
9
0.1%
10,901
100.0%
3,610
14,511
2.03
2
信用保証
企業数 構成比率
3
0.1%
2,171
96.2%
82
3.6%
0
0.0%
2,256
100.0%
7
2,263
2.04
2
注)点数は、良好を1点、普通を2点、悪いが改善を3点、悪く改善困難を4点としている。
図5 回収状況
100.0%
大阪市
信用保証
80.0%
60.0%
40.0%
20.0%
0.0%
良好
普通
悪いが改善可能
悪く改善困難
表 5 と図 6 は資金調達余力に関する評価を示している。信用保証協会利用企業において、「ほぼ限界」
の割合が 65%と高くなっている。借入が比較的多く金融機関の与信枠に余裕のない企業が、信用保証協
会利用企業に多いと推測される。こうした状況だからこそ、信用保証協会を利用しているといえる。また、信用
保証協会を利用しているということで、「ほぼ限界」と評価されるケースも多いと考えられる。
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◇ ■ 共同研究
表5 資金調達余力
十分にあり
あり
ほぼ限界
限界
回答企業計
無回答
総計
平均(点)
中央値(点)
大阪市
企業数 構成比率
50
0.5%
5,275
48.4%
5,466
50.1%
110
1.0%
10,901
100.0%
3,610
14,511
2.52
3
信用保証
企業数 構成比率
4
0.2%
755
33.5%
1,467
65.0%
30
1.3%
2,256
100.0%
7
2,263
2.68
3
注)点数は、十分にありを1点、ありを2点、ほぼ限界を3点、限界を4点としている。
図6 資金調達余力
70.0%
大阪市
信用保証
60.0%
50.0%
40.0%
30.0%
20.0%
10.0%
0.0%
十分にあり
あり
ほぼ限界
限界
表 6 と図 7 は資金需要動向について示したものである。大阪市全体においても、信用保証協会利用企業
においても、「なし」の割合が大半を占めているが、信用保証協会利用企業のほうが「前向き資金需要あり」
の割合がやや高いという特徴がみられる。設備投資等の資金需要があるが与信枠に余裕がないため、信
用保証協会を利用して借入を行うというケースが比較的多いとみられる。
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◇ ■ 共同研究
表6 資金需要動向
なし
前向き資金需要あり
後向き資金需要あり
回答企業計
無回答
総計
大阪市
企業数 構成比率
7,311
67.2%
3,392
31.2%
172
1.6%
10,875
100.0%
3,636
14,511
信用保証
企業数 構成比率
1,422
63.2%
791
35.2%
37
1.6%
2,250
100.0%
13
2,263
図7 資金需要動向
80.0%
大阪市
信用保証
60.0%
40.0%
20.0%
0.0%
なし
前向き資金需要あり
後向き資金需要あり
4.取引銀行
表 7 と図 8 は取引銀行数を示している。大阪市全体では取引銀行数が 2 行以下の企業が 49.4%と約半
数を占めているのに対して、信用保証協会利用企業では 28.5%と 3 割に満たない割合である。3~5 行の割
合を足し合わせると、大阪市全体で 46.7%であるのに対し、信用保証協会利用企業では 62.0%と高い割
合になっている。また、取引銀行数の平均値をみても、大阪市全体で 2.7 行であるのに対して、信用保証協
会利用企業では 3.5 行となっており、信用保証協会利用企業のほうが全体的に取引銀行数が多いことがわ
かる。信用保証協会利用企業では、前述の資金調達余力と資金需要動向の分析結果に示唆されている
ように、金融債務が比較的多く、今後の資金ニーズも比較的大きいことから、多くの金融機関に対して借入
の交渉を行い、複数行から資金を工面する傾向が強いと推測される。新規での取引が開始される際に、信
用保証協会の保証付き融資となるケースも多いのではないだろうか。
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◇ 共同研究
■ 表7 取引銀行数
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
回答企業計
無回答
総計
平均(行)
中央値(行)
大阪市
企業数 構成比率
2,648
18.5%
4,432
30.9%
3,659
25.5%
2,078
14.5%
957
6.7%
347
2.4%
132
0.9%
51
0.4%
27
0.2%
20
0.1%
14,351
100.0%
160
14,511
2.7
3
信用保証
企業数 構成比率
121
5.3%
526
