泉北高速鉄道の通学定期の負担軽減について

堺市報道提供資料
平成28年8月17日提供
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泉北高速鉄道の通学定期の負担軽減について
本市では、泉北高速鉄道と南海電鉄を乗り継いだ場合の通学定期運賃の負担軽減を図ることを
目的に、有効期間が平成29年1月以降の通学定期券を対象として、下記のとおり負担軽減に向
けた取組みを進めています。
記
1.目的
・平成 27 年 3 月から、普通運賃の泉北高速鉄道と南海電鉄を乗り継いだ場合の乗継割引が 80
円拡大され、また通学定期運賃の泉北高速鉄道区間内の割引率が 70%に拡大されています。
・しかし、泉北高速鉄道と南海電鉄を乗り継いだ場合の乗継割引の 80 円拡大が通学定期運賃に
は適用されていないことから、今回助成を行うことにより負担軽減を図るものです。
(参考)平成 27 年 3 月から実施された運賃割引(現状)
○普通運賃について
・南海電鉄と泉北高速鉄道の乗継割引額が 80 円拡大(20 円→100 円)
(値下げ前:平成 27 年 2 月まで)
南海電鉄
10 円
(値下げ後:平成 27 年 3 月から)
南海電鉄
泉北 高速
40 円
10 円
乗継割引: 20 円
泉北 高速
10 円
10 円
40 円
乗継割引: 100 円
(80 円割引拡大)
○通学定期運賃について
・泉北高速鉄道区間内の通学定期の割引率が拡大(60%→70%)
・泉北高速鉄道と南海電鉄を乗り継いだ場合の乗継割引の拡大は、通学定期に適用されない
2.負担軽減の概要について
制度開始
平成 29 年 1 月(定期の有効期間が平成 29 年 1 月以降のものが助成対象)
対
者
南海電鉄と泉北高速鉄道の通学定期券を所有している25歳以下(満25歳となる
年度まで対象)の堺市民(堺市に住民票を置く方)
法
通学定期券使用後に、利用者からの申請に基づき市から助成額を支給します
象
方
南海電鉄と泉北高速鉄道の普通運賃の乗継割引の拡大額と同額の 80 円をもとに算出
助
成
額
対象者数
・1 日当たり 48 円 (80 円×2(往復)×(100%-70%)
(通学定期割引率))
※1 ヵ月換算で 1,440 円、年換算で 17,520 円の助成(10 円未満は切り捨て)
約 4500 人/年(泉北・南海連絡通学定期販売実績等から)
3.手続きについて
(1)申請~助成までの流れ(下記イメージ図参照)
①通学定期利用後に駅(泉北高速・南海電鉄の定期券売り場)で通学定期利用証明を取得
②申請手続きに必要な書類を堺市へ郵送
③堺市において助成要件の確認後、助成を実施(半年単位の振り込み)
(2)通学定期利用証明の取得方法
泉北高速・南海電鉄の駅定期券売り場窓口で、利用終了後の通学定期券の写し(コピー)と
通学定期券(現物)を提示することにより係員が利用証明印を押印
※詳細については、事業者と協議中
(3)申請手続きに必要な書類
申請書※、通学定期利用証明、住民票写し、在学を証明できるもの等
※申請書は市役所や市ホームページ等で配架
(4)申請先
〒590-0078 堺区南瓦町 3-1 堺市建築都市局交通部交通政策課宛て
(5)申請受け付け開始
平成 29 年 1 月の制度開始以降受付開始
図表
申請~助成までの流れ(イメージ)
市民
①通学定期利用証明の取得
②申請書類を堺市へ郵送
・申請書、通学定期利用証明、
住民票写し、在学を証明でき
るもの等
・駅において利用期間終了後の通学
定期券で通学定期利用証明を取得
鉄道事業者
③助成要件の確認
堺市役所
助成の実施
・半年単位の振り込み
4.スケジュール(予定)
○平成 28 年 8 月議会 補正予算提案
○平成 29 年 1 月
制度開始(定期の有効期間が平成 29 年 1 月以降のものが対象)