1/2 03b. 業務機能要件詳細条件 112.統合型被災者支援

03b. 業務機能要件詳細条件 112.統合型被災者支援
出力リスト等が業務機能要件表と同詳細条件に分かれて記載されているのは、業務上必須であるものと、業務を効率的に遂行するために必要なものとの違い。
○機能要件
機能(レベル01)
機能(レベル02)
共通
条件
貸付情報の検索としては、カナ氏名(あいまい検索)、氏名、宛名番号、貸付番号等での検索ができること。
検索後の情報としては、一覧表示し、並び順を変更できること。
すべての情報は世帯単位で管理できること、また、世帯分離にも対応すること。
112.1 災害援護資金
112.1.1 貸付
申込者について、住基情報から検索できること。
申込内容として、「災害援護資金借入申込書」の記入項目を入力できること。
申込世帯について、同一世帯における重複貸付の場合、エラーチェックされること。
申込世帯について、被災時及び現在において同住所世帯分離がある場合は、その旨表示されること。
申込内容の入力画面において、申込者が57歳以上の場合、「連帯保証人が必要」の旨、表示されること。
申込内容の入力画面において、申込世帯のり災判定、世帯主の負傷の有無及び貸付限度額が表示されること。
申込内容の入力画面において、世帯の平成22年度及び直近年度の所得が表示されること。所得制限額を超える場合はエラー
チェックされること。また、低所得世帯の場合、「連帯保証人が必要」の旨、表示されること。
対応経過等の履歴を管理できること。
申込内容について、決裁用の審査票を印刷ができること。
貸付承認の場合は決定通知書、借用書及び決裁用の償還計画表、貸付不承認の場合は不承認決定通知書を印刷できるこ
と。
貸付決定者送付用の償還計画表を印刷できること。
112.1.2 債務者管理
債務者管理画面において、債務者が市外に転出した場合、その旨表示されること。
債務者管理画面において、債務者が死亡した場合、その旨表示されること。
112.1.3 連帯保証人管理
保証人情報については、住基情報から検索できること。
申込時における保証人情報の管理ができること。
保証人について、他保証人になっている場合、エラーチェックされること。
保証人の入力画面において、保証人が市内在住の場合、直近年度の所得が表示されること。
保証人情報について、変更等の履歴を管理できること。
保証人管理画面において、保証人が市外に転出した場合、その旨表示されること。
保証人管理画面において、保証人が死亡した場合、その旨表示されること。
112.1.5 償還(債務者)
一部繰上返済における償還計画のシミュレーションができること。
一部繰上返済においては、回数固定、回数指定の管理ができること。
繰上償還方法として、一括繰上返済、一部繰上返済ができること。
繰上償還において、納入通知書を送付する旨の文書を作成できること。
112.1.6 分納
償還完了した場合、借用書等を返還する旨の文書を作成できること。
償還計画としては、調定情報として管理可能とし、据置期間内の場合は、任意に調定情報の登録ができること。指定回数におけ
る調定情報の登録を行いたい場合は、回数を指定したうえで、再計算ができること。
償還期間内における償還計画については、年賦、半年賦の場合、該当する償還日前において、指定回数の分割納付設定がで
きること。
償還計画の変更が発生した場合、保存前に償還計画表の出力ができること。
違約金計算については、利率をパラメータ化し、計算ができること。※利率については、1月以内、1月以降で登録できること。
112.1.7 時効
時効起算日は、自動で設定されるほか、任意で設定することもできること。
112.1.8 償還(県充て)
償還計画に変更が生じた借受人について、調査対象期間の末日における償還計画を一括出力できること。
県貸付回毎に償還計画を管理・集計し、償還計画の変更を反映させた償還調書(市と県)を出力できること。
112.1.9 申請・報告
県報告対象の貸付について、償還計画を一括出力できること。
県報告対象の貸付について、償還調書(市と県)を出力できること。
112.1.10 月報
貸付及び償還があった月毎に、貸付及び償還を集計できること。
112.1.12 調査
全債務者のうち、償還完了した者や自己破産した者等を除外した「調査対象者リスト」を出力できること。
提出依頼文書及び現況届(様式)を一括出力できること。
調査結果を入力できること。
対応経過を履歴で管理できること。
調査結果をリスト化・集計できること。
112.2 被災者生活再建支 112.2.1 審査結果入力
援金基礎支援金
112.2.2 申請受付
112.2.4 支給情報受取
生活再建支援金画面において、被災時世帯情報の参照ができること。
重複支給が発生しないよう、登録時にエラーチェックがされること。
生活再建支援金情報として、受領者の管理ができること。
登録情報については、県からの支給番号の管理ができること。
