観光政策課コメント.

平成28年8月16日
平成28年 阿波おどり期間中の徳島県内の入込客数について
(観光政策課コメント)
(全体的事項)
今年の阿波おどり期間中(8月12日~8月15日)の県内の主要観光施設等の入込客
数については,調査対象施設総計で205,627人となり,昨年と比較して11.3%
の増加となった。
また,徳島市の阿波おどりについては,123万人の人出となり,昨年と同数であった。
(阿波おどり実行委員会発表)
今年は,概ね好天に恵まれるとともに,8月11日(木)が国民の祝日「山の日」とな
り,8月12日(金)を休日にすると山の日と合わせて4連休となる曜日配列であったこ
と等により増加したと考えられる。
また,今年の最高気温は昨年と比較して2℃以上高い日が多かったため,入込客数の増
加は空調のある屋内施設に偏り,屋外施設は伸び悩む傾向が見られた。
(地域別事項)
県東部の観光施設のうち,徳島市周辺では,文化の森総合公園の「トクシマ恐竜展」が
好評で,昨年比315%という大幅な伸びを記録したが,トクシマ動物園や神山森林公園
イルローザの森等の屋外型施設は減少した。
また,鳴門地域においては,大塚国際美術館が1~3月の全国放送のテレビ番組で紹介
されたことに続き,ゴールデンウィーク以降も全国放送されたこともあり,昨年比152.
8%という大きな伸びを記録したが,大鳴門橋架橋記念館「エディ」は減少となった。
県南部の観光施設では,最高気温が高かった影響が考えられ,全ての施設で減少した。
県西部の観光施設では,祖谷のかずら橋,吉野川ハイウェイオアシスが増加し,その他
は減少した。