23.2%
620
27.4%
507
22.4%
276
12.2%
117
5.2%
53
2.3%
20
0.9%
12
0.5%
11
0.5%
2,263
100.0%
0
2,263
3.5
3
図8 取引銀行数
35.0%
大阪市
30.0%
信用保証
25.0%
20.0%
15.0%
10.0%
5.0%
0.0%
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
表 8 と図 9 は主力銀行業態をみたものである。大阪市全体においても、信用保証協会利用企業において
も、都市銀行(都銀)の割合が高いことが示されているが、信用保証協会利用企業において信用金庫(信
金)の割合が比較的高いことが特徴的である。信金との取引では、信用保証協会の保証付き融資が比較
的多く用いられているものとみられる。
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◇ ■ 共同研究
表8 主力銀行業態
都銀
地銀
第2地銀
信金
信組
政府系
その他
回答企業計
無回答
総計
大阪市
企業数 構成比率
9,037
62.9%
1,772
12.3%
588
4.1%
2,729
19.0%
107
0.7%
67
0.5%
37
0.3%
14,377
100.0%
174
14,511
信用保証
企業数 構成比率
1,249
55.2%
302
13.4%
100
4.4%
593
26.2%
12
0.5%
5
0.2%
0
0.0%
2,261
100.0%
2
2,263
図9 主要銀行業態
70.0%
大阪市
60.0%
信用保証
50.0%
40.0%
30.0%
20.0%
10.0%
0.0%
都銀
地銀
第2地銀
信金
信組
政府系
その他
‐10.0%
5.おわりに
本稿では、信用保証協会を利用する大阪市内の企業の経営状況について、売上高 1 億円以上 5 億円
未満の企業に絞って分析を行った。その結果、次のような特徴がみられた。第 1 に、信用保証協会を利用す
る企業は経営状況が厳しいというイメージがあるが、売上業況や収益性の評価においては、大阪市立地企
業全体と比較して著しく悪いというわけではない。第 2 に、前向き資金需要がある一方で、資金調達余力は
厳しい状況にある企業が比較的多い。第 3 に、複数行取引を行い、また、信金をメインとして取引する企業
が大阪市立地企業全体と比較して多い。
以上のような特徴を今回の分析から見出すことができたが、今回取り上げたデータにはいくつか留意すべき
点がある。例えば、本稿で取り上げた信用保証協会利用企業の業況や資金動向の評価については「信用
調査報告書」にもとづいているが、「信用調査報告書」は定期的に更新されるとは限らないため、業況や資
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◇ ■ 共同研究
金動向の評価が行われた時期にばらつきがある。また、業況や資金動向の評価は、TDB の調査員による
当該企業の信用調査から導き出された評価であるため、基本的に財務データ等の定量的数値にもとづいて
いるものの、聞き取り調査による定性的判断も含まれている点にも留意しなければならない。このように、データ
に限界があり、また、分析した項目も限られているため、今回の分析で信用保証協会利用企業の経営状況
を完全に把握したとはいえない。しかし、これまで信用保証協会利用企業の実態は必ずしも明らかにされてこ
なかったことから、今回の分析に一定の意義があると考える。今後さらにこうした実態分析を進めていくことが
求められる。
分析・執筆
本多哲夫(大阪市立大学大学院経営学研究科 准教授)
データ加工
藤本迪也(産業調査部 客員研究員)
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◇ ■ 共同研究
~SPECIA
特定産業分析シリーズ~
※受託調査研究
帝国データバンクのもつ大規模データに、特定産業(任意設定が可能)をターゲットとして新たに項目設定を
行い、独自の方法で取り出した特定産業をデータパッケージとし、急成長企業やその要因、さらには地理的分布
などの視点で分析ができます。例えば、自動車産業以外にもリチウム・LED・医療機器など注目の産業を選択する
ことも可能です。当レポートに関するデータ分析や特定産業調査分析を用いた提言、コンサルティングをご希望
のお客さまは、下記までご連絡ください。
当レポートに関するデータ分析や産業調査分析を用いた提言、
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先端データ分析サービス課
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