112.2.5 返還
返還理由を管理できること
112.2.6 報告等
種別ごとに金額、件数の集計が出力されること
112.3 被災者生活再建支 112.3.1 審査結果入力
援金加算支援金
112.6.2 申請受付
112.2.4 支給情報受取
生活再建支援金画面において、被災時世帯情報の参照ができること。
重複支給が発生しないよう、登録時にエラーチェックがされること。
生活再建支援金情報として、受領者の管理ができること。
登録情報については、県からの支給番号の管理ができること。
112.4 災害弔慰金
112.6.5 返還
返還理由を管理できること
112.2.6 報告等
種別ごとに金額、件数の集計が出力されること。
112.4.1 申請受付
最新住記情報を取込むことで、最新世帯情報の参照ができること。
112.4.2 支給審査
弔慰金の申請者、受領者を管理すること。
死亡者が主たる生計維持者か否かを管理できること。
直接死、関連死等の死亡理由を管理できること。
112.4.5 返還
返還理由及び金額を管理できること。
112.4.6 報告等
県への報告書を作成できること
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112.5 災害障害見舞金
112.6 災害義援金
112.5.1 申請受付
最新住記情報を取込むことで、最新世帯情報の参照ができること。
112.4.3 支給
災害障害見舞金支給後に死亡し、災害弔慰金支給対象と決定された場合はその支給差額データを保持できること。
112.5.5 返還
返還理由及び金額を管理できること。
112.5.6 報告等
県への報告書を作成できること
112.6.1 管理
義援金区分(国1次、市1次等)のマスタ登録が可能なこと。
112.6.2 申請受付
最新住記情報を取込むことで、最新世帯情報の表示ができること。
人的被害情報としては、受領者に対し、対象者の情報及び義援金区分、判定区分、振込情報が一覧で確認できること。また、孤
児、遺児、高齢障害者施設入所の区分も登録可能なこと。
受領者情報として、「人的被害」、「住家被害」の情報は、個別に参照できること。
人的被害情報において、修正が発生した場合は、対象情報を選択し、任意に変更できること。
112.6.4 支給
義援金について、新規の区分が発生した場合、複写元、複写先を指定し義援金情報の複写ができること。
義援金区分における判定区分(人的の場合:死亡、行方不明、住家の場合:全壊、大規模半壊等)に応じた設定金額の事前登
録ができること。
住家被害情報としては、受領者に対し、被害状況及び義援金区分、判定区分、振込情報が一覧で確認できること。
住家被害情報において、修正が発生した場合は、対象情報を選択し、任意に変更できること。
112.6.5 差額支給
住家被害情報としては、被災状況の変更により、複数回の登録ができ、差額支給の計算ができること。
112.6.6 返還
義援金について、誤支給等返還の要求が発生した場合、支給済み義援金情報単位に返還情報の経過情報登録ができること。
112.7 東日本大震災被災 112.7.1 申請受付
者危険住宅移転事業補
112.7.2 審査結果入力
助金
112.7.4 交付
重複支給が発生しないよう、登録時にエラーチェックがされること。
審査結果入力時において、住宅再建事業補助金の利用有無を確認できること。
交付データを保持し、追加交付があった場合は個別に管理できること。
112.7.5 返還
返還が必要な場合は返還所要額を管理できること。
112.7.6 月報
毎月の交付件数、交付金額を管理し、財源ごとに計算され出力されること。
112.8 東日本大震災被災 112.8.1 申請受付
者住宅再建事業補助金
112.8.2 審査結果入力
重複支給が発生しないよう、登録時にエラーチェックがされること。
審査結果入力時において、危険住宅移転事業補助金の利用有無を確認できること。
生活再建支援金支給基礎支援金の支給の有無を確認できること。
生活再建支援金支給加算支援金の支給の有無を確認できること。
112.8.4 交付
交付データを保持し、追加交付があった場合は個別に管理できること。
112.8.5 返還
返還が必要な場合は返還所要額を管理できること。
112.8.6 月報
毎月の交付件数、交付金額を管理し、財源ごとに計算され出力されること。
112.9 復興公営住宅等移
112.9.1 申請受付
重複支給が発生しないよう、登録時にエラーチェックがされること。
転事業補助金
112.9.4 支給
交付データを保持し、世帯別に管理できること。
112.9.5 返還
返還が必要な場合は返還所要額を管理できること。
112.9.6 月報
毎月の交付件数、交付金額を管理し、財源ごとに計算され出力されること。
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